説明

エスカレータ用作業箱

【課題】エスカレータの保守作業用の工具等をより好適に収納するためのエスカレータ用作業箱を提供することである。
【解決手段】エスカレータ用作業箱20において、ステップ8とステップ軸7,9とが分離された状態で作業を行うときにステップ軸7,9に取り付けられ、作業に必要な物を内部に収納するための収納スペースを有する収納部24と、収納部24の開口を開閉する蓋部22とを備え、エスカレータ用作業箱20は、作業員がその上面に乗ることができる程度の強度を有する材料で構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エスカレータ用作業箱に係り、特に、ステップとステップ軸とが分離された状態で作業を行うときに、作業に必要な物を収納するエスカレータ用作業箱に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、商業施設等の様々な施設においてエスカレータが設置されている。エスカレータは、所定の期間ごとに定期的に点検する必要があり、様々な保守点検作業のうちステップを取り外し、保守作業員がステップの取り外された箇所からトラス内部に入り作業を行うことがある。このとき、保守作業に使用する工具をトラス内部に置いておくとそのまま置き忘れたりする可能性があるため、工具の置き場所に困ることがある。本発明に関連する技術として、特許文献1には、エスカレータのステップを取り外した際の開口部に敷設されるエスカレータ歩行用足場であって、足場本体と、足場本体を開口部に設けられているステップ軸に取り付けるための支持部とを含み、支持部は、足場本体の長手方向に対して取付位置を変更可能に設けられるものが開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2001−130861号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のエスカレータ歩行用足場の足場本体部の上に保守作業用の工具を置くといった利用方法も考えられる。しかし、足場本体部の上に単に保守作業用の工具を置いただけでは、他の保守作業員がステップ上を移動する際に蹴飛ばす等して、トラス内部に工具が落ちてしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、エスカレータの保守作業用の工具等をより好適に収納するためのエスカレータ用作業箱を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るエスカレータ用作業箱は、ステップとステップ軸とが分離された状態で作業を行うときにステップ軸に取り付けられ、作業に必要な物を内部に収納するための収納スペースを有する収納部と、収納部の開口を開閉する蓋部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、エスカレータ用作業箱は、作業員がその上面に乗ることができる程度の強度を有する材料で構成されていることが好ましい。
【0008】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、エスカレータ用作業箱を構成する材料は、ステンレスであることが好ましい。
【0009】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、蓋部は、蓋部と収納部とを連結する蝶番と、収納部の開口を開いたときに蓋部を隣接するステップに掛止させるための掛止部と、を含むことが好ましい。
【0010】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、蓋部は、ステップ軸の軸方向にスライド可能に設けられていることが好ましい。
【0011】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、蓋部は、二つの蓋部材に分割され相互にステップ軸の軸方向にスライド可能に設けられていることが好ましい。
【0012】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、蓋部は、収納部においてステップの踏板床面と垂直となる側壁面のうち下層階側に配置される側壁面に設けられることが好ましい。
【0013】
また、本発明に係るエスカレータ用作業箱において、収納部は、ステップ軸に取り付けられるための取付部材を有し、取付部材は、隣接するステップ軸のステップの踏板床面と垂直方向の間隔の変化に応じてステップの踏板床面と垂直方向に移動することが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
上記構成のエスカレータによれば、収納部の開口から工具を内部に収納でき、蓋部によって開口を閉じることができる。これにより、他の保守作業員が工具を蹴飛ばしてしまうといった事態を防止することができ、エスカレータの保守作業用の工具等をより好適に収納することができる。
【0015】
上記構成のステンレスを材料として構成されたエスカレータによれば、保守作業員がその上面に乗ることができる程度の強度を確保することができる。これにより、他の保守作業員がエスカレータを移動するときの足場としても利用することができる。
【0016】
上記構成の二つの蓋部材に分割され相互にステップ軸の軸方向にスライド可能に設けられている蓋部を有するエスカレータによれば、工具をよりコンパクトな構成で収納することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、エスカレータ用作業箱を構成する材料はステンレスであるとして説明するが、作業員がその上面に乗ることができる程度の強度を有する材料であればよく、例えば、銅・鉄等であってもよい。また、この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。
【0018】
図1は、本発明の第1実施形態であるエスカレータ用作業箱20を蓋部22が閉じられた状態でエスカレータ10に取り付けられている様子を示す図である。図2は、エスカレータ用作業箱20を蓋部22が開かれた状態でエスカレータ10に取り付けられている様子を示す図である。エスカレータ10は、ステップ8と、ステップ軸7,9と、ハンドレール4と、欄干6と、エスカレータ用作業箱20とを含んで構成される。
【0019】
ステップ8は、ステップ軸7,9に取り付けられ乗客が乗る踏板であり、無端状に連結されて回動する機能を有する。ハンドレール4は、乗客が手を添えまたは掴むことができるものであり、ステップ8と同期して回動する機能を有する。欄干6は、ハンドレール4の回動を案内し、ステップ8が移動する際に乗客の身体がエスカレータ10の外に出ることを防止する機能を有する。
【0020】
エスカレータ用作業箱20は、保守作業に使用する工具を内部の収納スペースに収納する機能を有する。エスカレータ用作業箱20は、収納部24と蓋部22とを含んで構成される。収納部24は、上面側に開口21を有し、工具を開口21からその内部の収納スペースに収納することができる箱形状を有する。収納部24は、ステップ軸7,9の軸方向の幅である横幅がステップ8よりもひとまわり小さく、上面視で横幅と垂直方向の関係にある縦幅が隣接するステップ軸7,9の間隔よりもひとまわり小さい。収納部24は、ステンレスを材料として構成される。また、収納部24を形成する側壁面のうち下層階側を向いた側壁面における上部には、下層階側のステップ軸7に取り付けられるフック形状の取付部材28が設けられ、収納部24の上層階側を向いた側壁面における上部には、上層階側のステップ軸9に取り付けられるフック形状の取付部材26が設けられる。収納部24は、保守作業に使用される工具を収納できる程度の深さを有する。
【0021】
蓋部22は、収納部24の開口21よりもひとまわり大きい大きさを有するステンレス製の板である。蓋部22の先端は、開口21を開くように蓋部22を動かしたときに、隣接するステップ8に掛止するように上層階方向に曲げて形成される掛止部23を有する。また、図2に示されるように、蓋部22の裏面212と収納部24の内側側面214との間に跨って蝶番25が設けられ、これにより蓋部22と収納部24とが連結される。
【0022】
続いて、上記構成からなるエスカレータ用作業箱20の動作について説明する。エスカレータ10は、所定の期間ごとに定期的に点検する必要があり、一部のステップ8を取り外し、保守作業員がステップ8の取り外された箇所からトラス内部に入って作業を行う。このときステップ8が取り外された箇所はステップ軸7,9が露出した状態となっている。そして、エスカレータ用作業箱20の取付部材26はステップ軸9に取り付けられ、取付部材28はステップ軸7に取り付けられる。図2に示されるように開口21が開かれるよう蓋部22を動かすと、保守作業員は開口21から収納部24の内部に工具を収納することができる。それから、再び図1に示されるように開口21が閉じられるよう蓋部22を動かすと、収納部24に収納された工具を他の保守作業員が蹴飛ばすこともなく、また、収納部24から飛び出してトラス内部に落ちてしまうことも防止することができる。また、エスカレータ用作業箱20は、ステンレスで構成され適当な強度を有しているから、蓋部22が閉じられた状態では他の保守作業員が足場として利用することができる。さらに、収納部24に収納した工具が必要となった場合には、再び蓋部22を図2に示されるように開いて取り出すことができる。
【0023】
なお、上記では1つのエスカレータ用作業箱20がステップ軸に取り付けられるものとして説明したが、ステップ8が複数取り外されている場合には複数のエスカレータ用作業箱20を取り付けてもよく、またエスカレータ用作業箱20の横幅を小さいものとして、千鳥状で複数のステップ軸に取り付けられてもよい。これにより、エスカレータ用作業箱20はエスカレータ10の足場として利用することができる。
【0024】
次に、図3を参照して本発明の第2実施形態であるエスカレータ用作業箱120について説明する。図3は、本発明の第2実施形態であるエスカレータ用作業箱120の斜視図である。ここで、エスカレータ用作業箱120は、上記第1実施形態のエスカレータ用作業箱20とほぼ同様の構成を有するため、同一構成要素には同一符号を付して重複することとなる説明を援用によって省略し、異なる構成およびその作用について説明する。エスカレータ用作業箱120は、蓋部121についてのみ相違するため、以下では、特に、蓋部121ついて詳細な説明を行う。
【0025】
蓋部121は、上側蓋122と下側蓋123と枠部124と上側案内溝125と下側案内溝127とを含んで構成される。上側蓋122と下側蓋123は、蓋部121の上面側に設けられる開口211の半分の大きさを有する。また、上側案内溝125と下側案内溝127は、上側蓋122と下側蓋123とが相互にスライド可能なように蓋部121の長手方向に沿って設けられる。
【0026】
続いて、上記構成からなるエスカレータ用作業箱120の動作について図1と図3を参照して説明する。エスカレータ10の保守作業において、図1に示されるエスカレータ用作業箱20の代わりにエスカレータ用作業箱120を取り付ける。具体的には、一部のステップ8を取り外してステップ軸7,9が露出した状態となり、エスカレータ用作業箱120の取付部材26はステップ軸9に取り付けられ、取付部材28はステップ軸7に取り付けられる。そして、蓋部121の下側蓋123をスライドすることで、保守作業員は開口211から収納部24の内部に工具を収納することができる。それから、再び蓋部121の下側蓋123を反対側にスライドさせると開口211を閉じることができるため、エスカレータ10の保守作業用の工具等を収納することができ、他の保守作業員がエスカレータ10を移動するときの足場としても利用することができる。もちろん、蓋部121の上側蓋122を反対側にスライドさせても同様の効果が得られる。なお、上記では蓋部121は、二枚の蓋を用いて開口211を開閉するものとして説明するが、一枚の蓋を用いて開口211を開閉してもよく、三枚以上の蓋を用いて開口211を開閉しても同様の効果が得られる。
【0027】
次に、図4を参照して本発明の第3実施形態であるエスカレータ用作業箱220について説明する。図4は、本発明の第3実施形態であるエスカレータ用作業箱220の斜視図である。ここで、エスカレータ用作業箱220は、上記第1実施形態のエスカレータ用作業箱20とほぼ同様の構成を有するため、同一構成要素には同一符号を付して重複することとなる説明を援用によって省略し、異なる構成およびその作用について説明する。エスカレータ用作業箱220は、収納部224と蓋部221と駆動部230について相違するため、以下では、特に、収納部224と蓋部221と駆動部230ついて詳細な説明を行う。
【0028】
収納部224は、保守作業に使用する工具を内部に収納するための開口が設けられる位置が収納部24と異なり、図1に示されるステップ軸7,9に取り付けた場合に下層階側に配置される側面に開口311が設けられる。
【0029】
蓋部221は、上側蓋222と下側蓋223と枠部226と上側案内溝225と下側案内溝227と取付部材案内溝229とを含んで構成される。蓋部221は、蓋部121とほとんど同じ構成であり、その相違は大きさが異なる点と、取付部材28のステップ8の踏板床面と垂直方向への移動を案内する取付部材案内溝229とを含む点である。
【0030】
駆動部230は、棒部材232と、ギア233と、モータ231とを含んで構成される。棒部材232は、取付部材28をステップ8の踏板床面と垂直方向に移動させるために外周にねじ切りされたネジ棒からなる。ギア233は、棒部材232のねじ切りされた部分に噛み合った状態で回転し、棒部材232をステップ8の踏板床面と垂直方向に沿って移動させるために棒部材232を挟持するように配置され、それらが複数個設けられている。モータ231は、それぞれのギア233を回転させるために設けられる回転電機であり、制御部80の制御により回転する。
【0031】
制御部80は、エスカレータ用作業箱220が取り付けられるステップ軸7,9のステップ8の踏板床面と垂直方向の間隔の変化に応じて、収納部224の底面がステップ8の踏板床面と水平状態を保つよう取付部材28を移動させるためにモータ231を制御する機能を有する。具体的には、エスカレータ用作業箱220が取り付けられるステップ軸7,9を予め特定している場合に、制御部80は、ステップ8を移動させるために回転するエスカレータ10のステップ駆動装置(図示しないが制御部80と無線通信による通信が可能である)によってステップ軸7,9のエスカレータ10における位置に対応する回転角度を抽出する。そして、その回転角度からステップ軸7,9の位置を検出し、ステップ軸7,9の位置と予め関連づけられたステップ8の踏板床面と垂直方向の間隔を算出する。これにより、収納部224の底面がステップ8の踏板床面と水平状態を保つよう取付部材28を移動させるためにモータ231の必要回転量を算出して、その必要回転量に応じて回転制御を行う機能を有する。なお、上記では、エスカレータ用作業箱220が取り付けられるステップ軸7,9は予め特定するものとして説明したが、各ステップ軸への取付部材26,28の取り付けによる押圧力を検出する押圧検出スイッチを設けてエスカレータ用作業箱220の取り付けられたステップ軸を特定して回転角度を取得してもよい。
【0032】
続いて、上記構成からなるエスカレータ用作業箱220の動作について図1と図4と図5を参照して説明する。エスカレータ10の保守作業において、図1に示されるエスカレータ用作業箱20の代わりにエスカレータ用作業箱220を取り付ける。エスカレータ用作業箱220においても、エスカレータ10の保守作業用の工具等を収納することができ、他の保守作業員がエスカレータ10を移動するときの足場としても利用することができるという効果を有する。図5は、ステップ軸の軸方向から見たステップ軸7,9とエスカレータ用作業箱220との関係を示す図である。図5に示されるように、エスカレータ用作業箱220が取り付けられるステップ軸7,9がbとcに位置するときのステップ軸7,9のステップ8の踏板床面と垂直方向の間隔は0である。同様に、ステップ軸7,9がdとeに位置するときのステップ8の踏板床面と垂直方向の間隔はh1であり、ステップ軸7,9がfとgに位置するときのステップ8の踏板床面と垂直方向の間隔はh2である。制御部80は、ステップ8の踏板床面と垂直方向の間隔に基づいて収納部224の底面がステップ8の踏板床面と水平状態を保つよう取付部材28を移動させるためにモータ231の必要回転量を算出して回転制御を行う。これにより、エスカレータ用作業箱220に工具等を収納したままステップ8を可動させた場合であっても、エスカレータ用作業箱220から工具等が落下してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1実施形態であるエスカレータ用作業箱を蓋部が閉じられた状態でエスカレータに取り付けられている様子を示す図である。
【図2】エスカレータ用作業箱を蓋部が開かれた状態でエスカレータに取り付けられている様子を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態であるエスカレータ用作業箱の斜視図である。
【図4】本発明の第3実施形態であるエスカレータ用作業箱の斜視図である。
【図5】ステップ軸の軸方向から見たステップ軸とエスカレータ用作業箱との関係を示す図である。
【符号の説明】
【0034】
4 ハンドレール、6 欄干、7,9 ステップ軸、8 ステップ、10 エスカレータ、20,120,220 エスカレータ用作業箱、21,211,311 開口、22,121,221 蓋部、23 掛止部、24,224 収納部、25 蝶番、26,28 取付部材、80 制御部、122,222 上側蓋、123,223 下側蓋、124,226 枠部、125,225 上側案内溝、127,227 下側案内溝、212 裏面、214 内側側面、229 取付部材案内溝、230 駆動部、231 モータ、232 棒部材、233 ギア。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステップとステップ軸とが分離された状態で作業を行うときにステップ軸に取り付けられ、作業に必要な物を内部に収納するための収納スペースを有する収納部と、
収納部の開口を開閉する蓋部と、
を備えることを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項2】
請求項1に記載のエスカレータ用作業箱において、
エスカレータ用作業箱は、
作業員がその上面に乗ることができる程度の強度を有する材料で構成されていることを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のエスカレータ用作業箱において、
エスカレータ用作業箱を構成する材料は、ステンレスであることを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1に記載のエスカレータ用作業箱において、
蓋部は、
蓋部と収納部とを連結する蝶番と、
収納部の開口を開いたときに蓋部を隣接するステップに掛止させるための掛止部と、
を含むことを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1に記載のエスカレータ用作業箱において、
蓋部は、
ステップ軸の軸方向にスライド可能に設けられていることを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項6】
請求項5に記載のエスカレータ用作業箱において、
蓋部は、
二つの蓋部材に分割され相互にステップ軸の軸方向にスライド可能に設けられていることを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1に記載のエスカレータ用作業箱において、
蓋部は、
収納部においてステップの踏板床面と垂直となる側壁面のうち下層階側に配置される側壁面に設けられることを特徴とするエスカレータ用作業箱。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1に記載のエスカレータ用作業箱において、
収納部は、ステップ軸に取り付けられるための取付部材を有し、
取付部材は、隣接するステップ軸のステップの踏板床面と垂直方向の間隔の変化に応じてステップの踏板床面と垂直方向に移動することを特徴とするエスカレータ用作業箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−274831(P2009−274831A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−128678(P2008−128678)
【出願日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】