説明

アクセサリ機器

【課題】本体部と回転部材とが食いつきにくいアクセサリ機器を提供する。
【解決手段】アクセサリ機器である表示装置3が備える取付部材331を撮像装置1のアクセサリシュー103に固定する。取付部材331は、表示装置3の本体部から突出し、外周に雄ねじ部を有するスリーブ部材3352と、スリーブ部材3352を囲む突出部3311と、スリーブ部材3352の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を内周に有し、回転操作によってアクセサリシュー103及び突出部3311の先端面と当接するように回転操作の回転軸と平行な方向に移動可能な固定部材3352とを有する。突出部3311の先端面を螺旋面331aとして固定部材3352に接触させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に取り付け可能なアクセサリ機器に関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像装置には、撮影機能の拡張性を高めるために、ビデオライトやマイクロフォン等の外付けのアクセサリ機器を取り付けることができるようになっている。
【0003】
外付けのアクセサリ機器の取り付け方法については種々の提案がなされているが、外付けのアクセサリ機器を撮像装置の本体に設けられたアクセサリシューに連結し、固定する方法が一般的に用いられている。例えば、撮像装置の本体に設けられたアクセサリシューにスライド挿入により係合可能なアクセサリ機器に関して、係合後にアクセサリ機器が撮像装置本体からスライドして脱落することを防止する構造が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
より具体的には、特許文献1に記載されたアクセサリ機器は、アクセサリシューに対するスライド挿入方向と直交する軸を回転軸とし、アクセサリシューに対する取り付け方向に回転させると回転軸と平行な方向に突起部が突出する回転部材を備える。一方、アクセサリシューには回転部材の突起部と係合させるための溝部が設けられている。アクセサリ機器をアクセサリシューにスライド挿入させた後に回転部材を取り付け方向に回転させて回転部材の突起部をアクセサリシューの溝部と係合させると、突起部と溝部との係合によってアクセサリ機器のスライド挿入方向での移動が規制される。こうして、アクセサリ機器のアクセサリシューからの脱落を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−157003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来例の場合、回転部材をアクセサリ機器の取り付け方向とは反対の方向、つまりアクセサリ機器を取り外す方向に回転させると、回転部材をアクセサリ機器の本体部に対して面で突き当たった状態で回し続けることができる。このとき、アクセサリ機器の本体部と回転部材との面同士が食いついてしまうという問題や、アクセサリ機器の本体部と回転部材とが触面する面に傷が生じ、これが外観として現れることで美観が損なわれるという問題がある。
【0007】
本発明は、撮像装置の本体に対する取り付け/取り外しを行うための回転部材を備えるアクセサリ機器であって、アクセサリ機器の本体部と回転部材とが食いつきにくいアクセサリ機器を提供することを目的とする。また、本発明は、アクセサリ機器の本体部と回転部材との接触面に傷が生じても、傷部を非外観面とすることで美観を良好な状態に維持することができるアクセサリ機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るアクセサリ機器は、撮像装置のアクセサリシューに取り付けられる取付手段を備えるアクセサリ機器であって、前記取付手段は、前記アクセサリ機器の本体部から突出し、外周に雄ねじ部を有するスリーブ部材と、前記アクセサリ機器の本体部から突出し、前記スリーブ部材を囲む突出部と、前記スリーブ部材の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を内周に有し、回転操作によって前記アクセサリシュー及び前記突出部の先端面と当接するように、前記回転操作の回転軸と平行な方向に移動可能な固定部材とを有し、前記突出部の先端面及び前記固定部材において前記突出部の先端面と接触する当接面のいずれかは1周の連続した螺旋面となっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アクセサリ機器を撮像装置の本体から取り外す際に、回転部材を取り外し方向に回し続けても、アクセサリ機器の本体部と回転部材とが食いつきにくくなり、回転部材が回し難くなることを防ぐことができる。また、回転部材とアクセサリ機器の本体部との接触面に傷が生じても、傷部を非外観面とするために美観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に係るアクセサリ機器が取り付けられる撮像装置を前方斜め上から見た斜視図である。
【図2】図1の撮像装置を後方横から見た斜視図である。
【図3】図1の撮像装置に着脱可能な把持部材の斜視図である。
【図4】図1の撮像装置又は図3の把持部材に着脱可能な表示装置の斜視図である。
【図5】図1の撮像装置に図3の把持部材及び図4の表示装置を装着した状態を示す斜視図である。
【図6】図1の撮像装置に図4の表示装置を装着した状態を示す斜視図である。
【図7】図4の表示装置に設けられた後面接続部の後面図である。
【図8】図4の表示装置に設けられた後面接続部の分解斜視図である。
【図9】図4の表示装置の後面接続部を図3の把持部材のアクセサリシューに装着した状態を示す断面図である。
【図10】図3の把持部材と図4の表示装置との別の装着形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
<撮像装置の本体の構成>
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るアクセサリ機器が取り付けられる撮像装置の斜視図である。本実施形態では、撮像装置1として、交換式レンズ4(図7,8参照)を取り付け可能なデジタルビデオカメラを取り上げる。図1は撮像装置1を前方斜め上から見た斜視図であり、図2は撮像装置1を後方横から見た斜視図である。
【0013】
撮像装置1の正面(前方)から見て左側面には、撮像装置1に着脱可能な把持グリップ101が設けられている。撮像装置1の上面には、可動式ビューファインダー102と、後述する把持部材2や表示装置3(図3乃至5参照)等の外付けのアクセサリ機器の着脱に用いられるアクセサリシュー103と、把持部材2を固定するためのネジ部104が設けられている。
【0014】
撮像装置1の後面には、撮像装置1の制御状態を表示するサブ表示部105、入出力端子群106、記録メディア装着部107、REC/PAUSEボタン108、MENUボタン109、MENU操作レバー110及びバッテリ蓋111が設けられている。バッテリ蓋111の内側にはバッテリ(不図示)が収納されている。
【0015】
撮像装置1の前面には、交換式レンズ装着部112と、交換式レンズ4の装着を検知して電気的に制御するための接点部113と、交換式レンズを取り外すレンズ取り外しボタン114、REC/PAUSEボタン115とが設けられている。撮像装置1の正面から見て右側面には、撮影者の操作によって撮像装置1の本体に所定の動作を実行させる操作ボタン群116と、電源スイッチ117とが設けられている。
【0016】
更に、撮像装置1内には、被写体の映像を受光する撮像素子(不図示)が交換式レンズ装着部112の後方に配置されている。また、撮像装置1は、撮像素子で得られた映像信号を電気信号に変換するセンサ基板、撮像装置1を操作した際の入力信号等を制御する回路基板を備えている。
【0017】
<把持部材の構成>
図3(A),(B)は共に、撮像装置1のアクセサリシュー103に着脱可能な把持部材2の斜視図である。把持部材2は、撮像装置1に設けられたネジ部104に螺合し、把持部材2を撮像装置1に対して固定するダイヤルネジ202と、ダイヤルネジ202を把持部材2のグリップ部209に向けて付勢するコイルばね等の弾性部材203とを備える。また、把持部材2の底面には、撮像装置1のアクセサリシュー103に係合する足部201が設けられている。
【0018】
把持部材2の上面には、ビデオライト等の外付けのアクセサリ機器を装着するための外部アクセサリシュー204と、外付けのアクセサリ機器を固定するためのネジ部205とが設けられている。把持部材2の前面には、表示装置3等の外付けのアクセサリ機器を装着するためのアクセサリシュー206が設けられており、本実施形態では、アクセサリシュー206は撮像装置1のアクセサリシュー103と同一形状であるとする。
【0019】
<表示装置の構成>
図4(A),(B)は共に、撮像装置1のアクセサリシュー103又は把持部材2のアクセサリシュー206に着脱可能な表示装置3の斜視図である。表示装置3は、撮影映像を表示する表示部31と、表示部31に撮影時の映像或いは撮影された映像を表示する際に撮像装置1の本体を操作するための操作部32と、表示装置3を撮像装置1又は把持部材2に固定するための取付部33とを備える。
【0020】
表示部31は、撮像装置1で撮影した映像及び撮像装置1の制御状態を撮影者が確認可能な表示画面部311と、表示画面部311を覆う外装部材312と、表示画面部311に電気信号を送信する回路基板(不図示)とを有する。表示部31は回動部313によって回動自在となっている。
【0021】
操作部32は、操作ボタン群321と、音声信号制御部322と、保護カバー部材323と、表示方向制御ボタン324とを有する。操作ボタン群321は、撮影者による操作によって撮像装置1の本体に所定の動作を実行させるためのボタンである。音声信号制御部322は、外付けマイクが接続された場合に、外付けマイクで得られる音声信号を制御する。保護カバー部材323は、音声信号制御部322への水滴等の侵入を防止し、表示方向制御ボタン324は、表示部31に表示される映像の表示方向を制御する。
【0022】
操作部32は、操作ボタン群321及び音声信号制御部322の操作を電気的信号に変換する回路基板(不図示)と、表示部31の回路基板との間で信号を送受信し、表示部31と操作部32の内部を通る信号線(不図示)とを有している。これら回路基板と信号線は、外装部材325,326によって保持されている。外装部材325には、表示部31を回動可能に締結する回動部313を収納する収納部327が設けられている。
【0023】
取付部33は、表示装置3を撮像装置1のアクセサリシュー103に固定するための底面接続部334と、表示装置3を把持部材2のアクセサリシュー206に固定するための後面接続部335とが設けられた取付部材331を有する。また、取付部33は、外部マイクを保持するマイク保持部332と、外部マイクのコネクタを連結するコネクタ部333とを有する。
【0024】
取付部33は、信号の送受信を行う信号線群336と、信号線群336と操作部32との間で信号を中継する回路基板(不図示)と、操作部32の回路基板に対して電気的な接続を行う信号線(不図示)とを有する。信号線群336が伝達する信号としては、撮影映像を表示画面部311に表示すると共に操作部32の操作ボタン群321で操作した制御信号がある。また、信号線群336が伝達する信号には、マイク保持部332に保持された外部マイクから得られた音声信号を操作部32に設けられた音声信号制御部322で制御した上で撮像装置1に送信するために信号が含まれる。
【0025】
<撮像装置に対する把持部材及び表示装置の装着形態>
図5は撮像装置1に把持部材2及び表示装置3を装着した状態を示す斜視図である。図5は、表示装置3の後面接続部335が把持部材2のアクセサリシュー206に接続、固定され、把持部材2のアクセサリシューの足部201が撮像装置1のアクセサリシュー103に接続、固定されて使用される形態を示している。なお、図5には、撮像装置1に対して、交換式レンズ装着部112に対応した交換式レンズ4が装着された状態が示されている。
【0026】
<撮像装置に対する表示装置の装着形態>
図6は、撮像装置1に表示装置3を装着した状態を示す斜視図であり、表示装置3の底面接続部334を撮像装置1のアクセサリシュー103に対して直接固定して使用する形態を示している。なお、図6でも、撮像装置1に対して交換式レンズ装着部112に交換式レンズ4を装着した状態を示している。
【0027】
<表示装置の後面接続部の詳細>
上述の通り、表示装置3の後面接続部335は把持部材2のアクセサリシュー206に固定されるが、その固定形態は、表示装置3の底面接続部334を撮像装置1のアクセサリシュー103に取り付けるときの固定形態と同じである。そこで、ここでは、表示装置3に設けられた後面接続部335を把持部材2のアクセサリシュー206に固定する形態について詳細に説明するこことする。そして、表示装置3の底面接続部334を撮像装置1のアクセサリシュー103に固定する場合については説明を省略する。
【0028】
図7は表示装置3に設けられた後面接続部335の後面図であり、図8は後面接続部335の分解斜視図である。図9は、表示装置3に設けられた後面接続部335を把持部材2のアクセサリシュー206に装着した状態を示す断面図であり、図7のA−A断面図である。図9(A)は、後面接続部335がアクセサリシュー206にスライド装着され、表示装置3のスライドが規制されている状態を示している。一方、図9(B)は、後面接続部335がアクセサリシュー206に装着されているが、表示装置3のスライド規制が解除されている状態を示している。
【0029】
表示装置3に設けられた後面接続部335は、足部3351、固定部材3352、スリーブ部材3353、抜け止めピン3354、当接部材3355及び弾性部材3356を有している。足部3351は、把持部材2のアクセサリシュー206に対してスライド動作により係合し、その形状は把持部材2の足部201の形状と同じである。
【0030】
固定部材3352の内周には雌ねじ部が形成されている。スリーブ部材3353は表示装置3の本体部から突出するように、取付部材331に形成されている。スリーブ部材3353の外周には、固定部材3352の雌ねじ部と螺合する雄ねじ部が形成されている。よって、固定部材3352をスリーブ部材3353に螺合させた状態で、固定部材3352は回転操作により上下方向(回転操作の回転軸と平行な方向)で移動可能である。
【0031】
抜け止めピン3354は、固定部材3352の回転にしたがって回転軸と平行な方向に突出する。当接部材3355は、樹脂等で形成されており、抜け止めピン3354と一体となって固定部材3352に当接しながら可動する。弾性部材3356には、例えば、コイルばね等が用いられ、抜け止めピン3354をアクセサリシュー206側に付勢する。後面接続部335は、取付部33の取付部材331内に配置された板金等で形成される支持部材3357にビス等によって固定される。
【0032】
固定部材3352を図8に示すα方向に回転させると、足部3351のアクセサリシュー206に対するスライド動作が規制される。取付部材331には、スリーブ部材3353を囲むように、円筒形状の突出部3311が形成されている。突出部3311の先端面は、1周の連続した螺旋形状を有する螺旋面331aとなっており、螺旋の切り始めと切り終わりとに段差が設けられている。一方、固定部材3352には、突出部3311を収容する凹部が形成されている。
【0033】
足部3351のアクセサリシュー206に対するスライド規制を解除する方向(α方向とは反対の方向)に固定部材3352を回転させると、固定部材3352の内部に形成された凹部の凹面3352aが、突出部3311の螺旋面331aと接触する。このとき、図9(B)に示すように、固定部材3352の回転に伴う上下方向の移動量L1は、固定部材3352に形成された凹面3352aの深さL2よりも小さくなるように設定されている。したがって、固定部材3352の凹面3352aと突出部3311の螺旋面331aとの接触面は、固定部材3352によって隠される非外観面となる。
【0034】
図9(A)に示すたように、表示装置3が把持部材2に対してスライド規制された状態では、固定部材3352を図8のα方向に回転させることで、抜け止めピン3354が弾性部材3356の力によって後面接続部335の足部3351から突出する。こうして抜け止めピン3354は、アクセサリシュー206の穴部に挿入される。そのため、図9(A)の状態で表示装置3を把持部材2からスライド動作によって取り外そうとしても、抜け止めピン3354が把持部材2のアクセサリシュー206に接触することで、取り外し動作が規制される。
【0035】
固定部材3352を図8のα方向に回しきって、固定部材3352の下面3352bが把持部材2のアクセサリシュー206の上面206aに接触する位置にあるときは、固定部材3352とアクセサリシュー206とが面接触する。この面接触によって大きな摩擦力が生じるため、固定部材3352は安定して保持される。
【0036】
一方、図9(B)に示すように、表示装置3の把持部材2に対するスライド規制を解除した状態で固定部材3352を図8のα方向とは反対の方向に回転させると、抜け止めピン3354はアクセサリシュー206の穴部から抜ける。これにより、表示装置3を把持部材2から取り外すことができる。
【0037】
固定部材3352を図8のα方向とは反対の方向に回しきって、固定部材3352の凹面3352aが突出部3311の螺旋面331aに接触しても、固定部材3352と取付部材331との接触面積は螺旋面331aの先端の限られた面積になる。よって、固定部材3352と取付部材331との摩擦力は大きくならないため、取付部材331と固定部材3352とが食いつき難くなる。こうして、固定部材3352が回し難くなるのが防止されることで、小さなトルクで固定部材3352を再びα方向に回転させることができる。また、固定部材3352の凹面3352aは突出部3311の螺旋面331aと接触するため、螺旋面331aにおける凹面3352aとの接触部が削れても、絶えず新しく面積の限られた面積で接触面が形成されるため、耐久性を向上させることができる。更に、螺旋面331aと凹面3352aとの接触面は固定部材3352の内側に形成されているために非外観面となっている。よって、螺旋面331aと凹面3352aとの接触面に傷が付いても、傷が外観に露出することないので、美観を損なうことがない。
【0038】
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、上述した実施形態の変形例として、把持部材2と表示装置3とを別の装着形態を図10に示す。この変形例では、固定部材3352と取付部材331との接触面について、固定部材3352に設ける凹面を、螺旋形状を有する螺旋面3352cとして形成している。この場合、螺旋面3352cと接触する突出部3311の当接面331bをストレートな面とすることができる。
【符号の説明】
【0039】
1 撮像装置
2 把持部材
3 表示装置
33 取付部
331 取付部材
103 アクセサリシュー
201 足部
206 アクセサリシュー
3311 突出部
331a 螺旋面
3352 固定部材
3352a 凹面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像装置のアクセサリシューに取り付けられる取付手段を備えるアクセサリ機器であって、
前記取付手段は、
前記アクセサリ機器の本体部から突出し、外周に雄ねじ部を有するスリーブ部材と、
前記アクセサリ機器の本体部から突出し、前記スリーブ部材を囲む突出部と、
前記スリーブ部材の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を内周に有し、回転操作によって前記アクセサリシュー及び前記突出部の先端面と当接するように、前記回転操作の回転軸と平行な方向に移動可能な固定部材とを有し、
前記突出部の先端面及び前記固定部材において前記突出部の先端面と接触する当接面のいずれかは1周の連続した螺旋面となっていることを特徴とするアクセサリ機器。
【請求項2】
前記固定部材は、前記突出部を収容し、前記突出部の先端面と接触する凹面を有する凹部を有し、
前記凹面の深さは、前記固定部材の前記回転軸と平行な方向での移動量よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のアクセサリ機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−92665(P2013−92665A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−234918(P2011−234918)
【出願日】平成23年10月26日(2011.10.26)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】