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国際特許分類[G10D1/06]の内容

国際特許分類[G10D1/06]に分類される特許

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【課題】調弦の際のナット溝底に対する弦スライド量をできるだけ小さくすることにより溝底の摩耗を最小限に食い止め、ローラ付きナットの寿命を延ばすことができる弦楽器の昇降調弦装置及び方法を提供する。
【解決手段】弦楽器101の指板103とヘッド105の上に張られナット溝106gで維持された複数の弦109の下に挿入してヘッドもしくは指板の上に設置するベース板と、当該ベース板と弦との間に配する弦維持構造と、当該弦維持構造を当該ベース板に対して降下可能に上昇させて弦を押し上げる昇降構造と、により弦楽器の昇降調弦装置1を構成する。この装置は、押し上げた弦をテンション方向に往復スライド可能に個別維持するように構成してあり、個別維持によりナット溝底に対する負担を軽減する。 (もっと読む)


【課題】 弦の張力によるベース部材の曲がり変形を軽減して、演奏中に楽音に効果を良好に付加することができる弦楽器を提供する。
【解決手段】 表裏両面側に弦4が張られたベース部材3と、このベース部材3に張られた弦4のうち、演奏操作をする表面側の弦4と反対側に位置する裏面側の弦4の張力を変化させる弦張制御部材21とを備えている。従って、ベース部材3の表裏両面側に張られた弦4によって、そのベース部材3に対する弦4の張力による曲げモーメントを相殺することができ、これにより弦4の張力によるベース部材3の曲がり変形を軽減することができると共に、演奏中に弦張制御部材21を操作することにより、楽音の音高を変化させて楽音に効果を良好に付加することができる。 (もっと読む)


【課題】弦楽器における弦の弦弾先端部への引っ掛かり具合を掴み易くして奏者の思い通りに弦を弾かせて演奏することができる弦楽器用ピックを提供する。
【解決手段】弦楽器用ピック100は、樹脂素材を略三角形状の薄板状に成形した本体部101を備える。本体部101の各角部には、弦楽器の弦を弾くための弦弾先端部102が円弧状に形成されている。本体部101の周縁部における各弦弾先端部102の間には、弦を弦弾先端部102に導くための円弧状のガイド部103がそれぞれ形成される。本体部101の周縁部におけるガイド部103と弦弾先端部102との間の部分には、屈曲部104が形成されている。屈曲部104は、ガイド部103上を変位する弦の変位を妨げる側に曲がった円弧状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 従来の弦楽器のフレット、フレット板または指板の調整方法は、弦を外したり緩めたりしてから、フレットを削っていくという作業が一般的であった。弦を外しての調整は完璧とは言えず、弦を装着することで、再度バランスが崩れてしまう。
【解決手段】 フレット、フレット板または指板をまっすぐに調整するための作業を、弦を装着したままできるような道具を考案した。まず、弦を外したり緩めたりする作業が不要になるよう、道具本体を弦と弦の間からの弦の下にもぐりこませることができる形状にした。さらに、部分的ではなく、第一フレットから最終フレットもしくは、フレット板や指板のナットから縦方向への端から端までを均等に削ることができるような長さをもたせた。それにより、仕上がりの精度が高いものとなる。 (もっと読む)


【課題】巻取軸を本体に取り付ける位置を変更可能にし、本体を小型化および薄型化して、様々な種類の弦楽器に取り付ける。
【解決手段】弦楽器用糸巻装置1は、弦楽器に取り付けられる本体10と、本体10に回転自在に支持され、一端部に摘み30を有するウォーム20と、ウォーム20と噛み合い、本体10に回転自在に支持されるウォームホイール40と、ウォームホイール40の軸方向の片側に接続されるとともに、弦楽器の弦を巻き取る巻取軸50とを備えている。そして、本体10の少なくとも二つの面には、巻取軸50を回転自在に支持するための軸受孔16a,16bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】表板の特定の領域を振動させることにより、弦楽器の音特性の向上を図ることの可能な弦楽器を提供する。
【解決手段】ギター1は、表板2等を有するボディ8を具備し、該表板2の表板内面15に沿って平行になるように配設される長手形状の横架連結部16と、横架連結部16のそれぞれの両端から長手方向に直交するように曲折された一対のコーン連結脚17a,17bと、横架連結部16の中央付近からコーン連結脚17a等の突出方向に沿って設けられたブリッジ連結脚18を有するブレースバー3が表板3に取付けられている。また、表板2には凹状に切削加工された一対の凹部21aが形成され、ブレースバー3のコーン連結脚17a等は、該凹部21a等に貼着された薄板状のコーン部4と接続されている。 (もっと読む)


弦楽器のネック上に固定するためのカポタストであって、弦係合領域が配置される第1アームと、ネック後側用の係合領域が配置される第2アームと、滑り軸受、ここで、該滑り軸受により前記第1アームが前記第2アーム上で変位するように保持されると共に、該滑り軸受は、開放方向が変位方向に対して直交する少なくとも1つのスロット又は少なくとも1つの溝により形成される変位案内部を有する、と、前記第1アーム上に形成される少なくとも1つの第1接触面と、前記第2アーム上に形成される少なくとも1つの第2接触面と、を含み、前記弦係合領域と前記ネック後側係合領域との間隔を増加させる前記第1アーム及び前記第2アームの離間可動が、前記少なくとも1つの第1接触面と前記少なくとも1つの第2接触面との接触によりロック可能であり、前記開放方向が、前記第1接触面に対して少なくともほぼ平行に且つ前記第2接触面に対して少なくともほぼ平行に配向される、カポタスト。
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【課題】木材資源を無駄にすることなく低コストでの提供が可能であり、割れ等が生ずる虞れがない楽器を提供すること。
【解決手段】圧縮された木材より製造されたボディ11を有する楽器(マンドリン)1において、ボディ11は、木材を削り取って目標とする三次元形状に対応し所定の肉厚を有する三次元形状をなすブランク材(10)を作成した後、該ブランク材(10)を大気よりも高温高圧の水蒸気雰囲気下で軟化させ、軟化させたブランク材(10)をコア金型(21)とキャビティ金型(22)との間に配置して、コア金型(21)を下降させることによりブランク材(10)を一方向に圧縮して成るものである。特に、ブランク材(10)の圧縮は、コア金型(21)により該ブランク材(10)の端面(10a)の少なくとも一部を押圧して圧縮力を付与することを含むことが好ましい。 (もっと読む)


互いに距離を置いてフレット板の長さ方向に沿って並べられフレット板を横切るように延在する複数のフレットを具えた楽器に用いられる装置である。フレット板の上には、フレット板に沿って前記フレットの上をフレットに直交する方向に延在し、音を生成する振動を発生するよう長さ方向にテンションをかけられた弦(8)が設けられ、弦の振動部分の長さは、弦を選択可能なフレットに押し付けることによるピッチの変化に応じて変化する。
少なくともフレットのいくつかは、少なくとも1本の弦(8)の下に配置されフレット直線部分(18)を具え、このフレット直線部分は、同じフレットにある他のフレット部分に対して弦の長さ方向にずれている。この装置の製造方法において、正しい調音のため、弦(8)とフレットとの接触点に対するフレット板上の位置に対応する値が測定され、それに基づいて、フレット板上の接触点に対する先に決定された測定値で、対応するフレット溝がフレット板を横切る方向に個別に彫られ、そのあと、比較的柔らかい材料よりなる元型材料が溝に押し込まれ、対応するフレット元型が作られる。このフレット元型の周囲に鋳型が形成され、それに基づいて、鋳型の中でフレットが鋳造されるが、このフレットは、このあと、フレット溝に挿入される。金属ガラス材料よりなる楽器の弦についても記載されている。
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【課題】 フレット付きの弦楽器では、左手の指で絃を指板上に押し付けながらフレット間を移動するとき、指頭にフレットの先端が強く当るので、フレット間を滑らかに移動することは、かなりの熟練を要する。複数の指でコード和音を、フレット間を移動しながら演奏することは、更なる技巧を要する。
【解決手段】 従来の指板から直立したフレットを指板とフレットの先端部を滑らかな面で接合した波形フレットに代替することで、フレット間の移動は極めて滑らかとなり、演奏技術の向上と、音楽表現の創造を生み出すことを特徴とする。 (もっと読む)


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