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国際特許分類[H01F1/04]の内容

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【課題】磁気特性に優れて、永久磁石の素材に適した磁性部材及び磁性部材の製造方法を提供する。
【解決手段】磁性部材1は、周囲相11内に、短径が100nm以下のFe基磁性相10が分散されている。周囲相11は、Ca,Sr,Ba及びYから選択される1種以上の元素:MAとFeとを含有するMA-Fe酸化物12を含有する。MAとFeとを含む原料合金を溶体化した溶体化合金30から、少なくともMAとFeとを含有する析出相42を析出する。析出合金40の母相41をFe基磁性相10とX合金相51とに分離する。Fe基磁性相10と析出相42とを含有する相分離素材50に酸化処理を施して、析出相42からMA-Fe酸化物12を生成することで、磁性部材1が得られる。磁性部材1は、Fe基磁性相10に加えて、その周囲にフェライト磁石成分であるMA-Fe酸化物12を具えることで、磁気特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 高機能な永久磁石材料の製造方法であって、鉄-白金系合金の保磁力を増大させることができ、しかも、増大させる保磁力の大きさや増大させる部位についても容易に制御できる保磁力に優れた鉄-白金系磁性合金の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明では、鉄-白金系磁性合金の製造する際、熱処理を行う前に、鉄-白金系合金にNイオンビームを照射して窒素原子を直接注入する工程を採用したことにより、従来の反応性スパッタ法よりも窒素元素の添加量を大幅に増やすことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】FeとNiとの合金であって磁性を有するテトラテーナイト粉の製造方法であって、より低温での合成によりテトラテーナイト粉を得られる製造方法を提供する。
【解決手段】FeとNiを含む合金の水酸化物である複合水酸化物を用意し、この複合水酸化物に水素化カルシウムを混合して混合物10とし、この混合物10を容器20に入れて320℃未満の還元温度で磁石30によって100〜10000Oe程度の磁場を印加しながら還元し、テトラテーナイト粉を得る。 (もっと読む)


【課題】高い磁石性能、すなわち高い最大エネルギー積を実現できる薄膜磁石を提案する。
【解決手段】高い最大エネルギー積の薄膜磁石を実現するため、高い磁気異方性エネルギーと高い飽和磁化を実現できる薄膜磁石の構成を提供する。このため、Fe又はFeCo膜の一方の面に、Ta、Nb、V、Cr、Ru、Cu、Agの群から選ばれた一つ以上の金属を直に形成する。また、Fe又はFeCo膜の他方の面には、希土類元素を含む強磁性体を直に形成する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる磁石に利用できる磁性体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】磁性体4は、磁性相13と、磁性相13間に磁気相互作用が生じないように介在される無機相12とにより実質的に構成される。磁性相13は、α”Fe16N2相を80体積%以上含有する。無機相12は、例えば、AlNi成分により構成される。素材としてFeAlNi系合金からなる粉末を成形した粉末成形体2を準備し、粉末成形体2に熱処理を施して、Fe相11と、AlNi成分を主体とする無機相12とに分離する。相分離処理材3に加圧状態で窒素雰囲気中で熱処理を施して、Fe相11中のFeを窒化してα”Fe16N2相を生成することで磁性体4が得られる。磁性相の主成分が磁気特性に優れるα”Fe16N2相であるため、磁性体4は、磁気特性に優れる。磁性体4は、Coを実質的に含有しないことで、製造コストを低減できる。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる磁石に利用できる磁性体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】磁性体4は、磁性相13と、磁性相13間に磁気相互作用が生じないように介在される無機相12とにより実質的に構成される。磁性相13は、α”Fe16N2相を80体積%以上含有する。無機相12は、例えば、CrCo成分により構成される。素材としてFeCrCo系合金からなる粉末を成形した粉末成形体2を準備し、粉末成形体2に熱処理を施して、Fe相11と、CrCo成分を主体とする無機相12とに分離する。相分離処理材3に加圧状態で窒素雰囲気中で熱処理を施して、Fe相11中のFeを窒化してα”Fe16N2相を生成することで磁性体4が得られる。磁性相の主成分が磁気特性に優れるα”Fe16N2相であるため、磁性体4は、磁気特性に優れる上に、Coの含有量が10原子%未満であるため、Coの使用量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】可動回転子の駆動力を発生する動力発生部を小型化し、大負荷や高速回転時において、回転電機の有効磁束量を運転状態に応じて変えられ、広い運転範囲での高効率運転が可能となる磁束可変型回転電機を提供すること。
【解決手段】磁束可変型回転電機は、巻線を有する固定子1と、固定子1に空隙を介して回転可能に配設され、回転軸方向に第1回転子5と第2回転子6に二分割され、それぞれに極性の異なる界磁用磁石が回転方向に交互に配置された回転子と、第1回転子5に対する第2回転子6の相対的な回転軸方向位置を可変する磁束可変装置JMとを有する。磁束可変装置JMは、動力発生部ACと、動力発生部ACで発生した力を第2回転子6に伝達する動力伝達部DDと、動力発生部ACと動力伝達部DDの間に介在し、動力発生部ACで発生した力を倍増する倍力機構BMとを有する。 (もっと読む)


【課題】Niと、Mnと、In、SnおよびSbからなる群から選ばれた少なくとも一種と、Coおよび/またはFeと、不可避不純物と、からなる強磁性形状記憶合金に関し、高い機械的硬度を有する強磁性形状記憶合金、および、高い機械的硬度を有する強磁性形状記憶合金を容易に製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】強磁性形状記憶合金Aの組織を、Mnを25〜50原子%、In、SnおよびSbからなる群から選ばれた少なくとも一種を合計で5〜18原子%、Coおよび/またはFeを0.1〜15原子%、含み残部がNiおよび不可避不純物からなりマルテンサイト変態を示すbcc構造をもつ第一相1と、第一相1を取り囲みfcc構造をもつ第二相2と、からなる二相組織とする。第一相1が靭性に富む高強度の第二相2で取り囲まれることで破壊が抑制され、強磁性形状記憶合金Aの機械的強度が向上する。 (もっと読む)


【課題】優れた磁気特性および経時安定性を兼ね備えた高密度記録に好適な窒化鉄粉末を提供すること。
【解決手段】Fe162を主成分とする窒化鉄粉末であって、粉末表面の少なくとも一部に、希土類金属元素、アルミニウムおよびシリコンからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素ならびに(CoxFe1-x)Fe24(0<x≦1)で表される組成を有するコバルト含有フェライトを含む被覆層を有する窒化鉄粉末。 (もっと読む)


【課題】熱揺らぎ耐性を有し、且つ記録感度の高い構造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板に対して垂直な複数の凸構造部材からなる構造体であり、該凸構造部材の先端部分が曲面形状を有し、且つ該先端部分に連続して磁性体が配置されている構造体。基板上に下地金属層及び被陽極酸化層を順次配置する工程と、該被陽極酸化層を陽極酸化して基板に対して垂直方向に形成された孔を有する多孔質皮膜とする工程と、該多孔質皮膜の孔の底部から該多孔質皮膜露出面を超える高さまで、該下地金属層の元素を含む酸化物を成長させ、柱状構造部分と曲面形状を有する先端部分からなる凸構造部材を形成する工程と、該多孔質皮膜の一部または全部を除去する工程と、該凸構造部材の先端部に磁性体を配置する工程とを含む構造体の製造方法。 (もっと読む)


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