説明

カタログ配信サーバ

【課題】カタログ情報の入力を容易にし、カタログ情報の所定の管理を行うことで、カタログ情報を提供するメーカの負担を軽減することが可能なサーバを提供する。
【解決手段】カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータを送信し、メーカ端末からテンプレートデータに対して、カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、ラスタデータを受信し、ユーザ端末からのカタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信し、受信したラスタデータ及び有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶し、ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶したカタログ情報をユーザ端末に送信し、この有効期限データに基づいて、カタログ情報を削除するカタログ配信サーバ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品、サービスに関するカタログの配信を行うサーバに関する。特に、通信回線ネットワークを介して、ユーザがカタログに関する情報を遠隔から閲覧、取得することを可能にするサーバに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ユーザは、商品を購入する際に、インターネットを介して、検討している商品に関する商品情報を収集する。この際に、ユーザは商品を提供する各メーカのサイトへアクセスして、このサイトから商品情報を収集する。このようなメーカのサイトでは、この商品の紙媒体としてのカタログを電子データとしてユーザにダウンロード可能としている場合もある。
【0003】
一方、情報を配信するユーザ特有の情報を参照して、ユーザに対する推奨商品の情報を配信する方法が知られている(例えば、特許文献1)。この場合には、ユーザに推奨する商品情報を、ユーザ特有の情報に基づいて配信されることで、ユーザに適した商品に関する情報を配信することが可能である。
【特許文献1】特開2005−222390号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のようにユーザ特有の情報に基づいて、ユーザに推奨する商品に関する情報が配信される場合には、ユーザに適した商品に関する概要となる情報を得ることは可能であるが、その商品の詳細な情報までは、取得できない場合が生じる。このような場合に、ユーザはその商品を販売するメーカのサイトから情報を得る必要が生じている。
【0005】
さらに、このようにメーカのサイトにより商品情報を収集する場合に、購入する商品に関するジャンルについて、各メーカのサイトを巡回して、情報を集める必要が生じてしまう。すなわち、ユーザは、ユーザが関心のある各メーカの商品情報をまとめてダウンロードしたり、比較することは不可能であるため、個別に各メーカのサイトにアクセスすることが必要となる。さらに、各メーカにより商品情報の提示が異なるため、商品の比較や、キーワードを検索することは、ユーザが自ら確認しなくてはならない。このような課題に対して、ユーザは、カタログによる商品の比較やキーワード検索を行うために、複数のメーカの商品を提供するインターネットショッピング等のサイトにアクセスして、商品情報を収集する。この場合には、商品間の比較や検討を行うことは、ある程度可能であるが、実際にはメーカのサイトや紙媒体のカタログに掲載されているほどの詳細な情報が、インターネットショッピングのサイトから提供されない場合も多い。
【0006】
結果的には、このようなインターネットショッピングのサイトを利用しても、ユーザはメーカのサイトにアクセスして詳細な商品情報を確認し、必要な場合には他のメーカのサイトにもアクセスして、このメーカの詳細な商品情報を得るといったことが行われている。これを回避するためには、メーカ側が紙媒体のカタログに記載されている程度の商品に関する詳細な情報を、インターネットショッピングを提供する各サーバに入力すればよい。しかし、詳細情報をメーカ自らが、そのインターネットショッピング独自のフォーマットで一つ一つ入力していくことはコストがかかる作業となり、可能な限り既に存在する情報媒体(紙媒体のカタログ情報など)を利用できることが望ましい。
【0007】
一方、カタログ情報を提供する側のメーカにとっては、カタログ配信をこのように外部のインターネットショッピング等のサイトにて行わせた場合に、カタログ情報の内容の変更や更新があった場合には、その都度、当該サイトにアクセスしてカタログ情報の変更、更新を行う必要が生じてしまう。多数の商品を扱うメーカにとっては、カタログ情報の管理を容易にすることが望まれる。
【0008】
本発明の目的は、上記課題に鑑み、カタログ情報を配信するサーバであって、ユーザに詳細なカタログ情報を配信しつつ、同時に、この詳細なカタログ情報の入力を容易にし、カタログ情報の所定の管理を行うことで、カタログ情報を提供するメーカの負担を軽減することが可能なサーバを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)商品のカタログ情報を電子データとしてユーザ端末への配信を行うカタログ配信サーバであって、
前記カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、前記商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータ(例えば、後述の商品情報入力テーブル400)を送信するテンプレートデータ送信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
前記メーカ端末から前記テンプレートデータに対して、前記カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、当該ラスタデータを受信するラスタデータ受信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
前記ユーザ端末からの前記カタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信する有効期限受信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
前記ラスタデータ受信手段が受信したラスタデータ及び前記有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶するカタログ情報記憶手段(例えば、カタログ情報データベース350)と、
前記ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶した前記カタログ情報を前記ユーザ端末に送信するカタログ情報送信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
前記有効期限受信手段の有効期限データに基づいて、前記カタログ情報を削除する削除手段(例えば、制御部330)と、
を備えた、カタログ配信サーバ。
【0010】
(1)に記載のカタログ配信サーバによれば、カタログ配信サーバは、カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータを送信し、メーカ端末からテンプレートデータに対して、カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、ラスタデータを受信し、ユーザ端末からのカタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信し、ラスタデータ受信手段が受信したラスタデータ及び有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶し、ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶したカタログ情報をユーザ端末に送信し、有効期限受信手段の有効期限データに基づいて、カタログ情報を削除する。
よって、メーカ端末を操作するカタログ情報提供者は、カタログ配信サーバから送信されるテンプレートデータに、ラスタデータの状態でカタログ情報を入力することが可能である。さらに、カタログ情報が入力されると、入力されたカタログ情報が記憶されて、記憶されたカタログ情報をユーザ端末から閲覧可能となる。したがって、例えば、カタログ情報提供者は、紙媒体等で提供されるカタログ情報を読取って電子データとしたラスタデータを、テンプレートデータに入力して、カタログ配信サーバに送信するだけでユーザ端末に対してのカタログ配信を実現することを可能とする。さらに、カタログ情報の配信の有効期限に関する有効期限データをカタログ情報に記憶しておき、有効期限データに基づいてカタログ情報を削除する。したがって、カタログ情報提供者は、送信したカタログ情報の配信を停止するための手続を必要としないといった効果を奏する。
【0011】
(2) 商品のカタログ情報を電子データとしてユーザ端末への配信を行うカタログ配信サーバであって、
前記カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、前記商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータ(例えば、後述の商品情報入力テーブル400)を送信するテンプレートデータ送信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
前記メーカ端末から前記テンプレートデータに対して、前記カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、当該ラスタデータを受信するラスタデータ受信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
前記ラスタデータ受信手段が受信したラスタデータに基づいて、前記カタログ情報を、前記カタログ情報の前記商品に関する属性(例えば、図5の商品ジャンル)ごとに記憶するカタログ情報記憶手段(例えば、カタログ情報データベース350)と、
前記ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶した前記カタログ情報を前記ユーザ端末に送信するカタログ情報送信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
を備えた、カタログ配信サーバ。
【0012】
(2)に記載のカタログ配信サーバによれば、カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータを送信して、メーカ端末からこのテンプレートデータに対して、カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、このラスタデータに基づいて、カタログ情報を、カタログ情報の商品に関する属性ごとに記憶し、ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶したカタログ情報をユーザ端末に送信する。
よって、メーカ端末を操作するカタログ情報提供者は、カタログ配信サーバから送信されるテンプレートデータに、ラスタデータの状態でカタログ情報を入力することが可能である。さらに、カタログ情報が入力されると、入力されたカタログ情報が商品の属性ごとに記憶されて、記憶されたカタログ情報をユーザ端末から閲覧可能となる。したがって、例えば、カタログ情報提供者は、紙媒体等で提供されるカタログ情報を読取って電子データとしたラスタデータを、テンプレートデータに入力して、カタログ配信サーバに送信するだけでユーザ端末に対してのカタログ配信を実現することを可能とする。
【0013】
(3) 前記ユーザ端末からの前記カタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信する有効期限受信手段を備え、
前記カタログ情報記憶手段が、前記ラスタデータ及び前記有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶し、
前記有効期限受信手段の有効期限データに基づいて、前記カタログ情報を削除する削除手段を備えた、(2)に記載のカタログ配信サーバ。
【0014】
(3)に記載のカタログ配信サーバによれば、カタログ配信サーバは、ユーザ端末からのカタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信し、カタログ情報記憶手段が、ラスタデータ及び有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶し、有効期限受信手段の有効期限データに基づいて、カタログ情報を削除する。
よって、カタログ情報の配信の有効期限に関する有効期限データをカタログ情報に記憶しておき、有効期限データに基づいてカタログ情報を削除する。したがって、カタログ情報提供者は、送信したカタログ情報の配信を停止するための手続を必要としないといった効果を奏する。
【0015】
(4) 前記ラスタデータを受信したことに応じて、当該ラスタデータの文字情報を認識して、テキストデータを生成するテキスト処理手段(例えば、制御部330)と、
前記テキスト処理手段により生成されたテキストデータに含まれる文字情報の属性を判断する属性判断手段(例えば、制御部330)と、を備え、
前記カタログ情報記憶手段は、前記属性判断手段により判断された属性ごとに、前記テキストデータをカタログ情報として記憶する、(2)または(3)に記載のカタログ配信サーバ。
【0016】
(4)に記載のカタログ配信サーバによれば、ラスタデータを受信したことに応じて、ラスタデータの文字情報を認識して、テキストデータを生成し、テキスト処理手段により生成されたテキストデータが表す文字情報の属性を判断し、判断した属性ごとに、テキストデータを記憶する。
よって、ラスタデータから文字情報が認識されることで、この文字情報から属性を判断して、テキストデータを属性ごとに記憶することが可能である。
【0017】
(5) 前記メーカ端末からテンプレートデータに対するカタログ情報の入力を受ける際に、当該入力により商品ジャンルに関する情報を受信する商品ジャンル受信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
当該商品ジャンルに関連した基本仕様を抽出する基本仕様抽出手段(例えば、制御部330)と、を備え、
前記テンプレートデータ送信手段が、前記基本仕様抽出手段により抽出された当該基本仕様を、前記テンプレートデータに含めて、当該テンプレートデータを前記メーカ端末に送信し、
前記カタログ情報記憶手段は、前記メーカ端末からのカタログ情報の入力を受け、入力された前記カタログ情報を、前記カタログ情報の属性ごとに記憶する、(1)から(4)いずれかに記載のカタログ配信サーバ。
【0018】
(5)に記載のカタログ配信サーバによれば、メーカ端末からテンプレートデータに対するカタログ情報の入力を受ける際に、当該入力により商品ジャンルに関する情報を受信し、当該商品ジャンルに関連した基本仕様を抽出し、ここで抽出された当該基本仕様を、テンプレートデータに含めて、このテンプレートデータをメーカ端末に送信し、メーカ端末からのテンプレートデータに対する入力を受け、当該入力されたカタログ情報を受信し、受信したカタログ情報を、属性ごとに記憶する。
よって、メーカ端末を操作するカタログ情報提供者にとっては、商品ジャンルをメーカ端末から入力するだけで、その商品ジャンルに関連した基本仕様が、テンプレートデータに含まれ、このテンプレートデータを入力することで、カタログ情報を属性ごとにカタログ配信サーバに記憶させることが可能である。
【0019】
(6) 前記ユーザ端末からのカタログ情報の検索要求にかかる検索キーワードを受信し、前記検索キーワードに基づいて、前記カタログ情報記憶手段に記憶した前記カタログ情報を検索するカタログ情報検索手段(例えば、制御部330)と、
前記カタログ情報の検索結果を前記ユーザ端末に送信する検索結果送信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
を備えた、(1)から(5)いずれかに記載のカタログ配信サーバ。
【0020】
(6)に記載のカタログ配信サーバによれば、ユーザ端末からのカタログ情報の検索要求にかかる検索キーワードを受信し、この検索キーワードに基づいて、カタログ情報記憶手段に記憶したカタログ情報を検索し、この検索結果をユーザ端末に送信することが可能である。
【0021】
(7) 前記カタログ情報記憶手段が、前記カタログ情報を前記ユーザ端末に送信した回数を算出する送信回数算出手段(例えば、制御部330)と、
前記送信回数算出手段が算出した回数に基づいて、前記カタログ情報の課金データを生成する課金データ生成手段(例えば、制御部330)と、
前記課金データを記憶する課金データ記憶手段(例えば、カタログ情報データベース350)と、
前記課金データを、前記メーカ端末に送信する送信手段(例えば、制御部330、通信部340)と、
を備えた、(1)から(6)いずれかに記載のカタログ配信サーバ。
【0022】
(7)に記載のカタログ配信サーバによれば、カタログ情報をユーザ端末に送信した回数を算出し、算出した回数に基づいて、カタログ情報の課金データを生成し、この課金データを記憶し、メーカ端末に送信することが可能である。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、ユーザに詳細なカタログ情報を配信しつつ、この詳細なカタログ情報の入力を容易にし、有効期限の経過したカタログ情報の削除を行うことで、カタログ情報を提供するメーカの負担を軽減することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0025】
<カタログ配信システム>
図1は、カタログ配信システム1の構成を示す一例である。カタログ配信システム1は、カタログ情報を配信するカタログ配信サーバ300と、このカタログ配信サーバ300から配信されたカタログ情報を受信するユーザ端末200と、カタログ配信サーバ300にカタログ情報を提供するメーカ端末100と、これらを接続する通信回線ネットワーク30とから構成される。この通信回線ネットワーク30としては、LAN、公衆回線、インターネット、専用線のいずれかであってもよいし、これらの組合せからなるネットワークであってよい。
【0026】
なお、以下の説明では、一のカタログ情報は、一の商品に対応するとして説明するが、一のカタログ情報が一のサービスに対応していてもよいし、一の商品または一のサービスのカテゴリに属する複数の商品、サービスに対して一のカタログ情報が適用されてもよい。
【0027】
カタログ配信システム1を構成するメーカ端末100とユーザ端末200は、複数が通信回線ネットワーク30に接続されていてもよく、この場合には、複数のメーカ端末100とユーザ端末200がカタログ配信サーバ300と通信可能であることにより、カタログ情報の送受信等を複数の各端末で実現することが可能である。
【0028】
カタログ配信サーバ300は、商品、サービスのカタログ情報を電子データとしてユーザ端末200へ配信を行うサーバである。カタログ配信サーバ300は、カタログ情報やその他の情報の制御、演算を行う制御部330と、通信回線ネットワーク30に接続して通信を行う通信部340と、カタログ情報が記憶されるカタログ情報データベース350とから構成される。カタログ情報データベースには、カタログ情報、後述するテンプレートデータ、ユーザ端末200からのアクセスデータ等が記憶されている。
【0029】
制御部330は、カタログ情報が画像等のラスタデータである場合に、これを文字情報であるテキストデータに変換するテキスト処理部332と、テキストデータから商品の評価基準となる属性を判断する属性判断部334とを含む。
【0030】
ユーザ端末200は、ユーザによりカタログ情報の閲覧が行われるクライアント端末である。ユーザ端末200は、情報の制御、演算を行う制御部230と、情報を表示する表示部220と、通信回線ネットワーク30に接続して通信を行う通信部240と、ユーザからの入力を受け付ける入力部260とから構成される。ユーザ端末200は、コンピュータ、携帯情報端末、携帯電話等であってよい。
【0031】
メーカ端末100は、カタログ情報を提供する商品、サービスの提供元であるメーカ等のカタログ情報提供者(以下、「カタログ情報提供者」)が使用するコンピュータである。メーカ端末100に、カタログ情報提供者がカタログ情報を入力し、カタログ配信サーバ300が、これを受信し、ユーザ端末200に閲覧可能とする。メーカ端末100は、情報の制御、演算を行う制御部130と、情報を表示する表示部120と、通信回線ネットワーク30に接続して通信を行う通信部140と、カタログ情報提供者からの入力を受け付ける入力部110とから構成される。
【0032】
図2に基づいて、ユーザ端末200からカタログ配信サーバ300にアクセスがあった場合に、カタログ配信サーバ300が実行する処理について説明する。後述するように、メーカ端末100からカタログ情報が入力され、カタログ配信サーバ300のカタログ情報データベース350にカタログ情報が電子データとして記憶されていることを前提とする。
【0033】
<カタログ情報配信処理ルーチン>
カタログ配信サーバ300の制御部330は、通信部340を介して、ユーザ端末200からのアクセス信号を受信する(ステップS01)。ユーザ端末200からのアクセス信号を受信した場合には、カタログ配信サーバ300からカタログ情報の提供に関するポータルページをユーザ端末200に送信してもよい。このようなポータルページからユーザ端末200が、入力部260を介して、所定の商品のカタログ情報が選択されることで、この商品に関して選択されたことを示す選択要求信号をカタログ配信サーバ300に送信する。制御部330は、ユーザ端末200から選択要求信号を受信した場合(ステップS02)には、選択されたカタログ情報をカタログ情報データベース350から抽出して、ユーザ端末200に送信する(ステップS03)。
【0034】
制御部330は、カタログ情報データベース350に記憶されたアクセスデータに、このカタログ情報に対してアクセスがあったことを記憶する(ステップS04)。このように、アクセスがあったことの記憶は、単に、アクセスカウントを一ずつ増加させることであってよい。アクセスデータは、ユーザ端末200からのアクセスに関するデータであり、後述するように、メーカ端末100に対する課金データに参照されるデータである。
【0035】
次に、メーカ端末100から入力されたカタログ情報が、カタログ配信サーバ300に送信されて、カタログ情報データベース350に記憶される処理について図3から図8に基づいて説明する。
【0036】
<テンプレートデータ処理ルーチン>
カタログ配信サーバ300は、テンプレートデータをメーカ端末100に送信することで、カタログ情報提供者の入力を容易にすることを促す。テンプレートデータは、カタログ情報提供者に対してカタログ情報の入力を促す書式データである。テンプレートデータは、本実施例では図5、図6に示す商品情報入力テーブルである。以下では、図3に基づいて、カタログ配信サーバ300が実行するテンプレートデータ処理ルーチンについて説明する。
【0037】
制御部330が、メーカ端末100より通信部340を介してテンプレートデータの要求があったかを判断する(ステップS10)。具体的には、メーカ端末100の表示部120にカタログ情報をカタログ配信サーバ300に登録するかを促す画面を表示し、登録を希望する場合には、テンプレートデータの要求があったと判断してもよい。メーカ端末100より通信部340を介してテンプレートデータの要求があったと判断した場合には、制御部330は、カタログ情報データベース350に記憶されたテンプレートデータをメーカ端末100に送信する(ステップS11)。
【0038】
ここで、メーカ端末100の制御部130は、テンプレートデータを、通信部140を介して受信する。カタログ情報提供者がテンプレートデータに入力部110を介して商品情報入力データを入力する。商品情報入力データとは、テンプレートデータに入力された情報であり、図5、図6に示す商品情報入力テーブルに入力される個々の商品に関する情報(画像データ等も含む)である。制御部130は、この商品情報入力データをカタログ配信サーバ300に送信する。
【0039】
制御部330が、商品情報入力データを受信した場合(ステップS12)には、図4で後述するように、カタログ情報処理を行う(ステップS13)。
【0040】
<カタログ情報処理ルーチン>
次に、図4に基づいてカタログ情報処理ルーチンについて説明する。制御部330は、上述のテンプレートデータ処理ルーチンのうち、所定の条件で、カタログ情報処理ルーチンを実行する。制御部330は、商品情報入力データに、ラスタデータがあるかを識別するラスタデータ識別処理(ステップS21)を行う。この識別処理により、制御部330は、商品情報入力データがラスタデータを含んでいると判断(ステップS22)した場合には、ラスタデータに対して文字認識処理(ステップS23)を行う。
【0041】
ラスタデータとは、グラフィックスイメージを点の集まりとして表現したデータであり、テキストデータやベクタデータのように、直線、曲線等の集合によりまとまりのあるデータとして扱われることがないグラフィックデータである。具体的に、ラスタデータであることを識別する方法としては、対象としているデータファイルの拡張子で判断してよい。
【0042】
文字認識処理は、光学的手法による文字認識(OCR)処理の応用であってよく、ラスタデータに対して文字認識のための補正を行い、ラスタデータのレイアウトの解析(文字の分割)を行い、パターンマッチングによる文字認識を行うことで、文字情報であるテキストデータを生成する処理である。
【0043】
制御部330のテキスト処理部332がラスタデータに対して文字認識処理(ステップS23)を行った後に、制御部330の属性判断部334が、生成したテキストデータ及び、ラスタデータ以外の商品情報入力データ(以下、「テキスト文字データ」)から、属性判断処理(ステップS24)を実行する。そして、制御部330が、テキスト文字データにより判断された属性に基づいてカタログ情報を生成して記憶する(ステップS25)。この際に、制御部330は、有効期限データをカタログ情報に関連づけて記憶する。
【0044】
属性とは、商品の仕様を分類する際に指標となる情報であり、例えば、「商品ジャンル」、「商品名」、図7に示す基本仕様の各々の項目そのものに関する情報である。すなわち、属性は、基本仕様の各々の項目そのものに関する情報を含む。例えば、ムービーカメラが商品であれば、属性は、「商品ジャンル」、「商品名」に加えて、基本仕様の各々の項目であり、この各々の項目とは、「映像素子」、「総画素数」といった情報である。制御部330は、テキスト文字データから「映像素子」、「総画素数」の文字を検索し、これらの文字を検索した場合には、「映像素子」に対応した仕様情報である「CMOS」を、「総画素数」に対応した仕様情報である「300万画素」を抽出する。図5にて後述するように、抽出した仕様情報と対応した基本仕様とを関係づけ、さらに、「商品名」をともに関係づけて、この商品のカタログ情報として、カタログ情報データベース350に記憶する。
【0045】
次に、制御部330は、他の商品の商品情報入力データを受信していると判断した場合には、ステップS21から同一の処理を実行し(ステップS26)、他の商品の商品情報入力データを受信していないと判断した場合には、処理を終了する。
【0046】
なお、ステップS23、S24を破線で示したように、制御部330が、ラスタデータが商品情報入力データに含まれていると判断(ステップS22)した場合に、文字認識処理と属性判断処理とが、実行されずに、ラスタデータがカタログ情報データベースに記憶される(ステップS25)態様であってもよい。この場合には、カタログ情報として、ラスタデータと、図5にて説明する「商品ジャンル」や「有効期間」に入力された情報とが関係づけられて、カタログ情報データベース350に記憶される。
【0047】
<商品情報入力テーブル>
次に、図5に基づいて、商品情報入力テーブル400について説明する。商品情報入力テーブル400は、上述したようにテンプレートデータとして、メーカ端末100の表示部120に表示され、入力を受け付ける。商品情報入力テーブル400は、カタログ情報を生成するための十分な情報入力をカタログ情報提供者に促すために、商品ジャンル410、商品名420、有効期間425の入力を受け付ける構成となっている。これに加えて、画像を電子データとして送信可能としたウィンドウ430と、紙媒体で提供されるカタログを電子データとしたデータを送信可能としたウィンドウ440とを備える。
【0048】
有効期間425に入力される情報は、有効期限データとしてカタログ情報に含まれて、カタログ情報データベース350に記憶される。ここで、有効期限データとは、後述するカタログ情報削除処理にて削除されるまで時間的に有効な期限に関するデータである。
【0049】
メーカ端末100の入力部110から。この商品情報入力テーブルへの入力を受けて、商品情報入力データとして、カタログ配信サーバ300に送信される。カタログ配信サーバ300の制御部330は、商品情報入力データを受信して、例えば、ウィンドウ440を介して、ラスタデータの入力を受けた場合には、このラスタデータに対して文字認識処理を行い、商品名420に入力された商品名と関係づけて、一のカタログ情報としてカタログ情報データベース350に記録する。ウィンドウ430を介して、画像に関するデータが商品情報入力データとして入力され、カタログ配信サーバ300に送信された場合には、制御部330は、この画像に関するデータを、商品名420に入力された商品名と関係づけて、一のカタログ情報としてカタログ情報データベース350に記録する。
【0050】
次に、図6に基づいて、商品情報入力テーブル500の態様について説明する。商品情報入力テーブル500は、商品ジャンル510と商品名520と有効期間525の入力を促すウィンドウの構成になっている。ここで、カタログ情報提供者が、商品ジャンル510の入力を受けた場合には、この商品ジャンルに対応した基本仕様530が商品情報入力テーブル500に含まれて、メーカ端末100の表示部120に表示される。このカタログ配信サーバ300が実行する基本仕様送信処理について、図8に基づいて説明する。
【0051】
<基本仕様送信処理>
商品情報入力テーブルの商品ジャンル510に商品ジャンルが入力される、制御部130は、商品ジャンルに関する情報をカタログ配信サーバ300に送信する。制御部330が、この商品ジャンルに関する情報を受信した場合(ステップS31)には、商品ジャンルに対応した基本仕様を図7に示す基本仕様対応テーブルに基づいて抽出する(ステップS32)。基本仕様対応テーブルは、メーカ端末100から入力された商品ジャンルに対応して、この商品ジャンルに対応した複数の基本仕様が関連づけられたテーブルである。したがって、例えば、商品ジャンルが「ムービーカメラ」であれば、その基本仕様となる「映像素子」、「総画素数」が抽出される。
【0052】
次に、制御部330は、抽出された基本仕様を含めたテンプレートデータを作成(ステップS33)して、メーカ端末100に再びテンプレートデータを送信する。これにより、基本仕様530を含んだ新たな商品情報入力テーブルをメーカ端末100の表示部120に表示することで、メーカ端末からの入力を促すことが可能となる。すなわち、基本仕様530の右側の欄にカタログ情報提供者から仕様情報の入力を受け、この入力をカタログ配信サーバ300に送信し、制御部330は、仕様情報を基本仕様、商品名等の属性と関係づけて、カタログ情報データベースに一の商品のカタログ情報として記憶する。
【0053】
上述の説明では、商品情報入力テーブル400と商品情報入力テーブル500をそれぞれ説明したが、これらを組み合わせた実施例について説明する。制御部330は、テンプレートデータとして、最初に商品情報入力テーブル400をメーカ端末100に送信する。そして、制御部330がラスタデータを受信した場合には、このラスタデータに対して文字認識処理、属性判断処理を行う。この際に、制御部330は、属性判断処理によって、「商品ジャンル」が判別できた場合には、これに対応した基本仕様を基本仕様対応テーブルから抽出する。一方、文字認識処理により仕様情報が抽出されるため、この仕様情報を基本仕様と対応づけて、仕様情報と基本仕様とを含むテンプレートデータを生成する。
【0054】
制御部330は、新たに生成したテンプレートデータをメーカ端末100に送信する。図9に示すように、商品情報入力テーブル600が表示される。商品情報入力テーブル600は、商品情報入力テーブル500とはことなり、ラスタデータにより認識された基本仕様に対応する仕様情報が既に入力されている(例えば、「映像素子」の「CMOS」や「対応メディア」の「メモリカード」)。したがって、カタログ情報提供者は、未だ入力されていない基本仕様のみを入力すればよいし、文字認識処理により正確に入力されなかった場合に、これを表示することで入力のやり直しをすることが可能である。
【0055】
<カタログ情報の検索>
図10では、ユーザ端末200からカタログ情報の検索をする際に表示する画面ウィンドウの例である。制御部330は、メーカ名710に入力された検索キーワード情報を受信して、これに対応したメーカのカタログ情報をカタログ情報データベース350から検索する。この際に、仕様から検索720という項目を設けることで、カタログ情報に対応づけられている仕様情報を検索対象とする。制御部330は、検索結果を、ユーザ端末200に送信することで、検索結果を表示部220に表示させることが可能である。
【0056】
<カタログ情報の削除>
図11に基づいて、カタログ情報削除処理ルーチンについて説明する。制御部330は、カタログ情報データベース350に有効期限データが含まれたカタログ情報を記憶した場合には、有効期限データがカタログ情報に含まれるとして(ステップS41)、本ルーチンを実行する。制御部330が、有効期限データがカタログ情報に含まれると判断した場合(ステップS41)には、このカタログ情報の有効期限フラグをONにする(ステップS42)。具体的には、制御部330は、有効期限フラグをカタログ情報と関係づけてカタログ情報データベース350に記憶する。制御部330は、タイマー機能を備え、有効期限データに基づいて、有効期限に達したかを判断する(ステップS43)。
【0057】
具体的には、制御部330は、制御部330が備えるカレンダー機能から出力される現在の日時と、有効期限データに含まれる(有効期限:年、月、日)とを比較して判断する。制御部330が、有効期限に達したと判断した場合には、制御部330は、カタログ情報データベース350に記憶された、この有効期限データを含むカタログ情報を削除する(ステップS44)。このように、制御部330が、カタログ情報提供者の操作を必要とせずに、カタログ情報を削除することが可能である。
【0058】
<課金処理>
制御部330は、ユーザ端末200にカタログ情報を送信したことに応じて、アクセスデータを記憶する。制御部330は、カタログ情報をユーザ端末に送信した回数をアクセスデータとして計算し、このアクセスデータに基づいて、カタログ情報の課金データを生成する。課金データは、アクセスデータ(算出した回数)により従量制で算出されてもよいし、定額の利用料が決められており、送信回数の上限値を超えた場合から、従量課金されて算出されてもよい。このような、制御部330は、課金データを、随時メーカ端末100に送信する。
【0059】
このような実施形態を実現するカタログ配信サーバは、コンピュータやサーバにて実行するためのプログラムにより実現することができる。このプログラムのための記憶媒体としては、光学記憶媒体、テープ媒体、半導体メモリ等が挙げられる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバ・システムに設けられたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記憶媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを提供してもよい。
【0060】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定しない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載された効果に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】カタログ配信システム1を示す図である。
【図2】カタログ情報配信処理ルーチンのフローチャート図である。
【図3】テンプレートデータ処理ルーチンのフローチャート図である。
【図4】カタログ情報処理ルーチンのフローチャート図である。
【図5】商品情報入力テーブルの一例を示す図である。
【図6】商品情報入力テーブルの一例を示す図である。
【図7】基本仕様対応テーブルを示す図である。
【図8】基本仕様送信処理ルーチンのフローチャート図である。
【図9】商品情報入力テーブルの一例を示す図である。
【図10】検索をする際にユーザ端末に表示される画面ウィンドウの一例を示す図である。
【図11】カタログ情報削除処理ルーチンのフローチャート図である。
【符号の説明】
【0062】
1 カタログ配信システム
30 通信回線ネットワーク
100 メーカ端末
110 入力部
120 表示部
130 制御部
140 通信部
200 ユーザ端末
220 表示部
230 制御部
240 通信部
260 入力部
300 カタログ配信サーバ
330 制御部
332 テキスト処理部
334 属性判断部
340 通信部
350 カタログ情報データベース
400 商品情報入力テーブル
410 商品ジャンル
420 商品名
425 有効期間
430 ウィンドウ
440 ウィンドウ
500 商品情報入力テーブル
510 商品ジャンル
520 商品名
530 基本仕様
600 商品情報入力テーブル
710 メーカ名
720 検索

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品のカタログ情報を電子データとしてユーザ端末への配信を行うカタログ配信サーバであって、
前記カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、前記商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータを送信するテンプレートデータ送信手段と、
前記メーカ端末から前記テンプレートデータに対して、前記カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、当該ラスタデータを受信するラスタデータ受信手段と、
前記ユーザ端末からの前記カタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信する有効期限受信手段と、
前記ラスタデータ受信手段が受信したラスタデータ及び前記有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶するカタログ情報記憶手段と、
前記ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶した前記カタログ情報を前記ユーザ端末に送信するカタログ情報送信手段と、
前記有効期限受信手段の有効期限データに基づいて、前記カタログ情報を削除する削除手段と、
を備えた、カタログ配信サーバ。
【請求項2】
商品のカタログ情報を電子データとしてユーザ端末への配信を行うカタログ配信サーバであって、
前記カタログ情報を提供するメーカ端末に対して、前記商品のカタログを含むカタログ情報を電子データとして受信するためのテンプレートデータを送信するテンプレートデータ送信手段と、
前記メーカ端末から前記テンプレートデータに対して、前記カタログ情報に関するラスタデータの入力を受け、当該ラスタデータを受信するラスタデータ受信手段と、
前記ラスタデータ受信手段が受信したラスタデータに基づいて、前記カタログ情報を、前記カタログ情報の前記商品に関する属性ごとに記憶するカタログ情報記憶手段と、
前記ユーザ端末からのカタログ情報の配信要求を受けて、記憶した前記カタログ情報を前記ユーザ端末に送信するカタログ情報送信手段と、
を備えた、カタログ配信サーバ。
【請求項3】
前記ユーザ端末からの前記カタログ情報の配信を行う有効期限に関する有効期限データを受信する有効期限受信手段を備え、
前記カタログ情報記憶手段が、前記ラスタデータ及び前記有効期限データに基づいたカタログ情報を記憶し、
前記有効期限受信手段の有効期限データに基づいて、前記カタログ情報を削除する削除手段を備えた、請求項2に記載のカタログ配信サーバ。
【請求項4】
前記ラスタデータを受信したことに応じて、当該ラスタデータの文字情報を認識して、テキストデータを生成するテキスト処理手段と、
前記テキスト処理手段により生成されたテキストデータに含まれる文字情報の属性を判断する属性判断手段と、を備え、
前記カタログ情報記憶手段は、前記属性判断手段により判断された属性ごとに、前記テキストデータをカタログ情報として記憶する、請求項2または請求項3に記載のカタログ配信サーバ。
【請求項5】
前記メーカ端末からテンプレートデータに対するカタログ情報の入力を受ける際に、当該入力により商品ジャンルに関する情報を受信する商品ジャンル受信手段と、
当該商品ジャンルに関連した基本仕様を抽出する基本仕様抽出手段と、を備え、
前記テンプレートデータ送信手段が、前記基本仕様抽出手段により抽出された当該基本仕様を、前記テンプレートデータに含めて、当該テンプレートデータを前記メーカ端末に送信し、
前記カタログ情報記憶手段は、前記メーカ端末からのカタログ情報の入力を受け、入力された前記カタログ情報を、前記カタログ情報の属性ごとに記憶する、請求項2から請求項4いずれかに記載のカタログ配信サーバ。
【請求項6】
前記ユーザ端末からのカタログ情報の検索要求にかかる検索キーワードを受信し、前記検索キーワードに基づいて、前記カタログ情報記憶手段に記憶した前記カタログ情報を検索するカタログ情報検索手段と、
前記カタログ情報の検索結果を前記ユーザ端末に送信する検索結果送信手段と、
を備えた、請求項1から請求項5いずれかに記載のカタログ配信サーバ。
【請求項7】
前記カタログ情報記憶手段が、前記カタログ情報を前記ユーザ端末に送信した回数を算出する送信回数算出手段と、
前記送信回数算出手段が算出した回数に基づいて、前記カタログ情報の課金データを生成する課金データ生成手段と、
前記課金データを記憶する課金データ記憶手段と、
前記課金データを、前記メーカ端末に送信する送信手段と、
を備えた、請求項1から請求項6いずれかに記載のカタログ配信サーバ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2007−122176(P2007−122176A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−310262(P2005−310262)
【出願日】平成17年10月25日(2005.10.25)
【出願人】(301053992)株式会社日本ブレインウェア (17)