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国際特許分類[H01J37/26]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 電子管または放電ランプ (32,215) | 放電にさらされる物体または材料を導入する設備を有する電子管,例,その試験や処理をするためのもの (7,637) | 電子またはイオン顕微鏡;電子またはイオン回折管 (1,194)

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【課題】透過電子顕微鏡像の観察時に試料が受ける磁場の影響を低減することができる透過電子顕微鏡を提供する。
【解決手段】透過電子顕微鏡100は、電子線源2と、照射レンズ4と、対物レンズ6と、第2対物レンズ8と、制限視野絞り16と、投影レンズ10と、検出器12と、少なくとも照射レンズ4、第2対物レンズ8、および投影レンズ10を制御する制御部と、を含み、第1面17は、第2対物レンズ8と投影レンズ10との間に位置し、制御部22は、試料Sに電子線Lが照射されるように照射レンズ4を制御し、試料Sの回折パターンが第1面17に結像されるように第2対物レンズ8を制御し、第2対物レンズ8で結像された試料Sの透過電子顕微鏡像が第2面(受光部13)に結像されるように投影レンズ10を制御する第1処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 電子線の遮断による像情報の欠落の問題を低減し、かつ電位分布が異方的となる問題を改善した、電子顕微鏡に用いる位相板を提供する。
【解決手段】 一つにつながった開口部23を持ち、開口部に、開口部の外郭部から開口部中心へ向かう複数の電極11を配置する。それぞれの電極11の断面は、導体もしくは半導体でなる電圧印加層24を、絶縁層25を介して導体もしくは半導体からなるシールド層26で覆った構造とする。これにより、電極11による電子線遮断を低減し、さらに電位分布が異方的となる問題を改善する事が可能な位相板を構成する。 (もっと読む)


【課題】電子顕微鏡において、試料観察領域への干渉磁界の影響を軽減する装置及び方法を提供する。
【解決手段】電子顕微鏡10の試料チャンバー20のチャンバー壁21に、X、Y、Zそれぞれの方向の磁界補償コイル41を収容する領域を設け、試料30やレンズアパーチャ18近傍の高感度領域に於ける外部の干渉磁界を磁気センサー42により計測して、それぞれの磁界補償コイル41の磁界を調整し補償する磁界補償用のシステム40を構成する。 (もっと読む)


【課題】ノイズなどを含む不完全な回折パターンに対しても、オリジナルに近い実像を再構成することができる、フーリエ反復位相回復法を提供する。
【解決手段】フーリエ反復位相回復法の基本アルゴリズムによって得られる複数の計算結果をもとに、フーリエ空間の振幅に対して平均操作を行い、得られた振幅平均を新たな振幅とし、この新たな振幅をもとにして前記基本アルゴリズムを適用し、位相を求める。 (もっと読む)


【課題】球面収差補正器を備えることにより副次的に生じる2回対称3次スター収差(S3)と4回対称3次非点収差(A3)とを独立して補正することのできる荷電粒子線装置を提供する。
【解決手段】第1と第2の多極子レンズ9、13と、その間に伝達レンズ10、12を含む球面収差補正装置を備えた荷電粒子線装置において、第1の多極子レンズ9へ入射する荷電粒子線31の光軸1に対する傾斜角θ1に対し、第2の多極子レンズ13へ入射する荷電粒子線31の光軸1に対する傾斜角θ2が連動して変化するように、第1の偏向手段8と第2の偏向手段11とを制御する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、TEMにおける直接電子検出器の保護方法に関する。
【解決手段】 本発明は、新たなビームパラメータの設定前に、検出器上での電流密度を予測する手順を有する。ビームパラメータとはたとえば、収束レンズ(104)と投影レンズ(106)の励起、及び/又はビームエネルギーの変化である。予測は、光学モデル又はルックアップテーブルを用いることによって行われる。前記検出器の予測された露光が所定値未満であるとき、所望の変化が行われ、さもなければ、警告メッセージが発生して、設定の変更は延期される。 (もっと読む)


【課題】電子顕微鏡において、電子線の光軸調整を容易にし、高コントラストな暗視野像を容易に観察できるようにする。
【解決手段】電子源103からの電子線104を照射系レンズ105及び偏向コイル106,107を介して試料110に照射し、該試料110を透過した電子線を結像レンズ108を介して暗視野検出器111及び明視野検出器114で検出する電子顕微鏡において、電子線像を蛍光板112に形成し、この蛍光板112の電子線像をカメラ113で撮影し、このカメラ113の画像データから前記電子線の重心座標を求め、前記暗視野検出器111の中心と合わせるように、前記電子線又は前記暗視野検出器の位置を偏向コイル制御装置118又は暗視野検出器制御装置118を用いて制御することで、光軸調整を容易にし、高コントラストな暗視野像観察を実現する。 (もっと読む)


【課題】CT法によって得られる3次元像の像質を向上させることが可能な、電子顕微鏡および3次元像構築方法を提供する。
【解決手段】電子顕微鏡試100は、像取得部24は、マーカーが形成される前の試料Sの透過電子顕微鏡像を、傾斜角度ごとに取得することにより、第1傾斜像シリーズを取得する第1処理と、マーカーが形成された試料の透過電子顕微鏡像を、傾斜角度ごとに取得することにより、第2傾斜像シリーズを取得する第2処理と、を行い、3次元像構築部26は、第2傾斜像シリーズに基づいて、第1傾斜像シリーズを構成する複数の透過電子顕微鏡像間の位置あわせを行うアライメント処理を行い、位置合わせされた第1傾斜像シリーズを構成する複数の透過電子顕微鏡像に対して、3次元構築処理を行う。 (もっと読む)


【課題】CT法によって得られる三次元像の画質を向上させることが可能な、電子顕微鏡及び三次元像構築方法を提供すること。
【解決手段】試料を複数段階に傾斜させる試料傾斜手段と、前記試料傾斜手段によって設定された各傾斜角度θにおいて得られる透過電子顕微鏡像TIを取得する像取得手段と、取得した傾斜角度θ毎の透過電子顕微鏡像TIに基づき試料の三次元像を構築する三次元像構築手段とを含み、試料の三次元像の構築に用いる透過電子顕微鏡像TIの領域の幅bを、傾斜角度θに応じて傾斜軸に垂直な方向に変化させる。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の触媒層についての透過型電子顕微鏡による観察において、視野内に含まれる触媒粒子のうち、一定数の触媒粒子を選んで粒子径評価を行うことでは、相対的な粒子径分布は得られるものの、触媒粒子に関する定量的な解析を行うことは困難であった。
【解決手段】燃料電池触媒層から切り出した試料の厚さを、燃料電池触媒層の導電性担持体である炭素粒子の直径と同等の10nm以上200nm以下の一定の厚さまで薄くし、透過型電子顕微鏡像で炭素粒子に担持した触媒粒子の重なりが少なくなるので、個々の触媒粒子を区別して評価できる。透過型電子顕微鏡観察用試料を作製する際に、厚さを測定し、試料の厚さと透過型電子顕微鏡で観察した視野とを乗じた体積で規定される触媒層中に含まれる触媒粒子の粒子径および個数を求めることができるため、一定体積中に含まれる白金量を定量的に評価できる。 (もっと読む)


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