まくら
【課 題】終日の精神的、肉体的疲労を解消、回復して翌日への活力を蓄積、復活する手段とし「まくら」の改良を図る。
【解決手段】上記の視野に立って、本案は柔軟な長方形基盤本体の長手方向上縁にそって適当間隔で適宜の詰め材を内包した大、中、小の突出部を形成した高低差のある頭受けとこれと平行して所定間隔で、基盤の下縁にそってクッション材を介して上面に適当間隔で凸状固型子を配設した加圧板を装設し、更に基盤本体下縁から凸状固型子の上面に展開してクッション部材を被装し、基盤本体全面を外装カバーで包被して成るものである。
【解決手段】上記の視野に立って、本案は柔軟な長方形基盤本体の長手方向上縁にそって適当間隔で適宜の詰め材を内包した大、中、小の突出部を形成した高低差のある頭受けとこれと平行して所定間隔で、基盤の下縁にそってクッション材を介して上面に適当間隔で凸状固型子を配設した加圧板を装設し、更に基盤本体下縁から凸状固型子の上面に展開してクッション部材を被装し、基盤本体全面を外装カバーで包被して成るものである。
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術の分野】この考案はまくらの形状、構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】寝具の一として「まくら」は日常生活の汎用品で古来種々の形態、構造で身近に密着した用具とされ、技術的分野からも素材的に石枕、木枕、草枕等から用法上の作用、効果を注目して上皮に充填するそば殻、小豆、パンヤ、羽根等を入れるものが、最も広く供用されているが、近代生活の変遷、向上と共に更にこれらに科学的考慮を加えて快適快眠を増進する改良策を提供する余地が痛感される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記の現状から安定した睡眠効果を増進確保する手段として「まくら」が終日の精神的、肉体的疲労を解消、回復して翌日への活力を蓄積するに無視できない役割を担う手段として不可欠のものであり、注目すべき課題と確信される。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の視野に立って、本案は柔軟な長方形基盤本体の長手方向上縁にそって適当間隔で適宜の詰め材を内包した大、中、小の突出部を形成した高低差のある頭受けとこれと平行して所定間隔で基盤の下縁にそってクッション材を介して上面に適当間隔で凸状固型子を配設した加圧板を装設し、更に基盤本体下縁から凸状固型子の上面に展開してクッション部材を被装し、基盤本体全面を外装カバーで包被したものである。
【０００５】
【考案実施の形態】本案実施の態様を実施例で以下図面について説明する。
【０００６】
【実施例】図１は本案の平面図、図２は外装カバーを除いた図１の矢印Ａ視図である。
【０００７】
図において１は柔軟な長方形の基盤本体で、例えばポリウレタンの適当厚で、形成される、２は基盤本体１の長手方向上縁にそって当該本体上に固設した頭受けで、適当間隔にて大、中、小の突出部イ、ロ、ハが形成され、一連に適宜の詰め材、例えば小豆、そば殻、パンヤ等随意で、左右方向に逐次高低差を設ける。３は頭受け２と平行して所定間隔で基盤本体１の下縁にそってクッション材４を介して上面に適当間隔で凸状固型子５を配設した加圧板であり、６は基盤本体１の下縁から凸状固型子５の上面に展開したクッション部材である。７は上記全構成のまくら全身を包被したまくらカバーで、装脱自在の公知のものと同様とする。
【０００８】
【作用】本案は上記の構成において、使用者の体躯により肥満型、やせ型などにより或いは上向き、下向き、横向き等の姿勢によって頭部とまくらとの相関部位に相違の生ずることは当然ながら、通常体位を想定して概説し、臨機応変で使用体勢を変更するものとする。
【０００９】
頭受け２は適当間隔に大、中、小の突出部イ、ロ、ハが形成され、左右方向に逐次高低差があるので、対向する頭部の横摺れ移動を防ぎ安定保持が維持でき、詰め材の種別に応じた快感を体得しうるものである。通常樹脂の細粒、そば殻などが適当とされよう。或いは希望に応じて空気又は水或いは氷塊を充填して水枕、氷枕としてもよい。
【００１０】
又、頭受け２と平行して基盤本体１の下縁にそって設定した加圧板３には上面に適当間隔で凸状固型子５が配設されているので、これらが後頭部の対接部位、即ち俗称「ぼんのくぼ」を刺激してマッサージの作用、効果を発揮するので、前記頭受け２と相俟ってまくらの既往製品には見られぬ作用効果を発揮するは勿論関連部位相互にクッション材を介装して強度の衝激を回避し、安定保持を図っている。
【００１１】
かくの如く本案は既往「まくら」においては全く見られない形状、構造を備えた許りでなく、その作用、効果はこれ又、何層倍かの特徴的長所を兼ね備えて日常生活環境の改善向上に資すること極めて高度のものと言えよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の平面図
【図２】図１の矢印Ａ視図
【符号の説明】
１ 基盤本体
２ 頭受け
イ突出部
ロ同 上
ハ同 上
３ 加圧板
４ クッション材
５ 凸状固型子
６ クッション部材
７ まくらカバー
【０００１】
【考案の属する技術の分野】この考案はまくらの形状、構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】寝具の一として「まくら」は日常生活の汎用品で古来種々の形態、構造で身近に密着した用具とされ、技術的分野からも素材的に石枕、木枕、草枕等から用法上の作用、効果を注目して上皮に充填するそば殻、小豆、パンヤ、羽根等を入れるものが、最も広く供用されているが、近代生活の変遷、向上と共に更にこれらに科学的考慮を加えて快適快眠を増進する改良策を提供する余地が痛感される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記の現状から安定した睡眠効果を増進確保する手段として「まくら」が終日の精神的、肉体的疲労を解消、回復して翌日への活力を蓄積するに無視できない役割を担う手段として不可欠のものであり、注目すべき課題と確信される。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の視野に立って、本案は柔軟な長方形基盤本体の長手方向上縁にそって適当間隔で適宜の詰め材を内包した大、中、小の突出部を形成した高低差のある頭受けとこれと平行して所定間隔で基盤の下縁にそってクッション材を介して上面に適当間隔で凸状固型子を配設した加圧板を装設し、更に基盤本体下縁から凸状固型子の上面に展開してクッション部材を被装し、基盤本体全面を外装カバーで包被したものである。
【０００５】
【考案実施の形態】本案実施の態様を実施例で以下図面について説明する。
【０００６】
【実施例】図１は本案の平面図、図２は外装カバーを除いた図１の矢印Ａ視図である。
【０００７】
図において１は柔軟な長方形の基盤本体で、例えばポリウレタンの適当厚で、形成される、２は基盤本体１の長手方向上縁にそって当該本体上に固設した頭受けで、適当間隔にて大、中、小の突出部イ、ロ、ハが形成され、一連に適宜の詰め材、例えば小豆、そば殻、パンヤ等随意で、左右方向に逐次高低差を設ける。３は頭受け２と平行して所定間隔で基盤本体１の下縁にそってクッション材４を介して上面に適当間隔で凸状固型子５を配設した加圧板であり、６は基盤本体１の下縁から凸状固型子５の上面に展開したクッション部材である。７は上記全構成のまくら全身を包被したまくらカバーで、装脱自在の公知のものと同様とする。
【０００８】
【作用】本案は上記の構成において、使用者の体躯により肥満型、やせ型などにより或いは上向き、下向き、横向き等の姿勢によって頭部とまくらとの相関部位に相違の生ずることは当然ながら、通常体位を想定して概説し、臨機応変で使用体勢を変更するものとする。
【０００９】
頭受け２は適当間隔に大、中、小の突出部イ、ロ、ハが形成され、左右方向に逐次高低差があるので、対向する頭部の横摺れ移動を防ぎ安定保持が維持でき、詰め材の種別に応じた快感を体得しうるものである。通常樹脂の細粒、そば殻などが適当とされよう。或いは希望に応じて空気又は水或いは氷塊を充填して水枕、氷枕としてもよい。
【００１０】
又、頭受け２と平行して基盤本体１の下縁にそって設定した加圧板３には上面に適当間隔で凸状固型子５が配設されているので、これらが後頭部の対接部位、即ち俗称「ぼんのくぼ」を刺激してマッサージの作用、効果を発揮するので、前記頭受け２と相俟ってまくらの既往製品には見られぬ作用効果を発揮するは勿論関連部位相互にクッション材を介装して強度の衝激を回避し、安定保持を図っている。
【００１１】
かくの如く本案は既往「まくら」においては全く見られない形状、構造を備えた許りでなく、その作用、効果はこれ又、何層倍かの特徴的長所を兼ね備えて日常生活環境の改善向上に資すること極めて高度のものと言えよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の平面図
【図２】図１の矢印Ａ視図
【符号の説明】
１ 基盤本体
２ 頭受け
イ突出部
ロ同 上
ハ同 上
３ 加圧板
４ クッション材
５ 凸状固型子
６ クッション部材
７ まくらカバー
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】柔軟な長方形基盤本体の長手方向上縁にそって適当間隔で適宜の詰め材を内包した大、中、小、の突出部を形成した高低差のある頭受けとこれと平行して所定間隔で基盤の下縁にそってクッション材を介して上面に適当間隔で凸状固型子を配設した加圧板を装設し、更に基盤本体下縁から凸状固型子の上面に展開してクッション部材を被装し、基盤本体全面を外装カバーで包被して成るまくら
【請求項１】柔軟な長方形基盤本体の長手方向上縁にそって適当間隔で適宜の詰め材を内包した大、中、小、の突出部を形成した高低差のある頭受けとこれと平行して所定間隔で基盤の下縁にそってクッション材を介して上面に適当間隔で凸状固型子を配設した加圧板を装設し、更に基盤本体下縁から凸状固型子の上面に展開してクッション部材を被装し、基盤本体全面を外装カバーで包被して成るまくら
【図 １】
【図 ２】
【図 ２】
【登録番号】実用新案登録第３０７２９２９号（Ｕ３０７２９２９）
【登録日】平成１２年８月１６日（２０００．８．１６）
【発行日】平成１２年１１月７日（２０００．１１．７）
【考案の名称】まくら
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願２０００−３９２３（Ｕ２０００−３９２３）
【出願日】平成１２年５月１日（２０００．５．１）
【出願人】（５００２６７９９６）
【登録日】平成１２年８月１６日（２０００．８．１６）
【発行日】平成１２年１１月７日（２０００．１１．７）
【考案の名称】まくら
【国際特許分類】
【出願番号】実願２０００−３９２３（Ｕ２０００−３９２３）
【出願日】平成１２年５月１日（２０００．５．１）
【出願人】（５００２６７９９６）
[ Back to top ]