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国際特許分類[H01M8/02]の内容

国際特許分類[H01M8/02]に分類される特許

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【課題】簡単な方法及び装置によりタクトタイム低減を可能にした高性能の燃料電池及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】電解質膜の両面に配置された一対のガス拡散電極からなる積層体を熱圧着により一体化してなり、反応部とその周辺のシール部とを有する電解質膜・電極接合体を備える燃料電池であって、前記ガス拡散電極は、シール部に熱可塑性樹脂を含むとともに、反応部に触媒層が設けられ、前記シール部の熱可塑性樹脂は前記熱圧着の温度以下の融点を有し、前記電解質膜・電極接合体の反応部の厚さはシール部の厚さより厚いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電気伝導性と耐久性に優れた燃料電池セパレータ用ステンレス鋼の製造方法、燃料電池セパレータ用ステンレス鋼、燃料電池セパレータ、ならびに燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池セパレータ4,5用ステンレス鋼は、16mass%以上のCrを含有するステンレス鋼に対して、電解処理を施した後、フッ素を含有する溶液への浸漬処理を施すことで製造される。電解処理はアノード電解またはアノード電解とカソード電解の組み合わせにより施され、かつ、アノード電解量Qaとカソード電解量QcがQa≧Qcを満たすことが好ましい。前記フッ素を含有する溶液は、温度が40℃以上、フッ酸濃度[HF]および硝酸濃度[HNO3]が[HF]≧0.8×[HNO3]を満たすフッ酸または硝フッ酸であることが好ましい。なお、フッ酸濃度[HF]および硝酸濃度[HNO3]の単位は、mass%を意味する。 (もっと読む)


【課題】ガス流路が内部に形成された多孔質の支持基板を備えた焼成体である燃料電池であって、焼成後の還元処理の際に支持基板にクラックが発生する事態を抑制すること。
【解決手段】この燃料電池は、ガス流路18が内部に形成された平板状の多孔質の支持基板11と、前記支持基板11の主面に設けられ、少なくとも燃料極12、固体電解質13、及び空気極14がこの順で積層された発電素子部と、を備えた焼成体である。支持基板のクラックの発生が、還元体の状態にある燃料電池の「ガス流路の壁面の表面粗さ」と強い相関があることに着目する。燃料電池が還元雰囲気で熱処理が施された還元体である状態において、ガス流路18の壁面の表面粗さが算術平均粗さRaで0.16〜5.2であると、前記クラックの発生が抑制され得る。 (もっと読む)


【課題】ガス流路が内部に形成された平板状の多孔質の支持基板を備えた焼成体である燃料電池であって、焼成の際に支持基板にクラックが発生する事態を抑制すること。
【解決手段】この燃料電池は、ガス流路18が内部に形成された平板状の多孔質の支持基板11と、前記支持基板11の主面に設けられ、少なくとも燃料極12、固体電解質13、及び空気極14がこの順で積層された発電素子部と、を備えた焼成体である。支持基板のクラックの発生が、非還元体の状態にある燃料電池の「ガス流路の壁面の表面粗さ」と強い相関があることに着目する。燃料電池が還元雰囲気で熱処理が施されていない非還元体である状態において、ガス流路18の壁面の表面粗さが算術平均粗さRaで0.11〜5.1μmであると、前記クラックの発生が抑制され得る。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で製造することができる、曲げ強度や曲げひずみなどの機械特性と、導電性、寸法精度が良好な燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】片面または両面にガス流路が形成された流路部と、流路部を取り囲むように形成された外周部とからなる燃料電池用セパレータであって、熱可塑性樹脂100質量部に対し130〜3200質量部の炭素質材料を含む領域Aと、熱可塑性樹脂100質量部に対し3〜280質量部の炭素質材料を含み、該炭素質材料のうち50〜100質量%が繊維状炭素である領域Bとを有し、流路部の体積の70%以上が領域Aであり、かつ、流路部の表面に前記領域Bまたは繊維状炭素を有し、セパレータの端部は領域Bのみからなる、燃料電池用セパレータ。 (もっと読む)


【課題】炭化水素系ガスの水素ガスへの改質効率に優れた内部改質型の固体酸化物型燃料電池、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態の固体酸化物型燃料電池は、酸素イオン導電性を有する固体電解質層と、前記固体電解質層の一方の主面側に形成された、第1の金属粒子を分散担持してなる第1の酸化物セラミック粒子を含む燃料極と、前記固体電解質層の他方の主面側に形成された空気極と、前記燃料極の、前記固体電解質と反対側に位置する主面上において、集電体を介して形成された、第2の金属粒子を分散担持してなる第2の酸化物セラミック粒子を含む改質層と、を具える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、発電特性及び液体燃料を再充填した場合の発電特性を向上させることが可能なパッシブ型燃料電池及び液体燃料供給部材を提供することを目的とする。
【解決手段】パッシブ型燃料電池100は、アノード111及びカソード112により電解質膜113が挟持されている膜電極接合体110と、アノード111に液体燃料Fを供給する液体燃料供給タンク140を有し、液体燃料供給タンク140は、アノード111と対向するように設けられている多孔質膜141を有し、液体燃料Fは、燃料成分及びイオン性ミクロゲルを含み、イオン性ミクロゲルは、イオン性モノマー由来の構成単位及びノニオン性モノマー由来の構成単位を有する。 (もっと読む)


【課題】触媒層におけるクラックの発生を抑制した良好な膜電極接合体を製造する技術を提供する。
【解決手段】燃料電池に用いられる膜電極接合体の製造方法であって、水と有機溶媒とを混合した混合溶媒と、触媒担持導電性粒子と、アイオノマーとを混合した触媒インクを、電解質膜に付与して触媒層を形成する工程を備え、混合溶媒は、該混合溶媒のみを電解質膜に吸収させたときに、吸収前の電解質膜の重量に対して、30[%]以上60[%]以下の重量の混合溶媒が吸収されるように、混合溶媒の重量に対する混合する水の重量の割合である水比率が調整されている。 (もっと読む)


【課題】2次電池型燃料電池において充電時間を短縮する。
【解決手段】本発明に係る2次電池型燃料電池は、化学反応により水素を含む燃料を発生し、前記化学反応の逆反応により再生可能な燃料発生部材1と、酸素を含む酸化剤と燃料発生部材1から供給される燃料との反応により発電を行う発電機能及び前記燃料発生部材に供給する水素を生成するための水蒸気の電気分解を行う電気分解機能を有する発電・電気分解部(例えば、燃料電池部2)とを備える。前記発電・電気分解部が、充電時に水蒸気の電気分解を行う燃料電池部を有し、前記燃料電池部の燃料極に、水素及び水蒸気が差異なく透過する第1の部分と、水素が水蒸気よりも優先的に透過する第2の部分とが設けられている。 (もっと読む)


【課題】量産性に優れ、信頼性の向上を図ることができる燃料電池構造体を提供する。
【解決手段】燃料電池構造体は、屈曲部を有する一体の多孔質支持体チューブ1と、複数の燃料電池セル8と、複数の導電部(第1の導電部3、第2の導電部7)とを備える。燃料電池セル8が、燃料極層、電解質層5、及び酸化剤極層6の三層を少なくとも含む多層構造であって、多孔質支持体チューブ1の外周面に形成される。隣り合う燃料電池セル8同士が、一方の燃料電池セル8の燃料極層と他方の燃料電池セル8の酸化剤極層6とが前記屈曲部において前記導電部を介して接続されることにより、電気的に直列接続されている。 (もっと読む)


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