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国際特許分類[H01B12/08]の内容

国際特許分類[H01B12/08]に分類される特許

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【課題】化合物超電導線内部に残留する歪みを緩和し、かつ、撚線加工の際に超電導特性の性能を低下させない製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】所定の熱処理を施すことによって超電導体になる化合物超電導原料が少なくとも断面内の一部を占める線材を形成する線材形成工程と、複数の前記線材を用いて撚線を形成する撚線加工工程と、前記撚線工程後の撚線に前記熱処理を施して前記化合物超電導原料を超電導体にし、前記撚線を化合物超電導撚線にする熱処理工程と、前記熱処理工程において得られた化合物超電導線材に、曲げ歪みを加える曲げ加工工程とを備えたことを特徴とする化合物超電導撚線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 超電導素線を撚り合わせて大容量化しても低交流損失を実現し、かつ、製造安定性を有する超電導撚線用素線、これを撚り合わせた超電導撚線、及び超電導撚線用素線の製造方法を提供すること。
【解決手段】 超電導フィラメントを含む複数本の超電導一次素線と、前記複数本の超電導一次素線の外周であって、周方向に連続的に配置された、高抵抗金属材により表面が被覆された低抵抗金属線を含む複数本の金属複合バリア線を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】各超電導素線のインダクタンスの各和を均一化して循環電流を抑制し並列導体の温度上昇を抑制できるとともに巻線高さの制約も緩和できるようにして安全かつコンパクトな超電導コイルを提供する。
【解決手段】複数の超電導素線が軸方向に2本以上並べられるとともに半径方向にも2本以上重ねられて電気的に並列化された並列導体を転位させながら巻回してなる超電導コイルにおいて、上記転位として、並列導体における最外径部の1本の超電導素線が並べ方向に隣接する位置に移動し、最内径部の1本の超電導素線が最外径部とは逆の並べ方向に隣接する位置に移動するヘリカル転位を行なうとともに、並列導体を構成する超電導素線の本数と同じ回数のヘリカル転位を整数回のターンで行う。 (もっと読む)


【課題】幅が狭い高温超電導線を用いてのコイル内部での転位が可能なコイル設計の自由度の高い高温超電導導体と、これを巻き回して形成した高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】金属基板層4、電気絶縁体の中間層5及び酸化物超電導層6を順に積層したテープ状高温超電導線2を、微小間隙を設け幅広面方向に平行に並べ並列化し、並列化した高温超電導線2を、長手方向に所定間隔を設けて接続部10で複数連接したもので、並列化した高温超電導線2は、2本の高温超電導線2の間で、また接続部10で長手方向に隣接する各対応の高温超電導線2との間でも各層の積層順が逆となっていると共に、接続部10で4本の高温超電導線2は、各端部が上下面に固着した2枚の接続用高温超電導線3により電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


本発明は1次に転位された2世代超電導線材をそれぞれの超電導線材ユニットで構成して、それぞれの超電導線材ユニット相互間を長手方向に沿ってお互いの位相が変化するように転位させる超電導線材の多重転位方法に関する。本方法は、超電導線材をジグザグ形状にスリットして屈曲部を形成し、上記屈曲部が繰り返し形成されて所望の長さに加工された素線を用意する段階と;上記用意した複数の素線を隣接した素線同士の屈曲部がお互いに触れ合うように重畳させて結合して1次転位された超電導線材ユニットを形成する段階と;上記1次転位された超電導線材ユニットを複数個用意し、上記複数の超電導線材ユニットを長手方向に沿って並列に配置して超電導線材ユニットバンドルを用意する段階と;上記複数の超電導線材ユニットを上記超電導線材ユニットバンドルの中心軸を基準として長手方向に沿って回転させ、上記複数の超電導線材ユニットをお互いによじって結合して2次転位させる段階とを含む。素線のパターンを減らしながらも多くの数の素線を転位させることができるので、大電流の超電導装置でも超電導線材の転位が容易で、超電導線材の製作及び取り扱いが容易で、工程が簡単で生産コストを低減することができる利点がある。
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【課題】多心コアの搬送に伴う超電導線材の損傷を抑制できる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一超電導層と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層と、絶縁層の外側に形成される第二超電導層とを有するケーブルコア10を複数本撚り合せてなる多心コア10Aを搬送する超電導ケーブルの製造方法である。この多心コア10Aを一対のボールローラ40で挟んで搬送する。ゴムなどの弾性材料で構成された袋体41をボール状に膨らませてなるボールローラ40は、多心コア10Aの外形に相当程度追従して変形するため、袋体41と多心コア10Aとの接触面積を格段に増大できる。ボールローラ40と多心コア10Aとが面接触することで、超電導線材の座屈を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコアに他の部材を複合することなく熱収縮を吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1内で複数のケーブルコア2が撚り合わされた超電導ケーブルである。超電導ケーブルは、冷却時の熱収縮分を吸収できる弛みをもって各ケーブルコア2がコア間に介在物を介在させることなく断熱管1内で撚り合わされ、その状態でドラムに巻き取られてなる。ケーブルコア2の撚り合わせに弛みを形成することで、冷却時の熱収縮を吸収することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの性能を充分発揮させて、損失が少なく、かつ高い安定性を有する大電流用の超電導ケーブルおよび同ケーブルを用いたマグネットを提供する。
【解決手段】中心に芯1を配置し、この芯の外周に超電導素線2,3,4,5,6を同軸上に3以上の層として配置し、かつ前記超電導素線は各層毎に撚り合わせた構成とした超電導ケーブルにおいて、最内層以外のすべての層における前記超電導素線の撚りピッチ長を最内層の撚りピッチ長以下に設定し、超電導素線の各層内では、抵抗体によって被覆した超電導素線と通常の超電導素線とを交互に配置する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 常電導素線の浮き出しを防止し、通電安定性の優れた平角超電導成形撚線及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 少なくとも安定化材からなる部分と金属系超電導フィラメントを含む超電導素線と、安定化材からなる常電導素線とを撚り合わせ、成形してなる平角超電導成形撚線であって、前記常電導素線の直径が前記超電導素線の直径よりも小さいことを特徴とする。 (もっと読む)


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