【課題】 本発明は、油入りケーブル線路が漏油していることを検出してから、油入りケーブル線路を遮断するまでの間に、この線路遮断に伴う作業、若しくは、この線路遮断を回避するための作業を行えるかについての判断をすることができる油入りケーブル線路監視システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 油入りケーブル線路から漏油している可能性のある絶縁油の下限１段レベルを直接又は間接的に検出するための下限１段検出接点、該下限１段検出接点及び油入りケーブル線路に必要な絶縁油の最低レベルとの略中間の絶縁油レベルを直接又は間接的に検出するための下限２段検出接点、最低レベルを直接又は間接的に検出するための最低レベル検出接点を有するレベル検出装置５と、該レベル検出装置５からの検知信号を受信する信号受信部６１、遮断器Ａ、Ｂを開放すべく、遮断信号を発信する遮断判定部６２、警報を表示する状態表示部６５を有する監視装置とを備え、絶縁油のレベルが最低レベルに至るまでの時間を報知する。 （もっと読む）

【課題】ＯＦケーブルから絶縁油が急激に漏洩しているか否かを判定しうるＯＦケーブルの漏油検出装置及びＯＦケーブルの漏油検出システムを提供する。
【解決手段】絶縁油を供給すると共に所定の油量レベル制限値を超えた場合に警報を発する重力油槽６とこの重力油槽６により給油管１２を介して絶縁油が供給されるＯＦケーブル１とを備えるＯＦケーブル設備と、給油管１２内に配設されたフロート２４と、給油管１２内の絶縁油の油面の低下に伴ってフロート２４が所定位置に達した際にオン・オフの切り替えが行われるよう配設されたスイッチ３１と、スイッチ３１の切り替わりを検出することによりＯＦケーブル１から絶縁油が漏洩していると判定する漏油検出部３０と、ＯＦケーブル設備を監視する監視装置との間で、ＯＦケーブル１の漏油の有無を示す情報を伝送する通信手段３３とを具備する。 （もっと読む）

【課題】 微少漏油をより正確に検出して、設計上の警報点である警報発生に至る前の段階で油量または油圧・ガス圧の変化状況から早期に異常を検出できること。
【解決手段】 油量、油圧、又はガス圧を目的変量、温度種別を説明変量として多重回帰分析によって予測式を算出し、この予測式を用いてＯＦケーブルの異常を監視するＯＦケーブル異常検出装置に対して、目的変量および説明変量の測定値を入力する手段と、温度種別ごとに順次時間をずらした測定値を用いて目的変量を算出し、当該目的変量の測定値との相関を演算して当該演算結果から最適な時間を演算する相関演算手段と、温度種別ごとに相関演算手段によって求めた時間前の測定データを用いて予測式に基づいて算出した目的変量の予測値と、当該目的変量の測定値との差に基づいて異常の兆候を判定する判定手段とを備える。 （もっと読む）

【課題】ＯＦケーブル給油系統の異常の有無をより確実に判定することができるＯＦケーブルの油圧監視システムを提供する。また、ＯＦケーブル給油系統の異常の有無のみならず、ＯＦケーブル給油系統の異常の重度をも判定することができるＯＦケーブルの油圧監視システムを提供する。
【解決手段】ＯＦケーブル線路の一給油区間の両端に配置された中間接続部（ＳＪ）２にそれぞれ設置された油圧センサ１０１−Ａ１〜Ｃ２によりＯＦケーブル１内の油圧を計測し、該計測された油圧値と第１の閾値を比較、およびＯＦケーブル１のＡ相、Ｂ相、Ｃ相の計測された油圧値から相間油圧差を算出して、該算出された相間油圧値と第２の閾値を比較することにより異常の有無を判定する。また、該判定情報に基づいて異常重度を判定する。 （もっと読む）

【課題】漏油と雨水等とを分離して雨水等のみを排出するための小容量の集積枡を用意するだけでＯＦケーブルの漏油対策を講じることができるＯＦケーブルを用いた送電系統の構造を提供する。
【解決手段】ＯＦケーブルが内部に敷設されているケーブルピット１０と、雨水等と前記ＯＦケーブルから漏洩した漏油とをケーブルピット１０とともに内部に貯留する集積枡１１と、雨水等を外部に排出する弁１３と、集積枡１１に配設されて雨水等のみが弁１３を介して外部に排出されるよう雨水等のレベルを検出するレベル検出手段であるフロート１６と、フロート１６が検出する雨水等のレベルの情報に基づき雨水等を排出するように弁１３を制御する制御部１５とを有する。 （もっと読む）