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国際特許分類[H01F27/10]の内容

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【課題】コイル板表面の絶縁層とスペーサの接合部に電界が集中して放電起点となることを抑制し、静止誘導器の高耐電圧化及び小型化を図る。
【解決手段】複数のスペーサ7を挟み込んだ2枚のコイル板1a、1bを加熱し、誘電体層4a、4bを軟化させた状態で2枚のコイル板1a、1bに上下方向から圧力をかけ、2枚のコイル板1a、1bそれぞれの絶縁層3a、3bに誘電体層4a、4bを介して絶縁スペーサ7を接合する。このとき、誘電体層4a、4bには、角部を持たない曲面部5a、5bが形成され、この曲面部5a、5bと絶縁スペーサ7との間に溝6a、6bが形成される。この溝6a、6bにより、絶縁スペーサ7と絶縁層3a、3bの接合部の局所電界が緩和され、接合部が放電起点となることを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高周波誘導加熱用などの高周波トランスにおいて、表皮効果、リーケージインダクタンス、電磁的結合、騒音、大きさ、コスト等を格段に改善しようとするものである。
【解決手段】筒状に巻回した一次巻線3の内周と外周との近傍に、有端環状内周包囲導電板部5と有端環状外周包囲導電板部6とを、環端部7,8の位置を共通させて配するとともに、両導電板部5,6の側縁部相互を導電ブリッジ板部9,10により連ねることで、前記一次巻線3の内側と外側との双方にわたる広範な二次電流域を備えた二次巻線4を形成して入出力コイル2を構成し、該入出力コイルを単一乃至複数重層にてコア1に嵌合させ、上記一次巻線3を冷却流体流通可能な導電性パイプ若しくは平角導線で形成して成るものである。 (もっと読む)


【課題】水平冷却路を通る冷媒量を増加させ、冷却性能の優れた静止誘導電器を提供する。
【解決手段】絶縁材料で筒型に形成された内側絶縁筒1と、絶縁材料で筒型に形成され、前記内側絶縁筒を覆う外側絶縁筒2と、前記内側絶縁筒1と前記外側絶縁筒2との間に巻き回され、周方向に2分割され、上下方向に複数のセクションに分割された巻線3とを備える。さらに、前記巻線3のセクション間に挿入され、前記巻線3と前記内側絶縁筒1との間の内側垂直冷却路5a、および前記巻線3と前記外側絶縁筒2との間の外側垂直冷却路5bを閉塞する第1の閉塞板4−1、4−3と、前記巻線3のセクション間に挿入され、周方向に2分割された前記巻線3の間の中央垂直冷却路5dを閉塞する第2の閉塞板4−2、4−4と、を備える。 (もっと読む)


【課題】整流器用変圧器の低圧巻線の外側冷却媒体流路幅と、内側冷却媒体流路幅が異なる巻線の冷却構造において、低圧巻線の温度上昇を低減する。
【解決手段】本発明は、鉄心と高圧巻線の間に低圧巻線を配置した整流器用変圧器であって、前記低圧巻線を冷却する為に前記低圧巻線の内側及び外側に設けられた、異なった流路幅の冷却媒体流路を、内側及び外側とも略等しくなるように、間隔調整部材を前記低圧巻線と前記鉄心を包括するように配置された絶縁筒との間に配置したことを特微とする。 (もっと読む)


【課題】本発明に係る実施形態は、電気機器に使用されるタンク1およびOリング5の上部と下部との間に発生する温度差を抑え、シール部の温度を均一にし、シール性能の信頼性を向上させるとともに、冷却性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る電気機器用タンクは、高電圧導体6又は巻線を収納し、絶縁ガスが封入され、円筒形状を持つ電気機器用タンク1において、電気機器用タンク1のフランジ部2に設置し、絶縁ガスをシールするOリング5と、フランジ部2の外気側又は合わせ面側に、Oリング5と併設したヒートパイプ7とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】静止型誘導機器におけるコイルを巻回した鉄心の冷却効率を高めること。
【解決手段】インボリュート磁性鋼板を放射状に積層した断面円形状の鉄心11に、全面に無溶剤系絶縁接着剤層14を形成したポリイミド系フイルムからなる絶縁紙13を巻回し、その上に交流電圧を印加するコイルを構成する絶縁導体管12を巻回し、その絶縁導体管に冷却流体を通流する。全面に無溶剤系絶縁接着剤層を形成したポリイミド系フイルムは、熱伝導性が良く、導体管に通流する冷却流体により効率よく鉄心は冷却される。 (もっと読む)


【課題】鉄心と巻線との空間に冷却部材が配置された磁気部品の冷却効率を高くし、冷却部材のコストを低減する。
【解決手段】磁気部品を、鉄心1と、巻線2と、巻枠3と、冷却管(管状冷却部材)4と、スペーサ5とで構成する。鉄心1の互いに平行な各棒状部1aに、スペーサ5と巻枠3を介して巻線2が形成されている。冷却管4を、合成樹脂製のスペーサ5内に、鉄心1に巻かれた状態で配置する。 (もっと読む)


2相の蒸発可能な誘電体冷媒を使って変圧器(30)の中空捲き線(36)を冷却するポンプ汲み上げ型ループ冷却システム(10)が提供される。液体冷媒ポンプ(20)は該誘電体冷媒を変圧器(30)内へ、そして該変圧器の銅管捲き線(36)を通るよう循環させ、該捲き線では該誘電体冷媒は該変圧器(30)からの熱除去で少なくとも部分的には蒸発する。該誘電体冷媒は次いで凝縮器(40)へそして該ポンプ(20)へ戻るよう循環させられる。
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【課題】コイル及びコアの冷却を効率よく行うことができ、大電流領域でも使用可能な誘導機器の提供にある。
【解決手段】上コア部材11及び上コア部材11と対向配置された下コア部材12からなるコアを有し、上コア部材11の上面部11a、円柱部11b及び、周壁部11cと、下コア部材12の下面部12a、円柱部12b及び周壁部12cとによって形成される空間部Sにコイル13のコイル部13aが収容された誘導機器としてのリアクトル10であって、上コア部材11及び下コア部材12には空間部Sに連通する冷媒流通口としての冷却液流入パイプ14及び冷却液流出パイプ15が配設されている。 (もっと読む)


【課題】小型化、高電圧化、低価格化が可能な静止誘導機器の提供。
【解決手段】HIS巻きの静止誘導機器の電圧印加部の次のコイルセクションの最内側コイル導体のみを除去してその代わりに、電界緩和装置を一ターン分巻き込んで配置する。電界緩和装置は、電圧印加コイルセクションの最内側のコイル導体と軸方向に対応した位置に設けられる。
【効果】小型化、高電圧化、低価格化が可能で、電磁波障害も軽減できる。 (もっと読む)


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