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国際特許分類[H01J49/42]の内容

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国際特許分類[H01J49/42]に分類される特許

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【課題】広い質量電荷比に渡るイオンに対して高感度化とハイスループット化を実現する飛行時間型質量分析装置を提供すること。
【解決手段】イオン輸送部10は、イオン源50で生成されたイオンの少なくとも一部を蓄積し、蓄積したイオンを光軸140(z軸)の方向に排出する衝突室(イオン蓄積部)54と、衝突室(イオン蓄積部)54から排出されたイオンが通過する時の電位が一定である定常電位領域56と、定常電位領域56を通過したイオンが入射する時の定常電位領域56との電位差がイオンの質量電荷比が大きいほど大きくなるように電位が時間的に変化する変動電位領域57と、を含む。飛行時間型質量分析部60は、イオン輸送部10を介して輸送されたイオンを所定の加速タイミングで光軸141(x軸)の方向に加速して検出器160に導く。 (もっと読む)


【課題】 従来技術に比べ、小型・簡便な構成で耐久性と分解能を両立する。
【解決手段】 電子又はイオンを通過させる細孔を有するロッド電極を含む多重極ロッド電極を有するリニアイオントラップ部と、前記リニアイオントラップ部内のイオンを前記多重極ロッド電極の軸方向に移動させる機構と、前記リニアイオントラップ部から質量選択的に排出されるイオンを検出する検出器とを有することを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


携帯用質量分析のための方法および装置を開示する。装置は、少なくとも1つのイオン化被分析物源と、少なくとも1つの周波数走査サブシステムと、少なくとも1つの検出器と、随意で、少なくとも1つの真空ポンプとを備え、携帯用である。いくつかの実施形態では、装置は、複数のイオン化被分析物源を備え、および/または少なくとも10のm/z比を伴う被分析物、あるいは少なくとも10Daの分子量を伴う被分析物等の大型被分析物の質量スペクトル、ならびに小分子被分析物の質量スペクトルを取得するように構成されている。いくつかの実施形態では、方法は、上記で説明される携帯用装置を用いて質量スペクトルを取得するステップを含む。
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高エネルギー、中エネルギー、低エネルギーの生成物イオンの混合物を含む生成物イオンスペクトルをもつフラグメントイオンを得る方法。この方法は、(a)イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に、選択したRF場を提供することと;(b)選択したRF場が、イオン封込場内にあるイオンの選択した運動エネルギープロファイルを少なくとも部分的に決定するように、このイオン光学素子を通ってイオン封込場へとイオンを移動させ、この選択した運動エネルギープロファイルが、イオンをフラグメント化するとともに複数の生成物イオン群を与えるように選択されることと;(c)この複数の生成物イオン群のそれぞれの生成物イオン群を検出することとを含む。
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【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】イオン捕捉用の高周波電場をイオントラップ内に形成するためにリング電極に矩形波電圧を印加するデジタルイオントラップを用いた質量分析装置において、MSn分析の際に生成される低質量のプロダクトイオンを的確に捕捉し検出可能とする。
【解決手段】MSn分析において、低質量のプロダクトイオンが生成される開裂操作(S16)の前にリング電極に印加されるイオン捕捉用の矩形波電圧の振幅を下げる(S10)。矩形波電圧の振幅を下げることにより安定捕捉条件を満たす最小質量が下がり、低質量のプロダクトイオンも捕捉可能となる。一方、イオントラップに捕捉されるイオンのm/zが比較的高い状態のとき(S1〜S7)には、矩形波電圧の振幅は大きいので擬電位ポテンシャルは深く、高い効率でイオンを捕捉することが可能である。 (もっと読む)


【課題】四重極質量分析装置におけるスペクトル信号補正方法に関し、スキャンサイクル中に適宜ノイズを測定し、データ処理に反映させることを目的としている。
【解決手段】分子、原子等の粒子をイオン化し、イオン化した粒子を4重極マスフィルタを通したものを検出器で検出し、検出した信号をコンピュータで演算処理し、MSスペクトルを得るようにした四重極質量分析装置において、MSスペクトル採取におけるサイクル中に、ノイズを検出する工程を設け、MSスペクトル採取におけるイオン検出信号と、前記検出されたノイズとを比較してスペクトル補正を行なうように構成する。 (もっと読む)


RFおよびAC信号を結合するための装置および方法は、電力を質量分析計の多極に提供する。第1の回路は、異相電力を多極に提供する、RF電源と、多極と共振LC回路を形成し、RF信号に対する電圧利得を提供する、インダクタとと、二次タップを含み、二次タップに注入された信号が、共振LC回路に通信されるように、RF電源およびインダクタと並列に接続される、変圧器と、を含む。第2の回路は、同相電力を多極に提供する、AC電源と、同相電力が、第1の回路に注入され、多極が、同相および異相で同時に動作されるように、二次タップに接続された第2の回路からの出力と、変圧器を介して、多極と共振LC回路を形成し、AC信号に対する電圧利得を提供する、インダクタと、を含む。
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質量分析計における多極に電力を提供するための装置が提供される。装置は、第1の共振LC回路と、第2の共振LC回路を多極と共に形成するための少なくとも1つの誘導子であって、前記少なくとも1つの誘導子が、多極に接続された場合に、第2の共振LC回路は、第1の共振LC回路とカスケード接続される、誘導子と、RF信号を提供するためのRF電源と、一次側のRF電源と、二次側の第1の共振LC回路とに並列接続されている昇圧器とを備え、昇圧器は、RF信号に対する電圧利得を提供し、それによって、共振LC回路の負荷Qを低下させる。
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【課題】リング電極、エンドキャップ電極に矩形波電圧を印加してイオンの捕捉や共鳴励起によるイオン排出を行う構成において、矩形波電圧を作成するための直流電圧に重畳される商用交流電圧由来のリップルの影響を除去して高い質量精度を達成する。
【解決手段】質量走査の開始タイミングを商用交流電圧の特定位相に同期可能とし、この位相を0、(2/3)π、-(2/3)πに設定して同一較正試料に対する測定を実行する(S1〜S9)。複数の較正試料に対するm/zの測定値と真値とから、イオントラップの機械的な誤差等に由来する誤差を補正する関数と交流成分の誤差を補正する関数とを求め、これを補正情報として記憶しておく(S10〜S12)。目的試料の測定時には質量走査の開始タイミングの位相を0に固定し、その状態で得られた質量データに対し上記補正情報を用いた誤差補正処理を実行する。 (もっと読む)


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