説明

カートリッジ及びテープ印刷装置

【課題】印刷テープとして市販の各種の装飾テープを利用して、より装飾性の高いテープの作成を実現することができ、テープ印刷装置の活用範囲を拡大することができるカートリッジ及びテープ印刷装置を提供すること。
【解決手段】テープ印刷装置1のカートリッジ装着部7に装着されるカートリッジ11であって、インクリボン25をテープ印刷装置1の印刷部15に供給するインクリボンユニット27とは分離可能なテープ案内部29を有し、テープ案内部29が、インクリボン25及び外部から供給される印刷テープ43を印刷部15の印刷ヘッド17に押圧するプラテン45と、外部からカートリッジ内に供給される印刷テープ43をプラテン45に案内するテープ送りガイド47,48とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に着脱可能に装着されるカートリッジ及びテープ印刷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
文字やマークをテープに印刷するテープ印刷装置が各種提案されている。テープ印刷装置は、カートリッジ装着部に装着されているテープカートリッジから印刷テープを引き出し、文字やマークを印刷する。その後、印刷済みの印刷テープを所定の長さに切断して、テープ排出口から排出される。
【0003】
このようなテープ印刷装置に装着されるテープカートリッジには、収容する印刷テープの材質や色などによって数多くの種類が用意されている。また、テープカートリッジとしては、印刷テープと一緒に、印刷に使うインクリボンを収容したリボン一体型のものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
リボン一体型のテープカートリッジの場合は、印刷テープの材質や色の他に、インクリボンの色との組み合わせにより、更に多種類のカートリッジが用意されている。
【0005】
したがって、テープカートリッジを交換することで、印刷テープやインクリボンの種類を変更することができ、趣の違ったラベル作成が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平06−122245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、テープカートリッジが各種用意されているといっても、用意されている印刷テープの種類は限られている。市販の包装用あるいは装飾用のリボンテープやラッピングテープと比較すると、彩りや材質等においても種類が乏しい。したがって、テープ印刷装置を使ったラベル印刷を、更に魅力的なものにするには、市販の包装用あるいは装飾用のテープを利用可能にすることが望まれる。
【0008】
しかし、従来のテープカートリッジは、印刷テープを詰め替えるように設計されていないため、市販の装飾用のテープを使用することはできない。
【0009】
また、既存のテープカートリッジは、印刷テープをテープ印刷装置の印刷ヘッドに押圧するプラテンローラーが、規定範囲内の厚みの印刷テープが使用されることを前提に、カートリッジ本体内に位置決めされている。
しかし、市販の包装用あるいは装飾用のテープは、従来のカートリッジにおける印刷テープの規定範囲を超える厚さのものがあり、そのような規定範囲外の厚みのテープを使用した場合には、接触圧の不適合により、走行不良やリボン切れ等の印刷不良が発生する虞がある。
【0010】
本発明は上記課題を解決するためにされたものであって、印刷テープとして市販の各種の装飾テープを利用して、より装飾性の高いラベル印刷を実現することができ、テープ印刷装置の活用範囲を拡大することができるカートリッジ及びテープ印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決することのできる本発明は、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に着脱可能に装着されるカートリッジであって、外部から供給される印刷テープを前記テープ印刷装置が備える印刷ヘッドに押圧するプラテンと、前記印刷テープを前記プラテンに案内するテープ送りガイドと、を備えるテープ案内部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、外部から供給される印刷テープをカートリッジ内に供給可能で、外部からカートリッジ内に供給された印刷テープがテープ送りガイドによりプラテンに送られる。このため、使用する印刷テープをユーザーが簡単に交換することができ、市販の包装用あるいは装飾用のテープを印刷テープとして利用することができる。
したがって、デザインが優れた市販の包装用あるいは装飾用のテープに文字やマークなどの印刷を施して、より装飾性の高い印刷テープを作成することができる。このため、テープ印刷装置の活用範囲を拡大することができる。
【0012】
また、テープ案内部を、インクリボンをプラテンに供給するインクリボンユニットと別体とすることができる。このため、印刷テープを入れ替えるときに、インクリボンを誤操作することがなく、印刷テープ交換時の取り扱い性を簡便にすることができる。
【0013】
また、本発明において、前記印刷テープが設置され、前記印刷テープを前記テープ案内部に供給するテープ供給部を更に備えることを特徴とする。
上記構成によれば、印刷テープをテープ案内部へ供給するテープ供給部を備えるので、ユーザーはテープ供給部に市販の包装用あるいは装飾用のテープを設置することができる。設置したテープはテープ案内部へ供給され、さらにプラテンへ案内されるので、印刷テープとインクリボンとが一体となった従来のカートリッジに採用されていなかった市販の印刷テープに対しても、テープ印刷装置による印刷を可能にする。
【0014】
また、本発明において、前記テープ案内部と前記テープ供給部とが一体形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、一体形成されているので、ユーザーはテープ印刷装置にカートリッジを容易に着脱させることができる。
【0015】
また、上記課題を解決することのできる本発明のテープ印刷装置は、上記何れかに記載のカートリッジを装着可能なテープ印刷装置であって、外部から供給される前記印刷テープを前記テープ供給部へ案内するためのスリットを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、テープ印刷装置の外部に配置されている印刷テープは、テープ印刷装置に装備したスリットを介して、カートリッジ装着部に導入することができ、カートリッジ装着部に装着されているカートリッジ内に導入することができる。
そして、印刷テープを、テープ印刷装置の外部に配置することができるため、印刷テープの巻き径が、カートリッジ装着部の大きさに制限されない。そのため、カートリッジ装着部に収容しきれない大きさの巻き径を有している市販の包装用あるいは装飾用のテープでも、印刷テープとして利用することにより、より装飾性の高いテープの作成を実現することができ、テープ印刷装置の活用範囲を拡大することができる。
【0016】
なお、好ましくは、上記何れかに記載のテープ印刷装置において、前記印刷テープに印刷しないときには、前記インクリボンユニット内のインクリボンを印刷部に送り出さない構成とすると良い。
このような構成にすると、インクリボンの消費を節約することができる。
【0017】
また、好ましくは、上記何れかに記載のテープ印刷装置において、前記印刷テープの厚みに応じて、前記印刷テープへの印刷ヘッドの押圧力が調整可能な構成とすると良い。
例えば、印刷テープとしてユーザーが選択した市販の包装用あるいは装飾用のテープの厚さが、標準の印刷テープの規定範囲外の厚みで、カートリッジ側のプラテンによるテープの押圧力が、適正範囲を超えることがある。このような場合でも、上記構成によれば、印刷ヘッド側でインクリボンや印刷テープに対する押圧力を加減することができる。このため、実際の印刷時には、印刷テープ及びインクリボン及び印刷テープを適正な押圧力で密着状態に保つことができ、安定した印刷を実現することができる。
すなわち、規定範囲外の厚さとなる市販の包装用あるいは装飾用のテープに対しても、安定した印刷を実施して、高品位なテープの作成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係るカートリッジ及びテープ印刷装置の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】図1に示したカートリッジがテープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着されている状態の平面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明に係るカートリッジ及びテープ印刷装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1に示したテープ印刷装置1は、装置本体3の上面3aに設けられたカートリッジ装着部7にカートリッジ11が装着され、カートリッジ11に収容されている印刷テープ及びリボンを繰り出しながら、印刷テープに文字やマークを印刷する装置である。
【0021】
装置本体3の上面3aの後方部には、カートリッジ装着部7及び表示部9が配置されている。装置本体3の上面3aの前方部には、印刷する文字やマークなどの情報を入力するための入力部5が配置されている。
【0022】
カートリッジ装着部7は、本実施形態のカートリッジ11が着脱可能に装着される部位である。また、表示部9は、入力部5からの入力情報や印刷レイアウト等の表示を行う部位で、液晶パネル等の薄型の表示装置が使用されている。
【0023】
また、カートリッジ装着部7は、その底面がカートリッジ装着面13になっている。このカートリッジ装着面13には、装着されるカートリッジ11を誘導するガイド軸14や、印刷部15が装備されている。
印刷部15には、カートリッジ11に収容されている印刷テープを印刷位置に送るためのプラテン駆動軸16や、熱転写方式で文字等の印刷を行う印刷ヘッド17が備えられている。カートリッジ装着部7や表示部9上面は、開閉式のカバーにより覆われるようになっている(図示省略)。
【0024】
また、本実施形態のテープ印刷装置1は、印刷テープを外部から前記カートリッジ装着部7内に導入するスリット19を備えている。
スリット19は、カートリッジ装着部7を外部と連通させる開口部分である。
【0025】
また、カートリッジ装着部7の周囲には、印刷処理を終えた印刷テープを排出するテープ排出口23が設けられている。また、このテープ排出口23の周辺に、印刷済みの印刷テープを切断するテープ切断部(図示省略)が設けられている。
【0026】
本実施形態のカートリッジ11は、インクリボンユニット27とは分離可能なテープ案内部29と、市販の包装用あるいは装飾用のテープである印刷テープ43が設置された状態でその印刷テープ43をテープ案内部29に供給するテープ供給部53と、を備えている。
【0027】
図1に示すようにカートリッジ11と、インクリボンユニット27と、は互いに独立してカートリッジ装着部7に装着可能になっている。
また図2に示すように、インクリボンユニット27は、印刷部15を進入させるヘッド進入孔31を有したリボンユニットケース33内に、インクリボン25が巻回されたリボンリール35と、使用済みのインクリボン25を巻き取る巻取リール36とを収容している。
【0028】
リボンユニットケース33内では、リボンリール35から引き出されたインクリボン25が印刷ヘッド17の前を通って、印刷ヘッド17の背部に回り込み、巻取リール36に巻き取られるようになっている。
【0029】
カートリッジ装着部には、リボンリール35から印刷ヘッド17へのインクリボン25の送り動作や、使用済みのインクリボン25の巻取リール36への巻き取り動作をおこなうためのリボン送り駆動部(図示省略)が備えられている。
【0030】
リボン送り駆動部は、インクリボンユニット27をカートリッジ装着部7の所定位置に装着した時に、リボンリール35や巻取リール36と係合する駆動軸を備えている。印刷テープへの印刷処理に応じて、駆動軸が駆動するとインクリボン25が印刷ヘッド17に送られる。
【0031】
本実施形態の場合、リボン送り駆動部は、印刷テープ43に印刷しないときには、駆動軸の駆動を停止するよう構成されている。これにより、インクリボンユニット27内のインクリボン25を印刷部15に送り出すことがないので、無駄なインクリボンの消費を抑えることができる。
【0032】
テープ案内部29は、インクリボンユニット27とは個別にカートリッジ装着部7に着脱可能なテープユニットケース41内に、印刷部15の印刷ヘッド17に印刷テープ43及びインクリボン25を押圧するプラテン45と、外部から当該テープユニットケース41内に供給される印刷テープ43を前記プラテン45に案内するテープ送りガイド47,48と、を備えている。
【0033】
テープユニットケース41には、テープ印刷装置1の外部に位置するテープ供給部53と、スリット19を挿通するテープ通路部51と、テープ案内部29とが連設されている。本実施形態のカートリッジ11は、テープユニットケース41内に設けられたテープ案内部29とテープ供給部53とは一体形成されている。
【0034】
テープ供給部53は、印刷テープ43を巻回しているテープリール55を回転自在に支持する。テープ供給部53に支持されているテープリール55から引き出された印刷テープ43が、テープ通路部51内を通って、テープユニットケース41内に供給され、テープ送りガイド47,48を介して、プラテン45に案内される。なお、市販の包装用あるいは装飾用テープのボビンの径は様々なサイズがある。このため、テープリール55に、バネなどの弾性部材を備え、ボビンの大きさに応じてバネが伸縮するように構成されていてもよい。これにより、様々な径の印刷テープをテープリール55に適切に装着させることができる。
【0035】
プラテン45は、カートリッジ装着部7に装備されているプラテン駆動軸16により回転駆動されるプラテンローラーである。プラテン45は、印刷テープ43とインクリボン25とを印刷ヘッド17に押圧して、印刷ヘッド17による熱転写印刷を可能にする。
【0036】
また、テープユニットケース41には、カートリッジ装着部7のガイド軸14(図1参照)が嵌合する円筒状のガイド軸嵌合部57が装備されている。
テープ送りガイド47,48は、テープユニットケース41内に供給された印刷テープ43がガイド軸嵌合部57に接触してたるみが除去されるように、ガイド軸嵌合部57に近接して配置されている。
【0037】
テープ案内部29を構成するプラテン45は、テープ排出口23の付近に位置していて、印刷を終了した印刷テープ43はテープ排出口23から外部に排出される。
【0038】
本実施形態の場合、プラテン45により印刷テープ43が押圧される印刷ヘッド17は、印刷テープ43の厚みに応じて、変位可能な支持機構61に支持されている。この支持機構61は、印刷テープ43の厚みに応じてプラテン45からの押圧力が変動するときに、プラテン45に対して印刷ヘッド17を相対変位させて、印刷テープ43及びインクリボン25に対する印刷ヘッド17の押圧力を適正圧に維持する押圧力調整機構として機能する。
【0039】
すなわち、本実施形態のテープ印刷装置1は、印刷テープ43の厚みに応じて、印刷テープ43への印刷ヘッド17の押圧力が調整可能になっている。
【0040】
以上に説明したカートリッジ11では、印刷テープ43を外部から供給可能で、外部からカートリッジ11内に導入された印刷テープ43がテープ送りガイド47,48によりプラテン45に送られる。このため、使用する印刷テープ43をユーザーが簡単に交換することができ、既存の専用の印刷テープ43の他に、市販の包装用あるいは装飾用のテープを印刷テープ43として利用することができる。
したがって、デザイン等が優れた市販の包装用あるいは装飾用のテープに印刷をすることにより、より装飾性の高いテープの作成を実現することができ、テープ印刷装置の活用範囲を拡大することができる。
【0041】
また、印刷テープ43をプラテン45に案内するテープ案内部29は、インクリボン25をプラテン45に供給するインクリボンユニット27とは分離可能なため、印刷テープ43を入れ替えるときに、インクリボン25を誤操作することがなく、印刷テープ43交換時の取り扱い性を簡便にすることができる。
【0042】
また、以上に説明したテープ印刷装置1は、カートリッジ11のテープ通路部51が挿入されるスリット19を備えている。スリット19を備えることによって、印刷テープ43は、テープ印刷装置1の外部に設置されたテープ供給部53からテープ通路部51を介してテープ印刷装置1内部のテープ案内部29へ案内される。
【0043】
このように、印刷テープ43を、テープ印刷装置1の外部に配置することができるため、印刷テープ43の巻き径が、カートリッジ装着部7の大きさに制限されない。
このため、カートリッジ装着部7に収容しきれない大きさの巻き径を有している市販の包装用あるいは装飾用のテープでも、印刷テープ43として利用することが可能である。
すなわち、デザインが優れた市販の包装用あるいは装飾用のテープに印刷を施して、より装飾性の高いテープ印刷を実現することができ、テープ印刷装置1の活用範囲を拡大することができる。
【0044】
また、上記実施形態のテープ印刷装置1は、印刷テープ43の厚みに応じて、印刷テープ43への印刷ヘッド17の押圧力が調整可能になっている。
例えば、印刷テープ43としてユーザーが選択した市販の包装用あるいは装飾用のテープの厚さが、標準の印刷テープの規定範囲外の厚さで、カートリッジ側のプラテン45によるテープの押圧力が、適正範囲を超えるような場合が発生しても、印刷ヘッド17側でインクリボン25や印刷テープ43に対する押圧力を加減することができる。
このため、印刷テープ43及びインクリボン25を適正な押圧力で密着状態に保つことができ、安定した印刷を実現することができる。
すなわち、市販の包装用あるいは装飾用のテープに対しても、安定した印刷を実施して、高品位なテープの作成を行うことができる。
【0045】
なお、上記実施形態において、支持機構61が印刷テープ43への印刷ヘッド17の押圧力を調整するよう説明したが、他の方法で調整することもできる。
例えば、カートリッジ11に備えられたプラテン45の径を変えることで、押圧力を調整してもよい。この場合は、印刷テープ43の厚さに応じた適当な径のプラテン45に交換することができるよう、予め複数の径のプラテン45を揃えておけばよい。
【0046】
また、本実施形態のテープ印刷装置1は、従来のテープ印刷装置にスリット19を切り欠いた構成となっているため、その他の部位に変更を生じることがなく、印刷テープとインクリボンが一体となった従来のカートリッジを装着させて印刷を行うことも従前と同様に行なうことができる。
【0047】
なお、本実施形態では、テープ案内部29及びテープ供給部53は一体形成されているが、テープ供給部53はテープ案内部29とは分離した別の部材であってもよい。すなわち、テープ供給部53とテープ案内部29は、それぞれ単独でテープ印刷装置1の装置本体3に取り付けられる構成としても良い。
また、テープ供給部53とテープ案内部29とを別部材にした場合には、テープ通路部51は、印刷テープ43の導入に支障が生じなければ、省略することもできる。
【符号の説明】
【0048】
1:テープ印刷装置、3:装置本体、5:入力部、7:カートリッジ装着部、11:カートリッジ、13:カートリッジ装着面、14:ガイド軸、15:印刷部、16:プラテン駆動軸、17:印刷ヘッド、19:スリット、23:テープ排出口、25:インクリボン、27:インクリボンユニット、29:テープ案内部、31:ヘッド進入孔、41:テープユニットケース、43:印刷テープ、45:プラテン、47,48:テープ送りガイド、51:テープ通路部、53:テープ供給部、55:テープリール、57:ガイド軸嵌合部、61:支持機構。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テープ印刷装置のカートリッジ装着部に着脱可能に装着されるカートリッジであって、
外部から供給される印刷テープを前記テープ印刷装置が備える印刷ヘッドに押圧するプラテンと、前記印刷テープを前記プラテンに案内するテープ送りガイドと、を備えるテープ案内部を有することを特徴とするカートリッジ。
【請求項2】
前記印刷テープが設置され、前記印刷テープを前記テープ案内部に供給するテープ供給部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記テープ案内部と前記テープ供給部とが一体形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかに記載のカートリッジを装着可能なテープ印刷装置であって、外部から供給される前記印刷テープを前記テープ供給部へ案内するためのスリットを備えたことを特徴とするテープ印刷装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−46042(P2011−46042A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−195125(P2009−195125)
【出願日】平成21年8月26日(2009.8.26)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】