説明

国際特許分類[H01M4/30]の内容

国際特許分類[H01M4/30]に分類される特許

1 - 5 / 5


【課題】ニッケル使用量を低減すると共に、サイクル特性に優れるアルカリ電池用水素吸蔵合金負極を及びこの負極を備えるアルカリ電池を提供する。
【解決手段】本発明の水素吸蔵合金負極は、集電体が耐アルカリ性繊維から成る不織布にニッケルめっきを施したニッケル多孔体であり、この集電体のニッケル量が20g/m2以上70g/m2以下である。不織布を集電体に用い、充填した水素吸蔵合金を集電体の骨格内に存在させることで、合金の微粉化に伴う集電体からの脱落及び負極の膨潤を抑制することができる。また、集電体のニッケル量が少なく、水素吸蔵合金の充填密度が高く、負極の軽量化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】所望の厚みと容量を備えると共に、充放電に伴う電池性能の劣化を抑制することができるアルカリ電池用ニッケル電極およびその製造方法を提供する
【解決手段】不織布の繊維表面にニッケルを被覆した電極基板に活物質を充填した後、加圧成形し、さらに80℃以上130℃以下で5分以上60分以下の熱処理を施して電極とする。前記加圧成形は、加圧成形後の電極の厚みをtとしたとき、2.3t以下の厚みの電極基板を用いて行う。活物質を充填後の電極基板を圧縮する割合を規定することにより、電極基板の厚さを、十分な量の活物質を充填可能な厚さとすることができると共に、充填した活物質が電極基板から剥離し難くできる。また、加圧成形後に所定の熱処理を施すことにより、ニッケル電極を圧縮された状態で固化させることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、現在広く普及している発泡状ニッケル集電体を用いたニッケル極よりニッケル量を減少させることにより低廉化を可能にし、同時に、発泡状ニッケルを集電体としたニッケル極と同等かそれ以上の充放電特性及び寿命を発揮するニッケル極を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の製造方法は、アルカリ二次電池用のニッケル極の製造方法であって、
1)ポリオレフィン系樹脂繊維を含有する不織布にニッケルめっき処理をすることにより得られた多孔性ニッケル集電体中に、活物質ペーストを充填する第1工程、2)前記ポリオレフィン系樹脂繊維の融点以上である100〜150℃で乾燥させることにより、前記ポリオレフィン系樹脂繊維を融解状態とする第2工程、及び3)前記融解状態のまま、多孔性ニッケル集電体を、ローラ部が加熱されたローラプレス機により加圧する第3工程、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


酸化された銀種を電気化学的に還元する条件を再充電モードで最適化することにより、銀正極を組み込んだ蓄電池のサイクリングにおけるサイクリング能力が高められ、それ故に寿命がより長くなる、アルカリ二次蓄電池用銀正極。本発明の銀電極は可塑化タイプのものからなり、織布、フェルト、または網状で多孔性の金属発泡体等の高空隙率のコレクターが使用される。コレクターに導入される活性化合物は、活性材料が金属銀粒子および/または一酸化銀粒子から構成されるペースト状に調製され、有利には、電極の孔形成剤および湿潤剤としての機能を果たす金属酸化物を含むことができる。かかる電極は、特に、開放モードおよび密閉モードで作動する銀−亜鉛蓄電池への搭載に向いている。 (もっと読む)


【課題】 高出力化に好適するアルカリ蓄電池用の電極の製造方法を提供することにあり、もって、高出力のアルカリ蓄電池を提供する。
【解決手段】 アルカリ蓄電池用の正極3の製造方法は、水酸化ニッケルを主成分とした活物質粉末、ポリテトラフルオロエチレン及び水を含む活物質スラリを作製するスラリ作製工程と、前記活物質スラリを2次元状の導電性基板の少なくとも片面に層状に付与し、活物質スラリ層付きの導電性基板を作製するスラリ付与工程とを備える。前記スラリ作製工程は、前記活物質粉末100質量部に対し、1〜3質量部のポリテトラフルオロエチレン及び6〜25質量部の水を添加して混練し、混練物を得る第1ステップと、前記混練物に水を更に添加して混練し、前記活物質スラリを得る第2ステップとを含む。 (もっと読む)


1 - 5 / 5