説明

ケースコンベア

【課題】 ケースコンベアにて搬送する粉粒体を余すことなく搬送ケース内から搬出する。
【解決手段】 粉粒体の掃き取り用アタッチメント8を有する無端チェーン2に掻取プレート7と、掻き出しスクレーパ13とを装備したものである。掻取プレート7は、板状で、下縁を搬送ケース1の底板10に接触させ、外端縁を搬送ケース1の両側壁11の内面に接触させることによって、アタッチメント8が掃き残した粉粒体を掃き取りながら搬送するものであり、掻き出しスクレーパ13は、ブラシ15を有している。ブラシ15は、搬送ケース1の側壁11の曲面によって側壁11と底板10間に形成された隙間d内に差し込まれ、隙間d内に入り込んだ粉粒体を底板10上に掻き出すものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として穀物などの粉粒体を搬送するケースコンベアに関する。
【背景技術】
【0002】
ケースコンベアは、方形の断面を有するケーシング内にチェーンを走らせ、被搬送物とチェーンに取り付けられた掻取プレートの相互間の摩擦力を利用して、搬送面上をあたかも流体のように粉体又は粒体を運搬するコンベアである。
【0003】
ケースコンベアによれば、水平搬送だけでなく、垂直あるいは傾斜搬送も可能であり、主としてとうもろこし、マイロ、大豆、菜種、大麦などの食用穀類や、動物飼料用の穀物類の搬送に使用されている。ケースコンベアは、粉粒体の輸送に最も適したコンベアであると考えられ、各方面に広く活用されているが、非特許文献1によれば、運搬する粉粒体の性質によっては運搬効率に差があるばかりではなく、思わぬ障害を受けることがあるので設計に当たっては特に慎重な検討が必要であるとしている。
【0004】
例えば、特許文献1には、ケースコンベアは、搬送ケース内に掻取プレートが取り付けられたチェーンを走行させる構造のため、掻取プレートが搬送ケースに擦れ合うことから、激しい騒音を発生するという問題を指摘して掻取プレートと搬送ケースとが直接触れ合わないように樹脂製のレールを設け、掻取プレートと搬送ケースとの間に隙間を設けることによって掻取抵抗を少なくし、騒音を発生しないように改善したことが述べられている。
【0005】
もっとも、ケースコンベアの問題点は特許文献1が指摘するような騒音の発生だけではない。例えばケースとアタッチメント間の隙間に入り込んだ粉粒体はアタッチメントに掻き取られることなく、そのままケース内に残留するという問題がある。通常、ベルトコンベアでは特許文献2,3に記載されているように、スクレーパやブラシをベルト表面に接触させることによって、ベルト表面に付着した付着物を掻き取り、あるいはふるい落すことによって、ケース内に残留した粉粒体は、作業終了後、作業員が手作業にて取り除かなければならないが、ケースコンベアでは、ケースの底板と、側壁との隙間に入り込んだ粉粒体を取り除く作業は非常に厄介である。
【0006】
【特許文献1】特許公開平10−329929号公報
【特許文献2】特許公開2003−312827公報
【特許文献3】実用新案公開平5−40212号公報
【非特許文献1】日立金属株式会社 日立ケースコンベアカタログ
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
解決しようとする問題点は、ケースコンベア内を搬送する粉粒体がアタッチメントや掻取プレートに掃き出されずにケース内に残留したときに、その残留物を取り除く作業は厄介であるといういう点である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、搬送ケース内に搬送物である粉粒体を残さないために、搬送ケースの側壁に向け、アタッチメント及び掻取プレートとは別にその両側方に張り出して掻き取り用ブラシを設けたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のケースコンベアによれば、ケースコンベアに搬入された粉粒体は、無端チェーンの駆動により、アタッチメント及び掻取プレートで掃かれながら搬送ケースの内部を輸送され、同時にアタッチメントに取り付けられた掻き取り用ブラシが同方向に掻取プレートと一体に移動しつつ掻取プレートとケースの内壁間、特にケースの内壁と底板の内底との接合部間に形成される隙間を払拭し、その隙間内に入り込んだ粉粒体を隙間内から掻き出し、さらに、掻取プレートの範囲内に掃き寄せるため、掻取プレートとケースの内壁間、特にケースの内壁と底板との接合部間に粉粒体が溜まることがなく、搬送作業終了後に、搬送ケース内に残留する粉粒体を除去する手数をなくし、搬送ケース内を清潔に保持でき、搬送ケース内に残留する残存物が次の搬送物内に混入することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は、搬送ケース内に粉粒体の残留物を残さないというという目的を、アタッチメントに外端からその延長方向に向けて掻き出しスクレーパのブラシを張り出させることで実現した。
【実施例1】
【0011】
以下に本発明の実施例を図によって説明する。図1に本発明を適用するケースコンベアの構成を示す。ケースコンベアは、搬送ケース1内に無端チェーン2を内蔵している。搬送ケース1は、長手方向の一端の上面に投入口3が開口され、他端下面に排出口4が開口されたものである。無端チェーン2は、スチールチェーン又は鍛造チェーンであり、搬送ケース1の長手方向の内部両端のスプロケット5,5間に掛け渡され、搬送ケース1内に設置されたレール6に沿って図3に示すように上側行程及び下側行程を循環移動するものである。図2において、無端チェーン2は、要所に両側方に張り出したアタッチメント8を有し、特定のアタッチメント8には、さらに、掻取プレート7が取り付けられているものである。
【0012】
無端チェーン2は、搬送ケース1の底板10と、両側壁11と、上蓋12とに囲まれた空間内に設置されているものである。投入口3から搬送ケース1内に投入された粉粒体Pは図3に示すように底板10上に落下し、底板10上に堆積された粉粒体Pは、図4、図5に示すように無端チェーン2の送り方向に、アタッチメント8及び掻取プレート7で掻き取られながら排出口4に向けて連続送りが与えられる。
アタッチメント8は金属板であり、投入口3内に投入され、底板10上に堆積した大部分の粉粒体Pを掃きながら、排出口4から掃き出すものであるが、底板10上の内底面及び側壁11とアタッチメント8間には隙間が形成されているために、アタッチメント8で掃くだけでは底板10上に掃き残しが生じる。
【0013】
掻取プレート7は、フェルト又は合成樹脂の板であり、図3に示すように無端チェーン2の両側方に直角に張り出させた特定のアタッチメント8を選定してその板面にあてがい、掻取プレート7の外面を抑え板9でおさえ、掻取プレート7の下縁及び外端縁をアタッチメント8及び抑え板9より突出させ、掻取プレート7の下縁を、搬送ケース1の底板10に接触させ、外端縁は、搬送ケース1の側壁10の内面に接触するようにその突出長さを調整してアタッチメント8に脱着可能にボルト締めしたものである。掻取プレート7は、アタッチメント8で掃き残した底板10上の粉粒体を含めて底板10上に積層した粉粒体Pの殆どを掃き取りつつ排出口4に向けて搬送するものである。
【0014】
搬送ケース1の両側壁11,11の上下両端縁には、図3に示すように外方に向けて水平方向に屈曲して締付座11a,11bが形成され、上縁の締付座11aには上蓋12を重ね、下縁の締付座11bは底板10上に重ねてそれぞれボルト・ナットで締付け固定されている。
【0015】
上蓋12と、両側壁11間及び底板10と両側壁11間には、締付座11a又は11bと側壁11間に形成される曲面によって隙間が形成されることになる。隙間は、側壁の上下に形成されるが、問題は、底板10と両側壁11間に形成される隙間である。底板10と両側壁11間に形成される隙間内に入り込んだ粉粒体Pは、掻取プレート7によっても掃き取ることはできない。
【0016】
そこで、本発明においては、アタッチメント8に、掻き出しスクレーパ13を取り付けたものである(図4、図5参照)。掻き出しスクレーパ13は、図6(a)、(b)に示すようにホルダー14の先端に、ブラシ15を植えつけたものである。
【0017】
図6(a)、(b)において、掻き出しスクレーパ13は、開口部を側壁側に向けた受入筒16をアタッチメント8の一側に溶接などによって固定し、この受入筒16内に、掻き出しスクレーパ13のブラシ15を外向きにしてホルダー14を差し込んでいる。
【0018】
掻き出しスクレーパ13は、アタッチメント8からその延長上にさらにブラシ15を突出させ、側壁11の曲面によって形成された隙間内にブラシ15を差し込み、隙間内に入り込んだ粉粒体を掻き出すものである。ブラシ15は、図6(a)に示すように、上下二段のブラシの束15a,15bに分けられ、上段ブラシの束15aは、ブラシの毛の長さが下段ブラシ15bの毛の長さより長く、相対的に急な角度で下傾させ、下段ブラシの束15bは、ブラシの毛の長さが上段ブラシ15aの毛の長さより短く、相対的に緩やかな角度で下傾させたものである。
【0019】
ブラシは、要するに、搬送ケース1の側壁11の曲面によって側壁11と底板10間に形成された隙間d内に差し込まれ、隙間d内に入り込んだ粉粒体Pを底板10上に掻き出すものであって、その形状は必ずしも図示の形状に限るものではないが、上段ブラシ15aの束は、ブラシの毛の長さが下段ブラシ15bの毛の長さより長く、相対的に急な角度で下傾させることによって、図7のように上段ブラシの毛先が底板10と側壁11との隙間dに深く差し込まれ、隙間d内に入り込んだ粉粒体を掻き出す上に有利であり、また、下段ブラシ15bの毛の長さを上段ブラシ15aの毛の長さより短く、相対的に緩やかな角度で下傾させることによって、上段ブラシ15aによって底板上に掻き出された粉粒体を無理なく掻取プレート7に向けて掃き寄せることができる。
【0020】
なお、実施例においては、掻き出しスクレーパ13をアタッチメント8に直接取り付ける例を説明しているが、掻き出しスクレーパ13は、掻取プレート7の外面をおさえる抑え板9側に取り付けることもできる。抑え板9は、掻取プレート7をアタッチメント8に取り付けるための抑え板であって、抑え板9に取り付けるときには、間接的にアタッチメント8に取り付けられたと考えてよい。この実施例では、掻取プレート7が取り付けられているアタッチメント8にさらに掻き出しスクレーパ13を取り付けた例を示しているが、掻き出しスクレーパ13は、アタッチメント8に取り付けられていれば良いのであって、必ずしも掻取プレート7が取り付けられているアタッチメント8を選定して掻き出しスクレーパ13を取り付けているわけではない。
【0021】
さらに、掻き出しスクレーパ13をアタッチメント8に取り付ける例としては、上記の例に限らない。図8は、取付板17を用いて掻き出しスクレーパ13をアタッチメントに取り付ける例である。図8(a)においては、掻き出しスクレーパ13の受入筒16を予め溶接などによって一面に固定した取付板17の他面にボルト18を突出させ、そのボルト18をアタッチメント8と抑え板9との積層に挿通し、その突出端をナット19で緊締している。、また、図8(b)においては、掻き出しスクレーパ13の受入筒16が一面に固定された取付板17の他面のボルト18をアタッチメント8に挿通し、その突出端をナット19で緊締した例、図8(c)は、掻取プレート7が取り付けられたアタッチメント8に掻き出しスクレーパ13を装備する例であり、掻取プレート7の面に掻き出しスクレーパ13の受入筒16が一面に固定された取付板17を重ね、掻取プレート7とアタッチメント8との積層にボルト18を挿通し、その突出端をナット19で緊締している。以上、いずれの例においても、無端チェーン2の連続移動に伴って掻き出しスクレーパ13のブラシ15で隙間から掻き出された粉粒体Pは、後続のアタッチメント8又は掻取プレート7によって掃き取られてゆく。
【0022】
無端チェーン2の駆動力を受けた掻取プレート7の移動に伴って、前述のように上段ブラシ15aは、側壁11の下縁と、底板10間の隙間d内に入り込んだ粉粒体を底板10上に掃きだし、下段ブラシ15bは、粉粒体を、掻取プレート7の長さの範囲内に掃き寄せ、底板10上に堆積した粉状体は、アタッチメント8及び掻取プレート7に押されながら、底板10上を搬送され、その送り終端で排出口4から搬送ケース1外に送り出される。
【0023】
本発明において、底板10上に堆積した粉粒体の大部分は、実質的にはアタッチメント8で掃き取られ、掻取プレート7は、掃き残された底板10上の粉粒体を掃き取るものであるため、すべてのアタッチメント8に掻取プレート7を取り付けるまでもなく、アタッチメント8の数枚おき、たとえば、2〜4m間隔で設置されていれば十分である。なお、掻き出しスクレーパ13は消耗品であり、ブラシ15が磨耗すれば、ねじを緩めて受入筒16からホルダー14を抜き取り、新品の掻き出しスクレーパに交換する。
【0024】
また、掻取プレート7が磨耗したときには、抑え板9のねじを緩め、抑え板9とアタッチメント8間から磨耗した掻取プレート7を取り外して新品に交換するが、掻取プレート7の取付は必ずしもねじ止めに限るものではない。図9に示すようにアタッチメント8に、ばねクリップ20を予めねじ止めしておき、ばねクリップ20の抑え縁20aを開いてアタッチメント8の板面に掻取プレート7をあてがい、ばね作用を利用してその外面をばねクリップ20の抑え縁20aで加圧して掻取プレート7をアタッチメント8の定位置に脱着可能に定着させれば、掻取プレート7の交換を容易に行うことができる。また、ばねクリップ20には、掻取プレート7の外面を抑える抑え縁20aの基部に爪20bを傾斜状に張り出し、この爪20bを掻取プレート7内に食い込ませておくことによって、掻取プレート7を安定に支持できる。
【0025】
本発明によれば、合成樹脂あるいはフェルトを用いた掻取プレート7と、ブラシ15を用いた掻き出しスクレーパ13との併用により、搬送ケース1内に被搬送物として投入された粉粒体を余すことなく搬送ケース1内から搬出することができ、したがって搬送作業終了後、搬送ケース1内の清掃作業を簡略化でき、ひいては搬送作業の作業能率の向上を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明は、チェーンに取り付けられたアタッチメントに、掻取プレートと、ブラシを有するスクレーパを取り付けたため、スクレーパによるケースの底板と側壁間の隙間内に入り込んだ粉粒体の掻き取り作用と、後に続く掻取プレートの掻き取り作用との二段の掻き取り作用によって搬送ケース内に搬入されたマイロ、大豆、菜種、大麦などの食用穀類や、動物飼料用の穀物類を余すことなく搬送,搬出できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明を適用したケースコンベアの側面図である。
【図2】搬送ケースに内蔵した無端チェーンの略示図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面拡大図である。
【図5】掻取プレート及び掻き出しスクレーパの取付状態を示す斜視図である。
【図6】掻き出しスクレーパをアタッチメントに取り付ける要領を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図7】側壁と底板との間に形成される隙間内の粉粒体をブラシによって掻き出す要領を示す図である。
【図8】(a)〜(c)は、掻き出しスクレーパの他の取付例を示す図である。
【図9】掻取プレートの他の取付例を示す図である。
【符号の説明】
【0028】
1 搬送ケース
2 無端チェーン
3 投入口
4 排出口
5 スプロケット
6 レール
7 掻取プレート
8 アタッチメント
9 抑え板
10 底板
11 側壁
11a,11b 締付座
12 上蓋
13 掻き出しスクレーパ
14 ホルダー
15 ブラシ
15a 上段ブラシの束
15b 下段ブラシの束
16 受入筒
17 取付板
18 ボルト
19 ナット
20 ばねクリップ
20a 抑え縁
20b 爪

【特許請求の範囲】
【請求項1】
掻取プレートと、掻き出しスクレーパとを有するケースコンベアであって、
掻取プレートと、掻き出しスクレーパとは、搬送ケース内の無端チェーンと一体的に取り付けられたものであり、
掻取プレートは、板状で、下縁を搬送ケースの底板に接触させ、外端縁を搬送ケースの両側壁の内面に接触させることによって、底板上の粉粒体を掻き取りながら搬送するものであり、
掻き出しスクレーパは、ブラシを有し、ブラシは、搬送ケースの側壁の曲面によって側壁と底板間に形成された隙間内に差し込まれ、隙間内に入り込んだ粉粒体を底板上に掻き出すものであることを特徴とするケースコンベア。
【請求項2】
無端チェーンは、搬送ケースの内部両端のスプロケット間に掛け渡され、アタッチメントを有し、
アタッチメントは、両側方に張り出して無端チェーンの要所に取り付けられ、搬送ケース内の粉粒体の一部を掻き取りながら搬送するものであり、
掻取プレート及び掻き出しスクレーパは、アタッチメントに取り付けられているものであることを特徴とする請求項1に記載のケースコンベア。
【請求項3】
掻き出しスクレーパは、適宜選択された特定のアタッチメントにのみ取り付けられているものであることを特徴とする請求項1に記載のケースコンベア。
【請求項4】
アタッチメントの一側板面には、開口部を側壁側に向けた受入筒が取り付けられ、
掻き出しスクレーパは、ホルダーの先端にブラシを植えつけたものであり、受入筒内に、ブラシを外向きにしてホルダーを差し込み、受入筒の一側面からねじ込んだボルトを受入筒内に差し込まれたホルダーに押し付けて受入筒内に脱着可能に固定されているものであることを特徴とする請求項1に記載のケースコンベア。
【請求項5】
ブラシは、上下二段のブラシの束に分けられ、上段ブラシの束は、ブラシの毛の長さが下段ブラシより長く、相対的に急な角度で下傾し、側壁の下縁と、底板間に形成される隙間内に差し込まれ、該隙間内に入りこんだ粉粒体を隙間内から底板上に掻き出すものであり、
下段ブラシの束は、上段ブラシに比べて相対的に緩やかな角度で下傾し、上段ブラシで底板上に掻き出された粉粒体を掻取プレートに向けて掃き寄せるものであることを特徴とする請求項1に記載のケースコンベア。
【請求項6】
掻取プレートは、ばねクリップのばね作用を利用してアタッチメントの定位置に脱着可能に取り付けられているものであることを特徴とする請求項1に記載のケースコンベア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−19055(P2008−19055A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−192556(P2006−192556)
【出願日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(593188095)日機プランテック株式会社 (1)