説明

クリップ

【課題】使用時において不意に破損することを防止するとともに、新聞紙などの書類を容易かつ確実に綴じることができるクリップを提供する。
【解決手段】クリップ10の支持棒12は、押さえカバー20の挿通部22により保持されているため、支持棒12と押さえカバー20が所定の範囲で独立して動くことが可能になる。これにより、支持棒12と押さえカバー20の後端部又はその近傍に作用する曲げ応力(曲げモーメント)の一部を逃がし、支持棒12と押さえカバー20の後端部又はその近傍に作用する曲げ応力(曲げモーメント)を低減させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、新聞紙などの書類を綴じるためのクリップに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から新聞紙などの書類を綴じるためのクリップが知られている。その一例として、新聞紙の中央部分に差し込む第1支持部と、第1支持部と略平行に設けられ第1支持部との間で新聞紙を挟みこんで新聞紙を綴じる第2支持部と、を備えたクリップがある(下記特許文献1参照)。
【0003】
このクリップによれば、小型かつ軽量で携帯性に優れるとともに、第1支持部を新聞紙の中央部分に差し込むだけで新聞紙を容易に綴じることができる。
【特許文献1】実用新案登録第3085444号公報
【特許文献2】実用新案登録第3016459号公報
【特許文献3】実用新案登録第3041550号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記クリップは、第1支持部の基端部と第2支持部の基端部とを強固に固定した構成であるため、第1支持部の先端部と第2支持部の先端部との間に発生する挟持力が大きくなるように設定すると、第1支持部と第2支持部との間に挟持した新聞紙から第1支持部及び第2支持部に作用する力により、第1支持部の基端部と第2支持部の基端部に作用する曲げ応力(曲げモーメント)が大きくなり過ぎてしまう。特に、新聞紙のように被支持物の厚みが厚くなればなるほど、被支持物から第1支持部及び第2支持部のそれぞれに作用する力が大きくなる。この結果、第1支持部の基端部又は第2支持部の基端部において強度不足になり、破損してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、使用時において不意に破損することを防止するとともに、新聞紙などの書類を容易かつ確実に綴じることができるクリップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1支持部と、前記第1支持部に組み付けられる第2支持部と、を有し、相互に組み付けられた前記第1支持部と前記第2支持部との間に発生する挟持力により前記第1支持部と前記第2支持部との間で被支持物を挟持するクリップであって、前記第2支持部には、前記第1支持部が挿通可能な挿通部が形成され、前記第1支持部には、前記第1支持部が前記挿通部を挿通して前記第2支持部に組み付けられた状態で前記挿通部と係合し前記第1支持部の前記挿通部からの抜けを防止する係合部が形成されていることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、第1支持部が第2支持部の挿通部を挿通して第1支持部と第2支持部とが組み付けられた状態で、第1支持部の係合部が挿通部と係合して、第1支持部が第2支持部からの抜けが防止される。これにより、第1支持部と第2支持部が強固に係合されて、一方が他方から離脱して分解してしまうことを防止できる。そして、第1支持部と第2支持部との間で、例えば、新聞などの被支持物を挟持することができる。
【0008】
ここで、第1支持部が第2支持部の挿通部に挿通されている構成であり、従来のように両者が強固に固定されている構成ではないので、両者の独立した動きが可能になる。特に、第2支持部の挿通部と第1支持部との間に適当な隙間(あそび)を設けることにより、第1支持部と第2支持部の一方の他方に対する動きに柔軟性を持たせることができる。これにより、第1支持部と第2支持部との間に発生する挟持力を大きく設定した場合でも、第2支持部の挿通部近傍と第1支持部の挿通部位に作用する曲げ応力(曲げモーメント)を低減することができ、第1支持部及び第2支持部が破損することを防止できる。
【0009】
以上のように、クリップの使用時において不意に破損することを防止するとともに、新聞紙などの書類を容易かつ確実に綴じることができる。特に、新聞紙などの厚みのある物を確実に綴じることができ、かつクリップが破損することを防止できる。
【0010】
また、前記第1支持部又は前記第2支持部には、前記第1支持部と前記第2支持部との間に挟持された前記被支持物を押圧する押圧部が形成されていることが好ましい。
【0011】
この構成によれば、第1支持部又は第2支持部に形成された押圧部により、第1支持部と第2支持部との間に挟持された被支持物に高い圧力を作用させることができる。これにより、第1支持部と第2支持部との間の被支持物を確実に挟持することができる。
【0012】
また、前記第1支持部又は前記第2支持部には、把持可能な把持部が形成されていることが好ましい。
【0013】
この構成によれば、第1支持部には把持可能な把持部が形成されているため、使用者は把持部を把持することにより、クリップの取扱性を向上できる。特に、携帯性を向上させるため、クリップが小型化し、また、触ったときの感触を良くするために、クリップの表面が滑りやすく加工されていても、把持部を設けることにより、クリップを確実に把持し、持ち易くすることができる。
【0014】
また、前記第1支持部及び前記第2支持部には、前記挿通部に対する前記第1支持部の誤進入を防止する進入方向判別手段が形成されていることが好ましい。
【0015】
この構成によれば、第1支持部及び第2支持部には、第2支持部の挿通部に対する第1支持部の誤進入を防止する進入方向判別手段が形成されているため、第1支持部を第2支持部の挿通部に正確かつ確実に挿入することができる。
【0016】
さらに、前記第1支持部の軸方向後端部から軸方向先端部にかけて所定の方向に対して傾斜して形成され、前記軸方向先端部は、前記第1支持部が前記挿通部を挿通した状態で前記軸方向先端部と前記第2支持部との間に発生する前記挟持力を高める機能を有することが好ましい。
【0017】
この構成によれば、第1支持部の軸方向後端部から軸方向先端部にかけて所定の方向に対して傾斜して形成され、軸方向先端部は、第1支持部が挿通部を挿通した状態で軸方向先端部と第2支持部との間に発生する挟持力を高める圧力増加部として機能する。これにより、軸方向先端部と第2支持部との間に発生する挟持力が高くなり、第1支持部と第2支持部との間で、被支持物を確実に挟持することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明であるクリップによれば、使用時において不意に破損することを防止できるとともに、新聞紙などの書類を容易かつ確実に綴じることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
次に、本発明の第1実施形態に係るクリップについて、図面を参照して説明する。
【0020】
図1乃至図3に示すように、クリップ10は、直線状に延びる弾性体の支持棒(第1支持部)12を備えている。この支持棒12の軸方向一方側端部である先端部は、湾曲状が形成されている。これにより、支持棒12の先端部が新聞紙の中央部分(折り目の部分)に挿入し易くなる。また、支持棒12の軸方向他方側端部である後端部には、取手部(把持部)14が形成されている。この取手部14は正面視(図3参照)にて円形状に形成されており、その縁部が湾曲状に形成されている。また、取手部14の正面部及び背面部には、凹部16がそれぞれ形成されている。このように、使用者が、取手部14を掴み易いように設計されている。
【0021】
また、支持棒12の後端部近傍には、表面から突出した係合片(係合部)18が形成されている。この係合片18は、後述の押さえカバー(第2支持部)20の挿通部22と係合して、支持棒12が押さえカバー20から抜け出ることを防止する機能を有している。
【0022】
また、図1、図2及び図4に示すように、クリップ10は、所定の弾性力を備えた弾性体の押さえカバー20を備えている。押さえカバー20は、直線状に延び支持棒12の一部を覆うように構成されている。すなわち、押さえカバー20は、軸方向一方側端部(先端部)から見た側面視にて円弧状に形成されており、内部に空間部が形成されている。また、押さえカバー20の先端部近傍には、押圧部24が形成されている。この押圧部24は、支持棒12側に向けて突出しかつ支持棒12と接触するように形成されており、押圧部24と支持棒12との間で発生する挟持力(弾性力)で新聞紙等の書類を挟むことができる。特に、押さえカバー20の押圧部24と支持棒12との間に挟まれた新聞紙は、押圧部24により高い圧力が付与されて、強固に綴じられる。
【0023】
さらに、押さえカバー20の軸方向他方側端部である後端部近傍には、筒状の挿通部22が形成されている。挿通部22には、軸方向に貫通した貫通孔26が形成されている。この貫通孔26に支持棒12が貫通することにより、支持棒12が挿通部22に挿通して保持される。これにより、支持棒12が挿通部22に保持された状態で両者が組み付けられることになるが、両者が組み付けられた状態では、支持棒12と押さえカバー20とが強固に固定されることはなく、両者が所定の範囲で独立して動くことが可能になる。また、支持棒12が挿通部22に挿通された状態では、挿通部22の一部が係合片18と係合するため、支持棒12が挿通部22から図2中矢印X方向に抜け出ることを防止できる。また、支持棒12が挿通部22に挿通された状態では、挿通部22が係合片18と取手部14との間に位置しているため、挿通部22の移動が取手部14に遮られて、支持棒12が挿通部22から図2中矢印Y方向に抜け出ることも防止できる。このように、支持棒12及び押さえカバー20は、両者の独立した動きを可能としつつも、両者が分解してしまうことを防止できる構成になっている。
【0024】
なお、本実施形態では、取手部14は、支持棒12の後端部に形成された構成を示したが、押さえカバー20側に形成されていてもよい。また、押圧部24は、押さえカバー20側に形成された構成を示したが、支持棒12側に形成されていてもよい。
【0025】
次に、第1実施形態に係るクリップ10の作用について説明する。
【0026】
図1、図2及び図5に示すように、クリップ10を用いて新聞紙Nを綴じる場合には、クリップ10の支持棒12を新聞紙Nの内部の折り返し部分に進入させ、支持棒12と押さえカバー20との間に新聞紙Nを挿入させる。このとき、支持棒12の先端部は湾曲状に形成されているため、支持棒12を新聞紙Nの内部の折り返し部分に容易に進入させることができる。
【0027】
支持棒12と押さえカバー20との間に新聞紙Nが挿入されると、新聞紙Nの折り返し部分の厚みにより支持棒12と押さえカバー20の押圧部24には所定の圧力が作用する。これにより、支持棒12と押さえカバー20とは、相互に開く方向に弾性変形することになるが、支持棒12と押さえカバー20の相互に閉じる方向に作用する弾性力(挟持力)により新聞紙Nが挟まれる。この結果、新聞紙Nを綴じることができ、新聞紙Nを構成する各頁の紙がばらつくことを防止できる。
【0028】
ここで、図2に示すように、クリップ10の支持棒12は、押さえカバー20の挿通部22により保持されているため、支持棒12と押さえカバー20が所定の範囲で独立して動くことが可能になる。これにより、支持棒12と押さえカバー20の後端部又はその近傍に作用する曲げ応力(曲げモーメント)の一部を逃がすことができ、支持棒12と押さえカバー20の後端部又はその近傍に作用する曲げ応力(曲げモーメント)を低減させることができる。これにより、クリップ10の使用中に、支持棒12と押さえカバー20の後端部又はその近傍において破損してしまうことを防止することができる。
【0029】
また同時に、図2に示すように、支持棒12と押さえカバー20とは、挿通部22と係合片18で係合されているので、支持棒12が押さえカバー20の軸方向一方側(図2中矢印X方向側)から抜け出てしまうことを防止できる。また、支持棒12の後端部には、挿通部14の径よりも大きな径の取手部14が形成されているため、支持棒12が押さえカバー20の軸方向他方側(図2中矢印Y方向側)から抜け出てしまうことを防止できる。これにより、クリップ10の使用中に、支持棒12と押さえカバー20とが不意に分離してしまうことを防止できる。
【0030】
また、押さえカバー20の先端部近傍には押圧部24が形成されているため、押さえカバー20の弾性力が押圧部24を介して新聞紙Nに伝わることになる。このため、新聞紙Nには押圧部24から高い圧力を作用させることができ、押さえカバー20と支持棒12との間で新聞紙Nを確実に閉じることができる。この結果、押さえカバー20と支持棒12との間で綴じられた新聞紙Nがばらつくことを防止できる。
【0031】
さらに、支持棒12には取手部14が形成されているため、使用者は取手部14を持ってクリップ10を取り扱うことができる。例えば、クリップ10の使用時には、使用者は、取手部14を持って支持棒12を新聞紙Nに差し込むことにより、新聞紙Nを押さえカバー20と支持棒12との間に容易に進入させることができる。特に、携帯性を向上させるため、クリップ10が小型化し、また、触ったときの感触を良くするためにクリップ10の表面が滑りやすく加工されていても、取手部14を設けることにより、クリップ10を確実に把持し、持ち易くすることができる。
【0032】
次に、本発明の第2実施形態に係るクリップについて説明する。
なお、上記第1実施形態のクリップの構成と重複する構成には同符号を付し、その説明を適宜省略する。
【0033】
図6及び図8に示すように、第2実施形態のクリップ30を構成する支持棒32は、支持棒(第1支持部)32と押さえカバー34が相互に組み付けられたときに、取手部14側に位置する軸方向後端部32Rから取手部14側と反対側に位置する軸方向先端部32Fにかけて、支持棒32が押さえカバー(第2支持部)34側に近づくように水平線Lに対して傾斜されている。具体的には、支持棒32の傾斜角度αは、水平線Lに対して約4度になることが好ましい。これにより、支持棒32の軸方向先端部32Fと押さえカバー34との間に発生する挟持力は、支持棒32の軸方向後端部32R側と押さえカバー34との間に発生する挟持力よりも格段に大きくなり、支持棒32の軸方向先端部32Fと押さえカバー34との間において新聞紙Nを確実に挟むことができる。換言すれば、支持棒32の軸方向先端部32Fは、新聞紙Nに作用させる挟持力を高める機能を有している。
【0034】
また、支持棒32の後端部側には、支持棒32の表面から突出するとともに水平方向に沿って直線状に延びたガイド部36が形成されている。
【0035】
また、図7に示すように、クリップ30を構成する押さえカバー34の挿通部22の内側面には、支持棒32のガイド部36が挿入される溝部38が形成されている。支持棒32側のガイド部36と押さえカバー34側の溝部38とが、挿通部22に対する支持棒32の誤進入を防止する進入方向判別手段を構成している。なお、押さえカバー34には、押圧部が形成されていない。
【0036】
この構成によれば、上述のように支持棒32が傾斜して形成されているため、支持棒32の軸方向先端部32F側における支持棒32と押さえカバー34との間に発生する挟持力が、支持棒32の軸方向後端部32R側における支持棒32と押さえカバー34との間に発生する挟持力と比較して大きくなる。これにより、押さえカバー34に押圧部を形成しなくても、支持棒32と押さえカバー34との間の新聞紙Nを確実に綴じることができる。この結果、クリップ30の部品点数を削減でき、クリップ30の軽量化を図ることができる。
【0037】
また、支持棒32の軸方向先端部32Fが押さえカバー34の挿通部22に進入していくと、やがて、支持棒32の軸方向後端部32Rが挿通部22の近傍に到達する。そして、支持棒32に形成されたガイド部36が押さえカバー34の挿通部22に形成された溝部38に入り込む。そして、支持棒32と押さえカバー34とが組み付けられた状態では、ガイド部36が溝部38に入り込んだ状態が維持される。この構成によれば、使用者が、支持棒32の向きを逆にした状態で支持棒32を押さえカバー34に挿入した場合には、ガイド部36が溝部38に入り込まないため、ガイド部36が挿通部22の端面に接触し、支持棒32のさらなる挿入が阻止される。この結果、支持棒32を押さえカバー34に完全に挿入させることができなくなる。一方、使用者は、支持棒32の向きが正しい状態で支持棒32を押さえカバー34に挿入した場合には、ガイド部36が溝部38に入り込み、支持棒32が押さえカバー34に完全に挿入される。このように、ガイド部36と溝部38を設けたことにより、使用者は、支持棒32の向きが正しいのか否かを容易に判別することができる。この結果、支持棒32が傾斜して構成されている場合でも、支持棒32と押さえカバー34とを正しく組み付けることができ、ひいては支持棒32と押さえカバー34との間で新聞紙Nを確実に挟持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の第1実施形態に係るクリップの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るクリップの構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るクリップの第1支持部(支持棒)の構成図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るクリップの第2支持部(押さえカバー)の構成図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るクリップの使用状態を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るクリップの第1支持部(支持棒)の構成図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るクリップの第2支持部(押さえカバー)の構成図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るクリップの構成図である。
【符号の説明】
【0039】
10 クリップ
12 支持棒(第1支持部)
14 取手部(把持部)
18 係合片(係合部)
20 押さえカバー(第2支持部)
22 挿通部
24 押圧部
30 クリップ
32 支持棒(第1支持部)
34 押さえカバー(第2支持部)
36 ガイド部(進入方向判別手段)
38 溝部(進入方向判別手段)
N 新聞紙(被支持物)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1支持部と、前記第1支持部に組み付けられる第2支持部と、を有し、相互に組み付けられた前記第1支持部と前記第2支持部との間に発生する挟持力により前記第1支持部と前記第2支持部との間で被支持物を挟持するクリップであって、
前記第2支持部には、前記第1支持部が挿通可能な挿通部が形成され、
前記第1支持部には、前記第1支持部が前記挿通部を挿通して前記第2支持部に組み付けられた状態で前記挿通部と係合し前記第1支持部の前記挿通部からの抜けを防止する係合部が形成されていることを特徴とするクリップ。
【請求項2】
前記第1支持部又は前記第2支持部には、前記第1支持部と前記第2支持部との間に挟持された前記被支持物を押圧する押圧部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
【請求項3】
前記第1支持部又は前記第2支持部には、把持可能な把持部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
【請求項4】
前記第1支持部及び前記第2支持部には、前記挿通部に対する前記第1支持部の誤進入を防止する進入方向判別手段が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
【請求項5】
前記第1支持部の軸方向後端部から軸方向先端部にかけて所定の方向に対して傾斜して形成され、
前記軸方向先端部は、前記第1支持部が前記挿通部を挿通した状態で前記軸方向先端部と前記第2支持部との間に発生する前記挟持力を高める機能を有することを特徴とする請求項1に記載のクリップ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−90560(P2009−90560A)
【公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−263844(P2007−263844)
【出願日】平成19年10月9日(2007.10.9)
【出願人】(507334004)
【出願人】(501435956)株式会社リアライズ (2)
【Fターム(参考)】