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国際特許分類[G10K15/00]の内容

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【課題】FIRフィルタの振幅特性と音響空間の振幅特性のピークの周波数同士が一致することによる聴感上の障害の発生を未然に防ぐ。
【解決手段】CPU61は、操作部65によって選択された目標音響空間のインパルス応答データを外部記憶装置90から取得してRAM62に記憶する。次にRAM62内のインパルス応答データに対して、そのインパルス応答データの振幅特性の概形を残しつつ当該振幅特性の細かなピークを除去する振幅特性平滑化処理を施す。CPU61は、振幅特性平滑化処理を施したインパルス応答データをFIRフィルタ53−iに設定する。 (もっと読む)


【課題】音響調整において空間影響成分と位置影響成分の各々を別個独立に把握し、各々を定量的に調整することを可能にする。
【解決手段】音響システムに含まれるスピーカを音響空間の音の反射面から遠ざけてその音響空間内に配置し、当該スピーカから放射される音のサービスエリア内の遠方の複数の位置にマイクロホンを配置してインパルス応答を計測する。そして、それらインパルス応答から算出される各周波数応答の平均と予め定められた目標特性との差分から空間影響成分を特定する。次いで、当該スピーカを本来の設置位置に配置し、そのサービスエリア内の遠方の複数の位置にマイクロホンを配置してインパルス応答を計測する。そして、それらインパルス応答から算出される周波数応答の平均と上記目標特性との差分から位置影響成分を特定する。 (もっと読む)


【課題】室内インパルス応答の測定において、精度の高いインパルス応答を取得可能な音響装置を提供する。
【解決手段】発音間隔を空けて、音響空間の音響特性を算出するための測定用信号を複数周期発音する。発音された信号を収音して収音信号を取得する。収音信号を周期毎に切り出していき、切り出された各周期信号の加算平均および測定用信号から音響空間の音響特性を算出する。発音に先立って、音響空間の背景雑音信号を測定し、背景雑音信号の周波数特性のピーク周波数成分を検出する。検出されたピーク周波数成分が加算平均の時に相殺されるように、発音する測定用信号の周期数および発音間隔を制御する。 (もっと読む)


【課題】バルコニー席が設けられた音響空間におけるバルコニーの下にいる受聴者が感じる空間感を改善する。
【解決手段】CPU25は、当該フィルタ係数h(m=0,1,2…M)と音源90とその近傍のマイクロホン1L及び1Rの間のインパルス応答IRssとの畳込み演算結果であるインパルス応答の実効値波形の傾きが、音源90とバルコニー86上のマイクロホン2L及び2Rとの間のインパルス応答UpsideIRの実効値波形の傾きに近似するフィルタ係数h(m=0,1,2…M)を求める。そして、このフィルタ係数h(m=0,1,2…M)をFIRフィルタ16L−k及び16R−kの畳込み演算に使用するフィルタ係数h(m=0,1,2…M)とする。 (もっと読む)


【課題】音場補正を行うディジタルフィルタの係数配列を少ない演算量で設定できる係数設定方法、係数設定装置、及び係数設定プログラム、並びに音場補正方法を提供する。
【解決手段】測定音を集音したマイクロフォンから出力される信号の信号値を標本化するステップS11と、測定音を出力したスピーカへ音声信号を出力するディジタルフィルタの第1係数を、基準信号値に設定するステップS04と、ディジタルフィルタが第1係数を用いて演算処理する音声信号に比べて所定時間だけ異なる時刻の音声信号に対する演算処理に用いられる第2係数を、第1係数に設定された信号値の標本化時刻に比べて所定時間だけ異なる時刻において標本化された信号値の反数(つまり、補正済歪信号)に設定するステップS05と、を有する。 (もっと読む)


【課題】音場補正を行うディジタルフィルタの係数配列を少ない演算量で偶対称に設定できるディジタルフィルタの係数設定方法、係数設定装置、及び係数設定プログラム、並びにディジタルフィルタを用いた音場補正方法を提供する。
【解決手段】測定音を集音したマイクロフォンから出力される応答信号の信号値を標本化するステップS11と、測定音を出力したスピーカへ音声信号を出力するディジタルフィルタの基準係数を、基準信号値に設定するステップS04と、ディジタルフィルタが基準係数を用いて演算処理する音声信号よりも、所定時間だけ前の音声信号に対する演算処理で用いられる第1係数と、所定時間だけ後の音声信号に対する演算処理で用いられる第2係数とを、基準係数に設定された信号値の標本化時刻よりも所定時間だけ前又は後の時刻において標本化された信号値の反数(つまり、補正済歪信号)に設定するステップS05と、を有する。 (もっと読む)


【課題】少ないマイクロホンで得た観測信号を用いてあらゆる方向の放射指向特性を推定する。
【解決手段】この発明の放射指向特性推定方法は、収音過程と最低観測点数算出過程と補間点数算出過程と放射指向特性推定過程とを含む。収音過程は、音源を中心に、所定の間隔を空けてL個配置されるマイクロホンを用いて当該音源からの観測信号を必要な周波数毎に得る。最低観測点数算出過程は、音源の周囲の長さQを、周波数毎の波長の8分の1以下の波長で除した数から1を引いた数を最低観測点数Mとして周波数毎に求める。補間点数算出過程は、マイクロホンの数Lを最低観測点数M+1で除した値に1を加えた値を、放射指向特性を補間する補間に用いる観測点の個数Nとして求める。放射指向特性推定過程は、補間に用いる観測点の個数Nの観測信号を用いて補間して観測点の間の位置の放射指向特性を推定する。 (もっと読む)


【課題】聴感上の違和感を抑止する。
【解決手段】実施形態の音響補正装置は、入力手段と、算出手段と、分割手段と、変換手段と、抽出手段と、合成手段と、生成手段と、を備える。入力手段は、再生音場を伝播した音声信号を入力する。算出手段は、音声信号からインパルス応答を算出する。分割手段は、直接音又は初期反射音を含む第1の時間領域と、残響音成分を含む第2の時間領域とで、インパルス応答を分割する。変換手段は、分割されたインパルス応答を、それぞれ周波数スペクトルに変換する。抽出手段は、第1の時間領域から変換された周波数スペクトルの振幅成分と比べて、第2の時間領域から変換された周波数スペクトルの振幅成分が相対的に高いピークを有する周波数成分を特定し、共鳴成分として抽出する。合成手段は、予め定められた特性と、抽出された共鳴成分を減衰させる特性と、を合成する。生成手段は、合成された特性に補正する。 (もっと読む)


【課題】 電子楽器等の音響機器において、部屋の素材や寸法に対応する音場補正を簡単に行えるようにする。
【解決手段】 部屋の各壁および床、天井の表面素材を素材選択リストボックス102,112,122,132,140,142において入力し、各壁の窓ガラスの有無および大きさを窓ガラス選択リストボックス104,114,124,134において入力し、電子楽器から各壁までの距離および天井の高さをテキストボックス106,116,126,136,144に入力すると、その部屋の周波数特性を計算し、その周波数特性を補償する周波数特性を音場補正フィルタに自動的に設定するようにした。 (もっと読む)


【課題】移動するリスナーや広い領域に分布するリスナーに対して音場をリアルに再現しながら、マイクロホンやスピーカーの個数を少なくする。
【解決手段】音響空間再生装置は、互いに離して配置される複数の収音点に配置している複数組のマイクユニット1で収録した音を、マイクユニット1の収音点4と相対的に同じ位置に離しているスピーカーユニット3で再生する。マイクユニット1とスピーカーユニット3は、指向方向を水平面内において放射状に向けて配置してなる3組以上の指向性のあるマイクロホン5とスピーカー6を備える。各々のスピーカー6が音を放射する向きは、マイクロホン5の指向方向と相対的に同じ向きであって、マイクロホン5が収音する音波の進行方向に対して、スピーカー6から放射される音波の進行方向が逆方向となるように配置している。 (もっと読む)


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