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国際特許分類[H01M10/30]の内容

国際特許分類[H01M10/30]に分類される特許

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【課題】高出力(回生特性)及び高耐久性能をあわせたアルカリ蓄電池を低コストで供給することが可能となる。
【解決手段】水酸化ニッケルを主正極活物質とするニッケル正極と水素吸蔵合金を負極活物質とする水素吸蔵合金負極とセパレータとからなる電極群を、アルカリ電解液とともに外装缶内に備えたアルカリ蓄電池であって、前記ニッケル正極は、主正極活物質となる水酸化ニッケルに亜鉛が、前記正極活物質中のニッケル質量に対して8質量%以下添加されており、かつ前記水素吸蔵合金は、一般式がLaReMg1−x−yNin−aa(ReはLaを除く希土類元素から選択される少なくとも1種の元素、MはAl、Co、Mn、Znから選択される少なくとも1種の元素)で表され、x/yが0.4以上であり、かつ前記アルカリ電解液は、タングステン等の化合物が、前記正極活物質の質量に対し0.5質量%以上で2.0質量%以下添加されている。 (もっと読む)


【課題】コバルト含有量の少ない水素吸蔵合金粉末を負極活物質として用いるアルカリ蓄電池の耐久特性を向上させる。
【解決手段】正極10と負極11とをこれらの間にセパレータ12を介在させて捲回した極板群13と、アルカリ電解液と、極板群13およびアルカリ電解液をその内部に収容する有底円筒型の電池ケース14とを備えるアルカリ蓄電池1において、負極11に含有させる負極活物質として、ミッシュメタル(Mm:希土類元素を主とする混合物)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)からなるCaCu5型の結晶構造を有する水素吸蔵合金であって、Mmに対するNi、Mn、Al、Coの全モル比が5.25〜5.45、Mmに対するCoのモル比が0.15〜0.35で、粉末X線回折における半価幅比(002)/(200)が0.80〜1.25である水素吸蔵合金粉末を用いる。 (もっと読む)


【課題】副反応により生じる水素ガスの発生や、亜鉛の析出時に発生するデンドライト、亜鉛の形状変化を抑制して、長期の充放電サイクル及び優れた充放電効率を実現し得るアルカリ電池用電解液及びアルカリ電池を提供する。
【解決手段】アルカリ電池用電解液は、分子内に炭素原子を2個以上有し且つヒドロキシル基を1個以上有する有機物を少なくとも含む。
アルカリ電池は、分子内に炭素原子を2個以上有し且つヒドロキシル基を1個以上有する有機物を少なくとも含むアルカリ電池用電解液を有する。 (もっと読む)


【課題】環境負荷の軽減に優れるばかりでなく、優れた充放電特性を発揮する高容量のアルカリ二次電池を安価に提供する。
【解決手段】本発明のアルカリ二次電池2は、セパレータ10を介して対向配置された正極12及び負極14からなる電極群16と、電極群16をアルカリ電解液18とともに収容する容器20とを備え、正極12は、正極活物質として水酸化ニッケルを含み、負極14は、負極活物質としてオリビン型の結晶構造を有するリン酸鉄リチウムを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】長期間放置しても、その作動電圧の低下を抑制することができるニッケル水素二次電池を提供する。
【解決手段】ニッケル水素二次電池は正極24及び負極26を備え、正極24はマグネシウムを固溶した水酸化ニッケル粒子36からなる正極活物質を含み、負極26は、希土類−Mg−Ni系水素吸蔵合金の粉末44を含み、更に、負極26及び正極24のうちの少なくとも一方は、添加材38,46として亜鉛及び亜鉛化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種を含み、添加材38,46の含有量は、負極26においては、水素吸蔵合金100重量部に対して0.2〜1.5重量部の範囲にあり、正極24においては、正極活物質100重量部に対して0.3〜1.5重量部の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】ニッケル水素電池を再生する際に電池ケースに加わる負荷を軽減することを目的とする。
【解決手段】少なくとも水素吸蔵合金を含む負極を発電要素として備えるニッケル水素電池の再生方法であって、前記発電要素を収容する電池ケースに形成された水素供給口を塞ぐ位置に配置された熱可塑性の可溶部を熱溶融することにより、前記水素供給口を前記電池ケースの内外において導通させる加熱ステップと、前記加熱ステップにおいて導通した前記水素供給口を介して、水素を前記電池ケースの内部に供給する水素供給ステップと、前記水素供給ステップによる水素供給後に、前記可溶部に熱可塑性の他の可溶部を熱溶着することにより前記水素供給口を閉塞する封止ステップと、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池としての電池特性のさらなる適正化を促進可能な電極含有金属の比率を有するアルカリ蓄電池、及び該アルカリ蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池は、コバルト化合物被膜層により被覆されている水酸化ニッケル粒子を含む正極と、ニッケルを含有する水素吸蔵合金を含む負極とを備える。アルカリ蓄電池は、正極には、金属コバルト又はコバルト化合物が添加されているとともに、負極の水素吸蔵合金には、コバルトが含有されており、正極に添加された金属コバルト又はコバルト化合物に含まれるコバルトの当該正極に占める質量をXとし、負極に含有されたコバルトの当該負極の水素吸蔵合金に占める質量をYとし、正極の容量をVとし、負極の容量をWとするとき、「(X/Y)×(W/V)」により求められる値が、「1.1」以上、かつ、「1.91」以下である。 (もっと読む)


【課題】初期の出力特性が向上し、かつ耐久後の出力低下を抑制できる高耐久なアルカリ蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池10は、水素吸蔵合金を負極活物質とする負極12と、水酸化ニッケルを主正極活物質とする正極11と、これらの負極と正極とを隔離するセパレータ13とからなる電極群をアルカリ電解液とともに外装缶16内に備えている。水素吸蔵合金は一般式がLnl-xMgxNiy-a-bAlab(ただし、式中、LnはYを含む希土類元素とZrとTiとから選択された少なくとも1種の元素であり、MはV,Nb,Ta,Cr,Mo,Fe,Ga,Zn,Sn,In,Cu,Si,P,Bから選択された少なくとも1種の元素であり、0.05≦x≦0.30、0.05≦a≦0.30、0≦b≦0.50、2.8≦y≦3.9)と表され、正極11はニオブ(Nb)を含有している。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池としての電池性能を維持しつつ、同蓄電池の正極に使用されるイットリウムなどの使用量を調整可能なアルカリ蓄電池用正極、及び該アルカリ蓄電池用正極の製造方法、及び、前記アルカリ蓄電池用正極を用いたアルカリ蓄電池、及び該アルカリ蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池用正極は、それに含まれる水酸化ニッケル粒子の表面がコバルト化合物被膜層により被覆されており、当該正極には、水酸化ニッケル粒子及び亜鉛化合物が含有されているとともに、アルカリ蓄電池の容量特性とアルカリ蓄電池の出力特性との比に基づいて亜鉛化合物中の亜鉛に対して定められるイットリウム化合物中のイットリウム及びイッテルビウム化合物中のイッテルビウムの少なくとも一方の混合比率に基づく分量のイットリウム及びイッテルビウムの少なくとも一方が含有される。 (もっと読む)


【課題】各単電池の電池性能のばらつきを抑制することにより、利便性を向上させた複数の単電池から構成される電池を提供する。
【解決手段】電池は、発電要素がそれぞれ独立した収容部12に収容されてなる。電池には、収容部12は発電要素との間で吸収及び放出されるガスが漏出する材料からなるとともに、収容部12にはそれぞれガスが漏出する量を調整する調整手段としてのバリア層21が設けられており、収容部12の各バリア層21は、それら収容部12相互間でのガスの漏出量の差を少なくする態様で調整されている。 (もっと読む)


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