説明

ウインドスクリーン及びマイクロフォン

【課題】本技術の目的は、マイクロフォンによる集音を妨げないウインドスクリーン及びマイクロフォンを提供すること
【解決手段】本技術の一形態に係るウインドスクリーンは、支持部と、ウインドスクリーン部とを具備する。支持部は、マイクロフォン本体が挿入され、マイクロフォン本体を囲むケージ状のフレームを有する。ウインドスクリーン部は、フレームの外周を覆う。
ケージ状のフレームによって支持されているウインドスクリーン部とマイクロフォン本体との間には空間が形成され、ウインドスクリーン部を通過した音波が減衰されることなくマイクロフォンに到達することが可能となる。また、ウインドスクリーン部がフレームによって支持されているため、ウインドスクリーン部の劣化による影響が小さくすることができる。さらにフレームは樹脂成型によって作成することが可能であり、生産性に優れる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は、風切音の発生を防止するマイクロフォン用ウインドスクリーン及びそのウインドスクリーンを備えるマイクロフォンに関する。
【背景技術】
【0002】
マイクロフォン、特に屋外で使用されるマイクロフォンには、ウインドスクリーンが装着されることが多い。ウインドスクリーンは、有毛素材(フェイクファー等)や多孔性素材(スポンジ等)からなり、マイクロフォンに被せられて用いられる。マイクロフォンがウインドスクリーンによって被覆されることにより風切音の発生が防止され、明瞭な集音が可能となる。例えば特許文献1には、マイクロフォンが差し込まれる挿通孔が形成された、弾性体(発泡ウレタン等)からなるウインドスクリーンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−187312号公報(0019段落、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のようなウインドスクリーンは、マイクロフォンが所定の厚さを有する弾性体によって被覆されることとなるため、風切音のみならず集音目的の音声までも吸音されてしまうおそれがある。また、弾性体が風雨、紫外線等による経年劣化を起こし、風切音抑制効果が次第に減少するおそれがある。さらに、劣化により発生した弾性体の小片がウインドスクリーン内部で転がり、雑音の元となるおそれもある。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、マイクロフォンによる集音を妨げないウインドスクリーン及びマイクロフォンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の一形態に係るウインドスクリーンは、支持部と、ウインドスクリーン部とを具備する。
上記支持部は、マイクロフォン本体が挿入され、上記マイクロフォン本体を囲むケージ状のフレームを有する。
上記ウインドスクリーン部は、上記フレームの外周を覆う。
【0007】
この構成によれば、ケージ状のフレームによって支持されているウインドスクリーン部とマイクロフォン本体との間には空間が形成され、ウインドスクリーン部を通過した音波が減衰されることなくマイクロフォンに到達することが可能となる。また、ウインドスクリーン部がフレームによって支持されているため、ウインドスクリーン部の劣化による影響が小さくすることができる。さらにフレームは樹脂成型によって作成することが可能であり、生産性に優れる。
【0008】
上記フレームは、上記マイクロフォン本体の集音口以外の位置に係合するマイクロフォン係合部を有してもよい。
【0009】
この構成によれば、マイクロフォン係合部がマイクロフォン本体に係合することにより、フレームのマイクロフォン本体に対する位置が規定される。ここで、マイクロフォン係合部がマイクロフォン本体の集音口以外の位置に係合することにより、マイクロフォン係合部によって集音口が塞がれ、集音が妨げられることを防止することが可能である。
【0010】
上記マイクロフォン係合部は、上記フレームから突出して形成され、上記マイクロフォン本体に弾性的に当接してもよい。
【0011】
この構成によれば、マイクロフォン本体が振動を受けた場合であっても、マイクロフォン係合部が振動を吸収し、フレームがマイクロフォン本体に接触して雑音が発生することを防止することができる。
【0012】
上記支持部は、上記フレームに接続され上記マイクロフォン本体が挿通される、弾性材料からなる固定リングをさらに有してもよい。
【0013】
この構成によれば、支持部は固定リングによる摩擦力によりマイクロフォン本体に対して固定され、支持部がマイクロフォン本体から容易に脱落することが防止される。
【0014】
本技術の一形態に係るマイクロフォンは、マイクロフォン本体と、支持部と、ウインドスクリーン部とを具備する。
上記支持部は、上記マイクロフォン本体が挿入され、上記マイクロフォン本体を囲むケージ状のフレームを有する。
上記ウインドスクリーン部は、上記フレームの外周を覆う。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本技術によれば、本技術の目的は、マイクロフォンによる集音を妨げないウインドスクリーン及びマイクロフォンを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本技術の実施形態に係るマイクロフォンの外観を示す斜視図である。
【図2】同マイクロフォンの部分的断面斜視図である。
【図3】同マイクロフォンの分解斜視図である。
【図4】同マイクロフォンの支持部の側面図である。
【図5】同マイクロフォンの支持部の分解斜視図である。
【図6】同マイクロフォンの支持部のマイクロフォン係合部の側面図である。
【図7】同マイクロフォンの支持部のマイクロフォン係合部の正面図である。
【図8】同マイクロフォンの、マイクロフォン本体が挿入された支持部の側面図である。
【図9】同マイクロフォンの、マイクロフォン本体が挿入された状態のマイクロフォン係合部の側面図である。
【図10】同マイクロフォンの、マイクロフォン本体が挿入された状態のマイクロフォン係合部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
【0018】
[マイクロフォンの構成]
図1は本実施形態に係るマイクロフォン1の外観を示す斜視図であり、図2はマイクロフォン1の構造を示す部分的断面図である。図3はマイクロフォン1の分解斜視図である。これらの図に示すように、マイクロフォン1は、マイクロフォン本体2、支持部3及びウインドスクリーン部4を具備する。マイクロフォン1は、マイクロフォン本体2が支持部3に挿入され、ウインドスクリーン部4が支持部3によって支持される構成となっている。
【0019】
マイクロフォン本体2は、一般的な構成を有するマイクロフォンとすることができる。マイクロフォン本体2の種類は限定されず、ガンマイクやラベリアマイク(ピンマイク)等とすることができる。本実施形態ではマイクロフォン本体2はガンマイクであるものとして説明する。
【0020】
図3に示すようにマイクロフォン本体2は、マイクロフォン筐体21、先端集音口22及び側面集音口23を有する。先端集音口22及び側面集音口23はマイクロフォン筐体21に設けられている。
【0021】
マイクロフォン筐体21は、断面形状が一様な柱状形状、例えば円柱形状を有するものとすることができる。マイクロフォン筐体21には、先端集音口22及び側面集音口23において生成された音声の電気信号を処理するための信号処理回路、外部接続機器に電気信号を出力するための出力端子等が収容されている。
【0022】
先端集音口22は、マイクロフォン筐体21の先端に設けられた集音口であり、マイクロフォン筐体21に形成された開口が覆蓋(金属メッシュ等)によって被覆されたものである。覆蓋の裏側には図示しない振動板が収容されている。
【0023】
側面集音口23は、マイクロフォン筐体21の側面に設けられた集音口であり、マイクロフォン筐体21に形成された開口が覆蓋(金属メッシュ等)によって被覆されたものである。覆蓋の裏側には図示しない振動板が収容されている。なお、図3には、ひとつの側面集音口23が示されているが、マイクロフォン筐体21の反対側にも側面集音口23が設けられている。
【0024】
本実施形態に係るマイクロフォン本体2は、先端集音口22及び側面集音口23のように複数の集音口が設けられており、各集音口からの信号強度差に基づいて指向性を有するガンマイクとして構成されている。しかし、本開示の技術が適用可能なマイクロフォン本体2はガンマイクに限られず、集音口の数や配置はここに示すものと異なっていてもよい。例えば、先端集音口22のみが設けられたマイクロフォンをマイクロフォン本体とすることも可能である。
【0025】
支持部3は、ウインドスクリーン部4を支持するための部材であり、マイクロフォン本体2を挿入することが可能に構成されている。図4は支持部3の側面図であり、図5は支持部3の分解斜視図である。図4及び図5に示すように、支持部3は、フレーム31及び固定リング32を有する。
【0026】
フレーム31は、マイクロフォン本体2の形状に応じてマイクロフォン本体2の周囲を囲むことが可能なケージ状(籠状)に形成される。フレーム31は、マイクロフォン本体2のうち、少なくとも集音口(先端集音口22及び側面集音口23)が形成された部分の周囲を囲むことが可能な形状とすることができる。
【0027】
フレーム31は、各種材料、例えばプラスチックや金属等によって形成されるものとすることができるが、量産性やコストの点からプラスチックが好適であり、特に高温高湿度環境に耐久性を有するものが好適である。
【0028】
フレーム31は具体的には、先端環状部31a、後端環状部31b、支柱31c、梁31d及びマイクロフォン係合部31eを有するものとすることができる。先端環状部31a及び後端環状部31bを複数本の支柱31cが連結し、また、各支柱31cには梁31dが掛け渡されている。マイクロフォン係合部31eは、先端環状部31aに最も近接する梁31dに接続されている。
【0029】
先端環状部31aは、マイクロフォン本体2の挿入方向に対して垂直な面に平行な環状の部分であり、マイクロフォン本体2の先端部が当接する部分である。先端環状部31aはマイクロフォン本体2の先端部の外径よりわずかに小さい内径を有し、挿入されたマイクロフォン本体2のそれ以上の挿入を規制する。
【0030】
後端環状部31bは、マイクロフォン本体2の挿入方向に対して垂直な面に平行な環状であり、固定リング32が嵌挿される部分である。後端環状部31bは、マイクロフォン本体2の外径より大きい内径を有する。後端環状部31bはマイクロフォン本体2に当接しないが、後端環状部31bに嵌挿される固定リング32がマイクロフォン本体2に当接することによってフレーム31を支持する。
【0031】
支柱31cは、マイクロフォン本体2の挿入方向に沿った直線状の部分である。支柱31cは複数本が形成され、マイクロフォン本体2の周囲に所定の間隔をもって配置される。梁31dは、先端環状部31a及び後端環状部31bに平行な環状の部分である。梁31dは複数本が形成され、マイクロフォン本体2の周囲に所定の間隔をもって配置される。
【0032】
マイクロフォン係合部31eは、マイクロフォン本体2に係合し、フレーム31のマイクロフォン本体2に対する位置を規定する部材である。図6及び図7は、マイクロフォン係合部31eを示す平面図である。図6はフレーム31の側面方向からみたマイクロフォン係合部31eを示し、図7はフレーム31の先端方向からみたマイクロフォン係合部31eを示す。なお、図7において先端環状部31aは透視されている。
【0033】
これらの図に示すように、マイクロフォン係合部31eは、先端環状部31aに最も近接する梁31d上に形成され、当該梁31dの円周方向に等間隔に複数本、本実施形態では4本が形成されている。各マイクロフォン係合部31eは、梁31dから先端環状部31aの方向、かつフレーム31の中心方向に向かって形成されており、即ちフレーム31に対して先端方向が集束するように形成されている。
【0034】
ここで、マイクロフォン係合部31eは、各マイクロフォン係合部31eの先端によって形成される円の直径が、マイクロフォン本体2の外径より小さくなるように形成されている。詳細は後述するが、このような構成により、マイクロフォン本体2がフレーム31に挿入された際に、各マイクロフォン係合部31eはマイクロフォン本体2によって押し広げられ、弾性的にマイクロフォン本体2に当接する。
【0035】
なお、マイクロフォン係合部31eは、マイクロフォン本体2の先端集音口22及び側面集音口23を除く位置に当接するように形成されている。これにより、マイクロフォン係合部31eによって先端集音口22あるいは側面集音口23が塞がれ、集音が妨げられることが防止される。
【0036】
フレーム31は以上のように構成される。フレーム31の製造方法は特に限定されない。例えば、フレーム31が支柱31cに平行な方向に沿って2分割された形状の部材を作成し、これらの部材を嵌め込み等の手段によって結合することによって作成することが可能である。
【0037】
フレーム31の構成はここに示すものに限られず、適宜変更することが可能である。例えば、フレーム31は例えば多数の孔が形成された筒状の構造とすることも可能である。
【0038】
固定リング32は、フレーム31の後端環状部31bに嵌挿され、フレーム31のマイクロフォン本体2に対する位置を維持する部材である。図5に示すように、固定リング32は、環状に形成され、後端環状部31bに嵌挿することが可能に構成されている。固定リング32は、後端環状部31bにネジ留め等の手段によって固定されるものとすることができる。また、固定リング32は、ゴム等の弾性部材からなるものとすることができる。
【0039】
固定リング32の内径は、マイクロフォン本体2の外径と同一、又はわずかに小さいものとすることができる。これにより、詳細は後述するが、支持部3にマイクロフォン本体2が挿入される際に、固定リング32がマイクロフォン本体2に当接し、マイクロフォン本体2との間で摩擦力が発生する。即ち、固定リング32は、支持部3をマイクロフォン本体2に対して固定し、支持部3がマイクロフォン本体2から容易に脱落することを防止することができる。
【0040】
ウインドスクリーン部4は、風切音の発生を防止するための部材である。図2及び図4に示すようにウインドスクリーン部4は支持部3に被せられ、フレーム31の外周を覆うことが可能に構成されている。
【0041】
ウインドスクリーン部4は、有毛素材(フェイクファー等)や多孔性素材(スポンジ等)のような、風切音の発生を抑制する材料からなるものとすることができる。また、ウインドスクリーン部4は、集音の状況(風速等)に応じて、材質、毛足、密度等が異なる複数種のものから選択することができる。ウインドスクリーン部4は、支持部3に被せられるによりその形状を維持することが可能であるため、単独ではウインドスクリーンとしての形状を維持できないものであってもよい。
【0042】
マイクロフォン1は以上のように構成されている。支持部3とウインドスクリーン部4によって「ウインドスクリーン」が構成され、ウインドスクリーンとマイクロフォン本体2によって「マイクロフォン」が構成される。マイクロフォン1の構成は上述したものに限られず、適宜変更することが可能である。
【0043】
[マイクロフォンの使用方法]
マイクロフォン1の使用方法について説明する。
【0044】
上述のようにマイクロフォン1は、マイクロフォン本体2が支持部3に挿入され、支持部3がウインドスクリーン部4によって被覆される。ここで、支持部3を先にマイクロフォン本体2に取り付けた後、ウインドスクリーン部4を取り付けてもよく、ウインドスクリーン部4が予め取り付けられた支持部3をマイクロフォン本体2に取り付けてもよい。
【0045】
マイクロフォン本体2の支持部3への挿入について説明する。図8は、支持部3に挿入されたマイクロフォン本体2を示す平面図である。
【0046】
ユーザはマイクロフォン本体2を、支持部3の固定リング32の環内から支持部3に挿入する。この際、マイクロフォン本体2は、その側面が固定リング32の内径と当接しながら挿入される。
【0047】
マイクロフォン本体2は、マイクロフォン係合部31eに当接しつつ、マイクロフォン本体2の先端が支持部3の先端環状部31aに当接するまで挿入される。即ち、マイクロフォン本体2は先端環状部31aによってそれ以上の挿入が規制される。
【0048】
ここで、支持部3は、マイクロフォン係合部31eがマイクロフォン本体2へ当接することによってマイクロフォン本体2に対する位置が規制される。図9及び図10はマイクロフォン本体2に当接するマイクロフォン係合部31eを示す図である。図9は支持部3の側面方向からみたマイクロフォン係合部31eを示し、図10は支持部3の先端方向からみたマイクロフォン係合部31eを示す。なお、図10において先端環状部31aは透視されている。
【0049】
上述のようにマイクロフォン係合部31eの先端で構成される円の直径はマイクロフォン本体2の外径より小さいので、図9及び図10に示すように各マイクロフォン係合部31eはマイクロフォン本体2の外径に合わせて弾性変形する。即ち、マイクロフォン本体2はマイクロフォン係合部31eによって周囲から押圧され、支持部3のマイクロフォン本体2に対する位置が規制される。
【0050】
マイクロフォン係合部31eがマイクロフォン本体2に弾性的に当接することにより、マイクロフォン本体2が振動を受けた場合であっても、マイクロフォン係合部31eが振動を吸収する。これにより、フレーム31がマイクロフォン本体2に接触して雑音が発生することを防止することができる。
【0051】
このようにしてマイクロフォン本体2は支持部3に挿入される。支持部3は、後端に設けられた固定リング32と、先端に設けられたマイクロフォン係合部31eがマイクロフォン本体2に当接することによって支持され、支持部3の他の部分はマイクロフォン本体2に当接していない。
【0052】
この後、又はマイクロフォン本体2が支持部3に挿入される前に、支持部3にウインドスクリーン部4が被せられる。ウインドスクリーン部4はフレーム31に被せられているだけであるので、集音の状況に応じて容易に交換することが可能である。
【0053】
以上のようにしてマイクロフォン1が準備され、集音に用いられる。マイクロフォン1では、ケージ状のフレーム31によって支持されているウインドスクリーン部4とマイクロフォン本体2との間は空間が形成され、ウインドスクリーン部4を通過した音波が減衰されることなくマイクロフォン本体2に到達させることが可能となる。また、ウインドスクリーン部4がフレーム31によって支持されているため、ウインドスクリーン部4の劣化による影響が小さくすることができる。さらにフレーム31は樹脂成型によって作成することが可能であり、生産性に優れる。
【0054】
本発明はこの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更することが可能である。
【0055】
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)マイクロフォン本体が挿入され、上記マイクロフォン本体を囲むケージ状のフレームを有する支持部と、
上記フレームの外周を覆うウインドスクリーン部と
を具備するウインドスクリーン。
(2)上記(1)に記載のウインドスクリーンであって、
上記フレームは、上記マイクロフォン本体の集音口以外の位置に係合するマイクロフォン係合部を有する
ウインドスクリーン。
(3)上記(1)又は(2)に記載のウインドスクリーンであって、
上記マイクロフォン係合部は、上記フレームから突出して形成され、上記マイクロフォン本体に弾性的に当接する
ウインドスクリーン。
(4)上記(1)から(3)のうちいずれか一つに記載のウインドスクリーンであって、
上記支持部は、上記フレームに接続され上記マイクロフォン本体が挿通される、弾性材料からなる固定リングをさらに有する
ウインドスクリーン。
【符号の説明】
【0056】
1…マイクロフォン
2…マイクロフォン本体
3…支持部
4…ウインドスクリーン部
31…フレーム
31e…マイクロフォン係合部
32…固定リング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイクロフォン本体が挿入され、前記マイクロフォン本体を囲むケージ状のフレームを有する支持部と、
前記フレームの外周を覆うウインドスクリーン部と
を具備するウインドスクリーン。
【請求項2】
請求項1に記載のウインドスクリーンであって、
前記フレームは、前記マイクロフォン本体の集音口以外の位置に係合するマイクロフォン係合部を有する
ウインドスクリーン。
【請求項3】
請求項2に記載のウインドスクリーンであって、
前記マイクロフォン係合部は、前記フレームから突出して形成され、前記マイクロフォン本体に弾性的に当接する
ウインドスクリーン。
【請求項4】
背請求項3に記載のウインドスクリーンであって、
前記支持部は、前記フレームに接続され前記マイクロフォン本体が挿通される、弾性材料からなる固定リングをさらに有する
ウインドスクリーン。
【請求項5】
マイクロフォン本体と、
前記マイクロフォン本体が挿入され、前記マイクロフォン本体を囲むケージ状のフレームを有する支持部と、
前記フレームの外周を覆うウインドスクリーン部と
を具備するマイクロフォン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−175379(P2012−175379A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−35106(P2011−35106)
【出願日】平成23年2月21日(2011.2.21)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】