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国際特許分類[H01J49/40]の内容

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国際特許分類[H01J49/40]に分類される特許

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【課題】イオンの利用効率を向上させた垂直加速型飛行時間型質量分析計を提供する。
【解決手段】イオン源、イオン源で生成したイオンを輸送するイオン輸送手段、イオン輸送手段の輸送先に置かれ、入射スリット、イオンを挟むように配置された2枚の加速電極、イオンに減速作用が働くような電場勾配を発生する圧縮電極、の3つから成り、イオンの飛行時間測定の始点となる信号に同期して前記各電極に所定の電圧を印加して、前記イオン輸送手段の輸送方向と直交する方向にイオンを加速するイオン加速部、前記イオン加速部により加速されたイオンを飛行させ、質量電荷比に応じてイオンの飛行速度が異なることを利用してイオンの質量分離を行なうイオン光学系、イオンを加速するための始点となる信号に同期して、イオン光学系を飛行してきたイオンを検出するイオン検出部、を備えた。 (もっと読む)


【課題】燃焼ガスや大気中ガスの成分組成を測定する際に、被測定ガス中の注目する有機分子をオンサイトで連続的にかつ高感度で定量分析できるガス分析用Jet−REMPI装置を提供する。
【解決手段】ガス導入系1からイオン化室2内に被測定ガス5を飛行時間型質量分析計4の方向に連続的に導入して超音速分子ジェット流6を形成するとともに、レーザ照射系3からレーザ光7を超音速分子ジェット流6に対して照射して被測定ガス5中の特定分子を共鳴多光子吸収過程でイオン化し、生成イオンをイオン化室2内のイオン光学系36により加速偏向させた後、飛行時間型質量分析計4で被測定ガス5中の特定分子を分析するJet−REMPI装置であって、対向電極11先端を局部的に加熱可能な赤外線導入部41を順次配置し、引き出し電極12の先端から仕切り板18までの範囲の電極部材の一部または全てをメッシュ構造とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、多屈曲型四重極飛行時間型質量分析装置に関し、四重極型が小型である特長も活かしつつ分解能も改善可能であり、測定1回のデータ取得時間を数ミリ秒或いはそれ以下に短縮できる多屈曲型四重極飛行時間型質量分析装置を提供することを目的としている。
【解決手段】円弧状に曲がった電極4個組の四重極と直線状電極4個組の四重極同士がイオン光学上の光軸が接続部でほぼ一致するように電極部材が接する構造で、一体化乃至は接続された状態の四重極の外形を持つ構成であり、前記四重極部はイオンガイドとして機能させ、飛行するイオンの飛行時間を計測できるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 デバイス等の不良原因となる数μmの微小異物を飛行時間質量分析計で高感度、高精度に分析可能とする装置を構築することを目的とする。
【解決手段】 レーザ又は微小加熱プローブで試料を断続的に加熱し、少量づつ気化放出させ、電子衝撃イオン化で放出された試料をイオン化する。一方、飛行時間質量分析計のイオン打ち出しタイミングを試料加熱のタイミングと同期させる機構を設けることにより、
試料から放出された分子を最大限捕捉することができ、高感度な分析が可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明はタンデム飛行時間型質量分析計に関し、イオン検出面の広がりを抑制することができるタンデム型飛行時間型質量分析計を提供することを目的としている。
【解決手段】サンプルをイオン化するイオン源10と、イオンをパルス的に加速する手段を含む第1の飛行時間型質量分析計20と、特定の質量を持つイオンを選択するイオンゲート11と、該イオンゲート11で選択したイオンを開裂させる手段21と、開裂したプロダクトイオンを再加速させるための手段30と、イオンミラ15ーを含む第2の飛行時間型質量分析計25と、該第2の飛行時間型質量分析計25を通過したイオンを検出する検出器12、とで構成され、再加速させるための手段が所定の機能を持つように構成する。 (もっと読む)


【課題】高電界非対称波形イオン移動度スペクトロメータ(FAIMS)において感度を分解能とを改善すること
【解決手段】高電界非対称波形イオン移動度スペクトロメータ(FAIMS)は、イオンの流れ方向に沿って幅が減少するギャップにより、互いに分離された少なくとも2つの合焦電極を含む。前記ギャップ内には電極アセンブリが配置されており、この電極アセンブリは、第1電極と第2電極とを含み、これら第1電極と第2電極のほぼ平坦な表面は互いに対向し、両者の間にほぼ均一な厚さの空間を構成している。使用中、第1電極および第2電極のうちの少なくとも1つの上、および前記少なくとも2つの合焦電極の上の各1つの上に設けられた電気コンタクトを介して、電気信号が印加される。これら電気信号は、第1電極と第2電極の間の空間にイオンを選択的に透過させ、選択的に透過したイオンを少なくとも2つの合焦電極のうちの1つから空間の中心部分に向けるための電極電界条件を空間内に構成する。 (もっと読む)


【課題】大気圧で規定された3次元空間内でイオンを選択的に伝搬し、イオンを捕捉するための装置を提供する。
【解決手段】アナライザ領域が第1および第2の空間を隔てた電極によって規定され、アナライザ領域がアナライザ領域を経てガスフローを距給するためのガス注入口およびガス放出口を有する高電界非対称波形イオン移動度分光法のイオン集束原理に基づいている。アナライザ領域に注入されるイオンは、ガス放出口に向かうガスフローによって搬送される。電極の少なくとも一方は、ガス放出口付近に位置する曲面の終端を備え、ガスフローは、イオンが終端の先端付近に位置する規定された3次元空間で捕捉されるように調整される。規定された3次元空間におけるイオンの捕捉によって、所望のイオンをさらに集中的に流すことができる。 (もっと読む)


【課題】飛行時間型質量分析器を用いた分析の高感度化と高精度を計る。
【解決手段】1次入射粒子としてクラスター粒子を用い、1次入射粒子1パルス当り2次粒子を複数個発生させ、2次粒子を飛行時間型質量分析器18で分析する。デジタルオシロスコープ25により、1次入射粒子をパルス化するパルス化信号を基準時間信号として、2次粒子の検出信号を2次粒子の飛行時間によらず均等な確率で計数する。 (もっと読む)


【課題】飛行時間型質量分析計において、イオンの価数に依存して系統的な質量誤差が生じることを解決する。
【解決手段】(1)試料をイオン化するイオン源、(2)前記イオン源で生成した試料イオンを飛行時間の違いにより質量分離して検出するする飛行時間型質量分析手段、(3)検出された試料イオンの信号ごとにイオンの価数を判定する価数判定手段、(4)標準試料を前記飛行時間型質量分析手段により分析した価数の異なる標準物質イオンに基づいて、イオンの価数に起因する当該飛行時間型質量分析手段の系統誤差をイオンの価数ごとに校正するための質量校正条件式を作る質量校正条件式作成手段、(5)価数判定された試料イオンを対応する価数の質量校正条件式に基づいて質量校正する質量校正手段、を備えた。 (もっと読む)


イオンの運動エネルギーを変える方法であって、イオントラップの捕捉領域にイオンを捕捉するステップと、捕捉領域を通してガスビームを指向するステップとを含み、それにより捕捉イオンの運動エネルギーを変える方法が提供される。また、イオンを分離する方法であって、イオンが捕捉領域の第1の軸に沿ってイオントラップの捕捉領域に入るようにするステップと、第1の軸に沿ってガスビームを指向するステップと、第1の軸の方向で電位を印加するステップとを含み、イオン移動度に基づいてイオンの分離を引き起こす方法が提供される。この方法を行うためのイオントラップおよび質量分析計も提供される。
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