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国際特許分類[G21K5/08]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 他に分類されない粒子線または電磁放射線の取扱い技術;照射装置;ガンマ線またはX線顕微鏡 (3,185) | 照射装置 (1,473) | 照射されるターゲットまたは物体の保持具 (277)

国際特許分類[G21K5/08]に分類される特許

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【課題】液体金属ループに多くのベローズ13を用いるためコスト高になっていること。
【解決手段】この液体金属ループは、ノズル11と受け部12との間に液体金属を膜状に噴射することで陽子ビームのターゲットを形成するターゲット形成部1と、前記液体金属を循環させるループを構成する配管10とを有する。前記配管10の一部は、前記液体金属の噴射方向に平行に設けられ且つ非伸縮性の配管10のみから構成される。陽子ビームの照射により運転中に温度が上昇し、配管10が熱伸びするところ、前記ターゲット形成部1は液体金属を膜状に噴射して噴流でターゲットを形成するので、前記ノズル11と受け部12との間に構造物がなく、当該ターゲット形成部1により熱伸縮を吸収できる。このため、液体金属の噴射方向の配管10にはベローズ13を設けなくても良いので、製造コストを低減し、メンテナンス作業を削減できる。 (もっと読む)


【課題】液体金属のクエンチタンクの自由液面への入水時に気泡が乗ってしまうこと。
【解決手段】このクエンチタンクでは、前記筒体の中を液体金属が略水平方向に流れる間、液体金属に乗ってきた気泡が上昇して傾いて設置した分離板に当たり、当該分離板の表面で気泡同士が合体し成長する。成長した気泡は上昇速度が速くなるから、液体金属と共に流れつつ前記分離板の表面を伝って上昇して自由液面で消滅する。これにより、液体金属に載ってきた気泡を前記筒体内で分離できる。また、分離板により気泡が成長して上昇し易くなるので、気泡を分離するために必要な水平距離が短くて済む。このため、前記筒体が短くなるから、クエンチタンクを小型化できる。 (もっと読む)


【課題】陽子ビームの照射面積を増大すること。
【解決手段】ノズル10から噴射された液体リチウムの噴流は、ノズル10の形状に従って膜状に噴射され、液体リチウムターゲットを形成する。この液体リチウムターゲットの表面は、ノズル10の長辺11が波形状になっていることから、当該波形状に応じたトタン板状の波面が形成される。液体リチウムの噴流の速度は最大で20m/sであるため、ノズル10の長辺部分の波形状がそのまま定在波の自由液面として形成される。この定在波が形成され自由液面は、平滑な自由液面に比べて表面積が大きくなるので、陽子ビームを受け止める領域が増えて中性子の発生効率が高くなる。 (もっと読む)


【課題】溶液中の生物試料の高分解能X線顕微鏡観察を可能とする技術の提供。
【解決手段】試料液15中の観察試料16は第1のX線透過膜14aの裏面に吸着等されて保持される。鏡体内では、圧力差によってX線放射膜13およびX線透過膜14a、14bは外側に向かって凸となるように湾曲するが、X線透過膜14cは、第2の空洞部11b内のガスの膨張により、X線透過膜14a側に凸に湾曲する。この湾曲により、第1と第2のX線透過膜14a、14bの中央部での間隔は端部間隔に比較して広がることとなるが、X線顕微鏡観察で主要な視野領域でのX線光路長は、X線透過膜14b、14c間において長くなるものの、X線透過膜14a、14c間においては殆ど変化がない。従って、鏡体内部でX線放射膜およびX線透過膜が湾曲しても、X線光路長が長くなるのはX線吸収が生じないガス部11bにおいてであり、試料液15によるX線の吸収は抑制される。 (もっと読む)


【課題】陽子による部材の放射化を低減することが可能な複合型ターゲット、複合型ターゲットを用いる中性子発生方法、及び複合型ターゲットを用いる中性子発生装置を提供する。
【解決手段】複合型ターゲット8は、ベリリウム材料(又はリチウム材料)1と結晶配向性炭素材料2を重ね合わせて成る複合体の形状を有するターゲット3、及びターゲット3の側面及び内部に冷媒の流路5を有する冷却機構6を付帯している。冷媒の流路5としては、液体の冷媒の流路だけでなく、気体の冷媒の流路も設けることができる。ターゲット3には、大気側に位置するの結晶配向性炭素材料2の表面をシールするための真空シール4が施されている。 (もっと読む)


【課題】メンテナンス時に作業者が受ける放射線の影響を低減すると共に、減速体を設置する部屋の面積の増大を抑制することができる中性子線照射装置及び中性子線照射装置のメンテナンス方法を提供する。
【解決手段】本発明は、照射室Rm内の被照射体に中性子線を照射する中性子線照射装置1であって、荷電粒子を加速して荷電粒子線Pを出射するサイクロトロン2と、荷電粒子線Pが照射されることで中性子線Nを発生させるターゲット3と、サイクロトロン2とターゲット3とを接続する真空ダクト4と、ターゲット3で発生した中性子線Nを減速させるモデレータ5と、を備え、ターゲット3は、モデレータ5から離間するように移動可能である。 (もっと読む)


【課題】中性子線源におけるホットスポットの発生を抑制することができる中性子線発生装置及び中性子線発生方法を提供する。
【解決手段】
中性子線発生装置1は、固体重金属ターゲットに陽子ビームを照射することで、核破砕反応を起こし、中性子線を発生させる中性子線発生装置であり、陽子ビームを加速する陽子ビーム加速器10と、陽子ビームが照射されることで中性子線を発生する固体重金属ターゲット11と、固体重金属ターゲット11の被照射面に対して陽子ビームを走査照射する陽子ビーム走査部12とを備えている。 (もっと読む)


【課題】種類の異なる核種からなる超長寿命の放射性廃棄物を、効率良く短寿命の核種や安定核に変換すること。
【解決手段】円柱形状の放射性廃棄物処理用ターゲット1の中心軸の軸心部から第一ターゲット2、第二ターゲット3、モデレート層4、及び第三ターゲット5を前記中心軸の径方向外側に順次形成する。第一ターゲット2にはヨウ素129Iを、第二ターゲット3にはネプツニウム237Np、アメリシウム241Am、及びキュリウム245Cmを、第三ターゲット5にはヨウ素129I、テクネチウム99Tc、及びセシウム135Csをそれぞれ収納し、モデレート層4には水を満たす。第一ターゲット2にガンマ線を照射し、中性子を発生させる。さらに、この中性子を第二ターゲット3に照射し、中性子の数及びエネルギーの増倍を行う。増倍した中性子のエネルギーをモデレート層4で熱化しつつ、熱化した中性子を第三ターゲット5に照射する。 (もっと読む)


【課題】陽子による部材の放射化を低減するためのターゲット、該ターゲットに陽子を衝突させて低エネルギーの中性子、特に医療用の中性子を発生させるための中性子発生方法及び装置を提供する。
【解決手段】陽子による部材の放射化を低減させるためにリチウム材料及び非金属材料を複合して成る新規のターゲットを用いる。有害な速中性子が殆ど含まれていない中性子を発生させるために照射陽子として2MeV以上4MeV以下の範囲にある陽子を用いる。そしてまた、加速器として、小型の線形加速器を用いる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも、陽子による放射化能の低減、及び有害且つ放射化能の高い速中性子の低減が可能であり、且つターゲット材料の熱問題や水素脆化の問題を根本的に解決することが可能な中性子発生用ターゲットを提供する。
【解決手段】本発明の複合型ターゲットは、陽子を衝突させて中性子を発生させるためのターゲットが、ベリリウム及び非金属材料を複合して成る複合型ターゲットであり、該ベリリウムが、陽子線の進行方向に対して垂直な平面積以上の表面積を有することを特徴とする。 (もっと読む)


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