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国際特許分類[G21C7/32]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 原子核反応の制御 (420) | 炉心の冷却材の流れの変化によるもの (7)

国際特許分類[G21C7/32]に分類される特許

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【課題】高温ガス炉において冷却材喪失事故が発生した場合にも、各種制限値を超えるような制御を行うことなく、原子炉を安全にかつ確実に冷温停止させること。
【解決手段】少なくとも、核反応を行う炉心を備えた原子炉圧力容器と、該原子炉圧力容器の周囲に一定の間隔を開けて設けられた炉容器冷却設備を有する高温ガス炉において、前記炉心を冷却する冷却材が喪失された場合、前記炉心の温度を上昇させるように運転することにより、原子炉を安全にかつ確実に冷温停止させる運転方法である。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントの熱出力を増加し、運転サイクルを長くした場合でも、燃料経済性を向上できる原子炉の運転方法及び原子力発電プラントを提供することにある。
【解決手段】一つの運転サイクルにおいて原子力発電プラントの運転を行う際に、運転サイクルの末期において原子炉出力が設定出力で運転されている原子炉の炉心に供給される冷却材の流量が増加するとき、原子炉に供給する給水の温度を低下させる。このような運転方法によれば、原子力発電プラントの熱出力を増加し、運転サイクルを長くした場合でも、燃料経済性を向上させることが出来る。特に、運転サイクル末期で炉心流量が増加した場合でも炉心入口での冷却材温度が上昇しないようにすることができ、運転サイクル末期での炉心流量増加時の反応度利得を、単に炉心流量を増加するときより大きくできる。 (もっと読む)


【課題】冷却材のボイド率制御を用いて良好な反応度制御を可能とすることで、燃焼初期にて余剰反応度を抑えつつプルトニウムを効率的に生成・蓄積し且つ燃焼後期にてプルトニウムを効率的に燃焼させること。
【解決手段】本発明では、燃料集合体5を支持すると共に制御棒ガイド路13を形成する燃料支持金具6を有し、燃料集合体5内部に案内されインチャンネル流となる冷却材の主流から分岐し、制御棒ガイド路を通って燃料集合体間に案内される冷却材のアウトチャンネル流が形成される沸騰水型原子炉において、制御棒10は、制御棒挿入方向Dに沿って間隔を置いて配置され且つ燃料支持金具6の制御棒ガイド路内壁15に向かって張り出す複数の凸条部14を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】炉心流量を変化させ或いは燃料棒に可燃性毒物を混入する手法とは別異なる手法をもって、燃焼初期の余剰反応度増大を制御でき且つ燃焼初期にプルトニウムを生成・蓄積して燃焼後期にプルトニウムを効率的に燃焼できる沸騰水型原子炉等を提供すること。
【解決手段】本発明では、燃料集合体の外殻を成して複数の燃料棒を格納する燃料チャンネルボックスの内側と外側に冷却材の流路が形成され、燃料チャンネルボックスの内側を流れるインチャンネル流の沸騰による蒸気をタービン駆動力とする沸騰水型原子炉において、冷却材のうち燃料チャンネルボックスの外側を流れるアウトチャンネル流Fo(図2、図6参照)の流量を、原子炉運転サイクル中に増減可能なアウトチャンネル流量制御機構50を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】自然循環沸騰水型原子炉(NCBWR)の出力レベルを制御するシステムを提供する。
【解決手段】出力レベルを制御するシステム14は、NCBWR10のアニュラス25に流入する給水を加熱して、炉心54を通って流れる再循環水の温度を、所定の再循環水運転温度より高く上昇させるための加熱サブシステム70を備える。さらに、アニュラス25に流入する給水の温度を検知する温度センサ74を備える。温度センサ74は、アニュラス25に流入する給水の温度を、アニュラス25に流入する給水の所定の運転温度より高い要求された温度に上昇するべく、加熱サブシステム18に対して命令する温度制御装置75と通信可能に接続されている。アニュラス25に流入する給水の温度を上昇することによって、再循環水の温度は所定の再循環水運転温度より高く上昇させられ、NCBWR10の炉心54で発生する出力レベルを低下させる。 (もっと読む)


【課題】自然循環型沸騰水型原子炉では、ATWS事象において、大量の蒸気による圧力上昇が原子炉圧力容器や原子炉格納容器の負荷となるという課題がある。
【解決手段】自然循環型沸騰水型原子炉のシュラウド壁22に前記シュラウド壁22の下部をダウンカマ14から下部プレナム10へ流通する冷却水の流路を備え、前記シュラウド壁22に前記流路の全部を閉鎖する流量閉止板3を上下動自在に装着し、前記流量閉止板3を前記閉鎖の位置から前記流路を全開させる位置との間で上下に駆動する駆動機構(保持装置2)を前記シュラウド壁22と前記流量閉止板3との間に装着してある自然循環型沸騰水型原子炉。
【効果】本発明の自然循環型沸騰水型原子炉は、ATWS発生時において、流量閉止板で冷却水の自然循環流を停止させ、原子炉内の沸騰を促進して負の反応度を投入し、原子炉出力を低下させることができる。 (もっと読む)


【課題】給水の温度を検知して、先行的に制御棒の駆動制御を行い、安定した出力を供給することのできる自然循環型原子炉の出力制御装置を提供する。
【解決手段】内部の冷却材の密度差によって冷却水を循環させる原子炉圧力容器6と、前記原子炉圧力容器6に接続し冷却水を供給する給水管33と、原子炉の出力を制御棒3で制御する出力制御部15とを備え、前記給水管33に超音波温度計12を設け、この超音波温度計12で検知した給水温度に基づいて、前記出力制御部15で制御棒3の駆動を制御する自然循環型原子炉の出力制御装置を構成する。 (もっと読む)


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