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国際特許分類[H01B12/04]の内容

国際特許分類[H01B12/04]に分類される特許

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【課題】超電導テープの本体部の腐食を抑止しつつ容易に製造することのできる超電導テープおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導テープ1aは、超電導体3を有するテープ状の本体部7と、本体部7の上面7a側および下面7b側に配置され、かつステンレス鋼よりなるテープ状の補強部15と、本体部7と補強部15とを接合するスズを含む被覆層13と、補強部15と被覆層13との間に形成されたニッケルよりなる下地層9とを備えている。 (もっと読む)


【課題】交流損失を低減するとともに超電導体が劣化することを防止する、ビスマス系酸化物超電導素線、ビスマス系酸化物超電導導体、超電導コイル、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】ビスマス系酸化物超電導素線100の製造方法は、以下の工程を実施する。まず、ビスマス系酸化物超電導体111を有するテープ状線材を準備する工程を実施する。次に、テープ状線材の長手方向に沿って切断することにより、テープ状線材よりも幅の狭い線材110cを形成する工程を実施する。次に、幅の狭い線材110cの切断面とを半田からなる被覆層120で覆う工程を実施する。 (もっと読む)


【課題】全長にわたり均一かつ高い臨界電流を得ることが可能な酸化物超電導線材の製造方法、酸化物超電導線材用圧延装置および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、Bi2223超電導体の前駆体粉末が金属で被覆された形態の線材が伸線される伸線工程と、伸線工程において伸線された当該線材が圧延される1次圧延工程と、1次圧延工程において圧延された線材が加熱される1次焼結工程と、1次焼結工程において熱処理された線材がさらに圧延される2次圧延工程とを備えている。そして、2次圧延工程では、以下の式(1)で定義される圧延圧力αが3GPa以上4GPa以下となるように、線材が圧延される。
α=0.0009807×P/[{R×(h−h)}1/2×{(w+w)/2}]・・・(1) (もっと読む)


【課題】SiC単独添加したMgB超電導体あるいはベンゼン等の芳香族炭化水素単独添加したMgB超電導体の臨界電流密度(Jc)よりも高い臨界電流密度(Jc)を有するMgB超電導体の製造方法およびMgB超電導体を提供する。
【解決手段】Mg粉末またはMgH粉末とB粉末との混合物を加圧成形して熱処理するMgB超伝導体の製造方法において、混合物に芳香族炭化水素とSiCを添加する。芳香族炭化水素は、エチルトルエンであり、SiCは平均粒径が10〜30nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を内部Sn法によって製造する際に、断線等の不都合を発生させることなく、Ti等の元素をNb3Sn相内に効果的に含有させることのできる前駆体(超電導線材前駆体)、およびこうした前駆体によって製造されるNb3Sn超電導線材、並びに前駆体を構成するためのNb複合単芯線等を提供する。
【解決手段】内部Sn法によってNbSn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体を構成するNb複合単芯線であって、Ti,Ta,ZrおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含有するNb基合金からなる円筒状層、または前記Nb基合金からなる複数の板状部材を組み合わせてなる略円筒状層を、Nb芯の周囲に配置すると共に、前記円筒状層または略円筒状層の外周に、Nbからなる円筒状層が配置され、更にNbからなる円筒状層の周囲に、CuまたはCu基合金からなる層が配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、実用的な超電導線材とするために必要な、長尺線材化,高Jc化を、同時に達成することのできるMgB2超電導線材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明のMgB2 超電導線材の製造方法は、第1のMg一次粒子とB一次粒子とを混合し、第1のMg一次粒子の表面に、B一次粒子を付着・反応させ、第1のMg一次粒子の表面にMgB4又はMgB7を生成させ、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子と、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子より粒子径が大きい第2のMg一次粒子とを混合し、第2のMg一次粒子の表面に、表面にMgB4 又は
MgB7 が生成した第1のMg一次粒子を付着・反応させ、第2のMg一次粒子の表面にMgB2 を生成させることを特徴とする。 (もっと読む)


超伝導物品及びそのような物品を製造する方法が開示されている。超伝導物品は、超伝導材料又は超伝導材料に変換することができる1つ若しくは複数の材料からなる少なくとも1つのコア材料と、当該少なくとも1つのコア材料を包囲する第1の材料からなる少なくとも1つの第1のマトリックスと、当該第1の材料を部分的に包囲する第2の材料の少なくとも1つの補強マトリックスと、当該第2の材料を包囲する第3の材料の少なくとも1つの第3のマトリックスとを備える。当該補強マトリックスはその外周に少なくとも1つの開口部を備えるものであり、当該開口部によって、超伝導物品を製造する方法の少なくとも1つの工程を実施する間に、酸素が第1のマトリックスに到達することができるようになる。 (もっと読む)


本発明は、77Kで少なくとも2乃至4時間に亘り、200A超の直流電流を高温超電導体の冷却に使用する冷媒への実質的熱負荷なしに通電可能な高温超電導(HTS)バルク体電流リードを提供する。向上した特性を持つ高温超電導バルク体電流リードは、改良高温超電導(HTS)ビスマス系銅酸化物[(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3010+x]材料から両端の金属接点を有するチューブ及びロッドの形状でつくられる。このようなリードを得るべく、この方法は、均質な銀の添加による超電導体材料改質、大型のチューブで初期焼結した後の粉末への粉砕工程、前記初期焼結チューブ粉末の様々な大きさのチューブ及びロッドへの付形工程、前記チューブ及びロッドの両端部での2つの金属溶射された銀の間に挟まれた有孔銀箔による金属接点の形成工程及び続く共焼結最終工程とを含んでいた。これら側面に従って得られる電流リードは、超電導マグネットシステムに電圧印加に必要な200A超の電流を安定に通電可能である。 (もっと読む)


【課題】長尺の特性に優れたBi系酸化物超電導酸化物超電導線材あるいは撚線導体を歪を付加することなく、低コストで連続して製造する。
【解決手段】送出し装置3に巻回された成型加工後の線材または撚線導体9は、搬送装置5上に載置されて予備加熱室6、熱処理炉2のヒーターゾーン2a、2b、2cおよび徐冷室7を通過し、巻取り装置4に巻取られる。線材または撚線導体9は、酸化性雰囲気中で、部分溶解点から50℃低い温度から20℃高い温度未満まで、続く徐冷過程を凝固温度以下10℃まで確保するように温度および搬送速度が制御される。線材または撚線導体9への付加歪が0.1%以下で、かつ曲げ歪量が0.1%以下となるように、送出し装置3の送出し速度、巻取り装置4の巻取り速度および搬送装置5の搬送速度が制御装置8により制御される。 (もっと読む)


【課題】超電導コイル内での超電導線の性能過剰を抑え、コストが低い超電導マグネットを得る。
【解決手段】Cuからなるマトリクスと超電導材からなるフィラメントとの超電導線の径方向の断面積比が、前記超電導線の軸方向に沿って変化する超電導線を提供する。この超電導線は、径が一定でないCu基材2と径が一定のNbTi棒7、または径が一定のCu基材22と径が一定でないNbTi棒27を組み合わせ、これを一定の径に伸線することで、線長方向に沿って銅比が連続的変化をする超電導線を製造する。また該超電導線を使用し、超電導接続なしにコイル内の銅比を変化させ、超電導線の性能過剰を抑え、コストが低い超電導マグネットを得る。 (もっと読む)


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