説明

イベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラム

【課題】コストの増大を抑制しつつ、イベントの企画者における負担を軽減し得る、イベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】イベントに関する情報の入力を受け付ける、入力受付部2と、インターネット10上でサービスを提供するサービス提供サーバ40にアクセスし、入力された情報に基づいて、サービス提供サーバ40にサービスを実行させ、実行結果を取得する、外部サービス実行部3と、入力された情報に応じて、イベントを告知するWebページを作成し、作成したWebページをWebサーバ30に転送する、Webページ作成部4と、転送されたWebページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した電子メールを、設定された電子メールアドレスへと送信する、電子メール作成送信部5とを備える、イベント管理装置1を用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Webサイトを介してイベントに関する情報を参加者に告知する際に利用される、イベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネット技術の発達により、Webサイトによる情報の発信は盛んに行われており、Webサイトの役割は年々重要となってきている。また、特定のコミュニティーや、企業等においては、所属するメンバー間の情報の共有にも、Webサイトが用いられている。更に、Webサイトを用いた情報の発信や共有をより容易なものにするため、種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
具体的には、特許文献1は、目的に応じたWebサイトを自動的に作成し、登録されたユーザにWebサイトの作成及び更新を電子メールによって通知するシステムを提案している。また、特許文献2は、あるユーザが、発信用の情報を含むメールを送信すると、このメールに基づいて携帯端末用のWebページを作成すると共に、作成したWebページのURLを登録ユーザの携帯端末に通知するシステムを開示している。
【0004】
このような特許文献1及び特許文献2に開示のシステムによれば、簡単にWebサイトを作成でき、更に、特定のユーザへの通知が可能となることから、例えば、各種イベントでの参加者の募集にも利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−283281号公報
【特許文献2】特開2008−139905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、イベントの企画者は、イベントを開催するに際して、参加者へのイベントの通知を行う以外に、開催場所の確保や、備品の準備といった種々のタスクを実行する必要がある。そして、これらのタスクは企画者において大きな負担となっている。
【0007】
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示のシステムでは、Webサイトの作成機能と参加者へのイベントの通知機能としか備えられておらず、これらのシステムによって企画者の負担を軽減することは困難である。
【0008】
上記の問題は、例えば、システムにおいて、開催者場所や備品に関する情報、例えば、開催場所となるレストランや施設の予約サイトのURL、備品の販売店及びレンタル店のURL等を保持しておくことによって、解決可能であるとも考えられる。しかし、この場合は、事前に情報収集を行ってデータベースを独自に構築しなければならず、更に、定期的にデータベースを更新する必要もあるため、システムのコストを引き上げることとなる。
【0009】
本発明の目的は、上記問題を解消し、コストの増大を抑制しつつ、イベントの企画者における負担を軽減し得る、イベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明におけるイベント管理装置は、イベントに関する情報の入力を受け付ける、入力受付部と、
インターネット上でサービスを提供するサービス提供サーバにアクセスし、入力された前記情報に基づいて、前記サービス提供サーバにサービスを実行させ、実行結果を取得する、外部サービス実行部と、
入力された前記情報に応じて、前記イベントを告知するWebページを作成し、作成したWebページをWebサーバに転送する、Webページ作成部と、
転送された前記Webページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した前記電子メールを、設定された電子メールアドレスへと送信する、電子メール作成送信部と、を備えている、ことを特徴とする。
【0011】
また、上記目的を達成するため、本発明におけるイベント管理方法は、
(a)イベントに関する情報の入力を受け付ける、ステップと、
(b)インターネット上でサービスを提供するサービス提供サーバにアクセスし、入力された前記情報に基づいて、前記サービス提供サーバにサービスを実行させ、実行結果を取得する、ステップと、
(c)入力された前記情報に応じて、前記イベントを告知するWebページを作成し、作成した前記WebページをWebサーバに転送する、ステップと、
(d)転送された前記Webページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した前記電子メールを、設定された電子メールアドレスに送信する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
【0012】
更に、上記目的を達成するため、本発明におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)イベントに関する情報の入力を受け付ける、ステップと、
(b)インターネット上でサービスを提供するサービス提供サーバにアクセスし、入力された前記情報に基づいて、前記サービス提供サーバにサービスを実行させ、実行結果を取得する、ステップと、
(c)入力された前記情報に応じて、前記イベントを告知するWebページを作成し、作成した前記WebページをWebサーバに転送する、ステップと、
(d)転送された前記Webページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した前記電子メールを、設定された電子メールアドレスに送信する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
以上の特徴により、本発明における、イベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラムによれば、コストの増大を抑制しつつ、イベントの企画者における負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の実施の形態におけるイベント管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2(a)は、本発明の実施の形態においてイベントの企画者からイベント管理装置に入力される情報の一例を示す図であり、図2(b)は、図1に示すサンプル記憶部に格納されているスタイルシートの例を示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態におけるイベント管理装置の動作を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態における、イベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラムについて、図1〜図3を参照しながら説明する。最初に、本実施の形態におけるイベント管理装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるイベント管理装置の構成を示すブロック図である。
【0016】
図1に示す本実施の形態におけるイベント管理装置1は、Webサイトを介してイベントに関する情報を登録ユーザ(参加者)に告知するために利用される装置である。図1に示すように、イベント管理装置1は、入力受付部2と、外部サービス実行部3と、Webページ作成部4と、電子メール作成送信部5とを備えている。また、イベント管理装置1は、インターネット10を介して、Webサーバ30及びサービス提供サーバ40に接続されている。
【0017】
入力受付部2は、イベントに関する情報の入力を受け付けている。外部サービス実行部3は、インターネット10上でサービスを提供するサービス提供サーバ40にアクセスする。また、外部サービス実行部3は、入力された情報に基づいて、サービス提供サーバ40にサービスを実行させ、実行結果を取得する。
【0018】
Webページ作成部4は、入力された情報に応じて、イベントを告知するWebページを作成し、作成したWebページをWebサーバ4に転送する。また、電子メール作成送信部5は、転送されたWebページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した電子メールを、設定された電子メールアドレス(登録ユーザの電子メールアドレス等)へと送信する。
【0019】
このように、イベント管理装置1によれば、イベントの告知に必要なWebサイトの作成と、登録ユーザへの電子メールによる案内とが自動的に行われる。そして、その際、イベントの企画者は、イベント管理装置1を介して、外部のサービス提供サーバ40が提供するサービスを利用できるので、企画者における負担は大きく軽減される。また、イベント管理装置1に、データベースを構築する必要もないため、コストの増大も抑制される。
【0020】
ここで、本実施の形態におけるイベント管理装置について更に図2(a)及び図2(b)を用いて具体的に説明する。図2(a)は、本発明の実施の形態においてイベントの企画者からイベント管理装置に入力される情報の一例を示す図であり、図2(b)は、図1に示すサンプル記憶部に格納されているスタイルシートの例を示す図である。
【0021】
図1に示すように、本実施の形態では、イベント管理装置1は、インターネット10を介して、イベントの企画者のコンピュータ9と、登録ユーザのコンピュータ20及び21にも接続されている。また、イベント管理装置1は、上述した構成に加え、更に、通信部6と、サンプル記憶部7と、ユーザ情報記憶部8とを備えている。
【0022】
通信部6は、インターネット10を介して外部との通信を行っている。例えば、企画者のコンピュータ9を介して入力された情報は、通信部6を介して、入力受付部2に送られる。また、Webページ作成部4は、通信部6を介して、Webページを、Webサーバ30に転送する。更に、電子メール作成送信部5は、通信部6を介して、作成した電子メールを送信する。外部サービス実行部3は、通信部6を介して、サービス提供サーバ40通信する。
【0023】
本実施の形態において、入力受付部2が受け付けるイベントに関する情報(イベント情報)は、イベントの企画者がイベントに関して告知を望む情報であれば良く、特に限定されるものではない。具体的には、図2(a)に示すように、イベントに関する情報として
は、イベントの名称、イベントの目的、男性の参加数、女性の参加数、イベントの開催時期、年齢層、開催場所等が挙げられる。
【0024】
また、本実施の形態では、入力受付部2は、企画者からの情報の入力を受け付けるためのWebサイトを提供することもでき、この場合は、企画者は、自己のコンピュータ9に表示されるWebブラウザを利用して、イベントに関する情報を入力できる。また、Webサイトによって情報の入力を受け付ける場合では、イベントの目的や、イベントの開催時期等といった、予め選択肢を用意することが可能な情報については、チェックボックス、又はプルダウンメニューによって選択できるようにしておくのが好ましい。
【0025】
Webページ作成部4は、本実施の形態では、入力受付部2が受け付けた情報の内容に応じて、予め作成されている複数のスタイルシート(図2(b)参照)の中から、入力された情報に対応するスタイルシートを選択する。そして、Webページ作成部4は、選択したスタイルシートを用いて、WebページとなるHTML文書を作成する。
【0026】
つまり、本実施の形態では、Webページの基本骨格は原則として変化しないが、Webページの装飾がイベント情報に応じて変化する。例えば、女性の参加数が多い場合は、Webページで利用されるフォントや背景が女性好みのものに設定されているスタイルシートが選択される。なお、当然に、イベントの名称、開催時期、開催場所等の当該イベントに特有の事項は、入力された内容で、Webブラウザに表示される。また、予め作成された複数のスタイルシートは、サンプル記憶部7に記憶されている。
【0027】
電子メール作成送信部5は、本実施の形態では、作成した電子メールを、設定された電子メールアドレスに送信した後に、設定された電子メールアドレスからの返信が行われているかどうかを確認する。具体的には、電子メール作成送信部5は、登録ユーザのコンピュータ20及び21からの、受信を報告するメールの返信が行われているかどうかを確認する。
【0028】
確認の結果、全部又は一部の登録ユーザの電子メールアドレスから返信が行われていない場合は、電子メール作成送信部5は、返信が行われていない電子メールアドレスに対して、再度、電子メールを送信する。これにより、登録ユーザに対して、イベントの告知を漏れなく行うことができる。なお、本実施の形態では、登録ユーザに関する情報(電子メールアドレスを含む)は、ユーザ情報記憶部8に格納されている。
【0029】
また、本実施の形態で利用されるサービス提供サーバ40としては、飲食店の検索サイトを提供する検索サーバ、及び特定の施設の予約サイトを提供する施設予約サーバ等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
【0030】
例えば、サービス提供サーバ40が、飲食店の検索サイトを提供する検索サーバである場合、外部サービス実行部3は、企画者のコンピュータ9から入力されたイベント情報に基づいて、検索サーバに、イベントに対応する飲食店の検索を実行させる。具体的には、外部サービス実行部3は、イベントの開催場所として指定されている地域に基づいて、検索サーバに検索を行わせる。検索サーバから検索結果が送られてくると、外部サーバ実行部3は、企画者のコンピュータ9に検索結果を送信する。この場合、企画者は、検索結果を用いて、イベントの開催場所として、特定の飲食店を予約することができる。
【0031】
また、本実施の形態では、外部サーバ実行部3は、企画者が選択した飲食店を特定する情報が、コンピュータ9から入力されると、この情報をWebページ作成部4に入力することができる。この場合、Webページ作成部4は、選択された飲食店を開催場所として表示するWebページを作成することができる。
【0032】
更に、例えば、サービス提供サーバ40が、特定の施設の予約サイトを提供する施設予約サーバである場合、外部サービス実行部3は、企画者のコンピュータ9から入力された情報に基づいて、施設予約サーバに、特定の施設の予約を実行させる。具体的には、外部サービス実行部3は、イベントの開催場所として施設が指定されている場合に、指定されている施設の予約が可能な施設予約サーバにアクセスし、施設の予約を行わせる。施設予約サーバから、予約の結果が送られてくると、外部サーバ実行部3は、企画者のコンピュータ9に予約結果を送信する。
【0033】
予約をとることができた場合は、企画者は、そのまま、Webページ作成部4に、Webページの作成を続行させる。一方、予約をとることができなかった場合は、企画者は、新たな施設を入力する。この場合、外部サービス実行部3は、新たな施設の予約が可能な施設予約サーバに予約を行わせる。そして、予約が取れた場合は、外部サービス実行部3は、新たな施設を特定する情報を、Webページ作成部4に入力する。Webページ作成部4は、新たな施設を開催場所として表示するWebページを作成する。
【0034】
このように、イベント管理装置1は、外部のサーバが提供するサービスを利用でき、これにより、イベント開催に必要なタスクを実行できる。また、本実施の形態では、サービス提供サーバ40がWebサービスの公開APIを提供しているのであれば、外部サービス実行部3は、公開APIを利用するのが好ましい。この場合、外部サービス実行部3は、公開APIとの間で通信を行う。
【0035】
次に、本発明の実施の形態におけるイベント管理装置1の動作について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態におけるイベント管理装置の動作を示すフロー図である。なお、本実施の形態では、イベント管理装置1を動作させることによって、本実施の形態におけるイベント管理方法が実行される。よって、以下において、本実施の形態におけるイベント管理方法の説明は、イベント管理装置1の動作の説明に代える。また、以下の説明では、適宜図1及び図2を参酌する。
【0036】
図3に示すように、先ず、入力受付部2が、コンピュータ9からイベントに関する情報の入力を受け付ける(ステップS1)。具体的には、本実施の形態では、企画者は、コンピュータ9の表示画面に表示されたWebブラウザを介して、イベントに関する情報を入力すると、入力された情報がインターネット10を介して、イベント管理装置1に入力される。
【0037】
次に、外部サービス実行部3は、ステップS1で入力された情報に含まれるイベントの開催場所に基づいて、サービス提供サーバ(検索サーバ)40に、飲食店の検索を実行させる(ステップS2)。ステップS2の実行後、サービス提供サーバ40から検索結果が送信されてくると、外部サービス実行部3は、検索結果を、企画者のコンピュータ9に通知する。
【0038】
続いて、外部サービス実行部3は、企画者のコンピュータ9から、開催場所を特定する情報(即ち、検索結果の中から選択された飲食店を特定する情報)を受信しているかどうかを判定する(ステップS3)。判定の結果、受信していない場合は、外部サービス実行部3は待機状態となる。一方、判定の結果、受信している場合は、外部サービース実行部3は、受信した情報をWebページ作成部4に送信する。これにより、ステップS4が実行される。
【0039】
ステップS4では、Webページ作成部4は、ステップS1で入力された情報に応じて、イベントを告知するWebページを作成し、作成したWebページをWebサーバ30
に転送する。このとき、Webページ作成部4は、選択された飲食店が開催場所として表示されるように、Webページを作成する。
【0040】
次に、電子メール作成送信部5は、転送されたWebページのアドレスが示された電子メールを作成し、ユーザ情報記憶部8から登録ユーザの電子メールアドレスを抽出する。そして、電子メール作成送信部5は、作成した電子メールを、抽出した電子メールアドレスへと送信する(ステップS5)。
【0041】
続いて、電子メール作成送信部5は、設定された期間の経過後、全ての登録ユーザから、ステップS5で送信した電子メールに対する返信が行われているかどうかを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定の結果、返信を行っていない登録ユーザが存在する場合は、電子メール作成送信部5は、このユーザに対して再度電子メールを送信する(ステップS7)。一方、ステップS6の判定の結果、返信を行っていない登録ユーザが存在しない場合は、電子メール作成送信部5は、処理を終了する。
【0042】
また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図3に示すステップS1〜S7を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールして、実行することによって、本実施の形態におけるイベント管理装置及びイベント管理方法を実現することができる。
【0043】
この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、入力受付部2、外部サービス実行部3、Webページ作成部4、電子メール作成送信部5、及び通信部6として機能し、処理を行なう。更に、サンプル記憶部7及びユーザ情報記憶部8は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現できる。なお、記憶装置は、本実施の形態におけるプログラムがインストールされるコンピュータとは別のコンピュータであっても良い。
【0044】
以上のように本実施の形態1によれば、イベントの告知に必要なWebサイトの作成と、登録ユーザへの電子メールによる案内とが自動的に行われる。また、イベントの会場の検索も自動的に行われるので、企画者は検索結果から目的に合うものを選択し、予約するだけで良いので、企画者における負担は大きく軽減される。更に、登録ユーザへの再確認のメールも自動的に送信されるため、この点からも、企画者における負担は軽減されている。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上のように、本発明のイベント管理装置、イベント管理方法、及びプログラムによれば、コストの増大を抑制しつつ、イベントの企画者における負担を軽減できる。本発明は、Webサイトを介してイベントに関する情報を参加者に告知する際に有効であり、産業上の利用可能性を有している。
【符号の説明】
【0046】
1 イベント管理装置
2 入力受付部
3 外部サービス実行部
4 Webページ作成部
5 電子メール作成送信部
6 通信部
7 サンプル記憶部
8 ユーザ情報記憶部
9 企画者のコンピュータ
10 インターネット
20、21 登録ユーザのコンピュータ
30 Webサーバ
40 サービス提供サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イベントに関する情報の入力を受け付ける、入力受付部と、
インターネット上でサービスを提供するサービス提供サーバにアクセスし、入力された前記情報に基づいて、前記サービス提供サーバにサービスを実行させ、実行結果を取得する、外部サービス実行部と、
入力された前記情報に応じて、前記イベントを告知するWebページを作成し、作成したWebページをWebサーバに転送する、Webページ作成部と、
転送された前記Webページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した前記電子メールを、設定された電子メールアドレスへと送信する、電子メール作成送信部と、を備えている、ことを特徴とするイベント管理装置。
【請求項2】
前記Webページ作成部が、予め作成されている複数のスタイルシートの中から、入力された前記情報に対応するスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを用いて、前記WebページとなるHTML文書を作成する、請求項1に記載のイベント管理装置。
【請求項3】
前記サービス提供サーバが、飲食店の検索サイトを提供する検索サーバである場合に、
前記外部サービス実行部が、入力された前記情報に基づいて、前記検索サーバに、前記イベントに対応する飲食店の検索を実行させる、請求項1または2に記載のイベント管理装置。
【請求項4】
前記サービス提供サーバが、特定の施設の予約サイトを提供する施設予約サーバである場合に、
前記外部サービス実行部が、入力された前記情報に基づいて、前記施設予約サーバに、前記特定の施設の予約を実行させる、請求項1または2に記載のイベント管理装置。
【請求項5】
前記電子メール送信部が、作成した前記電子メールを、前記設定された電子メールアドレスに送信した後に、前記設定された電子メールアドレスからの返信が行われているかどうかを確認し、
全部又は一部の前記設定された電子メールアドレスから返信が行われていない場合に、返信を行っていない、前記設定された電子メールアドレスに、再度、前記電子メールを送信する、請求項1〜4のいずれかに記載のイベント管理装置。
【請求項6】
前記Webページ作成部が、前記外部サービス実行部によって取得された前記実行結果を含む前記Webページを作成する、請求項1〜5のいずれかに記載のイベント管理装置。
【請求項7】
(a)イベントに関する情報の入力を受け付ける、ステップと、
(b)インターネット上でサービスを提供するサービス提供サーバにアクセスし、入力された前記情報に基づいて、前記サービス提供サーバにサービスを実行させ、実行結果を取得する、ステップと、
(c)入力された前記情報に応じて、前記イベントを告知するWebページを作成し、作成した前記WebページをWebサーバに転送する、ステップと、
(d)転送された前記Webページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した前記電子メールを、設定された電子メールアドレスに送信する、ステップと、
を有する、ことを特徴とするイベント管理方法。
【請求項8】
前記(c)のステップで、予め作成されている複数のスタイルシートの中から、入力された前記情報に対応するスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを用いて、前記WebページとなるHTML文書を作成する、請求項7に記載のイベント管理方法。
【請求項9】
前記サービス提供サーバが、飲食店の検索サイトを提供する検索サーバである場合に、
前記(b)のステップで、前記(a)のステップにおいて入力された前記情報に基づいて、前記検索サーバに、前記イベントに対応する飲食店の検索を実行させる、請求項7または8に記載のイベント管理方法。
【請求項10】
前記サービス提供サーバが、特定の施設の予約サイトを提供する施設予約サーバである場合に、
前記(b)のステップで、前記(a)のステップにおいて入力された前記情報に基づいて、前記施設予約サーバに、前記特定の施設の予約を実行させる、請求項7または8に記載のイベント管理方法。
【請求項11】
(e)前記(d)のステップにおいて作成した前記電子メールを、前記設定された電子メールアドレスに送信した後に、前記設定された電子メールアドレスからの返信が行われているかどうかを確認し、全部又は一部の前記設定された電子メールアドレスから返信が行われていない場合に、返信を行っていない、前記設定された電子メールアドレスに、再度、前記電子メールを送信する、ステップを更に有している、請求項7〜10のいずれかに記載のイベント管理方法。
【請求項12】
前記(c)のステップで、前記(b)のステップによって取得された前記実行結果を含む前記Webページを作成する、請求項7〜11のいずれかに記載のイベント管理方法。
【請求項13】
コンピュータに、
(a)イベントに関する情報の入力を受け付ける、ステップと、
(b)インターネット上でサービスを提供するサービス提供サーバにアクセスし、入力された前記情報に基づいて、前記サービス提供サーバにサービスを実行させ、実行結果を取得する、ステップと、
(c)入力された前記情報に応じて、前記イベントを告知するWebページを作成し、作成した前記WebページをWebサーバに転送する、ステップと、
(d)転送された前記Webページのアドレスが示された電子メールを作成し、作成した前記電子メールを、設定された電子メールアドレスに送信する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とするプログラム。
【請求項14】
前記(c)のステップで、予め作成されている複数のスタイルシートの中から、入力された前記情報に対応するスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを用いて、前記WebページとなるHTML文書を作成する、請求項13に記載のプログラム。
【請求項15】
前記サービス提供サーバが、飲食店の検索サイトを提供する検索サーバである場合に、
前記(b)のステップで、前記(a)のステップにおいて入力された前記情報に基づいて、前記検索サーバに、前記イベントに対応する飲食店の検索を実行させる、請求項13または14に記載のプログラム。
【請求項16】
前記サービス提供サーバが、特定の施設の予約サイトを提供する施設予約サーバである場合に、
前記(b)のステップで、前記(a)のステップにおいて入力された前記情報に基づいて、前記施設予約サーバに、前記特定の施設の予約を実行させる、請求項13または14に記載のプログラム。
【請求項17】
(e)前記(d)のステップにおいて作成した前記電子メールを、前記設定された電子メールアドレスに送信した後に、前記設定された電子メールアドレスからの返信が行われて
いるかどうかを確認し、全部又は一部の前記設定された電子メールアドレスから返信が行われていない場合に、返信を行っていない、前記設定された電子メールアドレスに、再度、前記電子メールを送信する、ステップを更に前記コンピュータに実行させる、請求項13〜16のいずれかに記載のプログラム。
【請求項18】
前記(c)のステップで、前記(b)のステップによって取得された前記実行結果を含む前記Webページを作成する、請求項13〜17のいずれかに記載のプログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−267026(P2010−267026A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−116964(P2009−116964)
【出願日】平成21年5月13日(2009.5.13)
【出願人】(390001395)NECシステムテクノロジー株式会社 (438)
【Fターム(参考)】