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国際特許分類[H01J49/42]の内容

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国際特許分類[H01J49/42]に分類される特許

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試料内の要素の質量スペクトルを得る方法を開示する。質量電荷比M1/Z1、M2/Z2、...Mn/Znを有する試料前駆イオンが生成され、解離場所(192)において断片化され、質量電荷比m1/z1、m2/z2、...mn/znのフラグメントイオンを生成する。フラグメントイオンは、静電型又は「オービトラップ」型のイオントラップ(130)内へ誘導され、前駆イオンのM/Z比に従った群としてトラップに入る。各群の質量電荷比は、トラップ内における、イオンの軸方向の運動によって決定される。トラップ内の電場は変形させられる。すると、異なる前駆イオンから生じた、等しいm/z比を有するイオンが分離される。これは、電場の変形によって、軸方向の運動がm/zのみではなく、他の要素にも依存するようになるからである。
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【課題】液滴がアナライザー内に進入するのを効果的に防止するイオンガイド装置を提供する。
【解決手段】異なるガイド電界中心軸を有する複数の区画を含む、質量分析計用電気力学的イオンガイド装置。ガイド電界のうちの少なくとも1つは、四重極成分と二重極成分とを有する非対称ガイド電界であってもよい。イオンガイド装置は、第一の電界の中心軸が入口開口部に面し、第二の電界の中心軸が出口開口部に面するように、ガイドチャンバー内に配設されている。該イオンガイド装置は、入口開口から出口開口まで見通すことの出来ないガイドチャンバーの効果的な利用を可能にし、入口開口からガイドチャンバー内に進入した望ましくない液滴が出口開口を通って出ないようにしている。好適な実施形態では、イオンガイド装置は長手方向に連結されて次第に狭くなる複数の区画を含み、各区画は幾何学的な中心軸の周りに対称的に配列された4枚の平板を含む。
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細長いロッドのセットを有する質量分析計及び質量分析計の動作方法。ロッドセットは入射端、射出端及び軸線を有する。イオンはロッドセットの入射端に入射される。ロッドセットの射出端に隣接する射出部材に障壁電場をつくり、ロッドセットの少なくとも射出端に隣接するロッドセットのロッド間にRF電場をつくることにより、イオンの内の少なくともいくつかがロッドセット内にトラップされる。ロッドセットの射出端に隣接する引出し領域においてRF電場と障壁電場が相互作用してフリンジ電場をつくる。引出し領域内のイオンがエネルギーを得て、選択された質量対電荷比をもつ少なくともいくつかのイオンが障壁電場を通過して、ロッドセットから軸方向に質量選択的に射出する。RF電場は、振幅がAの四重極高調波成分、振幅がAの八重極高調波成分、及び振幅がAの十六重極高調波成分を有する、2次元の実質的な四重極電場である。AはAより小さく、AはAの0.1%より大きい。
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【課題】 らせん軌道を描くイオンの周回数を変更することができる飛行時間型質量分析計を実現する。
【解決手段】 検出器移動手段である支持アーム42、支持台座44、ねじ切り棒45、ハンドル47、ガイドレール43および筐体46により、整合回路を含む検出器41を、周回数に応じたイオンビーム22の周回軌道上に位置させることとしているので、検出されるイオンビーム22の総飛行距離を可変にすることができ、ひいては質量分解能あるいは感度等を、オペレータが望むものとすることを実現させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高速に電荷分離およびイオンモビリティー分離が可能であり、高いDuty Cycleの測定を行うことが可能なリニアトラップに関する。
【解決手段】イオン源と、イオン源によりイオン化されたイオンをトラップするイオントラップと、イオントラップを構成する電極の電圧を制御するイオントラップ制御手段と、イオントラップから排出されたイオンを検出する検出器とを有する質量分析装置であって、イオントラップ制御手段は、電荷分離に用いる電圧の周波数と、第1の電荷を有する第1のイオンをイオントラップ外部へ排出し、第1の電荷より電荷数の少ない第2の電荷数を有する第2のイオン群をイオントラップ内部へ保持する電圧のゲイン値とについて質量電荷比毎のテーブルを有し、設定された質量電荷比に基づいて電圧を制御する。
【効果】従来技術に比べ、感度が大幅に向上する。 (もっと読む)


【課題】 測定を行う質量数に応じて質量分析装置の各部に印加する電圧値を変化させるスキャン測定において、質量数におけるサンプリングを行う質量数の間隔やサンプリング時間を任意に設定できるようにする。
【解決手段】 CPUからFPGAに対して送られるパラメータデータを設定可否識別子、サイクルウエイト値及び各電圧発生部の電圧値とで構成し、電圧値の直前に電圧値設定可否識別子を設ける。測定時間が複数サイクルに亘る時には、サイクルウエイト値に基づき、測定データを加算平均処理すればよい。 (もっと読む)


【課題】
トラップTOF/MSでMSn 分析を行う際、トラップ部に許容量以上のイオンが導入されるとトラップ内でスペースチャージを引き起こし、マス軸がずれてしまい、正確な
MSn 分析が行えなくなるという問題があった。
【解決手段】
本測定開始前に簡易測定を行い、トラップ内に導入されるイオン(信号)量を測定し、その量によりトラップ部にイオン導入をする際に印加する補助交流電場の印加電圧および印加範囲を設定することにより上記課題を解決する。
【効果】
装置内にトラップ部とTOFの2つの質量分析計を具備するハイブリット型のトラップTOF/MSにおいて、MSn 分析時の感度向上が実現する。 (もっと読む)


【課題】 各段の四重極の間の空間のイオンの通過効率を向上させることにより分析感度の改善を図る。
【解決手段】 第1イオンレンズ12、第2イオンレンズ13、第1段四重極14、第2段四重極18及び第3段四重極20にそれぞれ直流電圧と高周波電圧を重畳した電圧を印加する電圧源30、33、36、39、42を独立に設け、制御部46より位相設定部32、35、8、41、44を介して相対的な位相をリアルタイムで高速に設定できるようにする。予備測定により質量数に応じた最適な位相値が求められ、これがテーブル47として制御部46に保持される。分析実行時には制御部46は、目的イオンの質量数に応じてテーブル46から対応する位相値を読み出して各電圧源30、33、36、39、42を制御し、任意の質量数のイオンに対する通過効率を改善する。 (もっと読む)


【課題】 %オーダーで混合された混合ガスの各ガス成分の濃度を四重極質量分析計を用いてリアルタイムかつ連続的に測定が可能な混合ガスの分析方法及び装置を提供する。
【解決手段】 混合ガス中に含まれる最も濃度の高い成分を希釈ガスとして使用し、該希釈ガスによって希釈した混合ガスを四重極質量分析計に導入し、前記最も濃度の高い成分を除く成分を分析対象として各成分の濃度を測定する。四重極質量分析計は、希釈ガスをベースガスとし、分析対象となる各成分の合計量をベースガス中の濃度が10%以下とした校正ガスを使用して校正する。 (もっと読む)


本発明は、イオンを捕捉する方法およびイオントラップアセンブリに関する。本発明は特に、質量分析計内でイオンの質量分析を行なう前に、イオントラップ内で気体を利用するイオンの捕捉に用途がある。本発明は、各ボリュームがターゲットイオントラップを含んでいて、一つのボリュームから次のボリュームへイオンが移動できるように構成された一連のボリュームからなるイオントラップアセンブリのターゲットイオントラップ内でイオンを捕捉する方法を提供し、これによりイオンが捕捉されることなく繰り返しボリュームを通過して、ターゲットイオントラップに流入および流出することが可能である。電位を用いて、イオントラップアセンブリの各々の端部からイオンを反射することができる。オプションとして、電位井戸および/または気体利用冷却を用いて、ターゲットイオントラップ内でイオンを安定させることができる。
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