説明

キャビネット

【課題】 蓋体上面に受け止め用突起物を設けることなく、載置した物が滑り落ちず、載置物への配線、接続物の収納も容易なキャビネット。
【解決手段】 キャビネット前板と、キャビネット前板と対向するキャビネット背板と、キャビネット背板に蝶着され、キャビネット前板とキャビネット背板との間の空間の上面のキャビネット背板がある側を覆う第1蓋体と、第1蓋体と蝶着されるか、他の蓋体を介して第1蓋体と蝶着され、当該空間の上面のキャビネット前板がある側を覆う第2蓋体とを有する蓋と、当該蓋よりも下部に設けられるものであり、第2蓋体の上面が斜め前方又は前方を向いた状態で、第2蓋体の先端部を載置するために使用される載置用突起部と、当該蓋よりも下部に設けられるものであり、載置用突起部よりもキャビネット前板がある側に設けられ、第2蓋体の上面に載置された載置物を受け止めるために使用される受け止め用突起物とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャビネットの最上部の収納構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ピアノ等鍵盤楽器では安全性、経済性の観点から天板を山折れ構造としたものは、例えば実開昭61−128698がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、山折れ構造の蓋体に立てかけた載置した物を、滑り落ちないように受け止めことは出来ない。蓋体の上面にかかる物を受け止めるための突起物を設ければ、かかる物の受け止めは可能であるが、閉じた時に蓋体の上面から突出する。
【0004】
また、蓋体上面を載置台とした場合載置した物品に接続する異型の物品が存在する場合、その有効な収納手段は提供されていなかった。
【0005】
したがって本発明の目的は、上面の蓋体が開閉可能であり、且つ蓋体の上面に受け止め用の突起物を設けることなく、蓋体を立てかけた時に、蓋体に載置した物が滑り落ちないキャビネットを提供することである。
【0006】
また、蓋体上面を載置台とした場合載置した物品に接続する異型の物品が存在する場合の収納手段をもったキャビネットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るキャビネットは、キャビネット前板と、キャビネット前板と対向するキャビネット背板と、キャビネット背板に蝶着され、キャビネット前板とキャビネット背板との間の空間の上面のキャビネット背板がある側を覆う第1蓋体と、第1蓋体と蝶着されるか、他の蓋体を介して第1蓋体と蝶着され、当該空間の上面のキャビネット前板がある側を覆う第2蓋体とを有する蓋と、当該蓋よりも下部に設けられるものであり、第1蓋体と第2蓋体とが折り曲げられ且つ第2蓋体の上面が斜め前方又は前方を向いた状態で、第2蓋体の先端部を載置するために使用される載置用突起部と、当該蓋よりも下部に設けられるものであり、載置用突起部よりもキャビネット前板がある側に設けられ、第2蓋体の上面に載置された載置物を受け止めるために使用される受け止め用突起物とを備える。
【0008】
第2蓋体を斜め前方又は前方を向いた状態で立てかけた場合に、第2蓋体の上面に載置した電子機器などの載置物を受け止め用突起部で受け止める。このため、第2蓋体を立てかけた時に、第2蓋体の上面に載置した物が滑落しないように、第2蓋体の上面に受け止め用の突起物を設ける必要がなく、蓋(第1蓋体や第2蓋体)を閉じた時に、上面をフラットにすることが出来る。
【0009】
好ましくは、当該蓋よりも下部に設けられた受け部を更に備え、載置用突起物と受け止め用突起物は、受け部において、上方に突出するように設けられた突起物である。
【0010】
さらに好ましくは、受け止め用突起部は、上部に滑り止め部材が設けられる。
【0011】
電子機器などの載置物の底面が接触する受け止め用突起部上部(上面または載置用突起部と対向する側面)の表面には、ゴムなどの滑り止め部材を設けてもよく、載置物が滑って移動したり落下したりするのを防止することが可能になる。
【0012】
さらに好ましくは、受け部は、キャビネットの前後方向に移動可能な状態で、キャビネットに保持される。
【0013】
受け部を移動させることにより、受け部の載置用突起部の上部に先端部が載置された第2蓋体の傾斜度合いを調整することが可能になる。
【0014】
また受け部自体の一部を載置用皿として使用しつつ、受け部下部にさらに収納空間を設けてその空間の蓋として利用することが可能となる。
【0015】
さらに好ましくは、第2蓋体の下面であって、キャビネット前板がある側には、蓋体前板が設けられ、蓋体前板と第2蓋体の先端部とで形成される部分が、載置用突起部の上部に載置された時に、第2蓋体の先端部が受け止め用突起部に接触せず、且つ第2蓋体の上面を含む平面が受け止め用突起部の載置用突起部と対向する側面と交差する。
【0016】
第2蓋体の先端部と受け止め用突起部との間には隙間が出来るため、ケーブルを、第2蓋体の下を通って、載置物(電子機器)に接続し、当該ケーブルを電源などに接続することにより、当該載置物(電子機器)に電力を供給したり信号を送受信したりすることが可能になる。
【発明の効果】
【0017】
上面の蓋体が開閉可能であり、且つ蓋体の上面に受け止め用の突起物を設けることなく、蓋体を立てかけた時に、蓋体に載置した物が滑り落ちないキャビネットであり、
【0018】
さらに載置したものへの配線が容易で、配線機器の収納にも有効なキャビネットを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】キャビネット全体の斜視図、断面図
【図2】キャビネット上部、蓋体を開いたときの斜視図、断面図、受け部のみ斜視図
【図3】キャビネット上部、蓋体を閉じたときの斜視図、断面図
【図4】受け部を前板側に置いたときの断面図
【図5】受け部を背板側に移動したときの断面図
【図6】受け止め用突起部の代替として、受け部上部に突起のあるシートを敷いたときの受け部斜視図、キャビネット上部斜視図、断面図。
【図7】受け止め用突起部であるコの字型突起の代替形状としての小突起を用いた時の斜視図、断面図
【図8】蓋体前板の代替形状としての突起を用いた時のキャビネット上部斜視図、同断面図
【図9】第2蓋体の先端部を、載置用突起部と受け止め用突起部の間、若しくは載置用突起部に載置し、配線用に欠きこみを入れたときの斜視図、断面図
【図10】載置用突起部と受け止め用突起部を一体化した時の、受け部斜視図、キャビネット上部断面図
【図11】受け部上部に突起のあるシートを断続的に敷置した時の受け部斜視図、キャビネット上部斜視図、同断面図。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本実施形態におけるキャビネットの構成について、図を用いて説明する。本実施形態に係るキャビネットは、第1蓋体11、第2蓋体12、蓋体前板12a、キャビネット前板13、第1キャビネット側板14a、第2キャビネット側板14b、キャビネット背板15、受け部21(受け部平板21a、第1突起部22a、第2突起部22b、第3突起部22c)、第1受け部引っ掛け棒23a、第2受け部引っ掛け棒23b、収納部底板26を備える。
【0021】
キャビネット前板13、第1キャビネット側板14a、第1キャビネット側板14aと対向する第2キャビネット側板14b、キャビネット前板13と対向するキャビネット背板15は、キャビネットの側面を形成する。
【0022】
方向を説明するため、キャビネット前板13、キャビネット背板15が並べられる水平方向をx方向とし、x方向に垂直で、且つ第1キャビネット側板14a、第2キャビネット側板14bが並べられる水平方向をy方向とし、x方向、y方向に垂直な鉛直方向をz方向とする。
【0023】
キャビネットの上面(キャビネット前板13とキャビネット背板15との間の空間の上面)は、開閉可能な第1蓋体11、第2蓋体12で構成される。
【0024】
第1蓋体11は、第1蝶番11aを介して、第1蓋体11とキャビネット背板15とのなす角が変えられるように、キャビネット背板15の上部に取り付けられる(蝶着される)。
【0025】
第2蓋体12は、第2蝶番11bを介して、第1蓋体11と第2蓋体12とのなす角が変えられるように、第1蓋体11に取り付けられる(蝶着される)。
【0026】
第2蓋体12の下面であって、キャビネット前板13がある側には、y方向に延びz方向下向きに突出する直方体形状の蓋体前板12aが設けられる。
【0027】
第1蓋体11と第2蓋体12とが、キャビネット前板13などのキャビネットの側面と垂直になった時に、第1蓋体11と第2蓋体12とによってキャビネットの上面が閉じた状態になる。
【0028】
第1蓋体11とキャビネット背板15とのなす角が90度よりも大きくなり、第1蓋体11と第2蓋体12とのなす角が180度よりも小さくなるように、第1蓋体11と第2蓋体12とがy方向側面から見て「く」の字状に折り曲げられた時に、キャビネットの上面の一部(または全部)が開いた状態になる。
【0029】
このときに、蓋体前板12aと第2蓋体12の先端部とで形成されるL字形状部分を、後述する載置用突起部(第1突起部22aの上部に載置することで、第2蓋体12が、第2蓋体12の上面が斜め前方若しくは前方を向いた状態で、立てかけられる。
【0030】
蓋体前板12aと第2蓋体12の先端部(キャビネット前板13がある側の先端)とで形成されるy方向側面から見てL字形状部分が、後述する第1突起部22aに載置されて、キャビネットの上面の一部が開いた状態が維持される。
【0031】
第1キャビネット側板14aの内側には、x方向に延びる引っ掛け棒(第1受け部引っ掛け棒23a)が設けられ、第2キャビネット側板14bの内側には、x方向に延びる引っ掛け棒(第2受け部引っ掛け棒23b)が設けられ、これらの下方に収納部底板26が設けられる。
【0032】
第1受け部引っ掛け棒23a、第2受け部引っ掛け棒23bから下で、収納部底板26より上の空間は、物を収納する空間として使用される。特に、キャビネット前板13と平行な板で、前方と後方とを区切った場合には、後方は、第2蓋体12の上面に載置する電子機器に関連するケーブルなどを収納するスペース(第1空間31)として活用し、前方は、他の物を収納するスペース(第2空間32)として活用することが可能になる。
【0033】
第1受け部引っ掛け棒23a、第2受け部引っ掛け棒23bには、受け部21がx方向に移動可能な状態で取り付けられる。
【0034】
受け部21は、受け部平板21a、第1突起部22a、第2突起部22b、第3突起部22cを有する。受け部平板21aは、y方向に延びる平板で、x方向に移動可能な状態で側部が第1受け部引っ掛け棒23aと第2受け部引っ掛け棒23bに取り付けられる。受け部平板21aの上に、y方向に延びz方向上向きに突出する第1突起部22a、第2突起部22b、第3突起部22cが取り付けられる。キャビネット背板15がある側から、x方向に向けて、第1突起部22a、第2突起部22b、第3突起部22cが並べられる。
【0035】
第1突起部22aは、x方向側面から見て「コ」の字状の部材で、電子機器に関連するケーブルを巻きつけ長さを調節したりすることもできる。
【0036】
第2突起部22bは、y方向側面から見てキャビネット背板15と対向する側が斜辺を有する台形の四角柱形状を有する部材である。第2突起部22bの上部(上面と、第1突起部22aと対向する側の側面)の表面には、ゴムなどの滑り止め部材を設けてもよい。
【0037】
第3突起物22cは、直方体形状を有する部材である。
【0038】
蓋体前板12aと第2蓋体12の先端部とで形成されるL字形状部分が、第1突起部22a(載置用突起部)の上部に載置された時に第2蓋体12の先端部が第2突起部22b(受け止め用突起部)に接触せず且つ第2蓋体12の上面を含む平面が第2突起部22b(受け止め用突起部)の第1突起部22a(載置用突起部)と対向する側面(斜辺)と交差するように、蓋体前板12aの第2蓋体12への取り付け位置、第1突起部22a、第2突起部22bの受け部平板21aへの取り付け位置や、第1突起部22a、第2突起部22bの寸法が決定される。
【0039】
蓋体前板12aと第2蓋体12の先端部とで形成されるL字形状部分が、第1突起部22a(載置用突起部)の上部に載置され、携帯電話などの電子機器が第2蓋体12の上面に載置された時には、電子機器の背面が第2蓋体12の上面に接触し、電子機器の底面が第2突起部22b(受け止め用突起部)の上面又は第1突起部22a(載置用突起部)と対向する側面(斜辺)と接触した状態で、電子機器が受け止められるため、安定的に電子機器を載置することが可能になる。
【0040】
特に、電子機器の底面が接触する第2突起部22bの上部(上面または第1突起部22aと対向する側面)の表面には、ゴムなどの滑り止め部材を設けてもよく、載置された電子機器が滑ってy方向に移動したり落下したりするのを防止することが可能になる。
【0041】
また、受け部21は、図4、図5に示すようにx方向に移動可能であるため、受け部21を移動させることにより、受け部21の第1突起部22aの上部に先端部が載置された第2蓋体12の傾斜度合いを調整することが可能になるとともに受け部21自体の一部を載置用皿状空間25として使用しつつ、受け部下部にさらに収納のための第1空間31、第2空間32を設けてその空間の蓋として利用することが可能となる。
【0042】
また、第2蓋体12の先端部と第2突起部22bとの間には隙間24が出来るため、第1空間31に収納されたケーブルを、第2蓋体12と受け部平板21aとの間を通って、電子機器に接続し、当該ケーブルを電源などに接続することにより、当該電子機器に電力を供給したり信号を送受信したりすることが可能になる。
【0043】
また、受け部平板21a上であって第2突起部22bと第3突起部との間の皿状空間25も、物を収納するスペースとして活用することが可能になる。
【0044】
受け止め用第2突起部と接触しない状態で、第2蓋体12を立てかけ、且つ第2蓋体12の上面に載置した電子機器を受け止め用第2突起部の上部で受け止めるため、第2蓋体12の上面に、電子機器を受け止めるための突起物を設ける必要がなく、第1蓋体11と第2蓋体12とを閉じた時に、上面をフラットにすることが出来る。
【0045】
なお、受け止め用第2突起部と接触しない状態で、第2蓋体12を立てかける形態として、載置用第1突起部の上部に蓋体前板12aと第2蓋体12の先端部とで形成されるL字形状部分を載置する形態を説明したが、これに限るものではない。例えば、図7に示すように第1キャビネット側板14aや第2キャビネット側板14bの内側に突起部(載置用突起部)を設け、かかる突起部に当該L字状部分を載置する形態が考えられる。
【0046】
また、当該L字状部分を、載置用第1突起部22aの上部に載置することで、第2蓋体12を上面が斜め前方を向いた状態で立てかけることが出来るが、図8のように蓋体前板12aを設けずに、突起を設ける方法や図9のように、第2蓋体12の先端部を、載置用突起部としての第1突起部22aと受け止め用突起部としての第2突起部22bの間(若しくは載置用突起部としての第2突起部22bに載置する形態であってもよい。但し、この場合には、第2蓋体12の先端部が、第2突起部22bの第1突起部22aと対向する側面または受け部平板21aに接触することもあるため、第2蓋体先端部に切り込みを入れる等してケーブル配線のための隙間を確保したり、第2蓋体を容易にキャビネット本体上で開け閉めするための手がかりが必要にある。
【0047】
また、キャビネット上面の蓋は、2つの蓋体(第1蓋体11と第2蓋体12)で構成される形態に限定されるものではなく、3つ以上の蓋体で構成され(キャビネット前板13に近い第2蓋体12とキャビネット背板15に近い第1蓋体11との間に1以上の蓋体が設けられ)、それぞれが蝶番を介して接続される形態であってもよい。
【0048】
また、受け部21の突起部は3つ(第1突起部22a、第2突起部22b、第3突起部22c)で構成される形態に限定されるものではなく、2以上の突起部(載置用突起部と受け止め用突起部)があれば、かかる突起部の間に載置するか若しくはキャビネット背板に近い方の載置用突起部に載置することで、第2蓋体12を立てかけることが可能になる。
【0049】
また、図10のように第1突起部22aと第2突起部22bを一体化してもよい。
【0050】
また、図6のように、弾力あるゴム状のシートでy方向に棒状の突起が数多く並列されたシートを受け部に使う方法や図11のように前記y方向の棒状突起もったシートを断続的に敷置し、x方向にケーブルが通せるようにしてもよい
【符号の説明】
【0051】
11 第1蓋体
11a 第1蝶番
11b 第2蝶番
12 第2蓋体
12a 蓋体前板
13 キャビネット前板
14a 第1キャビネット側板
14b 第2キャビネット側板
15 キャビネット背板
21 受け部
21a 受け部平板
22a 第1突起部
22b 第2突起部
22c 第3突起部
23a 部引っ掛け棒
23b 部引っ掛け棒
24 隙間
25 皿状空間
26 収納部底板
31 第1空間
32 第2空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビネット前板と、
前記キャビネット前板と対向するキャビネット背板と、
前記キャビネット背板に蝶着され、前記キャビネット前板と前記キャビネット背板との間の空間の上面の前記キャビネット背板がある側を覆う第1蓋体と、前記第1蓋体と蝶着されるか、他の蓋体を介して前記第1蓋体と蝶着され、前記空間の上面の前記キャビネット前板がある側を覆う第2蓋体とを有する蓋と、
前記蓋よりも下部に設けられるものであり、前記第1蓋体と前記第2蓋体とが折り曲げられ且つ前記第2蓋体の上面が斜め前方又は前方を向いた状態で、前記第2蓋体の先端部を載置するために使用される載置用突起部と、
前記蓋よりも下部に設けられるものであり、前記載置用突起部よりも前記キャビネット前板がある側に設けられ、前記第2蓋体の上面に載置された載置物を受け止めるために使用される受け止め用突起物とを備えることを特徴とするキャビネット。
【請求項2】
前記蓋よりも下部に設けられた受け部を更に備え、
前記載置用突起物と前記受け止め用突起物は、前記受け部において、上方に突出するように設けられた突起物であることを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
【請求項3】
前記受け止め用突起部は、上部に滑り止め部材が設けられることを特徴とする請求項2に記載のキャビネット
【請求項4】
前記受け部は、前記キャビネットの前後方向に移動可能な状態で、前記キャビネットに保持されることを特徴とする請求項2または3に記載のキャビネット。
【請求項5】
前記第2蓋体の下面であって、前記キャビネット前板がある側には、蓋体前板が設けられ、
前記蓋体前板と前記第2蓋体の先端部とで形成される部分が、前記載置用突起部の上部に載置された時に、前記第2蓋体の先端部が前記受け止め用突起部に接触せず、且つ前記第2蓋体の上面を含む平面が、前記受け止め用突起部の前記載置用突起部と対向する側面と交差することを特徴とする請求項1乃至4に記載のキャビネット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−110654(P2012−110654A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−275095(P2010−275095)
【出願日】平成22年11月23日(2010.11.23)
【出願人】(594091204)川口工器株式会社 (3)
【Fターム(参考)】