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国際特許分類[H01B9/00]の内容

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【課題】長距離・大容量の電力供給線路の構築に好適な直流用複合紙ソリッドケーブルを提供する。
【解決手段】複合紙ソリッドケーブル10は、絶縁紙3bと樹脂3aとが積層された複合紙(半合成絶縁紙)が導体1の外周に巻回されて、絶縁油が含浸された絶縁層3を具える。複合紙に絶縁油を含浸させる前後における樹脂の厚さの変化率を膨潤指標とするとき、絶縁層3には、複合紙ソリッドケーブル10の全長に亘って、膨潤指標のばらつきが所定の範囲内(例えば、膨潤指標の基準値をAとするとき、A±1%以内)に管理された複合紙が用いられている。複合紙ソリッドケーブル10は、その長手方向に亘って膨潤指標のばらつきが小さく、機械的特性の弱点が局所的に存在し難いことから、長距離・大容量の海底電力線路の構成部材として好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】ワイヤーハーネスの放熱性の低下の防止と配索性の向上とを両立させる。
【解決手段】三本のパワーケーブル30a,30b,30cを扁平な面に沿って並べ(図(a))、その状態で外周を編組線32で覆ってから(図(b))、編組線32を折り曲げて三本のパワーケーブル30a,30b,30cがハーネス断面で三角形の各辺に相当する位置に並ぶ三角形状に配置された構造とするから(図(c))、編組線32の熱伝導により三角形状の内部の熱を外部に放出して放熱性が低下するのを防止すると共にコンパクトな構造として配索を容易にすることができる。 (もっと読む)


【課題】より高電圧の電力輸送に使用可能な直流電力ケーブル及びその直流電力ケーブルを用いた直流電力線路の製造方法を実現する。
【解決手段】ポリオレフィンに有機過酸化物架橋剤を配合した架橋ポリオレフィン組成物で絶縁層を形成した直流電力ケーブルに関し、特に、前記架橋ポリオレフィン組成物は、ポリオレフィン100質量部に対して、カーボンブラックを0.1〜5質量部、及び所定の架橋助剤(トリアリルイソシアヌレート、トリメタリルイソシアヌレート)を0.02〜1.25質量部、且つカーボンブラック配合量の質量比で4分の1以下となるよう配合され、更に、そのカーボンブラックが、BET法で測定した比表面積に対する鉱物油の吸油量の比が0.7以上3.5以下、炭素含有率が97重量%以上、粒径が300nm以上のカーボンブラック粒子の存在割合が1重量%以下、という特性を有するようにした。 (もっと読む)


【課題】高い架橋度を有し、常温での架橋スピードに優れ、かつ押出外観が平滑な樹脂組成物を提供する。
【解決手段】シラン化合物を遊離ラジカル発生剤によってグラフト共重合させたポリエチレンを、シラノール縮合触媒および水分の存在下で架橋させたシラン架橋ポリエチレンを主成分とした樹脂組成物において、ポリエチレンの密度が0.87〜0.91g/cm3であり、シラン化合物の含有量がポリエチレン100質量部に対して2質量部以上であり、蛍光X線によって検出されるケイ素の含有比率が0.3%以上であり、ゲル分率が70%以上であり、さらにシラン化合物と遊離ラジカル発生剤の質量比が35〜150である。 (もっと読む)


【課題】低収縮かつ寸法安定性に優れながら、被覆体との接着性に優れ、十分な耐久性を有する抗張力体を提供すること。
【解決手段】エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステル繊維からなる抗張力体であって、繊維中の末端カルボキシル基量が20当量/ton以上であり、繊維表面にエポキシ基を有する表面処理剤が付着している抗張力体。さらには、繊維表面の末端カルボキシル基量が10当量/ton以下であることや、繊維中のX線小角回折による長周期が9〜12nmであること、繊維横軸方向の結晶サイズが35〜80nmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】柔軟性と高温での水蒸気バリア性を改善した被覆材を与える、成形性に優れた樹脂組成物及び該樹脂組成物からなる送電ケーブルを提供する。
【解決手段】非晶性脂環構造含有重合体、及び、エチレンと炭素原子数が6以上のα−オレフィンとの共重合体である熱可塑性エラストマーを含有する樹脂組成物であり、前記非晶性脂環構造含有重合体と可塑性エラストマーの重量比が60/40〜90/10である樹脂組成物。α−オレフィンは、1−オクテンが特に好ましい。 (もっと読む)


【課題】金属接触などの短時間で遮断器をトリップする地絡事故を早期に検出することができる電線などを提供する。
【解決手段】電線10は、複数本の導体11が絶縁被覆12で覆われた電線であって、炭素皮膜13が複数本の導体11と絶縁被覆12との間に挿入されていることを特徴とする。ここで、炭素皮膜13は、厚さ1mm程度の炭素系抵抗体からなる。また、炭素皮膜13と複数本の導体11との接触面積S=13mm2とすると、炭素皮膜13のシート抵抗R=12,000(Ω)/13(mm2)とされている。 (もっと読む)


【課題】導体断面積の異なるケーブルを良好に接続して、海底ケーブルのコストダウンを図る。
【解決手段】中心導体10a、20aの導体断面積が異なる電力ケーブル10、20同士を繋ぐ場合であって、互いに素線径が異なる複数の導体素線1、2を同じ層数で同心撚りしてなる中心導体同士を接続する際、一方の中心導体10aを構成する導体素線1と、他方の中心導体20aを構成する導体素線2とを、同心撚りの層毎に溶接にて接続することを繰り返して、全ての導体素線を溶接したケーブル接続部101を形成して、電力ケーブル10と電力ケーブル20とをフレキシブルジョイントであるケーブル接続部101を介して良好に接続した海底ケーブル100を製造した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、導体、内部半導電層、絶縁層及び外部半導電層を含み、良好な空間電荷低減効果を有する直流用電力ケーブルの提供を目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため、前記内部半導電層または外部半導電層は、ポリプロピレン基本樹脂または低密度ポリエチレン基本樹脂とカーボンナノチューブとを含む半導電性組成物によって形成され、前記絶縁層は、ポリプロピレン基本樹脂または低密度ポリエチレン基本樹脂とナノ無機粒子とを含む絶縁組成物によって形成される直流用電力ケーブルを採用する。最終的に製造された直流用電力ケーブルは、電力ケーブルに求められる体積比抵抗、ホットセットなどの物性において優れた効果を奏するだけでなく、上昇した体積比抵抗と優れた空間電荷低減効果とを有する。 (もっと読む)


【課題】ポリマー性誘電絶縁材料類、特に改質していないポリエチレンは、高電圧直流ケーブル絶縁体に用いることはできない。改善した高電圧直流ケーブル絶縁体を提供する。
【解決手段】高電圧直流ケーブル絶縁体は、低結晶化度を有し物理的な空間電荷トラップ箇所を減少させる、エチレン−αオレフィンコポリマーのようなエチレンコポリマー、局所的導電性を促進し、局所的負荷が促進した場合に空間電荷を迅速に漏洩するために有効な量の極性ポリマー改質剤、および、空間電荷を安定化または中和するイオンスカベンジャーを含み、効果的な高電圧DCケーブル絶縁体の組成物を提供するブレンドから製造される。高電圧直流ケーブル半導電性遮蔽体は、エチレンコポリマー、低レベルのイオン性化学種を有するカーボンブラック、極性ポリマー改質剤、および、イオンスカベンジャーを含む混合物から製造される。 (もっと読む)


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