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国際特許分類[H01M4/88]の内容

国際特許分類[H01M4/88]に分類される特許

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【課題】1層のアイオノマ層のみで被覆される部分をほとんど有さず、2層のアイオノマ層で被覆されている電極触媒を効率良く製造することができる触媒インクを得る手段を提供する。
【解決手段】第1のイオン伝導体と触媒とを混合して第1のインクを調製し、前記第1のインクを濃縮し、濃縮した前記第1のインクに第2のイオン伝導体を添加することを有する、触媒インクの調製方法。 (もっと読む)


【課題】先行技術の欠点を解消し、従って触媒のより良好な活用を確実にする、特に塩素アルカリ電解において使用するための酸素消費電極を提供する。
【解決手段】集電体、および触媒活性成分を有するガス拡散層を含んでなる酸素消費電極であって、ガス拡散層が、0.05μm〜5μmの範囲の平均径および10μm〜700μmの範囲の平均長さを有する触媒金属の触媒微粒子が触媒活性成分として導入されて集電体に電気伝導を伴って接続しているフッ素化ポリマー多孔質膜である酸素消費電極。 (もっと読む)


【課題】触媒層・シール材・アノード触媒層・カソード触媒層の積層位置精度が良好であり、且つ、触媒層と電解質膜の接着性に優れ、耐久性及び発電性能が良好な、固体高分子形燃料電池用の膜・電極接合体及び固体高分子形燃料電池を低コストで提供する。
【解決手段】一組の基材の一方の基材11の表面は、第1のアライメントマーク13、シール材の隔壁12、電極触媒層15が形成され、電解質からなる接着層17で覆われている。また、他方の基材11の表面は、第1のアライメントマーク13と鏡像関係の位置に配置された第2のアライメントマーク14、シール材の隔壁12、電極触媒層15が形成され、電解質からなる接着層17で覆われている。そして、一組の基材11を、電解質膜16を挟んで向かい合わせに配置し、第1のアライメントマーク13と第2のアライメントマーク14を重ね合わせて接合することで膜・電極接合体5を製造する。 (もっと読む)


【課題】結晶化された酸化チタンを、可及的に触媒金属と合金化させないようにして導電性担体の表面に担持することができ、もって、触媒活性と親水性(保水性)に優れた電極触媒層を構成する触媒担持担体の製作方法とこの方法によって製作される触媒担持担体を提供する。
【解決手段】炭素系の導電性担体1の表面に触媒金属2が担持されてなる触媒担持担体の中間体3の懸濁液S1を用意する第1のステップ、懸濁液S1に酸化チタン前駆体4’(の懸濁液S2)を添加して加水分解し、300℃で焼成することにより、酸化チタン4が導電性担体1の表面に担持されてなる触媒担持担体10を得る第2のステップ、からなる触媒担持担体の製作方法である。 (もっと読む)


【課題】確実に触媒金属の表面積を高めることができる燃料電池用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】表面に触媒金属が付着した樹脂繊維からなる繊維シートを有する燃料電池用電極の製造方法であって、繊維シートを電界紡糸法により作製する工程(S1)と、繊維シートを液中に浸漬させ、樹脂繊維の表面に触媒金属をめっき法により付着させる工程(S3)とを有する。めっき法の実施(S3)では、無電解めっき法が実施され、めっき法の実施(S3)前には、樹脂繊維の表面を粗面化する粗面化処理(S2)を実施する。めっき法の実施(S3)では、触媒金属は、樹脂繊維の表面の全面を覆う膜状となり、その膜の膜厚は1μm以下である。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用触媒ペーストの材料となる電解質溶液における電解質の分散性を向上する。
【解決手段】燃料電池用触媒ペーストの材料となる電解質溶液の製造方法であって、電解質を含む溶液を用意し、前記溶液を、前記電解質のガラス転移点から300℃までの温度で熱処理を行う。前記熱処理は、常圧を上回る高圧条件下で行い、前記高圧条件は、上限が100気圧以下である。前記用意した溶液を、耐圧容器に入れ、前記熱処理を、前記耐圧容器内が前記温度の条件を満たすように加熱することで行い、前記高圧条件は、前記加熱したことにより発生する前記溶液の溶媒の蒸気圧によって満たされる。 (もっと読む)


【課題】熱応力に対する構造信頼性を向上可能な燃料電池用燃料極を提供する。上記燃料極の製造に適した製造方法、材料を提供する。
【解決手段】燃料極3は、構造体31と、電子導電体32とを少なくとも含有する。構造体31は、コア部311と、コア部311の外周を覆う表層312とを備える。コア部311の主成分は酸素イオン導電体、表層312の主成分はプロトン導電体である。燃料極3は、コア部311とコア部311の外周を覆う表層312とを備え、コア部311の主成分が酸素イオン導電体、表層312の主成分がプロトン導電体である構造体31から構成される粉末と、電子導電体32から構成される粉末とを少なくとも含む混合物を焼成することにより製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電池特性を向上させ、燃料電池の出力を高めるとともに、高加湿条件下でのフラッティングを防止し、低加湿条件下で触媒活性の低下を防ぐことができる組成物を提案する。
【解決手段】
本発明に係る触媒インクは、触媒担持カーボンと、含フッ素イオン交換樹脂と、分散媒とを含み、高分子電解質形燃料電池における触媒層を形成するために高分子電解質膜に塗工する塗工液であって、触媒インク中において触媒担持カーボンは、アグリゲート、アグロメレート、ならびに会合アグリゲートの状態で含まれており、レーザー散乱・回折法により触媒インク中の粒度分布を測定した場合、会合アグリゲートの粒径に対応する範囲に粒度分布のメインピークを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、触媒金属の耐溶解性の向上と、膜電極接合体の内部抵抗の低減を合わせて実現できるような燃料電池用膜電極接合体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、電極触媒層内に酸解離定数の異なる二種類以上の固体高分子電解質を含み、酸強度の小さな固体高分子電解質を触媒表面に被覆し、その周囲に酸強度の高い固体高分子電解質を配置することで、触媒金属の耐溶解性と触媒電極層内のイオン伝導度を両立した膜電極接合体とする。 (もっと読む)


【課題】電極触媒層に含まれるアイオノマーのガス透過性の向上が可能な新たな膜電極接合体の製造手法を提供する。
【解決手段】アイオノマーと触媒担持済みの触媒担体とを含む触媒インクを用いて、電解質膜51の両膜面に電極触媒層であるアノード52とカソード53を形成し、MEAを作製する。そして、このMEAをガス透過性向上処置に処する(ステップS300)。このガス透過性向上処置は、電極触媒層のアイオノマーが結晶相を呈する故に密な密領域を減少させて、その分、非晶質相を呈する故に疎で高いガス透過性となる疎領域を増やす処置である。その一手法では、MEAの電極触媒層の層内部に水を含浸させて、この含浸した水を凍結させ、その後、水を解凍して乾燥除去する。凍結の際の水の膨張により結晶相における分子の配向を乱し、結晶相を非晶質相と同じような疎とする。 (もっと読む)


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