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国際特許分類[H01F38/12]の内容

国際特許分類[H01F38/12]に分類される特許

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【課題】イグナイタがケース内で保持されていないと製造時にイグナイタを仮固定する治具等の製造装置が必要となる。また、鉄芯カバーとイグナイタの間の距離が無い又は狭いため絶縁樹脂が鉄芯カバーとイグナイタの間に入りにくく、絶縁樹脂の充填が十分に行えない。さらに、鉄芯カバーとイグナイタの間の距離が無い又は狭いので鉄芯カバーとイグナイタの間の樹脂層が薄くなりクラックが生じやすくなる。
【解決手段】ケース内の鉄芯カバーとイグナイタの間に固定壁を形成し、鉄芯カバーは鉄芯カバーの固定壁と対向する面に少なくとも2種類の厚みを有する。また、固定壁はイグナイタの垂直方向高さの1/2以下の高さとし、鉄芯カバーの固定壁と対向する面の最厚部はイグナイタの垂直方向の高さよりも高い位置に配置する。 (もっと読む)


【課題】点火コイルの2次電流を検出するために変流器等を備えると2次コイル側の損失が増え、点火プラグへの出力が低下する。また、点火装置の2次電流を検出してマイクロコンピュータ等の電子回路によって放電状態を判定するには、2次電流を電圧に変換する電流―電圧変換回路が必要なため、構造の複雑化及び点火装置が大型化する。
【解決手段】従来の点火コイルの放電に高周波点火コイルの連続放電をアシスト点火させる点火装置において、点火コイルの1次コイルの1次高圧側に電圧検出手段を備え、電圧検出手段は高周波点火コイルの放電時に点火コイルの1次コイルに加わる1次電圧を検出し、電圧検出手段の検出結果に応じて高周波点火コイルの動作状態の判定を行う電圧判定部を備える。また、電圧判定部が高周波点火コイルの動作状態を異常と判定した場合、高周波点火コイルを停止させる。 (もっと読む)


【課題】二次電圧の高圧化および点火応答時間の短縮と、遮断ノイズ低減との両立を図る。
【解決手段】一次コイル11への通電と遮断を制御するメインIGBT31(点火用スイッチング素子)と、メインIGBT31のコレクタCmとゲートGm間に接続され、コレクタCmの電圧をゲートGmへ印加して帰還させるか否かを制御するサブIGBT32(帰還用スイッチング素子)と、を備える。そして、メインIGBT31のオフ作動に伴いコレクタCmに生じた遮断ノイズ電圧により、サブIGBT32のコレクタCs(帰還入力端子)とゲートGs(帰還導通制御端子)間に存在する寄生コンデンサCparaが充電され、この充電によりゲートGsの制御電圧が上昇してサブIGBT32はオン作動し、かつ、寄生コンデンサCparaが放電することにより前記制御電圧が下降してサブIGBT32はオフ作動するように構成する。 (もっと読む)


【課題】 製造工程および検査工程を簡略化させつつ、歩留まりよく生産性を高めて低コスト化した内燃機関用点火コイルを提供する。
【解決手段】 絶縁ケース10の外側に、ブッシュ50を介してボルト40でエンジンヘッド9に取り付けるための貫通孔30が形成されたフランジ20を張り出して形成し、この貫通孔30の内周面に、複数の溝22がボルト40の座面と対面する側のボルト座面対面端部20aからエンジンヘッド9と対面する側のエンジンヘッド対面端部20bまで形成し、外周面に塗布された熱硬化樹脂としてのエポキシ接着剤60の中で高温硬化時に膨張した空気が浮上して溝22から抜けるようにブッシュ50を貫通孔30に挿入して内燃機関用点火コイル1を構成する。 (もっと読む)


【課題】隙間によって熱応力を緩和しつつ、当該隙間の進展に起因する損傷が回避可能な点火コイルの提供。
【解決手段】点火プラグに火花放電を生じさせる電圧を生成する点火コイル100である。点火コイル100は、樹脂材料によって形成される一次スプール60と、エナメル銅線が外周壁60aに筒状に巻回しされてなる一次コイル70、外周壁60aの外周側を覆いつつ一次コイル70を被覆するエポキシ樹脂26、を備えている。一次コイル70及びエポキシ樹脂26の一体要素において内周壁70aの両端部77,78が、一次スプール60の外周壁60aと、当該外周壁60aの軸方向の中間である剥離部66を避けるようにして、接着されている。 (もっと読む)


【課題】電力の消費を抑制しつつ、点火プラグの火花放電に起因するノイズを低減可能な点火コイルの提供。
【解決手段】電源30と接続される一次コイル50と、一次コイル50への通電のオン・オフを切り換えるイグナイタ40と、一次コイル50の電圧を昇圧することにより点火プラグ10に火花放電を生じさせる放電電圧V2を生成する二次コイル60とを備える点火コイル100において、二次コイル60を点火プラグ10と導通させる導通系統65にノイズ抑制回路80が設けられている。ノイズ抑制回路80は、導通系統65に直列に接続されるバッファコイル70と、当該バッファコイル70と並列に導通系統65に接続される抵抗器77を有している。抵抗器77によってバッファコイル70の共振特性が鈍らされることにより、ノイズ抑制回路80のインピーダンスの確保が可能とされている。 (もっと読む)


【課題】成形型の型割りの複雑化を抑制しつつ、絶縁樹脂及びコネクタ間でのクラックの発生を低減することが可能な点火コイルの提供。
【解決手段】コネクタ部30を通じて外部の電源から供給される電力を用いることにより、点火プラグに火花放電を生じさせる電圧を生成する点火コイル100は、このコネクタ部30に絶縁樹脂45によって被覆される筒面32を有しており、当該筒面32の外周側において型開きされるよう型割りされた複数の成形型20,21によって形成される。この筒面32において成形型20によって形成される部分には、当該成形型20を型開きする型開方向MOD1に向かうに従って筒面32の内周側に勾配する勾配面部33a,33bが形成されている。そして、これら勾配面部33a,33b等には、凹凸を梨地状に設けてなる梨地部35が形成されている。 (もっと読む)


【課題】主鉄心とサイド鉄心及び補助鉄心からなる3分割鉄心を備えた点火コイル(永久磁石を備えたものでも備えないものでも)は、ケースの中にセットするまでの間は3者がばらばらのため組付け誤差が生じやすく、点火コイルの個々の性能のばらつきが発生しやすくまた自動組立てのトータルの作業性を損なう問題があった。
【解決手段】補助鉄心と主鉄心,磁石付きの場合は磁石も含め、樹脂被膜若しくはエラストマ皮膜で覆って一体の組体に固定した状態で、コイルの装着,サイド鉄心との組付けを行う。
【効果】補助鉄心と主鉄心,磁石付きの場合は磁石も含め、一個の組体として点火コイル自動組立てラインに供給できるので、コイル組立てラインで、これら複数の部材の位置決めを必要とせず、結果的に自動組立ての作業性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】二次コイルを形成する導線の断線を回避可能な構成の点火コイル及びその製造方法の提供。
【解決手段】一次コイル60を通電する電圧を二次コイルによって昇圧することにより、点火プラグ10に火花放電を生じさせる電圧を生成する点火コイル100である。この点火コイル100では、一次コイル60への通電をオフ状態からオン状態とした際に二次コイル65に誘導される逆電流を規制するダイオード55と、二次コイル65を形成する二次銅線66とが、接続部材90によって接続されている。接続部材90は、一次銅線61及び二次コイル65を被覆する絶縁樹脂45の内部において、隔壁部30の貫通溝32を貫通している。これにより、接続部材90において、ダイオード55のリード部56と接続されるリード接続部91と、二次銅線66と接続される二次銅線接続部96とが、隔壁部30によって隔てられる。 (もっと読む)


【課題】 主として内燃機関に搭載する点火コイル装置において、先端が屈曲したタイプの点火コイルであっても装着性を向上することができる装置を提供する。
【解決手段】 1次、2次コイルのトランス構造を内蔵するケース(40)の底に高圧タワー(41)と、点火プラグ(80)と高圧タワー(41)の保持するためのプラグブーツ(60)を有し、プラグブーツは高圧タワー付近のブーツ根元部(61)と点火プラグ付近のブーツ先端部(62)とから構成され、高圧タワー(41)とブーツ先端部(62)との各中心軸とが傾斜している屈曲タイプの点火コイル装置において、その内部に高圧タワー(41)と点火プラグ(80)とを電気的に接続する接続中継部材を有した剛性中間部材(90)を備え、剛性中間部材(90)は、ブーツ根元部(61)から屈曲位置まで延長したものである。 (もっと読む)


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