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国際特許分類[H01J1/15]の内容

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【課題】平均粒径が0.3μm以下の粒子状で分散してなるトリウムタングステン(Th−W)合金、Th−W線、及び耐変形性が改善されたコイル、並びに電子管用陰極構体の提供。
【解決手段】Wマトリクス中にTh及び/又はTh化合物が粒子状で分散してなるTh−W合金であって、前記Th及び/又は化合物の含有量が0.5〜2重量%でありかつこのTh及び/又はTh化合物粒子の平均粒径が0.3μm以下である、Th−W合金、
上記Th−W合金よりなる、Th−W線、
上記のTh−W線よりなるコイル、及び
一対の支持部材間に加熱線条が支持されてなる電子管用陰極構体であって、前記加熱線条が上記Th−W線よりなる、電子管用陰極構体。 (もっと読む)


【課題】
本発明は当技術分野で認識された上記技術的課題に鑑みてなされたものであり、(1)引出し電圧を大きくしなくても1.0mA/sr以上の高角電流密度動作ができることに加えて、(2)真空劣化を引き起こす余剰な電流を少なくする、という技術的要求をバランスよく実現することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明によれば、タングステンの単結晶からなる陰極と、陰極の中腹部に設けられた拡散源とを有する電子源であって、前記陰極先端に形成された(100)面と(110)面との境界近傍から放出される電子が、前記陰極の軸と略平行に放出されるよう、前記陰極の軸方向と前期陰極の<100>方位とのなす角度が調整されてなる電子源によって達成できた。 (もっと読む)


【課題】高速な電子ビーム強度の制御を可能にする。
【解決手段】装置(10)は、フィラメント(22)と、フィラメント(22)によって加熱されて電子ビーム(14)を発生する電子放出器(20)と、フィラメント(22)及び電子放出器(20)の各々に電力を供給するように構成されている電源(26)とを含んでいる。装置はまた、フィラメント(22)及び電子放出器(20)の各々への電力の供給を制御する制御システム(34)を含んでおり、制御システム(34)は、所望の電子放出器動作温度を示す入力を受け取って、電子放出器(20)及びフィラメント(22)の動作温度を最低にするように、所望の放出器要素動作温度に基づいて、電子放出器(20)とフィラメント(22)との間に望ましい電圧を印加し、フィラメント(22)に望ましい電圧を印加するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】寿命を短縮することなく輝度の向上が可能な電子銃用のエミッタ使用方法を提供する。
【解決手段】電子銃用のエミッタ使用方法において、エミッタ14は、結晶質の金属六硼化物を用いて構成され、形状が円柱体の先端側を円錐台に形成して端面2が平面であるとともに、円錐台端面2が(310)結晶面であるように構成されており、そのエミッタを1×10−5Pa以下の真空圧力で動作させるようにする。エミッタは、1650K〜1900Kの動作温度で動作させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波源のための高周波陰極加熱器電源の提供。
【解決手段】マイクロ波源のための高周波陰極加熱器電源は、SMPSインバータ(13)と、SMPSインバータによって給電されるように配置された1次巻線(122)、1次巻線の1次磁心アセンブリを通過するモニタ巻線(123)、及び陰極加熱器(11)への接続に向けて配置された2次巻線(121)を含む絶縁トランス(12)とを含む。電流モニタ(141)は、1次巻線内の電流をモニタするように配置される。信号処理モジュール(14,131,132)は、陰極加熱器(11)にわたる電圧Vhを示すモニタ巻線(123)からの第1の入力信号及び陰極加熱器を通る電流を示す電流モニタ(141)からの第2の入力信号を受け取るように配置される。 (もっと読む)


【課題】六ホウ化ランタンなどの希土類六ホウ化物単結晶ナノファイバを耐熱金属支持針に接合して熱陰極電子放出源として使用しようとすると、高温使用過程で生じる、希土類六ホウ化物単結晶ナノファイバと耐熱金属支持針との接合面における高温化学反応により損傷・劣化を起こして、耐久性・長期間使用可能性の面で問題を引き起こす恐れがある。
【解決手段】少なくとも耐熱金属支持針の希土類六ホウ化物単結晶ナノファイバとの接合箇所が当該ナノファイバに対して高温でも化学反応しない耐熱材料よりなる熱陰極電子放出源を構成することにより、上記問題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 加熱して温度を上げたときのフィラメントの腐食および自重による撓みを抑制する。
【解決手段】 このフィラメント4は、通電加熱されて熱電子を放出するフィラメント部6と、フィラメント部6が貫通していてそれからの熱によって加熱されて熱電子を放出する筒状の熱電子放出部8とを備えている。熱電子放出部8を構成する材料の方がフィラメント部6を構成する材料よりも熱電子放射電流密度が大きく、剛性率はフィラメント部6を構成する材料の方が大きい。 (もっと読む)


【課題】 カソードのみの仕事関数を正確に把握するために必要な熱電子放出電流測定装置を提供すること。
【解決手段】 熱電子放出電流測定装置100は、測定装置本体1、直流電源2、パルス電源3、電流電圧測定装置6を有している。
測定装置本体1は、真空チャンバ13と、真空チャンバ13内に設けられ、測定試料であるカソード15を載置する試料載置台17と、真空チャンバ13内に設けられたアノード19と、フィラメント21とを有している。
カソード15の熱電子放出電流を測定する場合は、フィラメント21に電流を流して加熱し熱電子を放出させ、フィラメント21に直流電源2で電圧を印加して電子を加速し、カソード15に電子衝撃を与えて加熱し、加熱したカソード15の熱電子放出電流を電流電圧測定装置6を用いて測定する。 (もっと読む)


【課題】 同軸構造の熱陰極の内部導体の温度上昇を抑制して、内部導体の寿命ひいては熱陰極の寿命を長くする。
【解決手段】 この熱陰極10は、中空の外部導体2と、その内側に同軸状に配置されている中空の内部導体1と、両導体1、2の先端部を電気的に接続する接続導体3とを備えている。加熱電流IH は、接続導体3を通して折り返されて、外部導体2と内部導体1とで互いに逆向きに流される。 (もっと読む)


【目的】従来の熱電子放射陰極に於ける陰極チップ把持部での経時的反応消耗を抑えることで、信頼性が高く長時間に渡り極めて安定な電子ビーム特性を維持し、電子顕微鏡や電子ビーム露光装置用として利用効果の大きい熱電子放射陰極を提供する。
【構成】希土類六硼化物からなる陰極チップと、前記陰極チップを把持し加熱するための炭素質材料からなるヒーターとを有する熱電子放射陰極であって、高融点金属薄板からなるコ字形の支持片が前記陰極チップ基部の相対する側面に沿うように反応障壁層を介して焼結固着され、かつ前記支持片の相対する面を介して、前記陰極が前記ヒーターによって把持されていることを特徴とする熱電子放射源。 (もっと読む)


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