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国際特許分類[G21C15/02]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 炉心を有する圧力容器内の冷却系;特定の冷却材の選択 (522) | 熱を冷却材に伝達する径路の構造または配置,例.燃料要素の支持物を通して冷却材を循環するためのもの (118)

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【課題】二重容器漏れ事故のような仮想事象の発生を仮定しても、原子炉冷却材の保持機能を維持し、原子炉冷却材の過度の温度上昇を安定に抑制する。
【解決手段】液体金属冷却原子炉1は、原子炉容器4と、原子炉容器4を密閉格納する格納容器6および格納ドーム7と、格納容器6を囲む収納空間を介して格納容器6を包囲する外周コンクリート構築物17と、外周コンクリート構築物17のコンクリート部の収納空間側に設けられたライナー16と、ライナー16と外周コンクリート構築物17の間に設けられた温度上昇緩和機構を備える。温度上昇緩和機構は、液体金属冷却原子炉1の出力運転時の原子炉冷却材の温度より低い融点をもつ蓄熱材を有する蓄熱部18と、原子炉容器4から格納容器6を通って漏えいした原子炉冷却材から熱を除去するための冷却部19と、を有する。 (もっと読む)


【課題】加圧水型原子炉の入口ノズル付近での流動の双安定事象の発生を抑制する。
【解決手段】加圧水型原子炉は、原子炉容器11と、原子炉容器11の内側面との間でダウンカマ13を形成する炉心槽12と、下部炉心支持板15と、複数の燃料集合体を収容する炉心16と、上部プレナム17と、原子炉容器11の冷却材出口ノズル22とを具備する。連絡部25は、ダウンカマ13を横切り上部プレナム17と冷却材出口ノズル22間の流路を構成する。仕切り部51は、ダウンカマ13内で連絡部25の外側に形成され、冷却材入口ノズル21から流入した冷却材のダウンカマ13における双安定流動の発生を抑制するためにダウンカマ13内の空間の一部を周方向に仕切る。 (もっと読む)


【課題】加圧水型原子炉の原子炉圧力容器内のダウンカマ部での冷却材の流れによる励振力を低減させ、炉内構造物に生じる流体励起振動を抑制する。
【解決手段】加圧水型原子炉は、原子炉圧力容器1と、原子炉圧力容器1の内側面との間で環状流路部9を形成するコアバレル2と、原子炉圧力容器1側面に形成された複数個の冷却材出口ノズル5a、bおよび複数個の冷却材入口ノズル4a〜4dと、環状流路部9に設置され冷却材入口ノズル4a〜4dから流入した冷却材の、環状流路部9の下部における流速分布を均一化させる流動抵抗板21とを具備する。 (もっと読む)


【課題】冷却材の局所的な流量低下を防止し、燃料集合体の流量分布の安定性及び均一化を図った炉内構造物を提供する。
【解決手段】軸を鉛直方向として設置された原子炉圧力容器1と燃料集合体2との間に設けられた炉心槽3と、炉心槽3の下側に設置され、原子炉圧力容器1の入口ノズル4から流入する一次冷却材12の燃料集合体2への流量配分を調整する流入孔14aが複数形成された多孔部材14と、炉心槽3の径方向を位置決めする位置決め部材15と、を備える炉内構造物であって、多孔部材14に対して位置決め部材15を一次冷却材12の流れの下流側に配置した。 (もっと読む)


【課題】原子炉の起動時等に発生する原子炉容器壁面の熱応力を緩和できる原子炉容器構造を提供する。
【解決手段】炉心11を収納した原子炉容器10A内に、液体金属の冷却材を充填した液面上部に不活性ガス充填空間Gが形成されている有液面空間を設け、該有液面空間の容器壁面内側に、原子炉定常運転時の冷却材液面より高い位置まで有底の内筒20を設置して形成された冷却材滞留槽22を備えている原子炉容器構造であって、内筒20から離間した内側に下端部を充填完了時の液面内まで延在させた仕切部材25を設けて有液面空間の内部を内側空間Gi及び外側空間Goに分割し、冷却材の液体金属が、内側空間Gi及び外側空間Goの不活性ガス充填圧力を相対的に変化させて生じる圧力差を利用して冷却材滞留槽22に充填される。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体内の冷却材流量の増加時での燃料集合体の出力の増加を低減し、熱的余裕を向上できる原子炉炉心を提供する。
【解決手段】炉心5Aは、最外層領域9よりも内側に複数の燃料集合体10及び11を配置する。燃料集合体10は、燃料支持金具内に形成され、入口に第1オリフィスを設けた第1冷却水通路に連絡される。燃料集合体11は、燃料支持金具内に形成され、入口に第2オリフィスを設けた第2冷却水通路に連絡される。第1オリフィスの圧力損失は第2オリフィスのそれよりも小さい。複数の燃料集合体10の4つの側面に隣接する燃料集合体10の体数が1以下であり、残りのその側面に燃料集合体11が隣接して配置される。燃料集合体10は、冷却水流量が増加するが、出力の低い燃料集合体11が3体以上隣接しているので、出力の上昇割合が抑制される。 (もっと読む)


【課題】スロッシング(液面揺動)の振動による壁冷構造の自励振動を低減する原子炉容器を提供する。
【解決手段】原子炉容器は、原子炉容器の外筒と、外筒の内側に配置される構造体であり、構造体と外筒との間隙にある冷却材が原子炉容器の内側へオーバーフローして乗り越える外側壁冷ライナと、外側壁冷ライナとの間でオーバーフローした冷却材を間隙に戻すための戻り流路を形成する内側壁冷ライナと、 オーバーフローした冷却材の一部、又は外側壁冷ライナと内側壁冷ライナとの間隙の冷却材の一部に接し、かつ外筒の周方向に複数配列された自励振動防止部材と、を含み、自励振動防止部材の配列が外筒の周方向に不規則な配列を含む。 (もっと読む)


【課題】加圧水型原子炉において、燃料集合体への冷却材の供給の半径方向分布の偏りを減らす。
【解決手段】加圧水型原子炉は、原子炉圧力容器11と、原子炉圧力容器11内に設けられて原子炉圧力容器11の内側面との間で環状のダウンカマ14を形成する円筒状の炉心槽13と、炉心槽13内に配置された炉心と、炉心の下方で水平方向に広がるように設けられて多数の上向き流通孔80が形成された下部炉心支持板17と、下部プレナム16とダウンカマ14の底部とを区画して、ダウンカマ14の底部から下部プレナム16への流路となる複数の内向き流通孔83が形成された円筒状多孔板31と、を有する。内向き流通孔83は、下部プレナム16に開口する側で下部プレナム16に向かって上昇する向きに傾斜している。 (もっと読む)


【課題】圧力容器上部ヘッド内における非凝縮性気体の集積を防止しさらにプラントテスト及び停止においてRPVが充満された時における空気逸出のためのベントを形成する。
【解決手段】上部ヘッド29に配管を設け、該配管は、上部ヘッド29から下向きに延びかつ原子炉の外部に通り抜けて、該上部ヘッド29上に外部配管がない状態で気体が原子炉の外部に逸出するか又は強制的に通気されるのを可能にする。配管は、取外し可能に噛合う上部及び下部セクションを含むことができる。取外し可能な噛合せは、圧縮可能ベローズ及び対応するファネルを含むことができる。配管は、炭素鋼、ステンレス鋼及び/又はNi−Cr−Fe合金を含む原子炉安全材料で製作される。 (もっと読む)


【課題】ダウンカマを流下する一次冷却材を周方向に均一化し、燃料集合体に均等に分布した一次冷却材を与える。
【解決手段】複数の入口ノズル4が接続された原子炉圧力容器1と、多数の燃料集合体2を囲む炉心槽3と、前記原子炉圧力容器1と炉心槽3との間に形成されたダウンカマ6と、前記ダウンカマ6の下方に配置され炉心槽3と原子炉圧力容器1とを位置決めするラジアルキー23と、を有する原子炉の炉内構造物において、前記ラジアルキー21は炉心槽3側に設けられた内側部材と、前記原子炉圧力容器1側に設けられた外側部材とを有し、前記外側部材と前記内側部材の間に流路が設けられている。 (もっと読む)


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