説明

ひざ掛けクッション

【課題】オフィス、学校、家庭、公共施設など冷暖房の過多等による体調の異常を防止するために使用するひざ掛けクッション。
【解決手段】内面にアルミ蒸着フィルム11を設けてある長方形の布地素材9の長い辺の中央部より二等分に折り四角形にし、折り部分外の三辺にジッパー4を縫着、クッション部内面2にコの字型に面ファスナー5をとりつけポケット部6を形成し、クッション部表面1に伸縮性メッシュ地8を縫着し袋状体を形成し、止めひも7を設ける。クッション部の約6〜8倍大の大きさのひざ掛け部5をクッション部内面2にコの字型にとりつけた面ファスナー5で止め、クッション部の内部にひざ掛け部3を収納できることを特徴とするひざ掛けクッション。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス、学校、家庭、公共施設など冷暖房の過多等による体調の異常を防止するために使用するひざ掛けクッションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス、学校、家庭、公共施設など冷暖房の過多等による体調の異常をきたした場合、毛布、タオルケットやニット製品等の布地でひざ掛けをしていた。
【0003】また、レッグウオーマーや厚手の靴下等を着用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】毛布、タオルケット、ニット製品等の布地でひざ掛けをした場合、ずり落ちたりして汚れたり、仕事にも熱中できない。
【0005】さらに、離席する場合その都度たたんでいかなければならなかった。
【0006】また、特にオフィス内でレッグウオーマーや厚手の靴下等の着用は、ファッション性に欠ける等の欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明のひざ掛けクッションを図面を参考に説明する。
【0008】図4の構造のような内面にアルミ蒸着フィルム11を設けてある布地素材9を準備する。
【0009】長方形に裁断した布地素材9の長い辺の中央部より二等分に折り四角形にし、折り部分外の三辺にジッパー4を縫着する。
【0010】図2のようにクッション部内面2にコの字型に面ファスナー5をとりつける。
【0011】クッション部内面2にコの字型に面ファスナー5をとりつけることにより、使い捨てカイロ等を入れるポケット部6が形成される。
【0012】図3のようにクッション部の約6倍大の大きさのひざ掛け部3をクッション部内面2にコの字型にとりつけた面ファスナー5で止める。
【0013】図1のようにクッション部表面1に伸縮性メッシュ地8を縫着し袋状体を形成し、止めひも7を設ける。
【0014】ひざ掛け部3は、クッション部の内部に収納できる構造を有する。
【0015】
【作用】本発明のひざ掛けクッションは、オフィス、学校、家庭、公共施設など冷暖房の過多等による体調の異常を防止するために使用する。
【0016】最近、冷暖房の過多あるいは個人差により身体不調をきたす場合が多い。
【0017】冷気は室内の下方部、暖気は上方部であるため、特に女性は腰から爪先にいたる部分が冷える人が多い。
【0018】その結果生理機能の低下、不順等を生じた。
【0019】
【実施例】以下、本発明のひざ掛けクッションの構造を実施例について図面を参考に説明すると、図1のクッションを椅子にのせ、止めひも7を椅子の背もたれ部下方に縛り止め、ジッパー4を開く。
【0020】伸縮性メッシュ地11の袋状体を椅子の背もたれ部に入れる。
【0021】次に、ひざ掛け部3をクッション部内より取り出し、着席後ひざに掛けて使用する。
【0022】
【発明の効果】本発明のひざ掛けクッションは、以上のような構造で、オフィス、学校、家庭、公共施設など冷暖房の過多等による体調の異常を防止するために使用する。
【0023】ひざ掛け部3は、面ファスナー5を取り付けることにより、簡単に取り外しができるので洗濯しやすい。
【0024】また、布地素材9の内面にアルミ蒸着フィルム11を設けてあるため、体温の反射、保温に効果がある。
【0025】さらに、腰部が冷える場合には、ポケット部6に使い捨てカイロ等を入れるとさらに保温効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のひざ掛けクッションの外観斜視図。
【図2】本発明のひざ掛けクッションのジッパー部をはずし、ひざ掛け部を取り外した時の斜視図。
【図3】本発明のひざ掛けクッションの平面図。
【図4】本発明のひざ掛けクッションのクッション部の布地素材の断面図。
【符号の説明】
1 クッション部表面
2 クッション部内面
3 ひざ掛け部
4 ジッパー
5 面ファスナー
6 ポケット部
7 止めひも
8 伸縮性メッシュ地
9 布地素材
10 中わた
11 アルミ蒸着フィルム
12 融着部

【特許請求の範囲】
【請求項1】内面にアルミ蒸着フィルム11を設けてある長方形の布地素材9の長い辺の中央部より二等分に折り四角形にし、折り部分外の三辺にジッパー4を縫着、クッション部内面2にコの字型に面ファスナー5をとりつけポケット部6を形成し、クッション部表面1に伸縮性メッシュ地8を縫着し袋状体を形成し、止めひも7を設ける。クッション部の約6〜8倍大の大きさのひざ掛け部5をクッション部内面2にコの字型にとりつけた面ファスナー5で止め、クッション部の内部にひざ掛け部3を収納できることを特徴とするひざ掛けクッション。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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