説明

カセットテープ排出装置及びそれを備える磁気記録再生装置

【課題】 構成部品数及び組立時間を低減できる磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置を提供する。
【解決手段】 本発明によるカセットテープ排出装置は、一体に形成されたピンボスと、フック穴及びロック溝を備えるシャーシと;カセットテープが装着され、シャーシにテープ収容位置及びテープ排出位置に移動自在に設置されるカセットハウジングと;カセットハウジングに設置され、カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、ロック溝に係止するロック突起を備えるロックレバーと;ピンボスを通じて所定角度に正・逆回転できるようにシャーシに設置され、カセットテープ排出時、ロック溝に対するロック突起の係止を解除するイジェクトレバーと、イジェクトレバーの正・逆回転によりオン/オフ動作をしながら、カセットテープの排出を検知するカセットスイッチとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は磁気記録再生装置に関し、より詳しくは、改善した構造のカセットテープ排出装置及びそれを備える磁気記録再生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
磁気テープを記録媒体として利用する、例えば、VCR(ビデオカセットテープレコーダ)やDVC(デジタルバーサタイルカムコーダ)などのような磁気記録再生装置は、カセットテープからテープを排出して走行させながら、所定の情報を記録及び/又は再生するデッキ、撮影ユニット及び信号処理ユニットなどを含む。
【0003】
図1によれば、一般の磁気記録再生装置のデッキは、メインシャーシ10と、メインシャーシ10に対して摺動自在に設置されるサブシャーシ20と、サブシャーシ20に移動自在に設置され、カセットテープCが装着されるカセットハウジング30とを備える。
【0004】
メインシャーシ10には、ヘッドドラム11と、ローディングモータ12と、キャプスタンモータ13と、テープ走行系を構成する多数のガイドローラ14とガイド柱15などが適所に配置される。また、サブシャーシ20にはカセットテープのテープリールを駆動させるための一対のリールテーブル21、22などが配置される。
【0005】
カセットハウジング30はテープ収容位置とテープ排出位置に移動自在であり、磁気記録再生装置のデッキは、カセットハウジング30をテープ収容位置でサブシャーシ20にロックし、カセットテープ排出時、カセットハウジング30のロックを解除するカセットテープ排出装置40(図2A及び図2B参照)を備える。
【0006】
図1、図2A及び図2Bによれば、カセットテープ排出装置40は、カセットハウジング30に設置されるロックレバー41、サブシャーシ20に設置されるイジェックトレバー43及びカセットスイッチ45を備える。
【0007】
ロックレバー41はロック突起41a及びロック解除突起41bを備える。ロック突起41aは、カセットハウジング30がテープ収容位置に移動した時、サブシャーシ20に形成されたロック溝20aに係止する。
【0008】
イジェックトレバー43は、ピン42によりサブシャーシ20に所定角度に正・逆回転できるように設置される。イジェックトレバー43は、ロックレバー41のロック解除突起41bと接触する作動部43a、押下部43b及び弾性部43cを備える。そして、ピン42の上部にはイジェックトレバー43の抜け止めためのワッシャー44などが結合される。
【0009】
カセットスイッチ45は、サブシャーシ20の一側にイジェックトレバー43の正・逆回転によってオン/オフ動作するように設置される。
【0010】
前記のようなカセットテープ排出装置40は、カセットテープCの装着されたカセットハウジング30がテープ収容位置に移動すれば、カセットハウジング30のロックレバー41に具備されたロック突起41aがサブシャーシ20のロック溝20aに係止することで、カセットハウジング30がロックされる。このとき、イジェックトレバー43の押下部43bがカセットスイッチ45を押下することにより、カセットスイッチ45がオンされる。
【0011】
一方、カセットテープCを排出するために、イジェクトボタン(図示せず)を押下すれば、イジェックトレバー43が図において反時計方向(図2aに表示した矢印方向)に回転しながら、ロックレバー41のロック解除突起41bを押し出してロック突起41aの拘束を解除させる。これにより、カセットハウジング30のロックが解除されて、カセットハウジング30がテープ排出位置に移動することになる。このとき、カセットスイッチ45は、イジェックトレバー43の押下部43bと離隔されることによりオフされる。
【0012】
しかしながら、前記のような一般の磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置は、イジェックトレバー43をシャーシ20に組立てるためのピン42、及びイジェックトレバー43の抜け止めためのワッシャー44などのような副資材を必要とする等、組立部品数及び組立時間の増加を避けられない。組立部品数及び組立時間の増加は、生産性低下及び費用上昇を招くという問題点がある。
【特許文献1】韓国登録実用第136629号
【特許文献2】日本特開平2−148456号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ピンやウッシャーなどのような副資材を使用することなく、イジェックトレバーがシャーシに充分の機能を行うように組立可能なカセットテープ排出装置及びこれを備える磁気記録再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前記目的を達成するために、本発明に係る磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置は、一体に形成されたピンボスと、フック穴及びロック溝を備えるシャーシと;カセットテープが装着され、前記シャーシにテープ収容位置及びテープ排出位置に移動自在に設置されるカセットハウジングと;前記カセットハウジングに設置され、前記カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、前記ロック溝に係止するロック突起を備えるロックレバーと;前記ピンボスを通じて所定角度に正・逆回転できるように前記シャーシに設置され、カセットテープ排出時、前記ロック溝に対する前記ロック突起の係止を解除するイジェクトレバーとを含む。
【0015】
本発明の好適実施例によれば、磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置は、前記イジェクトレバーの正・逆回転により、オン/オフ動作をしながら、カセットテープの排出を検知するカセットスイッチを含む。
【0016】
前記ロックレバーは前記イジェックトレバーと接触するロック解除突起を備え、前記イジェックトレバーは、前記ピンボスの受容されるピン穴を備えた本体、前記ロック解除突起と接触する作動部、及び前記カセットスイッチを動作させる押下部を備える。
【0017】
前記押下部は前記本体に弾力を持つように備えられる。これにより、前記押下部は、過度な外力の発生時、緩衝作用をしながらカセットスイッチの押下を円滑に動作させることができる。
【0018】
また、前記イジェックトレバーは、前記シャーシのフック穴にフックされる抜け止めフック部を備えることが望まししい。
【0019】
また、前記ピンボスは深絞りによりシャーシに一体に形成される。
【0020】
また、前記カセットスイッチは前記シャーシの下面に設置される。
【0021】
本発明の目的を達成するための磁気記録再生装置は、リールテーブルと、テープ走行系及びヘッドドラムなどを支持するシャーシと;カセットテープが装着され、前記シャーシにテープ収容位置及びテープ排出位置に移動自在に設置されるカセットハウジングと;前記カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、カセットハウジングをシャーシにロックし、カセットテープ排出時、カセットハウジングのロックを解除して、カセットハウジングがテープ排出位置に移動するカセットテープ排出装置とを含む。ここで、前記カセットテープ排出装置は、一体に形成されたピンボスと、フック穴及びロック溝を備えた前記シャーシと;前記カセットハウジングに設置され、前記カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、前記ロック溝に係止するロック突起とロック解除突起を備えたロックレバーと;前記ピンボスを通じて所定角度に正・逆回転できるように前記シャーシに設置され、カセットテープ排出時、前記ロック溝に対するロック突起の係止を解除するイジェックトレバーと;前記イジェックトレバーの正・逆回転により、オン/オフ動作をしながら、カセットテープの排出を検知するカセットスイッチとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明に係る磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置は、シャーシに形成されたピンボスとイジェクトレバーに形成されたフックを利用して、イジェクトレバーをシャーシに所定角度に正・逆回転できるように組立てられる。即ち、従来に使用されるピンやウッシャーなどの副資材の使用を排除できる等、組立部品数を低減できる。したがって、本発明によれば、部品数低減による費用低減及び生産性向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、添付図面に基づき、本発明の好適実施例を詳細に説明する。
【0024】
図3は本発明の一実施例によるカセットテープ排出装置を採用した磁気記録再生装置のデッキを示す斜視図であって、図中、参照符号100はシャーシ、200はカセットハウジング、300はカセットテープ排出装置である。
【0025】
シャーシ100は、ベース面101及びこのベース面101の端部に垂直に曲げた4個の側面102、103、104、105を持つ。このシャーシ100は、カセットテープCのテープリールを回転駆動させる一対のリールテーブル110、120、ローディングモータ130、キャプスタンモータ140、テープ走行系を構成する多数のガイドローラ150とガイド柱160、及びヘッドドラム組立体170などを受容して支持する。
【0026】
カセットハウジング200はシャーシ100にXレバー400によりテープ収容位置及びテープ排出位置に移動自在に設置される。このカセットハウジング200にはカセットテープCが装着されることで、カセットテープCはシャーシ100のリールテーブル110、120に収容される。
【0027】
カセットテープ排出装置300は、カセットハウジング200がテープ収容位置に移動した時、カセットハウジング200をシャーシ100にロックし、カセットテープ排出時、カセットハウジング200のロックを解除して、カセットハウジング200がテープ排出位置に移動するようにする。
【0028】
図3乃至図6によれば、前記のようなカセットテープ排出装置300は、一体に形成されたピンボス101a、フック穴101b及びロック溝102aを備えたシャーシ100、カセットハウジング200に設置されたロックレバー310、シャーシ100に設置されるイジェクトレバー320及びカセットスイッチ330を含む。
【0029】
図4及び図5に示すように、ピンボス101aは深絞り(Deep−Drawing)によりシャーシ100に一体に形成され、このピンボス101aにイジェクトレバー320が所定角度に正・逆回転できるように設置される。そして、フック穴101bはピンボス101aに隣接してシャーシ100に形成され、ロック溝102aはシャーシ100の一側面102に形成される。これらのフック穴101b及びロック溝102aについては詳細に後述する。
【0030】
ロックレバー310は、カセットハウジング200がテープ収容位置に移動した時、ロック溝102aに係止するロック突起311を備え、また、後述するイジェクトレバー320と接触するロック解除突起312を備える。このようなロックレバー310はカセットハウジング200に軸313に回転自在に設置されるが、スプリング314によりロック突起311がロック溝102aに挿入される方向に弾性バイアスされるように設置される。
【0031】
イジェクトレバー320は、前述したように、ピンボス101aを通じてシャーシ100に所定角度に正・逆回転できるように設置されるが、本発明のイジェクトレバー320は、シャーシ100の設置位置から抜かないように、シャーシ100のフック穴101bにフックされるフック部321を備える。これにより、従来のピンやワッシャーなどのような副資材を使用しなくても、本発明によるイジェクトレバー320をシャーシ100に充分な機能を働くように組立てられる。
【0032】
イジェクトレバー320は、シャーシ100のピンボス101aの受容されるピン穴322aを持つ本体322、作動部323及び押下部324を備える。作動部323はロックレバー310のロック解除突起312と接触し、押下部324は後述するカセットスイッチ330の接点331を取り締まる。本発明によるイジェクトレバー320における押下部324は本体322に弾力的に備えられる。これにより、イジェクトレバー320に過度な外力が発生する場合にも、押下部324が緩衝作用をしながら、カセットスイッチ330の接点331を円滑に動作させることができる。
【0033】
カセットスイッチ330は、上述したように、イジェクトレバー320の正・逆回転によってオン/オフ動作をしながら、カセットハウジング200のロック状態及びロック解除状態信号を図示せぬ制御部に送信する。
【0034】
このようなカセットスイッチ330は、シャーシ100の内部空間を有用に使用するために、シャーシ100の下面に設置されることが好ましい。
【0035】
このように構成された本発明による磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置は、一般のものと同様に、カセットテープCの装着されたカセットハウジング200がテープ収容位置に移動すれば、これをロックし、このようなロック状態でカセットテープCを排出するために、カセットハウジング200のロックを解除する時、イジェクトレバー320が図4において反時計方向に回転しながら、ロックレバー310のロック解除突起312を押し出して、カセットハウジング200のロックを解除して、カセットハウジング200がテープ排出位置に移動するようにする。
【0036】
このようなカセットハウジングのロック及びロック解除作用は、一般の装置と同様になされる。しかし、本発明によるカセットテープ排出装置は、イジェクトレバー320をシャーシ100に組立ての時、従来のような副資材のピンやワッシャーなどを使用することなく、シャーシ100に一体に形成されたピンボス101aとイジェクトレバー320に形成されたフック部321を利用して簡単に組立てられる。
【0037】
即ち、従来、シャーシにピンを設ける工程や、ピンにイジェクトレバーを組立てた後、ピンの上部にワッシャーを結合する工程などを除去できる等、組立部品数の減少を通した組立時間の低減を期待できる。
【0038】
以上、本発明を本発明の原理を例示するための好適実施例と関連して図示し説明したが、本発明はこれに限定されず、添付の特許請求の範囲の思想から逸脱しない範囲内で多様に変更・実施できるはずである。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は小型の磁気記録再生装置、例えば、VCRやDVCなどのデッキの構成要素を低減できることで、磁気記録再生装置の組立性の改善に利用されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】一般の磁気記録再生装置のデッキの概略斜視図である。
【図2A】図1に示したデッキを採用したカセットテープ排出装置の構造及び作用を示す分解斜視図である。
【図2B】図1に示したデッキを採用したカセットテープ排出装置の構造及び作用を示す組立断面図である。
【図3】本発明の一実施例によるカセットテープ排出装置を採用した磁気記録再生装置のデッキを示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例によるカセットテープ排出装置の一部の分解斜視図である。
【図5】図4の組立状態断面図である。
【図6】本発明のカセットテープ排出装置を構成するイジェクトレバーの正面図である。
【符号の説明】
【0041】
100 シャーシ
101a ピンボス
101b フック穴
102a ロック溝
200 カセットハウジング
300 カセットテープ排出装置
310 ロックレバー
311 ロック突起
312 ロック解除突起
320 イジェクトレバー
321 フック部
322 イジェクトレバーの本体
322a ピン穴
323 作動部
324 押下部
330 カセットスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一体に形成されたピンボス、フック穴及びロック溝を備えるシャーシと;
カセットテープが装着され、前記シャーシにテープ収容位置及びテープ排出位置に移動自在に設置されるカセットハウジングと;
前記カセットハウジングに設置され、前記カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、前記ロック溝に係止するロック突起を備えるロックレバーと;
前記ピンボスを通じて所定角度に正・逆回転できるように前記シャーシに設置され、カセットテープ排出時、前記ロック溝に対する前記ロック突起の係止を解除するイジェクトレバーとを含むことを特徴とする磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置。
【請求項2】
前記イジェクトレバーの正・逆回転により、オン/オフ動作をしながら、カセットテープの排出を検知するカセットスイッチを含み、
前記ロックレバーは前記イジェックトレバーと接触するロック解除突起を備え、
前記イジェックトレバーは、前記ピンボスの受容されるピン穴を備えた本体と、前記ロック解除突起と接触する作動部と、前記カセットスイッチを動作させる押下部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置。
【請求項3】
前記イジェックトレバーは、前記シャーシのフック穴にフックされる抜け止めフック部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置。
【請求項4】
前記ピンボスは深絞りにより形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置。
【請求項5】
前記押下部は前記本体に弾力を持つように備えられることを特徴とする請求項2に記載の磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置。
【請求項6】
前記カセットスイッチは前記シャーシの下面に設置されることを特徴とする請求項2に記載の磁気記録再生装置のカセットテープ排出装置。
【請求項7】
リールテーブル、テープ走行系及びヘッドドラムなどを支持するシャーシと;カセットテープが装着され、前記シャーシにテープ収容位置及びテープ排出位置に移動自在に設置されるカセットハウジングと;前記カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、カセットハウジングをシャーシにロックし、カセットテープ排出時、カセットハウジングのロックを解除して、カセットハウジングがテープ排出位置に移動するカセットテープ排出装置を含む磁気記録再生装置において、
前記カセットテープ排出装置は、
一体に形成されたピンボスと、フック穴及びロック溝を備えた前記シャーシと;
前記カセットハウジングに設置され、前記カセットハウジングがテープ収容位置に移動した時、前記ロック溝に係止するロック突起とロック解除突起を備えたロックレバーと;
前記ピンボスを通じて所定角度に正・逆回転できるように前記シャーシに設置され、カセットテープ排出時、前記ロック溝に対するロック突起の係止を解除するイジェックトレバーと;
前記イジェックトレバーの正・逆回転により、オン/オフ動作をしながら、カセットテープの排出を検知するカセットスイッチとを含むことを特徴とする磁気記録再生装置。
【請求項8】
前記イジェックトレバーは、前記ピンボスの受容されるピン穴を備える本体、前記ロック解除突起と接触する作動部、及び前記カセットスイッチを動作させる押下部を備えることを特徴とする請求項7に記載の磁気記録再生装置。
【請求項9】
前記イジェックトレバーは、前記シャーシのフック穴にフックされる抜け止めフック部を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の磁気記録再生装置。
【請求項10】
前記ピンボスは深絞りにより形成されることを特徴とする請求項7又は8に記載の磁気記録再生装置。
【請求項11】
前記押下部は前記本体に弾力を持つように備えられることを特徴とする請求項8に記載の磁気記録再生装置。
【請求項12】
前記カセットスイッチは前記シャーシの下面に設置されることを特徴とする請求項8に記載の磁気記録再生装置。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−4602(P2006−4602A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−149721(P2005−149721)
【出願日】平成17年5月23日(2005.5.23)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】