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国際特許分類[H01M8/02]の内容

国際特許分類[H01M8/02]に分類される特許

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【課題】酸洗に要する時間を短くして導電性が良好な被膜を表面に形成できる固体高分子型燃料電池セパレータ用チタン材並びにその製造方法およびそれを用いた固体高分子型燃料電池を提供する。
【解決手段】質量%で、白金族元素:0.005%〜0.15%および希土類元素:0.002〜0.10%を含有し、残部がTiおよび不純物からなることを特徴とする固体高分子型燃料電池セパレータ用チタン材である。本発明のチタン材は、非酸化性酸を用いた酸洗によりチタン材の表面にチタン酸化物および白金族元素からなる被膜を形成でき、その被膜の厚さを50nm以下とするのが好ましく、被膜の表面における白金族元素の濃度を1.5質量%以上とするのが好ましい。このように被膜が形成されることにより、本発明のチタン材は、初期の接触抵抗の低減が実現できるとともに、良好な耐食性が確保することができる。 (もっと読む)


【課題】電解質膜の乾燥に伴った収縮による、電解質膜の劣化の抑制。
【解決手段】加工前電解質膜50を、膨潤処理溶液に浸漬し、膨潤させる(ステップS12)。膨潤させた加工前電解質膜50を、所定の収縮量だけ弛ませた状態で固定する(ステップS14)。電解質膜は、燃料電池の運転状態が、高負荷から低負荷へ変化したときなど、使用環境に応じてセル内の電解質膜の湿度が低下する。よって、電解質膜の湿度に基づいて、当該湿度のときの電解質膜の寸法変化率に対応した変形量だけ、収縮させた状態で、電解質膜の外周端を固定し、乾燥させる(ステップS16)。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法によりガス拡散層を電極触媒層両面に貼合する工程を含み、ガスケット貼合後の使用時に、ガスケット枠内から露出している触媒層被覆膜の寸法を安定化させることが可能な、固体高分子形燃料電池用膜電極接合体の製造方法及び膜電極接合体を提供する。
【解決手段】電解質膜と、電解質膜の面上に形成された電極触媒層と、を有する触媒層被覆膜と、電極触媒層の周縁部に枠状に形成されたガスケットと、電極触媒層のうち電解質膜と対向する面と反対側の面に形成されたガス拡散層を備える固体高分子形燃料電池用膜電極接合体の製造方法であって、触媒層被覆膜を湿潤状態にする触媒層被服膜湿潤工程と、触媒層被服膜湿潤工程による触媒層被覆膜の湿潤状態を維持した状態で、電極触媒層の周縁部にガスケットを貼合するガスケット貼合工程を有する。 (もっと読む)


【課題】高EW(又は、低IEC)で、かつ、無加湿条件下においても高いプロトン伝導度を示す電解質を提供すること。
【解決手段】シラノール基又はその前駆体からなる親水性基の縮重合により形成されるシリカ層と、シリカ層の内表面を修飾する有機スルホン酸基とを備え、その内部に界面活性剤の除去に由来する細孔を持たない緻密体からなる電解質。このような電解質は、シラノール基又はその前駆体からなる親水性基と有機スルホン酸基の前駆体からなる疎水性基とを備えた両親媒性分子を含む溶液中に、必要に応じて親水性基を備えたSiO2源を添加し、溶液中において両親媒性分子を自己組織化させ、親水性基を縮重合させることにより得られる。 (もっと読む)


【課題】加工性、柔軟性、耐久性に優れた固体高分子電解質膜補強用フィルムを提供する。
【解決手段】固体高分子電解質膜の補強用に用いる積層フィルムであって、該積層フィルムが、二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルム(A)とフッ素樹脂を含む層(B)とが積層されてなることを特徴とする固体高分子電解質膜補強用積層フィルム。該積層フィルムの長手方向および幅方向のヤング率が1.0GPa以上、2.5GPa以下であり、厚みが100μm以上である。 (もっと読む)


【課題】膜電極接合体を備える燃料電池において、オフガスの出口領域における電解質膜の乾燥を抑制する。
【解決手段】アノード側セパレータ100は、サーペンタイン型のガス流路40,42,44,46,48と、貯水部44eと、出口バッファ部50と、隔壁52と、アノードオフガス導出流路60と、アノードオフガス排出部70と、を備える。貯水部44eは、ガス流路48から分岐して接続され、ガス流路48を流れる水素の一部を分岐して導入し、導入した水素に含まれる水を一時的に貯水する。貯水部44eは、膜電極接合体のアノードと対向する部位において、出口バッファ部50の鉛直上方に隣接して設けられる。貯水部44eは、貯水した水が膜電極接合体のアノードと接触するように形成される。隔壁52は、膜電極接合体のアノードと対向する部位において、貯水部44eと出口バッファ部50とを隔離する。 (もっと読む)


【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、支持基板が外力を受けた場合において支持基板が変形し難く、且つ、燃料極を埋設する支持基板の凹部にクラックが発生することを抑制すること。
【解決手段】燃料ガス流路11が内部に形成された平板状の支持基板10の主面に、電気的に直列に接続された複数の発電素子部Aが所定の間隔をおいて配置される。支持基板10の主面には、複数の凹部12が所定の間隔をおいて形成される。各凹部12は、周方向に閉じた4つの側壁と、底壁とで画定された直方体状の窪みである。各凹部12に、対応する発電素子部Aの燃料極20が埋設される。燃料ガス流路11の壁面と凹部12の底壁との距離(t2)に対する、凹部12の深さ(t1)の割合(t1/t2)が、0.07〜11.5である。 (もっと読む)


【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、高い燃料利用率を維持でき、且つ、ガス流路の出口から内部への空気の流入(逆拡散)が抑制され易いものを提供する。
【解決手段】燃料ガス流路11が内部に形成された長手方向を有する平板状の支持基板の主面に、電気的に直列に接続された複数の発電素子部Aと、1組又は複数組の隣り合う前記発電素子部の間にそれぞれ設けられ、隣り合う前記発電素子部の一方の内側電極と他方の外側電極とを電気的に接続する1つ又は複数の電気的接続部と、を備えた燃料電池の構造体において、前記ガス流路の出口の断面積が前記ガス流路の入口の断面積より小さい、燃料電池の構造体。 (もっと読む)


【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、支持基板が外力を受けた場合において支持基板が変形し難く且つガスシール機能の低下を確実に抑制し得るものの提供。
【解決手段】燃料ガス流路11が内部に形成された平板状の支持基板10の主面に、電気的に直列に接続された複数の発電素子部Aが所定の間隔をおいて配置される。支持基板10の主面には、複数の凹部12が所定の間隔をおいて形成される。各凹部12は、周方向に閉じた4つの側壁と、底壁とで画定された直方体状の窪みである。各凹部12には、対応する発電素子部Aの燃料極20が埋設される。各燃料極20の外側面には凹部21bが形成される。各凹部21bの中央部にはインターコネクタ30が埋設され、各凹部21bの中央部の周囲に位置する周縁部には、電気絶縁性を有する緻密なシール材35が埋設される。シール材35の外側面の周縁部の全周は固体電解質膜40で覆われる。 (もっと読む)


【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、支持基板が外力を受けた場合において支持基板が変形し難く且つ燃料極の割れ・剥離の発生が抑制され得るものの提供。
【解決手段】燃料ガス流路11が内部に形成された長手方向を有する平板状の支持基板10の上下面のそれぞれに、電気的に直列に接続された複数の発電素子部Aが長手方向において所定の間隔をおいて配置される。支持基板10の上下面のそれぞれには、複数の凹部12が長手方向において所定の間隔をおいて形成される。各凹部12は、周方向に閉じた4つの側壁と、底壁とで画定された直方体状の窪みである。各凹部12に、対応する発電素子部Aの燃料極20が埋設される。各燃料極20は、Ni又はNi酸化物と、希土類元素酸化物又は化学式AEZrO(ただし、AEは、Ca、Sr、Mg、Baから選択される1種類又は2種類以上の元素)で表わされる酸化物と、を含んで構成される。 (もっと読む)


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