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国際特許分類[H01J49/40]の内容

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国際特許分類[H01J49/40]に分類される特許

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【課題】 二次イオン収率を低下させることなく試料の損傷を改善することができる質量分析器を提供する。
【解決手段】 二次イオンおよび後からイオン化された中性の二次粒子を分析するための質量分析器において、試料を照射することで二次粒子を発生させるための一次イオンビームを作り出すイオン源と、二次粒子の質量分析のための分析ユニットとを設け、一次イオンを構成する原子1個あたりの運動エネルギーを20eV以下の領域で制御できる機能を装備させる。前記一次イオンとして、気体原子がファンデルワールス力で凝集したガスクラスターイオンを用いるとよい。 (もっと読む)


タンパク質、オリゴヌクレオチドなどの大きな分子を含む分子を、室温又は室温に近い温度で、電界放出(FE)及び/又は2次電子放出(SEE)による電子の発生に基づいて検出する活性検出器及び方法を提供する。この検出器は、1つ又は複数の分子が接触する外面と、薄い金属層又は他のタイプの電子放出層を有する内面とを有する半導体膜を備える。半導体膜と接触した分子の運動エネルギーは、半導体膜を貫いて移動し、放出層から電子を放出させる。放出された電子を検出するために電子検出器が配置され、この電子検出器は任意選択の電子増幅手段を含む。 (もっと読む)


【課題】周回軌道でのイオンの追い越しに起因する複雑な周回数の判定等を必要とせず、特定のピークに対する高質量分解能のマススペクトルを取得する。
【解決手段】イオンの追い越しが生じない条件で目的試料の質量分析を行いマススペクトルを得る(S1、S2)。そのマススペクトルに現れる各ピークの質量から、周回毎に周回軌道離脱用の偏向電極にイオンが到達する時間を計算する(S4)。マススペクトルから特定ピークが抽出されると、所望の質量分解能を達成するのに必要な周回数が計算され、その周回数から求まるイオン到達時間に他の夾雑ピークのイオン到達時間が重ならないかを判断し、重なる場合に周回数を変更する(S5〜S7)。2回目の測定では、目的試料由来のイオンを周回させ、決定された周回数に応じたイオン到達時間に基づいて偏向電極によりイオンを周回軌道から離脱させて検出する(S9)。これにより、追い越しが発生しても他のイオンが混じることなく高質量分解能のマススペクトルを取得できる。 (もっと読む)


【解決手段】質量分析計からデータを取得し、コンピュータシステム(7)に伝達する装置(6)及び方法を開示する。装置は、データ取得エンジン(9)と、ネットワークインターフェース(11)と、リングバッファ(13)及びプロトコルスタック(14)を有するスループット最適化モジュール(10)と、を備える。圧縮エンジン(12)を取得エンジンとリングバッファとの間に備えるようにしてもよく、この圧縮エンジンは多段階の圧縮を実施可能なものでもよい。リングバッファは、取得エンジンからのデータワードの大きさに適合するメモリー部分を含む多数のセグメントとして構成される。1つのセグメントが、ワードに対応するデータで完全に充填されるか、又は、部分的にデータが充填された状態でスキャン終了マーカーを含むデータを受信すると、このセグメント内のワード数をこのセグメントのヘッダーワードに書き込み、このセグメント内のデータをプロトコルスタックに移動させる。以降のデータは、バッファ内の次のセグメントが受信する。 (もっと読む)


分析器を使用して荷電粒子を分離する方法であって、荷電粒子のビームを分析器を通して飛行させ、荷電粒子のビームが、分析器内部で分析器の分析器軸(z)の方向で少なくとも1回の全振動を受けるとともに主飛行経路に沿って軸(z)の周りを周回するステップと、ビームが分析器を通って飛行するときにビームの円弧発散を制約するステップと、荷電粒子の飛行時間に従って荷電粒子を分離するステップとを含む方法が提供される。上記方法を行うための分析器も提供される。好ましくは、発散を制約するために少なくとも1つの円弧集束レンズが使用され、この円弧集束レンズは、ビームの各側に位置された1対の対向した電極を備えることがある。実質的に同じz座標に位置された円弧集束レンズのアレイを使用することができ、アレイ内の円弧集束レンズが円弧方向で離隔配置され、アレイがz軸の周りに少なくとも部分的に延在し、それにより、ビームが分析器を通って飛行するときにビームの円弧発散を複数回制約する。 (もっと読む)


【解決手段】開示される質量スペクトルデータの処理方法は、イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル処理して、第1のデジタル信号を生成する。第1のデジタル信号に含まれる第1のピーク群を検出して、第1のピーク群に含まれる1つ以上のピークの到達時間T0とピーク面積S0とを求め、各々が到達時間値とピーク面積値とを備えるデータ対の第1のリストを作成する。第1のリストに含まれる1つ以上のデータ対をフィルタリング除去して、より小さな第2のリストを作成する。ここで、第1のリストに含まれるデータ対のピーク面積値がピーク面積閾値未満であると判定された場合に、第1のリストからそのデータ対をフィルタリング除去する、減じる、または捨てる。 (もっと読む)


【解決手段】開示されるイオンガイドは、複数の軸方向電極群を備え、各軸方向電極群は、複数の電極セグメントに径方向にセグメント化されたリング電極又は環状電極を備える。 (もっと読む)


飛行時間質量分光分析に有用な方法および分析器が提供される。荷電粒子を分離する方法が、2つの対向するミラーを備える分析器を提供するステップを含み、各ミラーが、軸zに沿って細長い内側および外側電場定義電極システムを備え、外側システムが内側システムを取り囲み、それらの間に分析器体積を画定し、ミラーが、z軸に沿って対向する電場を備える電場を分析器体積内部に生成し、電場のz軸に沿った強度が平面z=0で最小であり、方法がさらに、分析器を通して荷電粒子のビームを飛行させ、荷電粒子のビームが、分析器体積内部でz軸の周りを周回し、一方のミラーから他方のミラーに少なくとも1回反射し、それによりミラー内部に最大変向点を定義するステップを含み、最大変向点での電場のz軸に沿った強度がXであり、電場のz軸に沿った絶対強度が、平面z=0と各ミラーでの最大変向点の間でz軸に沿った方向の2/3以下にわたって|X|/2未満であり、方法がさらに、荷電粒子の飛行時間に従って荷電粒子を分離するステップと、複数のm/zを有する荷電粒子の少なくともいくつかを分析器から出射する、または複数のm/zを有する荷電粒子の少なくともいくつかを検出するステップとを含み、出射または検出するステップが、粒子がz軸の周りで同じ回数の周回を経た後に行われる。 (もっと読む)


【解決手段】開示される飛行時間取得システムにおいて、デジタイザー(6)を用いて、飛行時間型質量分析計の加速電極に印可される加速パルス(2)をデジタル化する。次に、デジタイザー(6)を切り替えて、イオン検出器(5)から出力されるイオン到達信号をデジタル化する。 (もっと読む)


【課題】イオン分布画像の画質を保持しつつ、飛行時間を収束させる。
【解決手段】試料18をパルス的にイオン化するレーザー光源15と、試料18の上流に位置するサンプルプレート11と、試料18の下流に位置し、レーザー光源15が試料18をイオン化した時点において、サンプルプレート11と自身との電位差により、生成されたイオンを試料18の表面から引き出す引き出し電極12と、引き出し電極12よりも下流に位置し、当該引き出し電極12と自身との電位差により、引き出し電極12によって引き出されたイオンを加速する引き込み電極13とを備えている。引き出し電極12は、自身と引き込み電極13との電位差によってイオンが加速されている間に、当該イオンが正イオンの場合には自身の電位を所定量上げ、当該イオンが負イオンの場合には自身の電位を所定量下げる。 (もっと読む)


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