ねじ
【課題】木材にねじこむ時の阻止力を軽減するねじを提供する。
【解決手段】ねじ2は、ヘッド20およびシャンク21を備える。ヘッド20は、複数の突起列22が形成される周辺部200を有する。周辺部200には、複数の突起列22が形成される。突起列22は連続配置される複数の突起220を有する。複数の突起220のうち、互いに隣接する二つの突起220の間に、距離dの間隔を有する。周辺部200が木材の中にねじこまれる時、突起列22は木材を切る。
【解決手段】ねじ2は、ヘッド20およびシャンク21を備える。ヘッド20は、複数の突起列22が形成される周辺部200を有する。周辺部200には、複数の突起列22が形成される。突起列22は連続配置される複数の突起220を有する。複数の突起220のうち、互いに隣接する二つの突起220の間に、距離dの間隔を有する。周辺部200が木材の中にねじこまれる時、突起列22は木材を切る。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はねじに関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示す従来のねじ1は、ヘッド10とシャンク11で構成され、ヘッド10は周辺部100を有する。周辺部100は、円錐形又は所定角度を有する円弧状に形成され、表面に複数の肋骨12が設けられる。肋骨12は、線状に形成され、先端120から末端121まで直線状またはカーブ状に形成される。また、シャンク11のねじの螺旋状に形成される。シャンク11は、ねじ山110と切り落とし部111が設置されている。
また、特許文献1に記載のねじが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−81498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のねじの肋骨12が直線状に形成しているのは、ヘッドの鍛造過程の便宜のためである。しかしながら、肋骨12は、ヘッド10の周辺部100から突き出ているため、ねじが木材の中にねじこむ過程で、木材Aの孔A0の壁A1と接触し、ねじのねじこみに対する阻止力が大きくなる。よって、ねじこみが不順になり、ねじこみ速度が減少される。
【0005】
また、図3に示す従来のねじ1は周辺部100に複数の線状肋骨12が形成されるので、周辺部100が木材A或いは工作物と接触する時、線状肋骨12が木材A或いは工作物を切り、ヘッド10に対応する孔A0が形成される。線状肋骨12が木材A或いは工作物の孔A0を削ることにより、木材A或いは工作物に形成される孔直径はヘッド10より大きくなる。このため、ねじ1と木材Aまたは工作物とのねじ合わせの緊密度が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、木材にねじこむ時の阻止力を軽減するねじを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるねじは、ヘッドおよびシャンクを備える。ヘッドは、複数の突起列が形成される周辺部を有する。周辺部には、複数の突起列が形成される。突起列は連続配置される複数の突起を有する。複数の突起のうち、互いに隣接する二つの突起の間に、距離dの間隔を有する。周辺部が木材の中にねじこまれる時、突起列は木材を切る。
【0007】
本発明によるねじはヘッドの周辺部に設置される複数の突起列が複数の点状突起で形成されている。これにより、従来のねじの周辺部の複数の肋骨により形成される木材の孔はねじのヘッドの周辺部の外径よりも大きくなるのに較べて、本発明によるねじは、木材や工作物に形成された孔の直径が、周辺部の外径より大きくならず、同じなるように維持することができるので、ネジが木材や工作物にねじ込まれ固定されたら、ネジ都木材或いは工作物との緊密度がより大きくなる。
【0008】
本発明のねじはそのヘッドが木材或いは工作物の中にねじこまれる時、ヘッドの点状突起が木材或いは工作物を切り、ヘッドが入る孔を作る。点状突起が木材の孔の壁に環状溝を形成させ、木材或いは工作物の孔の直径はねじのヘッドの周辺部の外径より大きくならないよう維持され、ねじが木材や或いは工作物とねじ合せる緊密度が向上される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来のねじを示す側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来のねじを示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態のねじを示す側面図である。
【図5】図4のB−B線の断面図である。
【図5A】本発明の一実施形態のねじの突起列を示す模式図である。
【図5B】本発明の他の実施形態のねじの突起列を示す模式図である。
【図5C】本発明の他の実施形態のねじの突起列を示す模式図である。
【図6】本発明の一実施形態のねじを示す断面図である。
【図6A】本発明の一実施形態のねじの突起を示す断面図である。
【図6B】本発明の他の実施形態のねじの突起を示す断面図である。
【図6C】本発明の他の実施形態のねじの突起を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態のねじの応用例を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施形態のねじの応用例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(一実施形態)
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態によるねじは図4から図5Dまでに示すように、少くともヘッド20およびシャンク21を備える。ヘッド20は周辺部200を有し、周辺部200は様々な形状に形成される。図4は周辺部200を円弧状にしたものを示すし、図7は周辺部200を円錐状にしたものを示す。周辺部200は複数の突起列22を有し、隣り合う突起列22間は所定間隔を有する。突起列22は、複数の突起220を有する。複数の突起220は、隣り合う突起220が所定間隔有するよう一直線に排列される。突起列22は一本だけ直線状に形成されても良い。
【0011】
図5から図5Dは、複数の突起列22が異なる方式で排列されている例を示す。突起列22は複数の突起220で形成され、隣り合う二つの突起220の間は所定距離dを有する。所定距離dは、突起220の外径r或いは幅wより小さく形成される。また、所定距離dは、突起220の外径r或いは幅wと同じであっても良い。また、所定距離dは、突起220の外径r或いは幅wより大きく形成されても良い。
【0012】
突起220は、図5Aと図5Cに示す様に直線状に配列される。突起220を直線状に排列する時、各突起列22の突起220は同じ基準線L1或いはL2の上に位置する。また、突起220を交叉した状態に排列する時は、相隣する突起列22の突起220は同一の基準線L1またはL2の上に位置しない。交叉排列の突起列22において、前突起列22の突起220が孔壁A0の木屑を切り落とさない場合、後突起列22の突起220が前列突起例22の突起220が切り落とさなかった孔壁A0の木材を切ることで、ねじと木材のねじ合せの速度を早くすることができる。
【0013】
上述の突起列22は、図4と図5に示すような直線状、図5Aと図5Bに示すようなV字状、逆V字状、または、三角形状に形成される。また、突起列22は、図5Cと図5Dに示すように交叉X字状に排列されても良い。木屑を切り落とす同時に運び出すことができる。本実施形態の中の突起列22は、色々な形態でヘッド20の周辺部200に設置されることができる。
【0014】
突起列22の突起220は、図6と図6Aに示すように、円弧形或いは楕円形に形成される。また、突起220は、図5Eと図6Bとに示すように正方形や長方形に形成されても良い。また、突起220は、図6Cに示す円錐形に形成されても良い。木屑を切り落とし且つ運び出すことができれば、突起220はどんな形状に形成されても良い。
【0015】
本実施形態の突起列22は、ヘッド20に周辺部200を有する木ねじやタッピンねじ(self tapping screw)に応用可能であり、木屑を切り落とし運びだすことができる。
【0016】
図8に示すように、本実施形態のねじを木材Aにねじ込む時は、ヘッド20の周辺部200の突起列22により木材の表面を切る。周辺部200は、孔A1に応じて、木材Aの孔壁A0を切る。突起220は連続配置されているので、突起列22は木材Aの孔A1の壁A0に対する接触抵抗を軽減することができる。前の突起例22の突起220により孔壁A0の木屑が完全に切り落とされていなかった場合、後突起例22の突起220により木屑を完全に削り落とし運び出すことができ、ねじの木材に対するねじ合せ速度をより早くすることができる。
【0017】
図8に示すように、ねじのヘッド20の周辺部200が木材Aまたは工作物に接触し始め、ねじ込まれると、周辺部200の点状の連続の突起列22が木材Aまたは工作物を切り始める。木材Aまたは工作物にヘッド20を受け入れる孔A1が突起列22により形成される前、且つ突起列22の突起220が木材Aまたは工作物の孔A1の壁A0に環状孔溝を形成する前に、木材Aまたは工作物の孔A1の直径はできるだけヘッド20の周辺部200の外径と同じとなるように維持される。それで本発明のねじを使用した時、木材Aまたは工作物に形成される孔A1の直径は図3に示す従来のねじが木材または工作物に形成される孔A1の直径より小さく形成される。よって、本実施形態のねじは木材Aまたは工作物とねじ合わせされる緊密度がより大きくなる。
【符号の説明】
【0018】
2・・・ねじ、
L1・・・基準線、
20・・・ヘッド、
L2・・・基準線、
21・・・シャンク、
A・・・木材、
200・・・周辺部、
A0・・・孔壁、
22・・・ 突起列、
A1・・・孔、
220・・・突起、
A2・・・環状溝。
【技術分野】
【0001】
本発明はねじに関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示す従来のねじ1は、ヘッド10とシャンク11で構成され、ヘッド10は周辺部100を有する。周辺部100は、円錐形又は所定角度を有する円弧状に形成され、表面に複数の肋骨12が設けられる。肋骨12は、線状に形成され、先端120から末端121まで直線状またはカーブ状に形成される。また、シャンク11のねじの螺旋状に形成される。シャンク11は、ねじ山110と切り落とし部111が設置されている。
また、特許文献1に記載のねじが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−81498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のねじの肋骨12が直線状に形成しているのは、ヘッドの鍛造過程の便宜のためである。しかしながら、肋骨12は、ヘッド10の周辺部100から突き出ているため、ねじが木材の中にねじこむ過程で、木材Aの孔A0の壁A1と接触し、ねじのねじこみに対する阻止力が大きくなる。よって、ねじこみが不順になり、ねじこみ速度が減少される。
【0005】
また、図3に示す従来のねじ1は周辺部100に複数の線状肋骨12が形成されるので、周辺部100が木材A或いは工作物と接触する時、線状肋骨12が木材A或いは工作物を切り、ヘッド10に対応する孔A0が形成される。線状肋骨12が木材A或いは工作物の孔A0を削ることにより、木材A或いは工作物に形成される孔直径はヘッド10より大きくなる。このため、ねじ1と木材Aまたは工作物とのねじ合わせの緊密度が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、木材にねじこむ時の阻止力を軽減するねじを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるねじは、ヘッドおよびシャンクを備える。ヘッドは、複数の突起列が形成される周辺部を有する。周辺部には、複数の突起列が形成される。突起列は連続配置される複数の突起を有する。複数の突起のうち、互いに隣接する二つの突起の間に、距離dの間隔を有する。周辺部が木材の中にねじこまれる時、突起列は木材を切る。
【0007】
本発明によるねじはヘッドの周辺部に設置される複数の突起列が複数の点状突起で形成されている。これにより、従来のねじの周辺部の複数の肋骨により形成される木材の孔はねじのヘッドの周辺部の外径よりも大きくなるのに較べて、本発明によるねじは、木材や工作物に形成された孔の直径が、周辺部の外径より大きくならず、同じなるように維持することができるので、ネジが木材や工作物にねじ込まれ固定されたら、ネジ都木材或いは工作物との緊密度がより大きくなる。
【0008】
本発明のねじはそのヘッドが木材或いは工作物の中にねじこまれる時、ヘッドの点状突起が木材或いは工作物を切り、ヘッドが入る孔を作る。点状突起が木材の孔の壁に環状溝を形成させ、木材或いは工作物の孔の直径はねじのヘッドの周辺部の外径より大きくならないよう維持され、ねじが木材や或いは工作物とねじ合せる緊密度が向上される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来のねじを示す側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来のねじを示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態のねじを示す側面図である。
【図5】図4のB−B線の断面図である。
【図5A】本発明の一実施形態のねじの突起列を示す模式図である。
【図5B】本発明の他の実施形態のねじの突起列を示す模式図である。
【図5C】本発明の他の実施形態のねじの突起列を示す模式図である。
【図6】本発明の一実施形態のねじを示す断面図である。
【図6A】本発明の一実施形態のねじの突起を示す断面図である。
【図6B】本発明の他の実施形態のねじの突起を示す断面図である。
【図6C】本発明の他の実施形態のねじの突起を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態のねじの応用例を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施形態のねじの応用例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(一実施形態)
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態によるねじは図4から図5Dまでに示すように、少くともヘッド20およびシャンク21を備える。ヘッド20は周辺部200を有し、周辺部200は様々な形状に形成される。図4は周辺部200を円弧状にしたものを示すし、図7は周辺部200を円錐状にしたものを示す。周辺部200は複数の突起列22を有し、隣り合う突起列22間は所定間隔を有する。突起列22は、複数の突起220を有する。複数の突起220は、隣り合う突起220が所定間隔有するよう一直線に排列される。突起列22は一本だけ直線状に形成されても良い。
【0011】
図5から図5Dは、複数の突起列22が異なる方式で排列されている例を示す。突起列22は複数の突起220で形成され、隣り合う二つの突起220の間は所定距離dを有する。所定距離dは、突起220の外径r或いは幅wより小さく形成される。また、所定距離dは、突起220の外径r或いは幅wと同じであっても良い。また、所定距離dは、突起220の外径r或いは幅wより大きく形成されても良い。
【0012】
突起220は、図5Aと図5Cに示す様に直線状に配列される。突起220を直線状に排列する時、各突起列22の突起220は同じ基準線L1或いはL2の上に位置する。また、突起220を交叉した状態に排列する時は、相隣する突起列22の突起220は同一の基準線L1またはL2の上に位置しない。交叉排列の突起列22において、前突起列22の突起220が孔壁A0の木屑を切り落とさない場合、後突起列22の突起220が前列突起例22の突起220が切り落とさなかった孔壁A0の木材を切ることで、ねじと木材のねじ合せの速度を早くすることができる。
【0013】
上述の突起列22は、図4と図5に示すような直線状、図5Aと図5Bに示すようなV字状、逆V字状、または、三角形状に形成される。また、突起列22は、図5Cと図5Dに示すように交叉X字状に排列されても良い。木屑を切り落とす同時に運び出すことができる。本実施形態の中の突起列22は、色々な形態でヘッド20の周辺部200に設置されることができる。
【0014】
突起列22の突起220は、図6と図6Aに示すように、円弧形或いは楕円形に形成される。また、突起220は、図5Eと図6Bとに示すように正方形や長方形に形成されても良い。また、突起220は、図6Cに示す円錐形に形成されても良い。木屑を切り落とし且つ運び出すことができれば、突起220はどんな形状に形成されても良い。
【0015】
本実施形態の突起列22は、ヘッド20に周辺部200を有する木ねじやタッピンねじ(self tapping screw)に応用可能であり、木屑を切り落とし運びだすことができる。
【0016】
図8に示すように、本実施形態のねじを木材Aにねじ込む時は、ヘッド20の周辺部200の突起列22により木材の表面を切る。周辺部200は、孔A1に応じて、木材Aの孔壁A0を切る。突起220は連続配置されているので、突起列22は木材Aの孔A1の壁A0に対する接触抵抗を軽減することができる。前の突起例22の突起220により孔壁A0の木屑が完全に切り落とされていなかった場合、後突起例22の突起220により木屑を完全に削り落とし運び出すことができ、ねじの木材に対するねじ合せ速度をより早くすることができる。
【0017】
図8に示すように、ねじのヘッド20の周辺部200が木材Aまたは工作物に接触し始め、ねじ込まれると、周辺部200の点状の連続の突起列22が木材Aまたは工作物を切り始める。木材Aまたは工作物にヘッド20を受け入れる孔A1が突起列22により形成される前、且つ突起列22の突起220が木材Aまたは工作物の孔A1の壁A0に環状孔溝を形成する前に、木材Aまたは工作物の孔A1の直径はできるだけヘッド20の周辺部200の外径と同じとなるように維持される。それで本発明のねじを使用した時、木材Aまたは工作物に形成される孔A1の直径は図3に示す従来のねじが木材または工作物に形成される孔A1の直径より小さく形成される。よって、本実施形態のねじは木材Aまたは工作物とねじ合わせされる緊密度がより大きくなる。
【符号の説明】
【0018】
2・・・ねじ、
L1・・・基準線、
20・・・ヘッド、
L2・・・基準線、
21・・・シャンク、
A・・・木材、
200・・・周辺部、
A0・・・孔壁、
22・・・ 突起列、
A1・・・孔、
220・・・突起、
A2・・・環状溝。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッドおよびシャンクを備え、
前記ヘッドは、複数の突起列が形成される周辺部を有し、
前記突起列は連続配置される複数の突起を有し、
複数の前記突起のうち、互いに隣接する二つの前記突起の間に、距離dの間隔を有し、
前記周辺部が木材の中にねじこまれる時、前記突起列は木材を切ることを特徴とするねじ。
【請求項2】
前記ヘッドの前記周辺部は円弧形であることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項3】
前記ヘッドの前記周辺部は円錐形であることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項4】
前記ヘッドの前記周辺部の前記突起列は複数有することを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項5】
前記ヘッドの前記周辺部の前記突起列は複数の突起で形成されることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項6】
前記突起列は、隣接する前記突起列の前記突起と同一仮想基準直線上に位置する前記突起を有することを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項7】
複数の前記突起列のうち、少なくとも二つの前記突起列は互いに交差することを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項8】
前記突起列は、直線状、V字状、逆V字状、三角形状、または、X字状に形成されることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項9】
前記突起は、球状、円錐状、円柱状、または、直方体形状であることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項10】
前記突起は、周方向に隣接する二つの前記突起列のうち、一方の前記突起列の前記突起が他方の前記突起列の前記突起の切り跡にしたがうよう形成されることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項1】
ヘッドおよびシャンクを備え、
前記ヘッドは、複数の突起列が形成される周辺部を有し、
前記突起列は連続配置される複数の突起を有し、
複数の前記突起のうち、互いに隣接する二つの前記突起の間に、距離dの間隔を有し、
前記周辺部が木材の中にねじこまれる時、前記突起列は木材を切ることを特徴とするねじ。
【請求項2】
前記ヘッドの前記周辺部は円弧形であることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項3】
前記ヘッドの前記周辺部は円錐形であることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項4】
前記ヘッドの前記周辺部の前記突起列は複数有することを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項5】
前記ヘッドの前記周辺部の前記突起列は複数の突起で形成されることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項6】
前記突起列は、隣接する前記突起列の前記突起と同一仮想基準直線上に位置する前記突起を有することを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項7】
複数の前記突起列のうち、少なくとも二つの前記突起列は互いに交差することを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項8】
前記突起列は、直線状、V字状、逆V字状、三角形状、または、X字状に形成されることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項9】
前記突起は、球状、円錐状、円柱状、または、直方体形状であることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【請求項10】
前記突起は、周方向に隣接する二つの前記突起列のうち、一方の前記突起列の前記突起が他方の前記突起列の前記突起の切り跡にしたがうよう形成されることを特徴とする請求項1記載のねじ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7】
【図8】
【公開番号】特開2013−19536(P2013−19536A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−144129(P2012−144129)
【出願日】平成24年6月27日(2012.6.27)
【出願人】(512168836)一水螺絲工業股▲分▼有限公司 (1)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年6月27日(2012.6.27)
【出願人】(512168836)一水螺絲工業股▲分▼有限公司 (1)
[ Back to top ]