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国際特許分類[H01B9/06]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | ケーブル;導体;絶縁体;導電性,絶縁性または誘導性特性に対する材料の選択 (29,859) | 電力ケーブル (173) | ガス圧ケーブル;油圧ケーブル;流体圧を受けるコンジット内で用いられるケーブル (27)

国際特許分類[H01B9/06]に分類される特許

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【課題】長距離・大容量の電力供給線路の構築に好適な直流用複合紙ソリッドケーブルを提供する。
【解決手段】複合紙ソリッドケーブル10は、絶縁紙3bと樹脂3aとが積層された複合紙(半合成絶縁紙)が導体1の外周に巻回されて、絶縁油が含浸された絶縁層3を具える。複合紙に絶縁油を含浸させる前後における樹脂の厚さの変化率を膨潤指標とするとき、絶縁層3には、複合紙ソリッドケーブル10の全長に亘って、膨潤指標のばらつきが所定の範囲内(例えば、膨潤指標の基準値をAとするとき、A±1%以内)に管理された複合紙が用いられている。複合紙ソリッドケーブル10は、その長手方向に亘って膨潤指標のばらつきが小さく、機械的特性の弱点が局所的に存在し難いことから、長距離・大容量の海底電力線路の構成部材として好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】直流耐電圧特性を向上させた直流油浸電力ケーブルを製造する。
【解決手段】ケーブル1は、導体側2と外部遮蔽層4側にクラフト紙テープを巻き回してクラフト紙層6、8を形成し、その間にプラスチックラミネート紙テープを巻き回してプラスチックラミネート紙層7を形成し、これらの層6、7、8に高粘度絶縁油を含浸してなる油浸絶縁層3を有する。クラフト紙テープを巻き回す工程を、クラフト紙テープの相対湿度を20%以下に保ちつつ実施するとともに、プラスチックラミネート紙テープを巻き回す工程を、プラスチックラミネート紙テープの相対湿度を20%以上に保ちつつ実施することにより、直流耐電圧特性が改善され且つ油浸絶縁層の座屈によるしわの発生が少ないケーブル1を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】ヒートサイクル試験の冷却期間中における直流破壊電圧を低下させることなく直流油浸電力ケーブルの製造所要時間を短縮する。
【解決手段】ケーブル1は、導体側2と外部遮蔽層4側にクラフト紙テープを巻き回してクラフト紙層6、8を形成し、その間にプラスチックラミネート紙テープを巻き回してプラスチックラミネート紙層7を形成し、これらの層6、7、8に高粘度絶縁油を含浸してなる絶縁層3を有する。内側クラフト紙層6の厚さを、油浸絶縁層3を構成する全紙層の厚さの1/3〜2/3としたことにより、ヒートサイクル試験の冷却期間中における直流破壊電圧を低下させることなくケーブル1の製造所要時間を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】誘電安定性及び非ブリーディング特性を有する誘電性流体が含浸された電気絶縁層を有する電気ケーブルの提供。
【解決手段】少なくとも1個のコンダクター(10)と、オイル及び有機ゲル化剤を含む有機ゲルを有する誘電性流体が含浸された、該コンダクターを取り囲む電気絶縁層(12)とを備える電気ケーブルであって、該オイルが200℃以下の引火点を有する非極性オイルであることを特徴とする電気ケーブルを提供する。 (もっと読む)


【課題】導体が捩れ難いソリッドケーブルを提供する。
【解決手段】ソリッドケーブル1は、断面円形状の中心素線11の外周に、複数の断面扇状の異形素線12を同心円状に撚り合わせて構成される多層構造の導体10と、この導体10の外周に絶縁材を巻回して構成される絶縁層21とを具える。導体10において、最外層を構成する異形素線の厚さが、最外層の直下の層を構成する異形素線の厚さよりも薄い。また、最外層を構成する異形素線のピッチ倍率(設定ピッチ/当該層の外径)が、最外層の直下の層を構成する異形素線のピッチ倍率よりも小さい。この構成により、最外層の回転角を小さくして、導体を捩れ難くすることができる。 (もっと読む)


【課題】健全な防食層を備えると共に、接続部絶縁層における脱油が抑制されたソリッドケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】ソリッドケーブル1の導体10同士を接続する導体接続部20と、導体接続部20の外周に絶縁材を巻回して形成された接続部絶縁層21と、接続部絶縁層21の外周に形成された金属シース22と、金属シース22の外周に形成された防食層23とを備える。接続部絶縁層21には、絶縁油が含浸されている。防食層23は、低融点層を備え、この低融点層は、ケーブル油浸絶縁層11の外周に配されるケーブル防食層13よりも低融点の材料からなる。特に、防食層23は、低融点層とこの低融点層よりも融点の高い外側層とを備えること構成とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】絶縁層中の絶縁油を増粘させることで、ケーブル運転時の絶縁層の熱履歴に伴う絶縁油の移動を抑制し、絶縁特性を安定させることができるソリッドケーブルとその接続部を提供する。
【解決手段】絶縁油が含浸された絶縁層30を備え、その絶縁層30の少なくとも一部が、絶縁紙とプラスチック層とを有する複合紙を巻回して構成されたソリッドケーブルである。絶縁紙は、パルプ製造工程、絶縁紙製造工程を経て製造され、このパルプ製造工程及び絶縁紙製造工程の少なくとも一方で、酸洗いと中和処理が行われる。そして、この中和処理は、金属イオンを含む中和剤を用いて行われる。 (もっと読む)


【課題】中間接続箇所の形成時に当該接続箇所から絶縁油が抜け出ることを抑制できるソリッドケーブルの中間接続構造、及び中間接続方法を提供する。
【解決手段】導体10とケーブル絶縁油が含浸されたケーブル油浸絶縁層11とを具えるソリッドケーブル1の端部において、ケーブル油浸絶縁層11から導体10の端部を露出させて導体10同士を接続し、ケーブルコア1cの端部及び導体接続部20の外周に絶縁材を巻回して接続部絶縁層21を形成する。この絶縁材は、かけ油の温度に加熱したかけ油用絶縁油をかけながら巻回する。このかけ油用絶縁油は、かけ油の温度における動粘度が20mm2/s以下であり、60℃における動粘度がケーブル絶縁油の動粘度の1/2以上であるものを利用する。かけ油を行うときに動粘度が低いため絶縁材の巻回作業を行い易く、中間接続箇所の施工時に動粘度が高いため、脱油し難い。 (もっと読む)


【課題】絶縁層中の絶縁油量をある程度低減して高い絶縁特性を有しつつ、隣接する複合紙間でのなじみを確保することができるソリッドケーブルを提供する。
【解決手段】絶縁油が含浸された絶縁層30を備え、その絶縁層30の少なくとも一部が、絶縁紙とプラスチック層とを有する複合紙を巻回して構成されたソリッドケーブルである。この複合紙には、カレンダ掛けされた複合紙Aと、この複合紙Aと異なる複合紙Bとが組み合わせて用いられる。複合紙Bは、複合紙Aとは異なる条件でカレンダ掛けされた複合紙b1及びカレンダ掛けされていない複合紙b2の少なくとも一方である。主として複合紙Bに絶縁層30中のクッション機能を持たせ、主として複合紙Aに電気ストレスの分担機能を持たせることができる。 (もっと読む)


【課題】接続部絶縁層から脱油し難いソリッドケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】ソリッドケーブル1のケーブルコア1cの端部と、導体10同士を接続する導体接続部20と、ケーブルコア1cの端部及び導体接続部20の外周に絶縁材を巻回して構成される接続部絶縁層21と、接続部絶縁層21の外周に形成される金属シース22と、金属シース22の外周に形成される防食層23とを具える。接続部絶縁層21には、絶縁油が含浸されている。接続部絶縁層21と金属シース22との間には、ケーブル絶縁油よりも動粘度が高い絶縁油からなる高粘度部を具える。高粘度部が存在することで、防食層23の形成時に加熱されても、接続部絶縁層21に含浸された絶縁油が外周側に移動し難く、脱油が生じ難い。 (もっと読む)


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