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国際特許分類[G21C3/328]の内容

国際特許分類[G21C3/328]に分類される特許

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【課題】沸騰水型原子炉(BWR)の炉心に適用する軽水炉の炉心及び軽水炉用燃料集合体を提供する。
【解決手段】BWRの炉心流量が、炉心に装荷される新燃料集合体に含まれるTRU(超ウラン核種)中のPu−239の割合に応じて、特性から定まる設定炉心流量になるように調節される。BWRの各運転サイクルを通して炉心流量が設定炉心流量に保持される。このため、BWR炉心から使用済み燃料集合体として取り出された時点でこの燃料集合体に含まれるTRUの複数の同位元素の割合が、その燃料集合体がBWR炉心に装荷される新燃料集合体の状態で含まれるTRUのそれらの同位元素の割合と実質的に同じになる。新燃料集合体に含まれる全てのPu中に占めるPu−239の割合が3%〜50%の範囲で、全てのPu中に占めるPu−240の割合が35%〜45%の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】安全上の制約条件を守りつつ核不拡散抵抗性をより大きくし、燃焼度をより高めることができ、かつ多重リサイクルが可能で超ウラン核種の有効利用を図ることができる軽水炉の炉心及び燃料集合体を提供する。
【解決手段】BWRの炉心流量が、炉心に装荷される新燃料集合体に含まれるTRU中のPu−239の割合に応じて図2に示す特性から定まる設定炉心流量になるように調節される。BWRの各運転サイクルを通して炉心流量が設定炉心流量に保持される。このため、BWR炉心から使用済み燃料集合体として取り出された時点でこの燃料集合体に含まれるTRUの複数の同位元素の割合が、その燃料集合体がBWR炉心に装荷される新燃料集合体の状態で含まれるTRUのそれらの同位元素の割合と実質的に同じになる。新燃料集合体に含まれる全てのPu中に占めるPu−239の割合が40%〜50%の範囲で、全てのPu中に占めるPu−240の割合が35%〜45%の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】安全上の制約条件を守りつつ核不拡散抵抗性をより大きくし、燃焼度をより高めることができ、かつ多重リサイクルが可能で超ウラン核種超ウラン核種を減少することができる軽水炉の炉心及び燃料集合体を提供する。
【解決手段】BWRの炉心流量が、炉心に装荷される新燃料集合体に含まれるTRU中のPu−239の割合に応じて図2に示す特性から定まる設定炉心流量になるように調節される。BWRの各運転サイクルを通して炉心流量が設定炉心流量に保持される。このため、BWR炉心から使用済み燃料集合体として取り出された時点でこの燃料集合体に含まれるTRUの複数の同位元素の割合が、その燃料集合体がBWR炉心に装荷される新燃料集合体の状態で含まれるTRUのそれらの同位元素の割合と実質的に同じになる。新燃料集合体に含まれる全てのPu中に占めるPu−239の割合が3%以上40%未満の範囲で、全てのPu中に占めるPu−240の割合が35%〜45%の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】燃料の濃縮度に影響を受けることなく、局所出力分布を平坦化することができる燃料集合体を提供する。
【解決手段】第1の濃度の可燃性中性子毒物を含有する第1の毒物入り燃料棒12と、燃料集合体1の最外周の少なくとも一部に配置され、第1の濃度よりも高い第2の濃度の可燃性中性子毒物を含有する第2の毒物入り燃料棒13とを備える。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体の限界出力を向上させる。
【解決手段】沸騰水型原子炉の炉心に装荷される燃料集合体に、スペーサと複数の燃料棒と中間端栓付ウォータロッド41を備える。スペーサは、チャンネルボックスの内側を正方格子状に配列された複数の棒通過領域に仕切る。燃料棒は、被覆管に核燃料物質を収容したものであって、それぞれ棒通過領域を通過する。中間端栓付ウォータロッド41は、第1管部51と第2管部52と中間端栓6とを備える。第1管部51には、冷却材が流入する流入口4およびこの流入口4よりも高い位置で冷却材が流出する流出口5がいずれも側面に形成されている。第2管部52は、第1管部と同軸に配置されている。中間端栓6は、第1管部51と第2管部52との間を結合し、第1管部51中の冷却材の流れを阻害する。中間端栓付ウォータロッド41も棒通過領域を通過している。 (もっと読む)


【課題】燃焼を行なった金属燃料の少なくとも一部を再使用した燃料棒を簡易に製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】新燃料部24aと、燃料が燃焼する燃焼部24bとを備え、新燃料はウランを含み、運転サイクルの初期から末期にかけて、燃焼部24bが新燃料部24aに向かう方向に移動する原子炉の燃料棒22の製造方法であって、燃焼を行なった燃料棒22から機械的に被覆材23を除去して金属燃料体24を取り出す工程と、金属燃料体24の径を小さくする形状調整工程と、金属燃料体24を切断し、再使用する部分を分離する工程と、金属燃料体24の再使用する部分を未使用の被覆材23の内部に配置する配置工程とを含み、形状調整行程は、金属燃料体24を加熱しながら加圧することにより金属燃料体24の径を小さくする工程を含む。 (もっと読む)


【課題】軽水炉の経済性を損なうことなく安全余裕をさらに増大させることができる軽水炉の炉心を提供する。
【解決手段】軽水炉の炉心20は、上部ブランケット領域5A、上部燃料領域6A、内部ブランケット領域7A、下部燃料領域8A及び下部ブランケット領域9Aの5領域を含む核燃料物質領域12を有している。高さ283mmの上部燃料領域6の核分裂性Pu富化度は15.7wt%であり、高さ194mmの下部燃料領域8の核分裂性Pu富化度は20.2wt%である。上部燃料領域6の高さは下部燃料領域8の高さの1.46倍である。また、下部燃料領域8の核分裂性Pu富化度は、上部燃料領域6の核分裂性Pu富化度の1.29倍となる。 (もっと読む)


【課題】燃料の燃焼とともに燃焼部が新燃料部に向かって移動する原子炉の炉心において、冷却材の温度が上昇したときに炉心に印加される反応度が負になる炉心を提供する。
【解決手段】原子炉の炉心は、燃料集合体21と、運転サイクルの初期に燃焼部に含まれる領域に配置され、複数の燃料集合体21同士を互いに支持し、燃料集合体21同士の間隔を定める間隔調整板31とを備える。間隔調整板31は、温度が上昇すると膨張する材質で形成されており、炉心の冷却材の温度が上昇したときに間隔調整板31が膨張し、燃料集合体21同士の間隔が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】燃料の燃焼とともに燃焼部が新燃料部に向かって移動する炉心を備え、制御棒を用いなくても出力調整を行うことができる原子炉を提供する。
【解決手段】原子炉は、ウランを含む新燃料部と、燃料が燃焼する燃焼部とを備え、プルトニウムが核分裂することにより出力を発生し、運転サイクルの初期から末期にかけて、燃焼部が新燃料部に向かう方向に移動する炉心を備える。原子炉は、炉心内を流れる冷却材の温度が変化したときに、炉心の出力を変更可能な反応度が印加される反応度印加機構を備えており、炉心に流入する冷却材の温度を変化させる冷却材温度調整制御を行う。 (もっと読む)


【課題】経済性を損なうことなく初装荷炉心のコントロールセルに燃料集合体が長期間配置されても制御棒履歴効果が過度に大きくならないようにする。
【解決手段】コントロールセルに配置される低濃縮度燃料17には、制御棒14の中心に最も近い格子位置に冷却水が流通可能な欠損領域66が形成されている。また、欠損領域を通らない対角線20でチャンネルボックス52の内部を、欠損領域66を含む制御棒側領域15とそれ以外の反制御棒側領域16とに分割したときに、制御棒側領域15内の燃料棒53,54の平均濃縮度が反制御棒側領域16内の燃料棒53,54の平均濃縮度よりも低く、かつ、制御棒側領域15内の燃料棒の平均可燃性毒物濃度は反制御棒側領域16内にある燃料棒53,54の平均可燃性毒物濃度よりも低い。 (もっと読む)


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