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国際特許分類[H01J35/04]の内容

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陰極 (190)
陽極;対陰極 (385)

国際特許分類[H01J35/04]に分類される特許

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【課題】 長期に亘って信頼性の高いX線発生装置を提供する。
【解決手段】 X線発生装置は、高電圧コネクタ2と、X線管1と、固定部材5と、スプリングと、を備えている。高電圧コネクタ2は、端面S22が形成された電気絶縁材と、高電圧出力端子23と、を有している。X線管1は、高電圧入力端子14と、端面S22に直接または間接的に密接される密接面S13が形成された高電圧絶縁部と、隙間形成面S11と、を有している。固定部材5は、隙間形成面S5を有し、高電圧コネクタ2に直接または間接的に固定される。スプリングは、隙間形成面S11及び隙間形成面S5に接している。 (もっと読む)


【課題】電子ビームの高速変調を可能としながら陰極からの電子ビームの取り出しを低電圧で高効率とする。
【解決手段】X線管(200)は、電子ビーム(208)を発生する熱電子陰極(206)と、熱電子陰極(206)から放出された電子ビーム(208)が入射したときにX線を発生させるターゲットアセンブリ(210)と、熱電子陰極(206)とターゲットアセンブリ(210)の間に加速電界を確立するために熱電子陰極(206)とターゲットアセンブリ(210)にまたがる出力電圧を確立する高電圧供給ユニット(212)と、熱電子陰極(206)の表面位置に加えられる電界を低下させる電圧で動作するメッシュグリッド(214)とを備える。メッシュグリッド(214)の位置の電圧は熱電子陰極(206)の位置の電圧を基準として負にバイアスされる。 (もっと読む)


【課題】アノードの後方への反射電子や2次電子の回り込みを防止して、装置動作の安定性を向上させる。
【解決手段】真空チャンバ内に、電子ビームe1を放出するカソード10と、該カソード10から放出された電子ビームe1の衝突によってX線100を発生するアノード20とを備えたX線発生装置において、前記カソード10とアノード20との間に、カソードからアノードへの電子ビームの進行を許すように第3の電極30を設け、該第3の電極30をアノードと同電位に設定した。 (もっと読む)


陰極3、陽極5、及び追加電極7を有するX線管1が提供される。その中で、追加電極は、陽極5から来る自由電子27の衝突により、追加電極7が陰極電位と陽極電位の間にある電位に負に帯電するように、配置され適合される。追加電極7はパッシブであり得る、すなわち、実質的に電気的に絶縁され、アクティブな外部電圧源に接続されない。追加電極7は一次電子ビーム21の中からイオンを除去し、さらにまたX線管1の筐体11内の残留ガスの原子も除去する、イオンポンプとしてはたらき得る。追加電極7のイオンポンプ能力をさらに増すために、磁界発生器61が追加電極7に隣接して配置されることができる。
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【課題】X線管の経時劣化を低減する。
【解決手段】陰極3と陽極4との間の中間の電圧に維持される中間電位電極5を備え、中間電位電極5と陰極3との間に陰極用抵抗体6と中間電位電極用抵抗体7とを対向させて挿入する。中間電位電極5は、陰極3を保持するステムガラス8の外周を囲む外囲器ガラス2の縁部に取り付けられ、陽極4に対して陰極3の裏面側に配設される。陰極用抵抗体6と中間電位電極用抵抗体7とは、陰極3と陽極4との間に印加される印加電圧を暗電流から絶縁破壊電流に至る閾値電流で除した値以上の抵抗値を有する。 (もっと読む)


少なくとも1つのイオン収集電極(141)を有するイオン操作装置(140)を含むX線管が記載されている。前記イオン収集電極(141)の少なくとも一部はゲッター材料で作られている。前記イオン操作装置(140)は特に、電場の存在しない領域(131)を有する高性能X線管にとって有利である。前記イオン操作装置(140)は、イオン(150)を偏向する電場を発生させる。ゲッター電極に衝突するとき、前記イオン(150)は永続的に収集されるので、当該X線管(100)の真空容器内部から除去される。これにより、当該X線管(100)の電子エミッタへのイオンの衝突が回避される。それに加えて残留ガスによって生じるアーチ率を大幅に減少させることができる。前記ゲッター材料の加熱は、加熱ワイヤによって、又は前記ゲッター材料を有する前記電極(341,342)への散乱電子(322)の明確な衝突によって実現されて良い。
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【課題】 陽極ターゲットからの反跳電子をより多く捕捉可能な構造を有する回転陽極X線管を提供する。
【解決手段】 電子ビームを発生する陰極部9と、前記発生された電子ビームを加速する第1の電界を与える手段と、この与えられた第1の電界によって加速された電子ビームを照射するターゲットを有する陽極部13と、この陽極部9と陰極部との間に配置され、前記ターゲットから反射される反跳電子を収集する反跳電子コレクタ部11と、この反跳電子コレクタ部11と陽極部と陰極部を収容する真空外囲器3とを具備したX線管において、前記反跳電子コレクタ部に前記ターゲット13の電位以上の電位となるような第2の電界を与える手段を備える。 (もっと読む)


【課題】X線発生装置のX線管球において管球絶縁部管球内表面が正へ帯電することが原因となり放電が発生する。【解決手段】対向した電流電圧導入電極,電気絶縁性を有する真空気密性を有する容器、前記容器内に前記電流電圧導入電極に接続されたX線を放射するターゲット及び前記ターゲットに電子線を照射する電子銃を備えているX線管であって、前記容器内の表面付近に前記容器の二次電子放出係数未満の二次電子放出係数をもつ物質を配置するものとする。 (もっと読む)


【課題】 マイクロフォーカス型X線管におけるリーク電流に起因するX線管の劣化等についても判定可能としたX線発生装置を提供する。
【解決手段】 管体10内にカソード12と第1、第2グリッド電極13、14と、ターゲット15とを有し、カソード12から発せられた電子を第1、第2グリッド電極13、14により放出量の調整と収束を行い、ターゲット15へと衝突させてX線を放出させるX線発生装置1において、カソード12に対向する第1グリッド電極13に流れる電流(グリッド電流)を電流検出回路21により測定し、予め設定した電流しきい値と比較して比較結果を通信端子3等から出力することで、X線管1の劣化を判定する。 (もっと読む)


X線管は、ハウジング10内の、陰極12の形態の電子源及び陽極14を備える。陽極14は薄膜陽極であるため、陽極14と相互作用してX線を生成しない電子のほとんどは、陽極14を直接通過する。X線は、陽極14の真後ろにある第1窓16又は陽極の一方の側にある第2窓18を通して収集されることができる。減速電極20は、陽極4の後ろに位置し、陽極14に対しては負であり、且つ、陰極12に対してはわずかに正である電位に保持される。この減速電極20は、電子が減速電極と相互作用する時に電子が比較的低いエネルギーにあるように、陽極14を通過する電子を減速させる電界を生成する。これにより、管に対する熱負荷が低減する。
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