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国際特許分類[H01B12/10]の内容

国際特許分類[H01B12/10]に分類される特許

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【課題】REBaOとBa−Cu−O系混合原料との固液反応を用いることにより、RE123系酸化物超電導体を形成する方法は、低温で保持部材が金属シースの単芯線材または多芯線材を形成する方法であったが、臨界電流Icおよび臨界電流密度Jcの値が低く、しかもそれらの再現性に乏しいという課題があった。
【解決手段】少なくともREBaOとBa−Cu−O系原料とを含む混合原料を保持部材の内部に保持した状態で、混合原料を加熱することにより、REを含む複合相前駆体を形成する工程と、複合相前駆体を形成する工程を行なった後に保持部材の内部に保持された複合相前駆体を加圧することにより、複合相前駆体を緻密化する工程と、緻密化された複合相前駆体に、酸素を含む雰囲気中で熱処理を行なう工程とを備える、RE123系酸化物超電導体の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の多芯前駆体線材を提供する。
【解決手段】 Bi2223超電導体の前駆体粉末を充填した第1の金属管を、伸線加工して得られる単芯線を、第2の金属管に複数本挿入した後、その第2の金属管を伸線加工して得られるBi2223酸化物超電導多芯前駆体線材であって、前記Bi2223酸化物超電導多芯前駆体線材の断面観察によって測定される、伸線加工後の前記前駆体粉末のビッカース硬度の平均値が90以上であることを特徴とするBi2223酸化物超電導多芯前駆体線材である (もっと読む)


【課題】超電導線材の機械的劣化を低減して、超電導特性に優れる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、超電導層4を具える3心のケーブルコア2が撚り合わされて断熱管6内に収納されている。超電導層4(超電導導体層4c、超電導シールド層4s)は、螺旋状に撚り合わされた複数の超電導フィラメントを金属マトリクス中に内蔵する超電導線材40を螺旋状に巻回して構成される。超電導線材40中の超電導フィラメントの撚り方向と、当該線材40の巻回方向とが異なっている。超電導ケーブル1では、超電導フィラメントに超電導線材40の巻回に伴う撚り方向と同じ方向の捻りが加わっていないため、上記捻りに起因する超電導フィラメントの機械的な劣化を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 より臨界電流値の高いBi2223酸化物超電導線材を得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 銀または銀合金からなり、長手方向に垂直な断面での形状が略正六角形である貫通孔を複数有し、前記貫通孔は長手方向に垂直な断面においてハニカム状に配列している金属管に前駆体粉末を充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を伸線する伸線工程と、前記伸線された金属管を圧延する圧延工程と、前記圧延された金属管を熱処理する熱処理工程とを備えることを特徴とするBi2223酸化物超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】超電導相の結晶の配向性を向上させることにより、臨界電流などの超電導特性を向上させることが可能な超電導線材の製造方法および超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造方法は、前駆体粉末が金属からなる被覆層により被覆された構成を有する前駆体線材を準備する単芯線材準備工程、多芯化工程および1次圧延工程と、被覆層に通電して被覆層を第1の焼結温度に加熱することにより、被覆層に接触する領域である外周領域の前駆体粉末を焼結させる外周領域焼結工程と、外周領域焼結工程よりも後に、第1の焼結温度よりも低い第2の焼結温度に前駆体線材を加熱することにより、外周領域に取り囲まれた領域である中央領域の前駆体粉末を焼結させる中央領域焼結工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】超電導シールド層と常電導シールド層とを備える超電導ケーブルにおいて、定常時には常電導シールド層に電流が実質的に流れないようにできる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導線材をらせん状に巻回した超電導シールド層と、超電導シールド層の外側に常電導線材をらせん状に巻回した常電導シールド層とを有する。常電導シールド層を構成する常電導線材は、次の条件にて巻回する。(1)常電導線材の巻回方向は、超電導シールド層の最外層を構成する超電導線材の巻回方向と同一とする。(2)常電導線材のピッチは、超電導シールド層の最外層を構成する超電導線材のピッチに対する常電導線材のピッチのずれ比が-20〜50%となるようなピッチとする。
ずれ比(%)={(常電導線材のピッチ−超電導線材のピッチ)/超電導線材のピッチ}×100 (もっと読む)


【課題】Nb芯材の体積比率を増大できると共に、Nb芯材同士のブリッジングの発生を防止し、高い臨界電流密度Jc特性が発揮でき、必要によって超電導線材同士における超電導接続を可能としてNMRマグネットへの適用が可能な、内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体等を提供する。
【解決手段】外周に安定化銅層を設けた筒状拡散バリア層を有し、該筒状拡散バリア層内に複合線材群が挿入された複合管を線材化して得られる前駆体であって、前記複合線材群は、Nb若しくはNb基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のNbエレメント線材と、Sn若しくはSn基合金からなり、断面形状が多角形または円形である複数のSn芯材を備え、前記Nbエレメント線材が前記Sn芯材を取り囲むように相互に接して配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】接続作業の煩雑さを解消して接続作業時間を短縮すると共に、良好な伝導性を有する超伝導導体の接続方法および接続部材を得る。
【解決手段】この超伝導導体の接続方法は、超伝導体材料からなるフィラメントを安定化材に埋め込んだ複数の超伝導素線と複数の超伝導素線を内部に収容するコンジットとをそれぞれ具備する二本の超伝導導体のそれぞれの一端のコンジット端部を除去して複数の超伝導素線の少なくとも一部を露出させるステップと、筒状に形成され、かつ超伝導体材料を有する接続部材の両端に、二本の超伝導導体から露出させた複数の超伝導素線の少なくとも一部を挿入するステップと、接続部材の外周面から中心軸に向かって圧力を加えてかしめ、接続部材と複数の超伝導素線の少なくとも一部とを一体化するステップとを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流密度を有すると共に長尺化ができるNbAl系化合物超電導前駆体線材の製造方法、及びNbAl系化合物超電導マルチ線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るNbAl系化合物超電導前駆体線材の製造方法は、Alを含む第1の金属材料と、Nbを含む第2の金属材料とを有して形成されるシングル線を準備するシングル線準備工程と、シングル線を第1の伸びを有するまで加工して伸びシングル線を形成する伸線加工工程と、伸びシングル線に第1の金属材料の融点より低い温度で熱処理を施し、第1の伸びよりも大きな第2の伸びまで伸びシングル線を加工可能にする中間熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも交流損失が低減され、臨界電流密度の低下が抑制された酸化物超電導線材の製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物超電導材料を主成分とする粉末を熱処理した後、銀または銀合金製の第1のシースに充填し、伸線加工を施して得られる単芯線の複数本を銀または銀合金製の第2のシースに挿入した後、伸線加工を施して多芯線とし、前記多芯線にツイスト加工を施した後、圧延加工を施し、さらに熱処理する酸化物超電導線材の製造方法であって、前記ツイスト加工は、ツイストと軟化とを繰り返して行うツイスト加工であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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