【課題】 透明性のあるものに切って張るだけで、適合具合や外見、用いる場面など、個人の要求に合う視力補正・トレーニング器具が作成できる、視力補正・トレーニングシールを提供する。
【解決手段】 遮光性があり片面に粘着材のついたシール素材（１）に、ピンホール効果をもつ、ごく小さな透光部（２）を多数設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、遮光性があり片面に粘着材のついたシール素材に、ピンホール効果をもつ、ごく小さな透光部を多数設けた、視力補正・トレーニングシールに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、網膜の焦点深度を深めるピンホール効果は広く知られ、その原理は、視力補正・トレーニング器具に応用されていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
これには次のような欠点があった。
ピンホール効果をもつ視力補正・トレーニング器具は多いが、適合具合や外見、用いる場面など、個人の要求にしっくりと合うものは少なかった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
透明性のあるものに、切って張るだけで、個人の要求に合う視力補正・トレーニング器具が作成できるように、遮光性があり片面に粘着材のついたシール素材（１）に、ピンホール効果をもつ、ごく小さな透光部（２）を多数設けた。
本発明は、以上の構成よりなる、視力補正・トレーニングシールである。
【発明の効果】
【０００５】
この発明により、個人は、別の透明性のあるものを下地にして、自分に合った視力補正・トレーニング器具を作成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
遮光性があり片面に粘着材のついたシール素材（１）に、ピンホール効果をもつ、ごく小さな透光部（２）を多数設ける。本発明は、以上の構成よりなる視力補正・トレーニングシールである。
自分に合った視力補正・トレーニング器具を作成したいと思う個人は、自分が使用したい別の透明性のあるもの、例えば、度のついていない眼鏡やゴーグル、透明な下敷き等を用意し、本発明を、好きな大きさや形に切り、適切なピンホール効果が得られる位置に張りつければよい。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
遮光性があり片面に粘着材のついたシール素材（１）に、ごく小さな透光部（２）を多数設けた視力補正・トレーニングシール。

【公開番号】特開２０１０−２２７８８（Ｐ２０１０−２２７８８Ａ）
【公開日】平成２２年２月４日（２０１０．２．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−２０９３５１（Ｐ２００８−２０９３５１）
【出願日】平成２０年７月２１日（２００８．７．２１）
【出願人】（５０５１１３８９４）