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国際特許分類[H01J49/42]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 電子管または放電ランプ (32,215) | 粒子分光器または粒子分離管 (1,755) | 質量分光器または質量分離管 (888) | 動的分光器 (671) | 走行安定型分光器,例.単極,四重極,多重極;ファービトロン (323)

国際特許分類[H01J49/42]に分類される特許

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【課題】光学的な顕微観察画像で試料上の各組織が明瞭でなく、組織の有無や組織を構成する分子等についての予見がない場合でも、煩雑な手間を要することなく、組織のマッピング画像を提示する。
【解決手段】試料上の所定の二次元範囲内に設定された多数の微小領域の質量スペクトルデータが得られると(S1)、このデータを主成分分析することにより二次元範囲に特徴的な質量ピークを抽出する(S2)。そして、特定の質量ピークが観察される微小領域の二次元的な集中の度合いを例えば座標の分散値などを算出することで調査し(S3)、集中度が高い場合に、それら微小領域が同一組織を形成しているとみなし、各組織を識別可能なマッピング画像を作成して表示する(S4、S5)。 (もっと読む)


【課題】質量分析計
【解決手段】四重極ロッドセットイオントラップ(2,3)を含む質量分析計であって、1つの径方向への半径の増大とともに減少するポテンシャル場がイオントラップの出口(4,5)に形成される、質量分析計が開示される。イオントラップ(2,3)内のイオンは、径方向に質量選択的に励起される。径方向に励起されたイオンは、イオンをイオントラップ内においてもはや軸方向に閉じ込めるのではなくその代わりにイオンを抽出する働きをすることによってイオンをイオントラップ(2,3)から軸方向に放出させるポテンシャル場を受ける。 (もっと読む)


【課題】 従来の質量分析法で必須とされた高真空を必要としない低真空での動作が可能であり、小型で電極点数が少なく形状が加工が容易であること、さらに電子増倍管など増幅を必要としないイオン電流を検知するイオン検出方法を適用可能な、小型、安価、簡便な質量分析手段の提供を課題とする。この真空領域では従来よりイオンモビリティー分析手段が用いられていたが、本方式により真の質量分析手段を提供することが可能となり、種種のアプリケーションに対し分析精度を格段に向上することが可能となる。
【解決手段】 本発明で開示する1次元イオントラップを用いる。1次元イオントラップによる質量分析手段は多量のイオンをトラップ可能であること、低真空にて動作可能な質量分析方式を提供できることから高真空を用いない質量分析手段が可能となる。 (もっと読む)


本出願人の教示は、高周波(RF)および交流(AC)電流の両方のロッドまたは他の電極への同時印加を通して、正および負の電荷の両方のイオンを同時に収容するための多極ロッドセットまたは他の多電極デバイスを組み込む、質量分析計および他のデバイスの操作の際に有用な方法、システム、および装置を提供する。一実施形態において、多極電極セットは、複数の電極対、すなわち2N個の電極(Nは、1より大きい整数)を備える。そのような実施形態では、RF電圧は、第1の位相で1つおきのロッドに、反対の位相で残りのロッドに印加され得る。
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【課題】質量スペクトロメータの構造を簡単にし、製造、コストを下げること
【解決手段】デバイスの出口近くでイオンを細いビームに合焦するテーパ付き電界を形成するよう、振動(例えば無線周波数)電圧を印加する、長手方向に離間する複数の電極から、質量スペクトロメータの低真空領域または大気圧領域内でイオンをトランスポートし、合焦するためのデバイスが構成されており、電極間間隔または振動電圧の振幅は、イオン走行方向に大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】イオンの解離効率を高め、従来、解離しにくい分子量の大きなイオンも解離して質量分析する。
【解決手段】イオントラップ1内にイオンを捕捉してプリカーサイオンを選別した後、被励起ガス導入部23よりエチレンガスをイオントラップ1内に導入し、該ガス分子を振動励起させる所定波長(10.6μm)のレーザ光を励起レーザ照射源22から照射する。ガス分子は光子を吸収して振動励起され高い振動エネルギーを持ち、この振動励起状態にあるガス分子が捕捉領域Aに捕捉されているプリカーサイオンに接触すると、振動エネルギーがプリカーサイオンに移動する。プリカーサイオンが振動励起状態にあるガス分子に接触する度にプリカーサイオンが持つ振動エネルギーは増加し、該エネルギーが解離するのに十分な大きさに達するとプリカーサイオンは解離してプロダクトイオンを生成する。 (もっと読む)


【課題】出力安定時間をなくして、一連の質量走査にかかる時間を短縮し、全体のスループットを向上させることができる四重極型質量分析装置を提供する。
【解決手段】イオン化室11と、イオン化室11から出射したイオンを収束させるレンズ15,19と、イオンを質量分離する四重極質量フィルタ22,23と、四重極質量フィルタ22,23を通過したイオンを検出する検出器24と、レンズ15,19に電圧を供給するレンズ電源部31,32と、四重極質量フィルタ22,23に直流電圧と高周波電圧を供給する四重極電源部33と、レンズ電源部31,32と四重極電源部33とを制御して質量走査する制御部6とを備え、制御部6は、最小質量数に対応する最小電圧から最大質量数に対応する最大電圧までの線形増加と、この線形増加に引き続く、最大電圧から最小電圧までの線形減少との繰り返しからなる三角波の質量走査を行う。 (もっと読む)


【課題】質量電荷比ごとにイオン電流の測定範囲を調整するのに要する時間を削減し、測定時間の短縮を図る。
【解決手段】イオン電流の測定値とともに該イオン電流測定範囲を質量電荷比ごとにメモリ5に記録し、該記録に基づいて、イオン電流値の昇順または降順で各質量電荷比についてのイオン電流測定を行うとともに各質量電荷比についてのイオン電流測定範囲を設定するCPU4を備える。 (もっと読む)


【課題】質量プロファイルを積算するための質量分析の繰り返し回数を減らすことで測定時間の短縮化を図りつつ、信号強度を増加させる。
【解決手段】イオントラップ4内に形成した高周波電場によりイオンを捕捉している状態で、主電圧発生部10からリング電極41に印加する矩形波状の高周波電圧を一時的に停止し、イオントラップ4内に静電場のみが存在する状態で次のイオンをイオン入射口44からイオントラップ4内に導入する。それまでに捕捉していたイオンの少なくとも一部がイオントラップ4内に留まっている間に高周波電圧の印加を再開することで、それまでのイオンに加えて新たに導入したイオンを捕捉し、蓄積するイオンの量を増やして質量分析を行う。 (もっと読む)


向上した質量分解能を有する多重極マスフィルタ。多重極マスフィルタは、少なくともRF電圧源に結合される第1の電極一式と、第1の電極一式に挟入され、並列である第2の電極一式とを有する。第2の電極一式は、第2の電極一式の2つの半径方向に対向する電極に結合される可変AC電圧を有する。上記第1の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略円形であり、上記第2の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略T字形である。
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