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国際特許分類[H01B12/02]の内容

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【課題】電流リード低温端への熱侵入量増加を抑制し、ばらつきの少ない安定した特性が得られるようにし、かつ作業性の向上を図った、高温超電導導体と支持部材との接続構成を備えた超電導電流リードとその製造方法を提供する。
【解決手段】極低温容器内に設置された超電導装置に対して、室温環境下の電源から電力を供給し、低温側の少なくとも一部に高温超電導線材を用いた高温超電導導体部を備えた超電導電流リードにおいて、高温超電導導体部は、低熱伝導性金属材料からなる支持部材3と、この支持部材3上に電気的に並列に分散配置された複数個の高温超電導導体2とからなり、支持部材3と高温超電導導体2とは、導電性樹脂材6により接着したものとする。又、高温超電導導体に電極をはんだ接合する際には、高温超電導導体と前支持部材との間の接着部を前記導電性樹脂の加熱硬化温度より低い温度に冷却しながらはんだ付けする。 (もっと読む)


【課題】運転時に交流電流を通電した際の渦電流損失の低減化と、短絡時のAC抵抗の低減化を図った超電導ケーブル用のフォーマを提供する。
【解決手段】超電導導体層を形成するための超電導線材を巻回させる超電導ケーブル用のフォーマFである。このフォーマFは、複数本の素線1,2を撚り合わせて形成される複数の撚り線3と、複数本の撚り線3がそれぞれ撚り合わせて形成される複数のセグメント4とを備え、複数のセグメント4が、集合されて断面が円形状となるように圧縮成形される。各素線間は絶縁されている。このような構成によれば、短絡時には、事故電流が流れる素線1,2が多くなるため、フォーマFの導体実効断面積が拡大され、AC抵抗が低減し発熱量が減少する。そして、個々の素線1,2を細くすることにより、交流通電時(超電導ケーブルの定常運転時)にフォーマFに発生する渦電流損失が低減する。 (もっと読む)


【課題】製造時に不可避的に生じる阻害因子による性能低下を回避し、交流損失の低い加工された超電導線材、超電導導体および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】絶縁材料または電気抵抗の高い材料からなる中間層、超電導薄膜、安定化膜が順次形成された超電導線材であって、前記超電導線材の長手方向に沿って形成された、阻害因子を含む性能低下を回避する、相互に平行な複数本の切りこみを備え、前記切りこみにおいて幅方向に折り曲げ可能な超電導線材。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化が達成されて大容量化に対処できるようにした超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1のケーブルコア2,2同士の接続部Jを冷媒容器4内に支持するための超電導ケーブル1の中間接続構造であって、ケーブルコア2,2同士の接続部Jを収納支持する筒状の保護カバー3が、冷媒容器4内に配設される。このような構成によれば、保護カバー3によって、力学的に変曲点となるケーブルコア2,2同士の接続部Jに曲がりを発生させないように拘束した状態として、その荷重を均等に分散させて安定な状態で支持することができる。 (もっと読む)


【課題】耐引張歪み特性を改善するとともに、許容曲げ直径を小さくできる、超電導テープおよび超電導テープの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、本体部7と、補強部9a、9bと、半田層11とを備えている。本体部7は、超電導体3を有するテープ状である。補強部9a、9bは、本体部7の少なくとも一方の主面側に形成されている。半田層11は、本体部7と補強部9a、9bとを接合し、かつ200℃以上の融点を有している。補強部9a、9bは、室温以上半田層11の融点以下での本体部7の熱膨張率よりも大きい熱膨張率を有している。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の対温度特性が安定した超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の少なくとも1層がBi系超電導テープ線材21によって形成される。そのBi系超電導テープ線材21は、超電導導体層2の内側の層に配設され、Bi系超電導テープ線材21の外側に、Y系超電導薄膜線材11,11が配設される。また、超電導シールド層4の少なくとも1層がBi系超電導テープ線材21によって形成される。そのBi系超電導テープ線材21は、超電導シールド層4の外側の層に配設され、Bi系超電導テープ線材21の内側にY系超電導薄膜線材11が配設される。 (もっと読む)


【課題】環境汚染が少なく、超伝導薄膜線材に迅速に付着し、多様な曲率の変形力にも超伝導薄膜線材の超伝導特性の低下を防止し、工程コストおよび時間を節約することができる、金属コーティング層を用いた超伝導薄膜線材およびその接合方法の提供。
【解決手段】超伝導薄膜線材、安定化材および接合防止基板をアルコールで洗浄する第1段階と、前記超伝導薄膜線材および前記安定化材の一面にそれぞれ金属コーティング層で薄くコートする第2段階と、前記超伝導薄膜線材と前記安定化材とを金属コーティング層のある一面で互いに接合させる第3段階と、前記安定化材の外側に前記接合防止基板を配置した後、ボビンに一定の張力で互いに密着するように巻線する第4段階と、前記超伝導薄膜線材と前記安定化材とが金属コーティング層で拡散接合するように熱処理する第5段階とを含んでなる、金属コーティング層を用いた超伝導薄膜線材の接合方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの厚みを薄くしても必要な機械的強度を確保できる超電導複合線材によって整った円形状に形成される超電導層を備えた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマFの外周に、超電導複合線材Sが巻回されて形成される超電導層22,24が、絶縁層23を介して、複数層配設される超電導ケーブル20にあって、超電導複合線材Sは、補強基板32上に1本又は互いに並列に配列された複数本の超電導テープ31を一体化して形成され、かつ、内側に配設される超電導層22を形成する超電導複合線材Sの幅bが、外側に配設される超電導層24を形成する超電導複合線材Sの幅bよりも狭く設定される。 (もっと読む)


【課題】複数の酸化物超電導線材を用いつつ、電流偏流を低減することができる酸化物超電導素線の集合化導体、及びこのような酸化物超電導素線の集合化導体の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物超電導素線11,21と、酸化物超電導素線11の両端にそれぞれ接続される電極12,13と、酸化物超電導素線21の両端にそれぞれ接続される電極22,23とを備えた。また、酸化物超電導素線11,21の長さをL(mm)、外部磁界0Tにおける0.01μV/mm基準での臨界電流をIc(A)とした場合、酸化物超電導素線11,21それぞれと電極12,13,22,23それぞれとの接続抵抗R(Ω)を、0.01×0.01×10−6×L/Ic≦R≦5×0.01×10−6×L/Icの範囲内になるようにした。 (もっと読む)


【課題】コイルを密に巻くのに適し、巻線時の劣化等が生じにくい断面形状を有する安定化材付きテープ状超電導線材が得られる、テープ状超電導線材とテープ状安定化材とのハンダ付け方法と、この方法により得た安定化材付きテープ状超電導線材を得る。
【解決手段】テープ状超電導線材1とテープ状安定化材2とをハンダ浴22に給送する工程と、ハンダ浴内において、ハンダを間に介して前記テープ状超電導線材と前記テープ状安定化材とを重ねて一体化して安定化材付きテープ状超電導線材3を形成する工程と、前記ハンダ浴から前記安定化材付きテープ状超電導線材を送り出す前後において、前記安定化材付きテープ状超電導線材を所定形状に矯正する工程と、前記テープ状超電導線材と前記テープ状安定化材との間のハンダを固化する工程とを有しているものである。このハンダ付け方法を用いて安定化材付きテープ状超電導線材を得るハンダ付け方法。 (もっと読む)


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