ストッキング用手袋
【課題】 ストッキング専用の手袋であり、爪の長い女性がストッキングを履く時、使用するもので、長さが短く、速手に装着することができると共に、ストッキングを破損することなく、素早く履くことができ、かつ爪を痛めることなく使用できるストッキング用手袋を提供する。
【解決手段】 ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部から指先方向にスリット部を設けてなることを特徴とする。
【解決手段】 ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部から指先方向にスリット部を設けてなることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ストッキングを履く時に、特に爪の長い女性の場合、爪が引っ掛かって破損するのを防止するストッキング用手袋に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の技術においては、例えば、網状の素材で形成した手袋の指先部位に、少なくとも手指の爪先部分を覆うことが可能な形状のクッション材を備える。前記クッション材には、例えばスポンジ素材や軟質樹脂素材などを使用するものがある。（特許文献１参照）
【０００３】
また、別の従来技術として、手袋本体における甲部布の手首側に形成される開口部の一側縁に係止突片を取付け、当該係止突片の内側に第一の面ファスナーを付設すると共に、甲部布の表面に前記第一の面ファスナーに対応する第二の面ファスナーを付設し、手袋本体を手に装着してから前記係止突片を、甲部布の表面に、前記一対の面ファスナーによって係着させるようになしたスポーツ用手袋において、前記甲部布の表面に付設した第二の面ファスナーと甲部布の間に適当大きさの独立したポケット部を形成し、且つ該ポケット部内に磁力線放射体または遠赤外線放射体を出し入れできるスリットを前記第二の面ファスナーの表面に形成したことを特徴とするスポーツ用手袋がある。（特許文献２参照）
【特許文献１】 実開平５−５８０６号公報
【特許文献２】 登録実用新案第３００８２４１号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記前者においては、洗い物用の手袋であり、クッション材を使用してなるものであり、目的・機能が異なるものである。
【０００５】
上記後者においては、スポーツ用の手袋で、ファスナーを設けると共に、磁力線または遠赤外線放射体を設けてなるもので、これもまた目的・機能が異なるものである。
【０００６】
本発明は、このような従来の構成が有する問題を解決しようとするものであり、ストッキング専用の手袋であり、爪の長い女性がストッキングを履く時、使用するもので、長さが短く、速手に装着することができると共に、ストッキングを破損することなく、素早く履くことができ、かつ爪を痛めることなく使用できるストッキング用手袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
そして、本発明は上記目的を達成するために、ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部から指先方向にスリット部を設けてなること。ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部に伸縮自在な伸縮部を設けてなること。また、指先を覆う指先部を２つに分割してなること。さらに、少なくとも指先部裏側にスベリ止め部を設けてなること。その上、素材が不織布であることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
上述したように、本発明のストッキング用手袋によれば、以下の効果を有する。
１）、長さを短くすることにより、速手袋を装着できる。
２）、スリットを設けることにより、一層速く手袋を装着できる。
３）、伸縮部を設けることにより、ストッキングを履く時に手袋が脱げることがない。
４）、スベリ止め部を設けることにより、一層速く履くことができる。
５）、不織布（多少のスベリ止め効果有り）を使用することにより、安価に製作できると共に、スベリ止め効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
【０００９】
以下、本発明の実施の形態を図面を基に詳細に説明する。
ストッキング用手袋１は、ストッキングを履く時に使用する手袋であって、不織布により加工され、長さＨを指先から甲部中央付近までとし、５本指各々に指先部２−−−を形成すると共に、後端部中央付近から指先方向に逆Ｖ字形のスリット３を設けてある。
【００１０】
また、ストッキング用手袋２１は指先を覆う指先部２２を２つに分割（親指とその他）すると共に、後端部に伸縮自在なゴムひも等による伸縮部４を設けてある。
【００１１】
上記ストッキング用手袋１の使用例にについて説明する。
スリット３を開いた状態で、手Ｔの指Ｙを指先部２−−−に素早く入れて使用することができる。
また、上記ストッキング用手袋２１は、伸縮部４を広げて手Ｔ１の指Ｙ１を指先部２２・２２により素早く入れることができる。
【００１２】
つぎに、ストッキング用手袋３１は、指先部３２の裏側に粘着剤等によるスベリ止め部５を設けてある。
このストッキング用手袋３１は、特に爪が長い場合に有効で、握力がない女性でもストッキングを軽く掴んで履くことができる。
【００１３】
上記各実施例において、ストッキング用手袋は左右兼用が望ましく、大きさは特に限定しない。
素材も、同様な機能を有するものであれば、他の素材も一考である。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】 本発明の第１実施形態を示すストッキング用手袋の斜視図。
【図２】 本発明の第２実施形態を示すストッキング用手袋の斜視図。
【図３】 本発明の第３実施形態を示すストッキング用手袋の要部の正面図。
【符号の説明】
【００１５】
１−−−ストッキング用手袋
２−−−指先部
３−−−スリット
４−−−伸縮部
５−−−スベリ止め部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ストッキングを履く時に、特に爪の長い女性の場合、爪が引っ掛かって破損するのを防止するストッキング用手袋に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の技術においては、例えば、網状の素材で形成した手袋の指先部位に、少なくとも手指の爪先部分を覆うことが可能な形状のクッション材を備える。前記クッション材には、例えばスポンジ素材や軟質樹脂素材などを使用するものがある。（特許文献１参照）
【０００３】
また、別の従来技術として、手袋本体における甲部布の手首側に形成される開口部の一側縁に係止突片を取付け、当該係止突片の内側に第一の面ファスナーを付設すると共に、甲部布の表面に前記第一の面ファスナーに対応する第二の面ファスナーを付設し、手袋本体を手に装着してから前記係止突片を、甲部布の表面に、前記一対の面ファスナーによって係着させるようになしたスポーツ用手袋において、前記甲部布の表面に付設した第二の面ファスナーと甲部布の間に適当大きさの独立したポケット部を形成し、且つ該ポケット部内に磁力線放射体または遠赤外線放射体を出し入れできるスリットを前記第二の面ファスナーの表面に形成したことを特徴とするスポーツ用手袋がある。（特許文献２参照）
【特許文献１】 実開平５−５８０６号公報
【特許文献２】 登録実用新案第３００８２４１号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記前者においては、洗い物用の手袋であり、クッション材を使用してなるものであり、目的・機能が異なるものである。
【０００５】
上記後者においては、スポーツ用の手袋で、ファスナーを設けると共に、磁力線または遠赤外線放射体を設けてなるもので、これもまた目的・機能が異なるものである。
【０００６】
本発明は、このような従来の構成が有する問題を解決しようとするものであり、ストッキング専用の手袋であり、爪の長い女性がストッキングを履く時、使用するもので、長さが短く、速手に装着することができると共に、ストッキングを破損することなく、素早く履くことができ、かつ爪を痛めることなく使用できるストッキング用手袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
そして、本発明は上記目的を達成するために、ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部から指先方向にスリット部を設けてなること。ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部に伸縮自在な伸縮部を設けてなること。また、指先を覆う指先部を２つに分割してなること。さらに、少なくとも指先部裏側にスベリ止め部を設けてなること。その上、素材が不織布であることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
上述したように、本発明のストッキング用手袋によれば、以下の効果を有する。
１）、長さを短くすることにより、速手袋を装着できる。
２）、スリットを設けることにより、一層速く手袋を装着できる。
３）、伸縮部を設けることにより、ストッキングを履く時に手袋が脱げることがない。
４）、スベリ止め部を設けることにより、一層速く履くことができる。
５）、不織布（多少のスベリ止め効果有り）を使用することにより、安価に製作できると共に、スベリ止め効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
【０００９】
以下、本発明の実施の形態を図面を基に詳細に説明する。
ストッキング用手袋１は、ストッキングを履く時に使用する手袋であって、不織布により加工され、長さＨを指先から甲部中央付近までとし、５本指各々に指先部２−−−を形成すると共に、後端部中央付近から指先方向に逆Ｖ字形のスリット３を設けてある。
【００１０】
また、ストッキング用手袋２１は指先を覆う指先部２２を２つに分割（親指とその他）すると共に、後端部に伸縮自在なゴムひも等による伸縮部４を設けてある。
【００１１】
上記ストッキング用手袋１の使用例にについて説明する。
スリット３を開いた状態で、手Ｔの指Ｙを指先部２−−−に素早く入れて使用することができる。
また、上記ストッキング用手袋２１は、伸縮部４を広げて手Ｔ１の指Ｙ１を指先部２２・２２により素早く入れることができる。
【００１２】
つぎに、ストッキング用手袋３１は、指先部３２の裏側に粘着剤等によるスベリ止め部５を設けてある。
このストッキング用手袋３１は、特に爪が長い場合に有効で、握力がない女性でもストッキングを軽く掴んで履くことができる。
【００１３】
上記各実施例において、ストッキング用手袋は左右兼用が望ましく、大きさは特に限定しない。
素材も、同様な機能を有するものであれば、他の素材も一考である。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】 本発明の第１実施形態を示すストッキング用手袋の斜視図。
【図２】 本発明の第２実施形態を示すストッキング用手袋の斜視図。
【図３】 本発明の第３実施形態を示すストッキング用手袋の要部の正面図。
【符号の説明】
【００１５】
１−−−ストッキング用手袋
２−−−指先部
３−−−スリット
４−−−伸縮部
５−−−スベリ止め部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部から指先方向にスリット部を設けてなることを特徴とするストッキング用手袋。
【請求項２】
ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部に伸縮自在な伸縮部を設けてなることを特徴とするストッキング用手袋。
【請求項３】
指先を覆う指先部を２つに分割してなることを特徴とする請求項１又は２記載のストッキング用手袋。
【請求項４】
少なくとも指先部裏側にスベリ止め部を設けてなることを特徴とする請求項１、２又は３記載のストッキング用手袋。
【請求項５】
素材が不織布であることを特徴とする請求項１、２、３又は４記載のストッキング用手袋。
【請求項１】
ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部から指先方向にスリット部を設けてなることを特徴とするストッキング用手袋。
【請求項２】
ストッキングを履く時に使用する手袋であって、長さを指先から甲部中央付近までとし、後端部に伸縮自在な伸縮部を設けてなることを特徴とするストッキング用手袋。
【請求項３】
指先を覆う指先部を２つに分割してなることを特徴とする請求項１又は２記載のストッキング用手袋。
【請求項４】
少なくとも指先部裏側にスベリ止め部を設けてなることを特徴とする請求項１、２又は３記載のストッキング用手袋。
【請求項５】
素材が不織布であることを特徴とする請求項１、２、３又は４記載のストッキング用手袋。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００６−２３３３９７（Ｐ２００６−２３３３９７Ａ）
【公開日】平成１８年９月７日（２００６．９．７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−８０４０８（Ｐ２００５−８０４０８）
【出願日】平成１７年２月２１日（２００５．２．２１）
【出願人】（５０４０７０１８１）呉泉紙業株式会社 (2)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年９月７日（２００６．９．７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年２月２１日（２００５．２．２１）
【出願人】（５０４０７０１８１）呉泉紙業株式会社 (2)
【Ｆターム（参考）】
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