説明

エレベータ装置

【課題】二つの乗り場間を跨いで移動できるかごを備え、構造が簡単で設置も保守管理も容易であって、途中の乗り換えの必要のないエレベータ装置を提供。
【解決手段】第1乗り場1から上方の連絡路13を経由して第2乗り場2に至るほぼ逆U字型の移動経路10内に設けられたエレベータ装置。主索24は、連絡路内で両昇降路の上方に位置する2つの主索支点31,33で支持され、主索支点間でかごをつるべ式に吊り下げ支持するつるべ装置41を備えている。2つの主索支点は作動装置42によって垂直方向に相対的に移動されて主索支点間に高低差を与え、つるべ装置が、主索が巻き掛けられて主索支点を構成する第1および第2の押し下げ車32,34を持っている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエレベータ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータ装置は少なくとも2つの高さの異なる乗り場間でかごが往復運転されるものである。近年連絡橋用エレベータ装置の需要が高まってきており、例えば鉄道駅構内の連絡橋あるいは横断歩道橋等の高架連絡橋に設けられる連絡橋用エレベータ装置も、特許文献1に記載されているように提案されている。
【0003】
この連絡橋用エレベータ装置は、縦に延びた2本の平行な昇降路内でそれぞれ昇降するかごを、昇降路の上端を連結する連絡橋に沿って水平方向に走行するリニアモータにロープで連結し、リニアモータが連絡橋に沿って走行するときにかごが昇降路内を昇降するようにしたものであり、第1のかごに乗った乗客は昇降路の上端部でかごを降りて連絡橋を歩いて移動し、第2のかごに乗って降りるのである。
【0004】
【特許文献1】特開平9−216780号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の連絡橋用エレベータ装置に於いては、かごが2台必要であって事実上2台のエレベータ装置を設ける必要があるため設備、保守管理に費用と時間が掛かる。また利用に当たっては、乗客は乗り換えねばならず、しかも乗り換えのために比較的長い距離を歩行する必要がある。
【0006】
従ってこの発明の目的は、第1の乗り場から一旦上昇した後に降下して第2の乗り場に移動できるかごを備え、構造が簡単で設置も保守管理も容易であって、途中の乗り換えの必要のないエレベータ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明のエレベータ装置は、少なくとも水平方向に互いに離間した第1乗り場と第2乗り場との間で運転されるエレベータ装置であって、上記第1乗り場から上方に延びた第1昇降路、上記第2乗り場から上方に延びた第2昇降路ならびに上記第1および第2昇降路を上端部で互いに接続する連絡路を有し、全体としてほぼ逆U字型の概略形状の移動経路と、上記移動経路内に設けられて上記第1乗り場および上記第2乗り場間に亘って延びたかご案内レール装置と、上記かご案内レール装置に沿って案内されて、上記第1乗り場および上記第2乗り場間を移動するかごと、上記かごを上記かご案内レール装置に沿って移動させる駆動装置と、上記駆動装置の運転を制御する制御装置とを備えたエレベータ装置に於いて、
上記駆動装置が、巻上機と、一端が固定され、他端が上記巻上機に巻き掛けられた主索と、上記かごに設けられたかご吊り車と、上記主索の少なくとも一部を、それぞれ上記連絡路内で上記両昇降路の上方に位置する2つの主索支点で支持して、この2つの主索支点間に上記かご吊り車をつるべ式に吊り下げ支持するかご吊り部を形成するつるべ装置と、上記2つの主索支点を垂直方向に相対的に移動させて上記2つの主索支点間に高低差を与える作動装置とを備えたことを特徴とするエレベータ装置である。
【発明の効果】
【0008】
この発明のエレベータ装置によれば、かごを第1の乗り場から一旦上昇させた後に降下させて第2の乗り場に移動させることができ、構造が簡単で設置も保守管理も容易であって、途中での乗り換えの必要がない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
実施の形態1.
図1にはこの発明のエレベータ装置の一実施形態に於いてかごが最上位置にある場合を概略正面図で示してある。エレベータ装置は、少なくとも水平方向に互いに離間した第1乗り場1と第2乗り場2との間で運転されるエレベータ装置であって、第1の乗り場1から一旦上昇した後に降下して障害物あるいは空間領域3を越え、第2の乗り場2に移動させることができるかご4を備えている。従って、このエレベータ装置は跨線橋、連絡橋、歩道橋、河川用橋のような設備と共に用いると特に有用である。図示の例では第1乗り場1および第2乗り場2はいずれも鉄道の駅構内にあって、プラットフォーム5と同じ高さにあり、ピット6も掘られている。第1乗り場1と第2乗り場2との間には列車7が走行する軌道8が敷設されている。
【0010】
エレベータ装置は、第1乗り場1と第2乗り場2との間で一旦上昇した後に降下して往復するかご4を移動させるために、全体として門型あるいはほぼ逆U字型の概略形状の移動経路10を備えている。移動経路10は、第1乗り場1から上方に延びた第1昇降路11と、第2乗り場2から上方に延びた第2昇降路12と、第1および第2昇降路11および12をそれらの上端部で互いに接続する連絡路13とを備えている。図示の例では、移動経路10はほぼアーチ状になって2つの乗り場1および2間で、軌道8上の列車7を含む空間領域3の上方を越えて跨いで延びている。
【0011】
エレベータ装置はまた、移動経路10内に設けられて第1乗り場1および第2乗り場2間に亘って延びて、かご4を第1乗り場1および第2乗り場2間で移動するように案内するかご案内レール装置14を備えている。かご案内レール装置14は、上レール15と下レール16とを備えており、第1乗り場1から第1昇降路11内を上方に延びて連絡路13内で水平方向に湾曲して第2昇降路12内を下方に延びて第2乗り場2にまで達していて、全体として門型あるいはほぼ逆U字型の概略形状の移動経路10に沿って延びたほぼ逆U字型のレール装置である。
【0012】
かご4は、かご4の上部に設けられた上案内装置35と、かご4の下部に設けられた下案内装置36とを備えていて、上案内装置35がかご案内レール装置14の上レール15によって係合案内されていて、下案内装置36が下レール16によって係合案内されていて、かご4の姿勢を案内レール装置14の傾斜に拘わらず常に一定に維持するようにしてある。図中の破線で示したかご4に付された記号A乃至Jは後に説明する様々なかご位置を概略的に表すものである。かご4の上案内装置35は、かご4の上部に回転可能に取り付けられた回動支持部材37と、回動支持部材37の回動中心から離れた位置で回動支持部材37上に設けられ、上レール15上を走行するローラである上ガイド38とを備えている。また、下案内装置36は、かご4の下部に回転可能に取り付けられた回動支持部材39と、回動支持部材39上に設けられ、下レール16上を走行するローラである下ガイド40とを備えている。
【0013】
エレベータ装置はまた、かご4をかご案内レール装置14に沿って移動させるための駆動装置19と、この駆動装置19の運転を制御する制御装置20とを備えている。駆動装置19は、例えば建物21に取り付けられた巻上機22と、一端23が建物21に固定され、他端が巻上機22に巻き掛けられた主索24と、かご3に設けられたかご吊り車25とを備えている。図示の例では、主索24の他端は巻上機に巻き掛けられて更に延長されて釣合錘26を吊り車27を介してつるべ式に支持して最終端28として建物21に固定されている。従って、かご吊り車25を介して主索24により吊り下げ支持されたかご4はかご吊り車25と共につるべ式に支持されているということができる。
【0014】
駆動装置19は更に、図2および図3に示すように、連絡路13内で第1の昇降路11の上方に位置する第1の主索支点31を構成する第1の押し下げ車32と、第2の昇降路12の上方に位置する第2の主索支点33を構成する第2の押し下げ車34とを備えている。これら第1および第2の押し下げ車32および34には主索24が巻き掛けられていて、主索24の一部が主索24の2つの主索支点31および33間に掛け渡されている。この掛け渡された部分には、かご4が吊り車25を介して吊り下げられているため、かご4がつるべ式に吊り下げ支持されたかご吊り部であると言うことができる。このように、第1および第2の主索支点31および33を提供する第1および第2の押し下げ車32および34は、かご吊り車25をつるべ式に吊り下げ支持するかご吊り部を形成するつるべ装置41である。
【0015】
駆動装置19はまた、後に説明する目的のために、第1および第2の主索支点31および33を垂直方向に相対的に移動させて第1および第2の主索支点31および33の間にに高低差を与える作動装置42を備えている。作動装置42は、第1および第2の押し下げ車32および34の少なくともいずれか一方を垂直方向に移動させるものであればよいが、図示の例では第1および第2の押し下げ車32および34は互いに平行な伸縮腕に設けられている。
【0016】
即ち、図示の例では、図2および図3に示すように、作動装置42は、第1および第2の押し下げ車32および34を共に建物21に固定されたシリンダ43から伸縮自在に延びたプランジャ44で支持するものであって、プランジャ44の作動によって押し下げ車32および34を垂直方向に移動させるようにされている。また図3に示すように、第1および第2の押し下げ車は、制御装置20(図1参照)からの指令により、一方が上昇すると他方が降下するよう構成されていて、例えば第1の押し下げ車32がある高さだけ上昇したとき第2の押し下げ車34がほぼ同じ高さだけ降下して、その間の主索のかご吊り部が図で右下がりに傾斜するようにされている。
【0017】
図4および図5には、第1および第2の押し下げ車32および34の構造の詳細と、主索24が巻き掛けられた様子とを示す。図からわかるように、各シーブの周面には螺旋状のロープ溝45が設けてあってシーブの全周に360度あるいはそれ以上に巻き掛けられた主索24が互いに擦り合うことがないようにしてある。
【0018】
図6および図7には、本発明のエレベータ装置に使用できるつるべ装置の別の実施の形態を示す。このつるべ装置46に於いては、第1および第2の押し下げ車32および34は、建物21に固定された支柱47に水平方向に延びた回転軸によって枢着されて図7に示すように垂直面内で傾動できる回転腕48の両端にブラケット49を介して設けられている。回転腕48が傾動すると第1および第2の押し下げ車32および34も共に傾動してそれらの高さ位置が変化する。
【0019】
図8および図9には、本発明のエレベータ装置に使用できるつるべ装置の更に別の実施の形態を示す。このつるべ装置50に於いては、第1および第2の押し下げ車32および34は、建物21に固定された支柱51の先端にそれぞれ回転軸52よって支持された2つの回転支持部材53に偏心して設けられている。回転支持部材53が回転するとその回転位置によって押し下げ車32および34の位置が変化して高さ位置も変えることができる。
【0020】
本発明のエレベータ装置は、図10乃至図19に示すような動作をする。即ち、図10に於いて、かご4は第1乗り場1に位置している(A)。この位置では、かご4の上案内装置35の上ガイド38は回動支持部材37によって垂直方向に延びた上レール15に沿って移動できる位置にされており、下案内装置36の下ガイド40は回動支持部材39によって垂直方向に延びた下レール16に沿って移動できる位置にされている。この位置で巻上機22を駆動して主索24を駆動すると、第1および第2の主索支点31および33間の主索24の長さが次第に短くなり、かご4は案内レール装置14(図1参照)に沿って第1昇降路11内を上昇し、図10のA位置から図11のB位置、図12のC位置にまで移動する。このとき釣合錘26は図示してない釣合錘案内レールに沿って第1昇降路11内を降下する。
【0021】
駆動装置19の運転を続けるとかご4は図13のD位置に至り第1昇降路11の上端で連絡路13の入口部分に到達している。このときつるべ装置41は破線で示す位置にあって、第1および第2の押し下げ車32および34の高さ位置が同じであるが、主索支点31、33間の主索24の吊り下げ部は図で右上がりに傾斜している。このためかご4は移動しない。この状態から巻上機22で主索24を巻き取りながら、第1の押し下げ車32を上昇させ第2の押し下げ車34を降下させて実線で示す位置にし、更に押し下げ車32および34の上昇および降下をそれぞれ続けると図14に示す位置になる。
【0022】
図14に於いては、第1の押し下げ車32が更に上昇し、第2の押し下げ車34が更に降下した状態が実戦で示されていて、吊り車25およびかご4は実戦で示すE位置となる。この態で巻上機22を逆転させて主索24をわずかに繰り出しながら第1の押し下げ車32を降下させると、主索24の吊りさげ部が右傾斜とされているため、吊り下げ部で吊り下げ支持された吊り車25は重力により主索24の傾斜に沿って図で右方向に移動して図15に示すかご4のF位置となって、かご案内レール14(図1参照)の最高位置である頂点を越えて、図で右下がりの勾配を持つかご案内レール14によって支持されることになる。
【0023】
従って、この位置から、巻上機22の逆転を続けて主索24を繰り出しながら第2の押し下げ車34を降下させれば、かご4は更に降下して図16に実戦で示すG位置に移動し、更に巻上機22を逆転させ続ければ主索24が繰り出されて、かご4は、かご案内レール14に沿って案内されて、図17のH位置、図18のI位置を経由して図19に実線で示す第2乗り場2上の位置に到達する。この間に釣合錘26は次第に上昇して図19では最上位置となる。
【0024】
かご4を第2昇降路12から第1昇降路11にまで運転する場合にはこれまで説明した運転操作を逆に行えば良い。
【0025】
このように、本発明のエレベータ装置によれば、乗客の乗り換え無しでかご4を第1の乗り場から一旦上昇した後に降下して第2の乗り場に移動させることができ、複雑な機構を必要としない簡単な構造で設置も保守管理も容易であって、乗客が途中で乗換る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】この発明のエレベータ装置の実施形態を示す概略正面図である。
【図2】図1のエレベータ装置に用い得るつるべ装置を示す動作説明図である。
【図3】図2のつるべ装置が傾斜した状態を示す動作説明図である。
【図4】つるべ装置に用い得る押し下げ車を示す図である。
【図5】図4のつるべ装置に主索が巻かれた状態を示す図である。
【図6】エレベータ装置に用い得る別のつるべ装置を示す動作説明図である。
【図7】図6のつるべ装置が傾斜した状態を示す動作説明図である。
【図8】エレベータ装置に用い得る更に別のつるべ装置を示す動作説明図である。
【図9】図8のつるべ装置が傾斜した状態を示す動作説明図である。
【図10】この発明のエレベータ装置がの運転動作を説明する動作説明図であり、かごが第1の乗り場にある状態が示されている。
【図11】かごが第1の昇降路内で上昇初期にある状態を示す動作説明図である。
【図12】かごが第1の昇降路内で上昇途中にある状態を示す動作説明図である。
【図13】かごが連絡路入口に達した状態を示す動作説明図である。
【図14】かごが連絡路の中央部にある状態を示す動作説明図である。
【図15】かごが連絡路内で中央部から更に進んだ状態を示す動作説明図である。
【図16】かごが連絡路出口に達した状態を示す動作説明図である。
【図17】かごが第2の昇降路内で降下初期にある状態を示す動作説明図である。
【図18】かごが第2の昇降路内で降下途中にある状態を示す動作説明図である。
【図19】かごが第2乗り場に達した状態を示す動作説明図である。
【符号の説明】
【0027】
1 第1乗り場
2 第2乗り場
3 空間領域
4 かご
10 移動経路
11 第1昇降路
12 第2昇降路
13 連絡路
14 かご案内レール装置
15 上レール
16 下レール
19 駆動装置
20 制御装置
22 巻上機
24 主索
25 かご吊り車
31、33 主索支点
32 第1の押し下げ車
34 第2の押し下げ車
41、46、50 つるべ装置
48 回転腕
53 回転支持部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも水平方向に互いに離間した第1乗り場と第2乗り場との間で運転されるエレベータ装置であって、
上記第1乗り場から上方に延びた第1昇降路、上記第2乗り場から上方に延びた第2昇降路ならびに上記第1および第2昇降路を上端部で互いに接続する連絡路を有し、全体としてほぼ逆U字型の概略形状の移動経路と、
上記移動経路内に設けられて上記第1乗り場および上記第2乗り場間に亘って延びたかご案内レール装置と、
上記かご案内レール装置に沿って案内されて、上記第1乗り場および上記第2乗り場間を移動するかごと、
上記かごを上記かご案内レール装置に沿って移動させる駆動装置と、
上記駆動装置の運転を制御する制御装置と
を備えたエレベータ装置に於いて、
上記駆動装置が、
巻上機と、
一端が固定され、他端が上記巻上機に巻き掛けられた主索と、
上記かごに設けられたかご吊り車と、
上記主索の少なくとも一部を、それぞれ上記連絡路内で上記両昇降路の上方に位置する2つの主索支点で支持して、この2つの主索支点間に上記かご吊り車をつるべ式に吊り下げ支持するかご吊り部を形成するつるべ装置と、
上記2つの主索支点を垂直方向に相対的に移動させて上記2つの主索支点間に高低差を与える作動装置と
を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
【請求項2】
上記つるべ装置が、上記主索が巻き掛けられて上記主索支点を構成する第1および第2の押し下げ車を持ち、
上記作動装置が、上記第1および第2の押し下げ車の少なくともいずれか一方を垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
【請求項3】
上記第1および上記第2の押し下げ車は、一方が上昇すると他方が降下するよう構成されたことを特徴とする請求項2記載のエレベータ装置。
【請求項4】
上記第1および上記第2の押し下げ車は、互いに平行な伸縮腕に設けられていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ装置。
【請求項5】
上記第1および上記第2の押し下げ車は、回転軸に支持された回転腕の両端に設けられていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ装置。
【請求項6】
上記第1および上記第2の押し下げ車は、それぞれ回転軸に支持された2つの回転支持部材に偏心して設けられていることを特徴とする請求項3記載のエレベータ装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate


【公開番号】特開2007−161418(P2007−161418A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−360179(P2005−360179)
【出願日】平成17年12月14日(2005.12.14)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】