説明

オンライン宝くじサービスシステム、オンライン宝くじサービス装置、宝くじ番号管理サーバ装置、オンライン宝くじ販売方法、オンライン宝くじ販売プログラム、宝くじ番号管理方法、宝くじ番号管理プログラム及び記録媒体

【課題】 時間と場所を選ばず、しかも安全に宝くじの販売、購入、払戻しができるシステムを提供する。
【解決手段】 クライアント端末に設けられ、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、管理サーバに設けられ、ネットワークを通して、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、少なくとも前記宝くじ番号を前記クライアント端末において記録する記録手段と、前記受付手段が受付た宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼した宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宝くじの販売・照合・払戻しを行う宝くじサービスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】宝くじの発売元は地方自治体であり、販売、払戻し等は「当選金付証票法」(昭和23年施行)で定められている。地方自治体が、自治大臣の許可を得て事務手続きを銀行に委託している。事務を受託した銀行は、宝くじ券の図柄選定、印刷、売り場への配送、広報宣伝、売りさばき、抽せん、当選番号の発表、当選金の支払いを行なう(第一勧業銀行 宝くじ発売のしくみ より抜粋)。この方法は昭和23年に施行され現在もこの方法で宝くじは販売、払戻しが行なわれている。
【0003】そして、従来宝くじを購入する際は、繁華街等の宝くじ販売所に出かけ、かなりの時間を費やして並び、購入することが可能となるのである。
【0004】この方式は販売する側において、多額の現金と大量の宝くじを維持管理する必要があり、セキュリティー上やむを得ない販売方法であると言える。
【0005】これを解決する手段として過去にも特開平9−231439において、現金自動取引装置(ATM)に付加機能として宝くじ発券機能を有した物が考案されている。しかしこれは単にATMに現金と同じく宝くじを置いて販売するといった言わば、自動販売機である。
【0006】また、特開平7−282152において、「くじ販売装置」が考案されている。これは、公営競技(競馬、競輪など)の投票端末で、あらかじめ購入者を登録する必要があるため不特定の購入者にとっては利便性を感じることは出来ず、また、誰でも購入可能である宝くじへの応用は不可能である。
【0007】つまり、過去において宝くじをいつでもどこでも手軽に購入でき、セキュリティー上も問題ないシステムは存在しなかった。
【0008】また、購入した宝くじの当選、不当選を調べる際においても宝くじ販売所に出掛け、オートチェッカなどで調べていた。在宅時は、新聞さらにインターネットのホームページや、電話等で当選番号を調べることも可能であった。
【0009】この時、当選の際には当選金が比較的高額でない場合においては、宝くじ販売所まで出向き、受け取る必要がある。高額の当選金の場合は、指定銀行に出向き、当選金を受け取る必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0011】(1)繁華街等にある宝くじ販売所で宝くじを購入する場合は、発売時間が概ね朝9時ごろから夕方6時までに制限される為、通常の勤労者の労働時間とほとんど一致する。この為、購入する側、販売する側の両方にとって機会の損失となってしまう。
【0012】(2)宝くじ販売所による販売は、販売者の人件費、販売所までの宝くじの配送費、販売所の土地建物にかかる支払い賃借料、防犯におけるセキュリティー対策費、売れ残りなどの余剰宝くじの印刷費などが必要になる。
【0013】(3)過去に考案されている特開平9−231439においては、宝くじの単なる自動販売機である為、宝くじの配送費、余剰宝くじの印刷費の削減効果は期待できない。
【0014】(4)購入した宝くじの当選を調べる際において、宝くじ販売所に出向いてオートチェッカで調べるのが効率は良いが、上記(1)の同じ理由で購入者は利便性を感じることはできない。新聞さらにインターネットのホームページや、電話等で照合する際は、一枚一枚個別に調べるため大量の宝くじを調べる場合、膨大な時間が必要になるのと同時に間違いも起こりやすくなる。
【0015】(5)宝くじに当選した際、比較的高額でない当選金の場合は、宝くじ販売所、高額の当選金である場合は指定銀行まで出向くのは、やはり(1)と同じ理由で購入者にとっては利便性を感じる事は出来ない。特に、指定銀行まで出向くには、営業時間が概ね午前9時から午後3時までであり一般的な勤労者は労働時間を割いて銀行に出向く必要がある。また、近所に指定銀行がない場合も充分考えられる。
【0016】本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、時間と場所を選ばず、しかも安全に宝くじの販売、購入、払戻しができるシステムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明にあっては、ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券・照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービスシステムであって、前記クライアント端末に設けられ、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記管理サーバに設けられ、前記ネットワークを通して前記クライアント端末から入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、前記クライアント端末に設けられ、、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、前記受付手段が受付た宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼した宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】これによれば、宝くじ販売所まで行かなくても、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、駅構内などで、時間を選ばずに宝くじの購入・照合・払戻しをする事が出来る。また、利用者が宝くじを購入することが決ってから、少なくとも宝くじ番号を記録して宝くじを発券するので、宝くじが余剰になる事はなくなり、無駄が無くなる。
【0019】したがって、宝くじの拡販が大いに行なわれる一方、販売及び当選金払戻しに関わる人件費、宝くじの配送費などが大幅に削減され、当選金の高額化、宝くじ本来の目的である地域振興費等を増額する事が出来る。
【0020】また、ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムであって、前記クライアント端末に設けられ、宝くじの購入の依頼を受け付ける受付手段と、前記管理サーバに設けられ、前記ネットワークを通して前記クライアント端末から入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、前記クライアント端末に設けられ、、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
【0021】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの照合の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの照合を行うオンライン宝くじサービスシステムであって、前記クライアント端末に設けられ、宝くじの照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼した宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする。
【0022】前記クライアント端末は、現金収納手段に収納された現金を計数する現金計数手段と、プリペイドカードの読み取り/書き込みを行うプリペイドカード読取書込手段と、のうち少なくともどちらか一方を備え、前記宝くじの購入形態に関する情報に基づいた購入代金を、現金またはプリペイドカードのうち少なくともどちらか一方により徴収することも好適である。
【0023】前記クライアント端末は、磁気カードの読み取りを行う磁気カード読取手段を備え、前記宝くじの購入形態に関する情報に基づいた購入代金を、磁気カードにより徴収することも好適である。
【0024】前記クライアント端末は、電子マネー情報を格納するICカードの読み取り/書き込みを行うICカード読取書込手段を備え、前記宝くじの購入形態に関する情報に基づいた購入代金を、ICカードにより徴収することも好適である。
【0025】前記受付手段が受付ける宝くじの購入形態に関する情報とは、宝くじの種類、連番か或はバラ番かの買い方、購入枚数に関する情報であることも好適である。
【0026】前記クライアント端末は、少なくとも宝くじの番号を読み取る読取手段を備えることも好適である。
【0027】前記クライアント端末は、少なくとも宝くじの番号に対応したバーコードを読み取るバーコードリーダを備えることも好適である。
【0028】前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、前記宝くじの当選金を、前記受付手段が受付けた利用者指定の金融機関の口座に振り込む口座振込手段を備えることも好適である。
【0029】前記クライアント端末は、現金を蓄積する現金蓄積手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、前記現金蓄積手段から当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることも好適である。
【0030】前記払戻し手段は、前記現金蓄積手段から払戻す当選金の金額の上限基準を設定する払戻し金上限設定手段を備え、当選金が前記払戻し金上限設定手段により設定された前記上限基準を超えた場合には、前記現金蓄積手段からの払戻しを不可能にすることも好適である。
【0031】ネットワークを通して管理サーバと相互に交信可能に接続され、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券・照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービス装置であって、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記ネットワークを通して入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバに接続して宝くじ番号を取得する番号取得手段と、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、前記受付手段が受付けた宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼された宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とする。
【0032】ネットワークを通して管理サーバと相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの販売を行うオンライン宝くじサービス装置であって、宝くじの購入の依頼を受け付ける受付手段と、前記ネットワークを通して入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバに接続して宝くじ番号を取得する番号取得手段と、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
【0033】ネットワークを通して管理サーバと相互に交信可能に接続され、宝くじの照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービス装置であって、宝くじの照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼された宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とする。
【0034】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券・照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービスシステムを構成し、宝くじの番号を管理する宝くじの番号管理サーバ装置であって、前記ネットワークを通して入力される、前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、宝くじの当選番号を記憶する当選番号記憶手段と、を備えることを特徴とする。
【0035】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの販売を行うオンライン宝くじ販売方法であって、宝くじの購入の依頼を受け付けるステップと、宝くじの購入形態に関する情報を前記管理サーバに送信するステップと、前記送信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバから接続して宝くじ番号を取得するステップと、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録するステップと、を備えることを特徴とする。
【0036】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの販売を行うコンピュータで実行可能なプログラムであって、宝くじの購入の依頼を受け付けるステップと、宝くじの購入形態に関する情報を前記管理サーバに送信するステップと、前記送信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバに接続して宝くじ番号を取得するステップと、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録するステップと、を備えることを特徴とする。
【0037】また、本発明は、ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの販売を行うコンピュータで実行可能なプログラムであって、宝くじの購入の依頼を受け付けるステップと、宝くじの購入形態に関する情報を前記管理サーバに送信するステップと、前記送信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバから接続して宝くじ番号を取得するステップと、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録するステップと、を含むオンライン宝くじ販売プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【0038】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの番号を管理する宝くじ番号管理方法であって、前記ネットワークを通して前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報を受信するステップと、前記受信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理するステップと、前記付与された宝くじ番号をクライアント端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする。
【0039】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの番号を管理する宝くじ番号管理プログラムであって、前記ネットワークを通して前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報を受信するステップと、前記受信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理するステップと、前記付与された宝くじ番号をクライアント端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする。
【0040】また、本発明は、ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの番号を管理するプログラムであって、前記ネットワークを通して前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報を受信するステップと、前記受信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理するステップと、前記付与された宝くじ番号をクライアント端末に送信するステップと、を含む番号管理プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
【0042】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に係る宝くじサービスシステムにおいて宝くじを購入する際の動作を図1,2,4,5〜12に基づき説明する。
【0043】図1は本実施の形態の概略構成図である。図2は本実施の形態における動作フロー図、図4は本実施の形態のクライアント端末としてのオンライン宝くじサービス装置の概略外観図である。図5〜12は本実施の形態におけるタッチパネルの画面を表したものである。
【0044】図1において101はインターネット網、102は番号管理手段及び当選番号記憶手段を備えた宝くじ番号管理サーバ装置としての管理サーバ、103は利用者の指定銀行預金サーバ、104はインターネット網インターフェース、105は受付手段及び判断手段としての中央演算装置、106,107はそれぞれ受付手段としてのタッチパネル、入力キー、108は現金計数手段としての現金計数機、109は記録手段としてのプリンタ、110は読取手段としてのスキャナ、111は現金収納手段としての現金収納機、112は磁気カード読取手段としての磁気カード読取機、113は硬化払戻し機、114は宝くじ出力部、115は紙幣払戻し機である。図4において、図1の構成と同様の構成については同一の符号を付す。
【0045】図2のS201で購入動作をスタートする。S202でタッチパネル106に示された購入ボタンを押下する。この場合のタッチパネルを図5に示す。購入ボタンの押下を検出した中央演算装置105は次に購入形態に関する情報として、宝くじの種類、買い方、数量を入力する画面をタッチパネル106に表示する(S203)。この時の画面を図6,7に示す。宝くじの種類、買い方(バラ、連番など)を押下後、それぞれ購入する枚数を入力キー107で入力する。この情報に基づき合計金額を表示し、合計金額の確認後、確認ボタンを押下する。
【0046】中央演算装置105は、次に宝くじを購入する際の支払方法を選択する画面を表示する(S204)。タッチパネルにカード使用ボタンと現金支払いボタンを表示し利用者に選択させる(S205、図8)。
【0047】現金を選択した場合、(S205のYES)現金収納機111のフタをあけ、現金(紙幣、硬貨のどちらでも可)を入れるよう督促をする。現金が入れられたら、現金計数機108で入れられた現金を数える。そのデータを中央演算装置105に送り、先ほど購入した宝くじの代金と一致しているかを調べる(S207)。
【0048】一致していない場合(S207のNO)、さらに現金の督促を行ない、一致している場合はインターネット網インターフェース104を動作させ、利用者が指定した宝くじの番号データを、管理サーバ102にアクセスし、インターネット網101を介して管理サーバ102よりダウンロードを開始する(S208)。この時のタッチパネル106の画面を図10に示す。
【0049】また、S205において、カード使用を選択した場合、磁気カード読取機を動作させ利用者にカードを入力させる。中央演算装置105はこのカードが使用可能か否か(クレジットカードの場合期限切れ、盗品など、キャッシュカードの場合残高があるか否かなど)それぞれのホストコンピュータ(図示せず)に問い合わせをする(S212)。
【0050】入力されたカードが使用不可能である場合(S212のNO)、宝くじ購入の動作はすべて終了する(S214、図9)。カードが使用可能である場合(S212のYES)、上記に示した方法で宝くじの番号データをダウンロードする(S208、図10)。
【0051】ダウンロード終了後、中央演算装置105はダウンロードした宝くじの番号データを記録媒体としての宝くじ専用用紙にプリンタ109を用いて印刷する(S209、図11)。印刷終了後、宝くじ出力部114より宝くじを排出し(S210)、購入動作を終了する(S213、図12)。
【0052】ここで、管理サーバ102の内部構造について、図19を参照して説明する。図19は、管理サーバ102の内部ブロック図である。
【0053】管理サーバ102は、主に、番号管理手段としてのCPU(CentralProcessing Unit)151と、主記憶装置153と、補助記憶装置155と、からなり、そのうちの補助記憶装置155は当選番号記憶手段を構成している。
【0054】CPU151は別名処理装置として観念される部材であり、サーバの中心的な部分でディジタルデータの演算処理を行うとともに、システム内の各装置に命令を送りその動作を制御する。
【0055】主記憶装置153は別名メモリとして観念される部材であり、処理装置及び内部記憶装置において、命令を実行するために使われるアドレス可能な記憶空間のすべてを指す部材である。この主記憶装置153は主として半導体記憶素子により構成され、入力したプログラムやデータを格納、保持すると共に、CPU151の指示にしたがい、この格納保持されているデータを例えばレジスタに読み出す。
【0056】また、主記憶装置153を構成する半導体記憶素子としてはRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等からなる。
【0057】さらに、補助記憶装置155は、主記憶装置153の記憶容量を補うための部材であり、例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導体ディスク装置等による、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、MO等が該当する。
【0058】なお、管理サーバ102に処理を実行させるための各種プログラムは、上記主記憶装置153及び補助記憶装置155の少なくともいずれか一方に記憶(記録)される。
【0059】したがって、管理サーバ102に処理を実行させるための本発明に係るプログラムを記録した記録媒体は、上記主記憶装置153及び補助記憶装置155の少なくともいずれか一方が該当することになる。
【0060】このようにして、管理サーバ102は、宝くじの種類、買い方(バラ、連番など)、購入する枚数などの購入形態に関する情報を受信して、その情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理している。
【0061】したがって、管理サーバ102はどの番号をどのオンライン宝くじサービス装置にダウンロードしたかを記憶している為、他のオンライン宝くじサービス装置と宝くじ番号を重複する事は全くありえない。
【0062】また、プリペイドカードの読み取り/書き込みを行うプリペイドカード読取書込手段を備え、現金またはプリペイドカードのうち少なくともどちらか一方により宝くじ購入代金を徴収してもよい。
【0063】上記に示したカードによる支払いはデビッドカードなどの汎用カード、このオンライン宝くじサービス装置専用カード等、カードの種類を選ばない。
【0064】さらに、近い将来急速に普及が見込まれる電子マネー情報を格納するICカードの読み取り/書き込みを行うICカード読取書込手段を備えていれば、ICカードによる支払いにも簡単に対応することができる。
【0065】また、記録手段により少なくとも宝くじ番号を記録すればよく、宝くじの種類別の宝くじ専用用紙に宝くじ番号を印刷してもよいし、同一の宝くじ専用用紙に宝くじの種類と宝くじ番号を印刷してもよい。また、印刷技術の飛躍的な向上により大型の印刷機械を使うことなく、精密な図柄を印刷する技術は確立されてきており、宝くじの種類は、図柄の印刷によることもできる。さらに、少なくとも宝くじの番号に対応したバーコードを記録してもよく、また、磁気カードなどの記録媒体に少なくとも宝くじ番号を記録してもよい。
【0066】以上のように、宝くじの購入者はコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、駅構内などに設置された、本実施の形態を適用したオンライン宝くじサービス装置で時間を選ばず現金、プリペイドカード、クレジットカード、電子マネー等で宝くじを購入する事が出来る。
【0067】また、装置本体の維持、管理においても、宝くじ番号印刷用に紙を用いることで、その宝くじ原紙の価値はほとんどゼロである為、防犯上の問題は全くなくなる。
【0068】さらに、管理サーバ102はどの番号をどのオンライン宝くじサービス装置にダウンロードしたかを記憶しており、利用者が購入する事が決まってから宝くじを発行・印刷するので宝くじが余剰になる事はなくなり、無駄が無くなるという効果がある。
【0069】(実施の形態2)本発明の実施の形態2におけるオンライン宝くじサービス装置において、宝くじを照合し、当選金を受け取る際の動作を図1,3,4,5,13〜18に基づき説明する。図3は本実施の形態における動作フロー図である。図13〜18は本実施の形態におけるタッチパネルの画面を表したものである。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付し説明は省略する。
【0070】図3のS301で宝くじの照合、払戻し動作をスタートする。S302でタッチパネル106に示された照合・払戻しボタンを押下する(図5)。照合・払戻しボタンの押下を検出した中央演算装置105はスキャナ110のふたをあけ、利用者に宝くじをスキャナ110にセットする様督促する。
【0071】利用者はスキャナ110に照合・払戻し希望の宝くじをセットし、タッチパネル106のセット完了ボタンを押下する(S303、図13)。
【0072】セット完了ボタンを検出した中央演算装置105は、宝くじにあらかじめ印刷されている宝くじの種類と番号を読み取る。読み取った宝くじの種類に該当する当選番号を、当選番号を記憶している管理サーバ102よりダウンロードする(S304)。
【0073】この手順は実施の形態1における宝くじの番号データをダウンロードする手順と同一である。
【0074】中央演算装置105はダウンロードされた該当する当選番号と利用者がセットした宝くじの番号を照合して(S305、図14)、利用者がセットした宝くじの番号が当たりくじ番号か否かを判断する。当選番号を照合した結果(S306)、当選宝くじがない場合(S306のNO)は、スキャナ110のふたをあけ、宝くじを返却し(S311、図16)、照合動作を終了する(S312)。
【0075】当選宝くじがある場合(S306のYES、図15)は、当選金の受取り方法を利用者に選択させる。以下、払戻し手段について、説明する。
【0076】当選金の受取り方法を現金にした場合(S307のYES)、現金蓄積手段に蓄積された現金から、現金計数機108において該当する当選金を数え(S308)、紙幣は紙幣払戻し機115に出力し、硬貨は硬貨払戻し機113に出力して現金を払戻す(S309)。これにより、現金の払戻し動作を終了する(S310、図17)。
【0077】また、前記払戻し手段には、前記現金蓄積手段から払戻す当選金の金額の上限基準を設定する払戻し金上限設定手段が備えられており、当選金が前記払戻し金上限設定手段により設定された前記上限基準を超えた場合には、前記現金蓄積手段からの払戻しを不可能にしている。
【0078】口座振込みを選択した場合(S307のNO)、利用者の指定する振込み口座を入力キー107で指定する(S313)。口座振込手段として、中央演算装置105は利用者の指定銀行預金サーバ103に対して利用者の銀行口座に当選金の振込を指示し、払戻し動作を終了する(S314)。
【0079】この例では現金による払戻しと、口座振込による払戻しのみを示したが、電子マネー、プレミア付のプリペイドカード等による払戻しも考えられる。
【0080】また、本実施の形態では、スキャナ110により宝くじの種類と番号を読み取っているが、これに限らず、バーコードリーダにより、少なくとも宝くじの番号に対応したバーコードが記録された宝くじ券のバーコードを読み取ってもよい。
【0081】また、管理サーバ102より当選番号をダウンロードして、中央演算装置105が宝くじの番号の照合を行っているが、管理サーバ102で宝くじの番号の照合を行い、その判断結果を中央演算装置105にダウンロードしてもよい。
【0082】以上のように、本実施の形態によれば、宝くじを照合する場合、宝くじ番号を入力すれば、宝くじ当選番号サーバから当選番号をダウンロードして、ダウンロードした当選番号と入力された番号とを照合して当たりくじ番号か否かを判断するので、時間を選ばす、すぐに、当たりくじか否かがわかる。さらに、宝くじ番号をスキャナ、もしくはバーコードリーダにより読み取らせることにより、番号を入力する手間を省くことができ、入力ミスを無くすことができる。
【0083】また、当選金の払戻しをする場合、比較的高額でない場合はその場において現金で払戻しが可能で、高額な当選金は直接指定口座に振込むことが出来るので、利用者においては、高額な当選金を受け取りに指定銀行まで行く手間を省くことができ、装置においては、高額な現金を常備する必要がなくなるので、装置の維持、管理においても、安全性の向上を可能とする。
【0084】したがって、実施の形態1、2によれば、宝くじの拡販が大いに行なわれる一方、販売及び当選金払戻しに関わる人件費、宝くじの配送費などが大幅に削減されるので、当選金の高額化、宝くじ本来の目的である地域振興費等を増額する事が出来る。
【0085】なお、オンライン宝くじサービス装置は、宝くじの購入と宝くじの照合のうち少なくともどちらかを行えればよく、宝くじの照合を行った後に払戻しができればよい。
【0086】また、上述した実施の形態における管理サーバ102に、例えば、オフィスや家庭に設置された利用者のPCや、近年利用が進んでいる情報端末としての機能を有する携帯電話などから、アクセスしてもよい。この場合には、宝くじ番号は、管理サーバ102から前記PCや携帯電話などのユーザ端末にダウンロードされ、ユーザ端末に記憶(記録)されればよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、駅構内などで、時間を選ばずに、現金、プリペイドカード、クレジットカード、電子マネー等で、宝くじの購入・照合・払戻しをする事が出来る。
【0088】また、当選金の払戻しをする場合、比較的高額でない場合はその場において現金で払戻しが可能で、高額な当選金は直接指定の金融機関の口座に振込むことが出来るので、利用者においては、高額な当選金を受け取りに指定銀行まで行く手間を省くことができ、装置においては、高額な現金を常備する必要がなくなるので、安全性の向上を可能とする。
【0089】装置の維持、管理においても、高額な現金を扱うことがなく、さらに宝くじ番号印刷の宝くじ原紙の価値はほとんどゼロである為、防犯上の問題は全くなくなる。また、購入する事が決まってから印刷するので宝くじが余剰になる事はなくなり、無駄が無くなるという効果がある。
【0090】したがって、宝くじの拡販が大いに行なわれる一方、販売及び当選金払戻しに関わる人件費、宝くじの配送費などが大幅に削減されるので、当選金の高額化、宝くじ本来の目的である地域振興費等を増額する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した宝くじサービスシステムの概略構成図である。
【図2】実施の形態1における動作フロー図である。
【図3】実施の形態2における動作フロー図である。
【図4】本発明を適用したオンライン宝くじサービス装置の概略外観図である。
【図5】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図6】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図7】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図8】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図9】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図10】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図11】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図12】実施の形態1におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図13】実施の形態2におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図14】実施の形態2におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図15】実施の形態2におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図16】実施の形態2におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図17】実施の形態2におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図18】実施の形態2におけるタッチパネルの画面を表わす図である。
【図19】管理サーバの内部構造を表わす内部ブロック図である。
【符号の説明】
101 インターネット網
102 管理サーバ
103 利用者の指定銀行預金サーバ
104 インターネット網インターフェース
105 中央演算装置
106 タッチパネル
107 入力キー
108 現金計数機
109 プリンタ
110 スキャナ
111 現金収納機
112 磁気カード読取機
113 硬貨払戻し機
114 宝くじ出力部
115 紙幣払戻し機
151 CPU
153 主記憶装置
155 補助記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券・照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービスシステムであって、前記クライアント端末に設けられ、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記管理サーバに設けられ、前記ネットワークを通して前記クライアント端末から入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、前記クライアント端末に設けられ、、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、前記受付手段が受付た宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼した宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とするオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項2】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムであって、前記クライアント端末に設けられ、宝くじの購入の依頼を受け付ける受付手段と、前記管理サーバに設けられ、前記ネットワークを通して前記クライアント端末から入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、前記クライアント端末に設けられ、、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、を備えることを特徴とするオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項3】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの照合の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの照合を行うオンライン宝くじサービスシステムであって、前記クライアント端末に設けられ、宝くじの照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼した宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、を備えることを特徴とするオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項4】前記クライアント端末は、現金収納手段に収納された現金を計数する現金計数手段と、プリペイドカードの読み取り/書き込みを行うプリペイドカード読取書込手段と、のうち少なくともどちらか一方を備え、前記宝くじの購入形態に関する情報に基づいた購入代金を、現金またはプリペイドカードのうち少なくともどちらか一方により徴収することを特徴とする請求項1または2に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項5】前記クライアント端末は、磁気カードの読み取りを行う磁気カード読取手段を備え、前記宝くじの購入形態に関する情報に基づいた購入代金を、磁気カードにより徴収することを特徴とする請求項1,2または4に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項6】前記クライアント端末は、電子マネー情報を格納するICカードの読み取り/書き込みを行うICカード読取書込手段を備え、前記宝くじの購入形態に関する情報に基づいた購入代金を、ICカードにより徴収することを特徴とする請求項1,2,4または5に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項7】前記受付手段が受付ける宝くじの購入形態に関する情報とは、宝くじの種類、連番か或はバラ番かの買い方、購入枚数に関する情報であることを特徴とする請求項1,2,4,5または6に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項8】前記クライアント端末は、少なくとも宝くじの番号を読み取る読取手段を備えることを特徴とする請求項1または3に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項9】前記クライアント端末は、少なくとも宝くじの番号に対応したバーコードを読み取るバーコードリーダを備えることを特徴とする請求項1,3または8に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項10】前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、前記宝くじの当選金を、前記受付手段が受付けた利用者指定の金融機関の口座に振り込む口座振込手段を備えることを特徴とする請求項1,3,8または9に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項11】前記クライアント端末は、現金を蓄積する現金蓄積手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、前記現金蓄積手段から当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とする請求項1,3,8,9または10に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項12】前記払戻し手段は、前記現金蓄積手段から払戻す当選金の金額の上限基準を設定する払戻し金上限設定手段を備え、当選金が前記払戻し金上限設定手段により設定された前記上限基準を超えた場合には、前記現金蓄積手段からの払戻しを不可能にすることを特徴とする請求項11に記載のオンライン宝くじサービスシステム。
【請求項13】ネットワークを通して管理サーバと相互に交信可能に接続され、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券・照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービス装置であって、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記ネットワークを通して入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバに接続して宝くじ番号を取得する番号取得手段と、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、前記受付手段が受付けた宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼された宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とするオンライン宝くじサービス装置。
【請求項14】ネットワークを通して管理サーバと相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの販売を行うオンライン宝くじサービス装置であって、宝くじの購入の依頼を受け付ける受付手段と、前記ネットワークを通して入力される、前記受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバに接続して宝くじ番号を取得する番号取得手段と、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録する記録手段と、を備えることを特徴とするオンライン宝くじサービス装置。
【請求項15】ネットワークを通して管理サーバと相互に交信可能に接続され、宝くじの照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービス装置であって、宝くじの照合・払戻しの依頼を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた宝くじの照合依頼に基づいて、前記管理サーバに記憶されている該照合依頼された宝くじの当選番号を照会して、該照合依頼された宝くじの番号が、当たりくじ番号か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記宝くじの番号が当たりくじ番号であると判断された場合に、当選金を払戻す払戻し手段と、を備えることを特徴とするオンライン宝くじサービス装置。
【請求項16】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入・照合・払戻しの依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券・照合・払戻しを行うオンライン宝くじサービスシステムを構成し、宝くじの番号を管理する宝くじの番号管理サーバ装置であって、前記ネットワークを通して入力される、前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段と、宝くじの当選番号を記憶する当選番号記憶手段と、を備えることを特徴とする宝くじ番号管理サーバ装置。
【請求項17】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの販売を行うオンライン宝くじ販売方法であって、宝くじの購入の依頼を受け付けるステップと、宝くじの購入形態に関する情報を前記管理サーバに送信するステップと、前記送信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバから接続して宝くじ番号を取得するステップと、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録するステップと、を備えることを特徴とするオンライン宝くじ販売方法。
【請求項18】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの販売を行うコンピュータで実行可能なプログラムであって、宝くじの購入の依頼を受け付けるステップと、宝くじの購入形態に関する情報を前記管理サーバに送信するステップと、前記送信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバに接続して宝くじ番号を取得するステップと、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録するステップと、を備えることを特徴とするオンライン宝くじ販売プログラム。
【請求項19】ネットワークを通して相互に交信が可能な管理サーバとクライアント端末とを含み、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの販売を行うコンピュータで実行可能なプログラムであって、宝くじの購入の依頼を受け付けるステップと、宝くじの購入形態に関する情報を前記管理サーバに送信するステップと、前記送信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理する番号管理手段を備えた前記管理サーバから接続して宝くじ番号を取得するステップと、少なくとも前記宝くじ番号を宝くじとして販売されるべき記録媒体に記録するステップと、を含むオンライン宝くじ販売プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項20】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの番号を管理する宝くじの番号管理方法であって、前記ネットワークを通して前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報を受信するステップと、前記受信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理するステップと、前記付与された宝くじ番号をクライアント端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする宝くじ番号管理方法。
【請求項21】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの番号を管理するプログラムであって、前記ネットワークを通して前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報を受信するステップと、前記受信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理するステップと、前記付与された宝くじ番号をクライアント端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする宝くじ番号管理プログラム。
【請求項22】ネットワークを通してクライアント端末と相互に交信可能に接続され、宝くじの購入の依頼を受け付け、該依頼に基づいて宝くじの発券を行うオンライン宝くじサービスシステムにおいて、宝くじの番号を管理するプログラムであって、前記ネットワークを通して前記クライアント端末の受付手段が受付けた宝くじの購入形態に関する情報を受信するステップと、前記受信された情報に基づいて、宝くじ番号を付与し、該宝くじ番号を記憶して宝くじの種類に応じて宝くじ番号を管理するステップと、前記付与された宝くじ番号をクライアント端末に送信するステップと、を含む番号管理プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図2】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図3】
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【図19】
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【公開番号】特開2002−15148(P2002−15148A)
【公開日】平成14年1月18日(2002.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−196479(P2000−196479)
【出願日】平成12年6月29日(2000.6.29)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】