説明

国際特許分類[H01L41/24]の内容

国際特許分類[H01L41/24]に分類される特許

1 - 10 / 1,219


【課題】 チタン酸バリウム(BaTiO)はキュリー温度(Tc)が約120℃と低いため、チタン酸バリウム(BaTiO)のみからなる圧電セラミックスは、使用温度が100℃以下に限定されてしまうという問題がある。また、これまで提案されているチタン酸バリウム(BaTiO)と他の成分との固溶体は、鉛(Pb)系の材料に比べて圧電特性が低く、十分に大きな発生変位量を得ることができない。このため、鉛(Pb)を含まない材料で構成され、十分に優れた圧電特性を有する圧電セラミックスおよびその製造方法が求められている。
【解決手段】チタン酸バリウム(BaTiO)結晶粒子成形体表面に、ニオブ酸カリウム(KNbO)、ニオブ酸ナトリウム(NaNbO)のうち少なくとも一種から構成されるヘテロエピタキシャル成長膜を有することを特徴とする複合圧電セラミックスを形成する。 (もっと読む)


【課題】(110)面に優先的に結晶配向が制御された強誘電体薄膜をシード層やバッファ層を設けることなく、簡便に得ることが可能な、強誘電体薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】結晶面が(111)軸方向に配向した下部電極を有する基板の下部電極上に、強誘電体薄膜形成用組成物を塗布し、加熱して結晶化させることにより下部電極上に強誘電体薄膜を製造する方法の改良であり、強誘電体薄膜が(110)面に優先的に結晶配向が制御された配向制御層により構成され、配向制御層を結晶化後の層厚を5nm〜30nmの範囲内にすることにより形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クラックが発生し難い電気−機械変換膜、電気特性が安定する電気−機械変換素子等を提供する。
【解決手段】パターニングされた親水領域4に、インクジェット塗布装置によりPZT前駆体溶液(ゾルゲル液)5を塗布し、次いで、PZT前駆体溶液5の液滴6を、基板1上のPt面における所定パターン領域の塗布領域内(親水領域4)と、所定パターン領域外(SAM膜2:撥水領域)とを跨ぐように着弾させた。所定パターン領域外は、親水性領域4である所定パターン領域内より接触角が非常に大きいので、着弾したゾルゲル液滴5の所定パターン領域外の塗布部分は所望パターン領域内へ吸い寄せられ、所望の形成パターン内にてレベリングされた。この塗布工程においてミストの発生はなく、所定パターン領域外に微小なゾルゲル液滴による独立した塗布欠陥は発生しなかった。 (もっと読む)


【課題】 圧電特性を保持するとともに、還元雰囲気中での焼成においても高い絶縁抵抗率を有する圧電セラミックスおよび積層型圧電素子を提供する。
【解決手段】 組成式(Ba1−x、Ca(Li、Mn、Ti1−y−z)O3(2/3+j/3−y/2−z/3)(ただし、0.005≦x<0.100、0<y≦0.020、0≦z≦0.003、1.000≦j≦1.040)で表される主成分に対して、副成分としてAlを1.000mol%以下(0を含まず)、含有することを特徴とする圧電セラミックス。 (もっと読む)


【課題】焼成時の変形による不具合を防止できる圧電素子及び圧電素子の製造方法を提供する。
【解決手段】圧電素子1は、第1〜第4圧電体層4,6,8,10が積層されると共に、第1〜第4圧電体層4,6,8,10の積層方向に直交する表面2aを有する積層体2と、積層体2の表面2aに配置される複数の個別電極20と、積層体2の内部に配置され、複数の個別電極20との間に電圧が印加されるコモン電極30と、積層体2の表面2aに配置され、コモン電極30との間に電圧が印加されないダミー電極22と、を備え、積層体2の表面2aは、外周縁部Eに沿う外側領域と、外側領域に囲まれる内側領域とを有しており、個別電極20は、内側領域に配置され、ダミー電極22は、外側領域に配置されている。 (もっと読む)


【課題】安定性の高い前駆体溶液の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る前駆体溶液の製造方法は、酸とアルコールと金属錯体とを含む、複合酸化物の前駆体溶液の製造方法であって、溶媒に対して20質量%以上の水を添加する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】非鉛系でありながら安価で実用価値のある圧電部品を容易に得ることがきる圧電磁器組成物及び圧電部品を実現する。
【解決手段】圧電磁器組成物は、一般式{(1−x)(Bi,Na)TiO・xBa(Cu,Nb)O}で表わされる複合酸化物を主成分として含有し、前記xが、0.02≦x≦0.08(好ましくは、0.0475≦x≦0.055)である。MnOが、主成分100モル部に対し、0.98モル部以下の範囲で含有されているのが好ましい。また、Ba(Cu,Nb)Oを組成式{Ba(Cu(1+Z)/3Nb2/3)O(9+Z)/3}で表した場合、zが0.10〜0.15であるのが好ましい。この圧電磁器組成物を使用して圧電セラミック素体1を製造し、圧電部品を得る。 (もっと読む)


【課題】従来と同程度の所望の変位量を維持することができ、高湿環境下で使用しても絶縁抵抗値の低下が少ない圧電/電歪素子を提供すること。
【解決手段】PNN−PZT系三成分固溶系組成物を主成分として含有する圧電/電歪セラミック組成物からなる圧電/電歪体30と、電極(10,10’)と、を備える圧電/電歪素子1であって、PNN−PZT系三成分固溶系組成物が下記組成式で表される圧電/電歪素子1。
(Pb1−xSrα{(Ti1−yZr(Niβ/3Nb2/3(Alγ/2Nb1/2}O
(組成式中、0.005≦x≦0.03、0.45≦y≦0.54、0.58≦a≦0.91、0.07≦b≦0.36、0.02≦c≦0.08、0.97≦α≦1.03、0.97≦β≦1.03、0.97≦γ≦1.03である(但し、a+b+c=1.000である)。) (もっと読む)


【課題】圧電性能が良好な(1−x)NaNbO−xBaTiOの配向性圧電セラミックスを提供する。また本発明は、前記(1−x)NaNbO−xBaTiOの配向性圧電セラミックスを用いた圧電素子、ならびに前記圧電素子を用いた液体吐出ヘッド、超音波モータおよび塵埃除去装置を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表わされる金属酸化物を主成分として含み、鉛とカリウムの含有量は各々1000ppm以下であることを特徴とする配向性圧電セラミックス一般式(1) (1−x)NaNbO−xBaTiO(式中、 0 < x < 0.3)。 (もっと読む)


【課題】印加する交流電界を上げて圧電駆動素子の振動速度を増加させても共振周波数の変動を抑えて、共振周波数及びその近傍の周波数で安定して駆動できる圧電駆動素子を提供する。
【解決手段】圧電駆動素子10は、振動速度が増加すると弾性定数が小さくなる柔らかいばね特性の第1の圧電体セラミックス18と、振動速度が増加すると弾性定数が大きくなる硬いばね特性の第2の圧電体セラミックス20とを複合した複合セラミックス12に、分極方向に直交する外部電極14,16を介して交流電界を印加する構成となっている。印加電界を上げて圧電駆動素子10の振動速度を増加させても、第1の圧電体セラミックス18の部分の弾性定数が低下し、第2の圧電体セラミックス20の部分の弾性定数が上昇するため、全体の弾性定数の変化が抑えられ、共振周波数の変動が抑制される。 (もっと読む)


1 - 10 / 1,219