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国際特許分類[H01M4/88]の内容

国際特許分類[H01M4/88]に分類される特許

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【課題】本発明は、電池特性を向上させ、燃料電池の出力を高めるとともに、高加湿条件下でのフラッティングを防止し、低加湿条件下で触媒活性の低下を防ぐことができる組成物を提案する。
【解決手段】
本発明に係る触媒インクは、触媒担持カーボンと、含フッ素イオン交換樹脂と、分散媒とを含み、高分子電解質形燃料電池における触媒層を形成するために高分子電解質膜に塗工する塗工液であって、触媒インク中において触媒担持カーボンは、アグリゲート、アグロメレート、ならびに会合アグリゲートの状態で含まれており、レーザー散乱・回折法により触媒インク中の粒度分布を測定した場合、会合アグリゲートの粒径に対応する範囲に粒度分布のメインピークを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、触媒金属の耐溶解性の向上と、膜電極接合体の内部抵抗の低減を合わせて実現できるような燃料電池用膜電極接合体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、電極触媒層内に酸解離定数の異なる二種類以上の固体高分子電解質を含み、酸強度の小さな固体高分子電解質を触媒表面に被覆し、その周囲に酸強度の高い固体高分子電解質を配置することで、触媒金属の耐溶解性と触媒電極層内のイオン伝導度を両立した膜電極接合体とする。 (もっと読む)


【課題】比較的低い温度での熱処理を経て、アルミニウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、ストロンチウム、イットリウム、スズ、タングステンおよびセリウムから選ばれる金属元素を含む、高い触媒活性を有する燃料電池用電極触媒を製造する方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも特定の金属化合物と、カルボキシル基を有する窒素含有有機化合物と、溶媒とを混合して触媒前駆体溶液を得る工程(1)、前記触媒前駆体溶液から溶媒を除去する工程(2)、および工程(2)で得られた固形分残渣を500〜1100℃の温度で熱処理して電極触媒を得る工程(3)を含み、前記金属化合物の一部または全部が、アルミニウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、ストロンチウム、イットリウム、スズ、タングステンおよびセリウムから選ばれる金属元素M1を含有する化合物であることを特徴とする燃料電池用電極触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】TiCなどの担体表面に、Pt粒子が微細かつ均一に担持されたPt高分散担持触媒及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】電子伝導性を有する担体(但し、Cを除く)を容器内に保持し、前記容器にPt錯体の蒸気を導入し、前記担体表面に前記Pt錯体を吸着させる。次いで、前記容器内に不活性ガスを流し、残存する前記Pt錯体を排出する。次に、前記容器内に水素を含む還元ガスを導入し、前記Pt錯体を還元する。次いで、前記容器内に不活性ガスを流し、残存する前記還元ガスを排出する。次に、前記容器内にCOを含む吸着ガスを導入し、前記Pt錯体の還元により生成したPt粒子表面にCOを吸着させる。さらに、前記容器内に不活性ガスを流し、残存する前記吸着ガスを排出する。 (もっと読む)


【課題】広範囲な電流密度において高い出力電圧が得られ、加湿度変動耐性に優れる固体高分子形燃料電池用膜電極接合体を製造できる方法を提供する。
【解決手段】剥離層18、触媒層12およびガス拡散層14を有する第1の電極22と、剥離層18、触媒層12およびガス拡散層14を有する第2の電極32と、両電極の剥離層18の間に配置される高分子電解質膜40とを備える膜電極接合体60の製造方法において、基材フィルムの表面に形成された剥離層18の上に、電極触媒およびイオン交換樹脂を含む塗工液を塗工して塗工液層を形成した後、該塗工液層の上にガス拡散層14を被せた状態で該塗工液層を乾燥して触媒層12を形成する。 (もっと読む)


【課題】高い出力密度と発電効率を有する燃料電池を、低コストで製造する。
【解決手段】アノードとカソードと電解質膜とを有する膜電極接合体と、アノードに燃料を供給するための燃料流路を有するアノード側セパレータと、カソードに酸化剤を供給するための酸化剤流路を有するカソード側セパレータとを具備し、アノードがアノード触媒層とアノード拡散層とを含み、カソードがカソード触媒層とカソード拡散層とを含み、燃料流路および酸化剤流路の少なくとも一方は、複数の平行な直線部分を有し、アノード触媒層またはカソード触媒層は、複数の直線部分と正対する複数の帯状の第一領域と、隣接する第一領域の間の少なくとも一つの第二領域を有し、第一領域の単位面積あたりの触媒量が、第二領域の単位面積あたりの触媒量に比べて平均的に大きい、高分子電解質型燃料電池。 (もっと読む)


【課題】従来の窒素含有炭素材料と比較して、電極反応において高い酸素還元活性を有する窒素含有炭素材料の製造方法を提供する。
【解決手段】アズルミン酸と遷移金属とを含む窒素含有炭素材料のプレカーサーを炭化する工程を有し、前記工程が、前記プレカーサーに第1の熱処理を施す第1の工程と、前記第1の熱処理を施された前記プレカーサーから前記遷移金属の少なくとも一部を除去する第2の工程と、前記遷移金属の少なくとも一部が除去された前記プレカーサーに第2の熱処理を施す第3の工程と、を有する窒素含有炭素材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】撥水層による水の排出性を維持しつつ、撥水層形成による抵抗増加の少ないガス拡散層により、発電時のIRロスを低減し、電池性能を向上させるとともに、上記ガス拡散層の工程数を削減したガス拡散層及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】カーボン材料とフッ素樹脂で構成されたガス拡散層を、高温で酸素プラズマ処理することで、表面のカーボン材料を酸化し、炭酸ガスとなって消失させることで、ガス拡散層の表面層のフッ素樹脂の組成比を高くすることで、簡易なプロセスで、接触抵抗を維持しつつ、表面の撥水性が向上させる。 (もっと読む)


【課題】金属支持型電解質・電極接合体を作製する際、元素が拡散することや反りが発生することを回避する。
【解決手段】金属基板12と、カソード側電極16となるテープ状成形体との積層物44を得た後、該積層物44を、赤外線加熱炉42にて急速加熱する。この際には遮熱板48を用いる等してテープ状成形体を選択的に加熱するとともに、昇温速度を15〜100℃/秒に設定する。最終的な到達温度は、700℃以上、例えば、900〜1000℃とすればよい。また、この温度に到達した後、60秒〜30分間の保持を行えばよい。 (もっと読む)


【課題】耐久性を向上可能な燃料電池セルを提供する。
【解決手段】燃料電池セル10において、ジルコニウムを含む固体電解質層12と、空気極15との間に、セリウムとジルコニウムを含むバリア層14とを備え、該バリア層14の前記空気極との接合領域Xにおけるジルコニウム濃度の最大値は、前記固体電解質層12におけるジルコニウム濃度の最大値を“1”とした場合に“0.08以上0.4以下”とする。前記接合領域Xにおけるジルコニウム濃度の最大値を“0.08以上”にすることによって、バリア層14と空気極15との界面剥離を抑制でき、最大値を“0.4以下”に規定することによって、バリア層14と空気極15との間における高抵抗層の形成を抑制することができる。 (もっと読む)


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