説明

ケーブル処理システム

【課題】多様な演出効果を得ることが可能であるとともに、ケーブルの収納や接続が円滑に行えるケーブル処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、演出用空間の上部に設置された構造体1から吊下げられた複数の昇降バトン2と、この昇降バトン2の任意の位置に着脱可能に取付けられる電気機器9と、この電気機器9に接続されるケーブル6が収納され、電気機器9が取付けられる昇降バトン2の配設位置に対応して構造体1側に設置可能なケーブル収納手段5と、前記昇降バトン2に設けられ、前記ケーブル収納手段5に収納されたケーブル6の先端側が係止しされるケーブル係止手段10とを備えるケーブル処理システムである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、演出空間に設置された昇降バトンの任意の位置に取付け可能な電気機器を備えるケーブル処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、劇場の舞台やスタジオ等の演出空間においては、照明器具、幕類、看板等のいわゆる吊り物を吊下げるための昇降バトンが演出空間の奥行き方向に所定の間隔で多数設置されている。そして、これら昇降バトンのうち、照明器具が吊下げられる照明バトンが適宜選定され、専用のバトンとして用いられている。
【0003】
従来、照明バトンに複数台の照明器具を配置し、照明バトンにボーダーケーブルによって電源を供給し、照明バトンの上昇時に弛んだボーダーケーブルを収納する受け籠を照明バトンの上方に設けたものやボーダーケーブルを巻き取るケーブルリールを採用して受け籠を省略したものがある(特許文献1参照)。また、多様な演出効果を得るため、バトンに取付けることができるとともに、その吊下げ位置を自由に選択でき、相互に連結・分離可能に形成されたライトブリッジフレームを有する舞台用ライトブリッジが提案されている(特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2007−294192号公報
【特許文献2】特開平9−265804号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、ボーダーケーブルの処理方法が示されているが、照明バトンに固定的に照明器具が配置されているものであり、その位置が変更できないため、照明器具が配置されていない位置から対象物にスポット光を照射する必要が生じた場合に対応することができず、多様な演出照明効果を得ることが困難となるものである。一方、特許文献2には、多様な演出照明効果を得るため、吊下げ位置を自由に選択できるライトブリッジフレームが示されているが、ここには、ライトブリッジフレームに接続されるケーブルの処理について何ら具体的な開示がされていない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、昇降バトンの任意の位置に取付け可能な電気機器を備え、多様な演出効果を得ることが可能であるとともに、ケーブルの収納や接続が円滑に行えるケーブル処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載のケーブル処理システムは、演出用空間の上部に設置された構造体から吊下げられた複数の昇降バトンと;この昇降バトンの任意の位置に着脱可能に取付けられる電気機器と;この電気機器に接続されるケーブルが収納され、電気機器が取付けられる昇降バトンの配設位置に対応して構造体側に設置可能なケーブル収納手段と;前記昇降バトンに設けられ、前記ケーブル収納手段に収納されたケーブルの先端側が係止しされるケーブル係止手段と;を具備することを特徴とする。
【0007】
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義及び技術的意味は次による。ケーブルとは、電源ケーブルや信号ケーブル等をいい、電気機器とは、これらケーブルが接続される機器をいう。例えば、分岐器、制御機器、調光器、照明器具等であるが格別これらに限定されるものではない。ケーブル収納手段は、構造体側に電気機器を取付けることが可能な昇降バトンに対応して設置可能であればよく、その設置手段を特に問うものではない。例えば、構造体が昇降バトンの吊下げワイヤを挿通するすのこ状の天井材の場合、この天井材の上面に着脱可能に配置するようにしてもよく、また、構造体にガイドレールを設けて、これに沿って移動できるようにしてもよい。ケーブルの先端側とは、ケーブルの先端部、例えば、コネクタが設けられている部分を含み、先端部から所定の長さの部分を含む主旨である。
【0008】
請求項2に記載のケーブル処理システムは、請求項1に記載のケーブル処理システムにおいて、前記ケーブル係止手段は、昇降バトンの昇降動作に際し、ケーブルと電気機器との接続部に張力が作用しないようにケーブルの先端から所定長さの部分を係止することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載のケーブル処理システムは、請求項1又は請求項2に記載のケーブル処理システムにおいて、前記ケーブル収納手段は、ケーブルを巻き取るリールを備えており、当該リールは、常時ケーブルを巻き取る方向に回転力が付与されていることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載のケーブル処理システムは、請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のケーブル処理システムにおいて、演出用空間には複数の昇降バトンが所定の間隔で平行して構造体から吊下げられており、前記構造体側であって、昇降バトンの長手方向と直交する方向にケーブル収納手段が移動可能なガイドレールが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、昇降バトンの任意の位置に電気機器を取付けることができ、多様な演出効果を得ることが可能であるとともに、ケーブルの収納や接続が円滑に行えるケーブル処理システムを提供することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ケーブルと電気機器との接続部に張力が作用することを回避でき接続状態を確実に保つことができる。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、前記各請求項に記載の発明の効果に加え、昇降バトンの昇降動作時において、ケーブルが弛むことなくケーブル収納手段に収納される。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、前記各請求項に記載の発明の効果に加え、ケーブル収納手段の移動作業が容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の第1の実施形態に係るケーブル処理システムについて図1乃至図6を参照して説明する。図1は、ケーブル処理システムを示す概略構成図、図2は、同平面図、図3乃至図6は、同ケーブルの接続工程を示す概略構成図、図7は、ケーブル係止手段を示す斜視図及び側断面図である。
【0016】
図1において、調光室に設置された調光操作器10は、複数の入力手段を有し、この入力手段から入力された操作レベル情報を例えば、DMX信号として調光機械室に設置された調光盤20に送出する。DMX信号は、米国劇場技術協会(USITT)が規格化した演出分野等に用いられるディジタル信号であり、調光制御用の調光信号の規格として用いられるDMX512を示している。
【0017】
調光盤20には、複数の調光器21が設けられており、これら調光器21には、交流電源ACが接続されている。各調光器21には、舞台やスタジオに設置されて、演出照明を行うスポットライト等の照明負荷が接続されるようになっており、これら、照明負荷には、調光器21から調光制御信号によって制御された調光電圧が供給される。
【0018】
次に、図1及び図2に示すように、演出空間である舞台やスタジオには、天井側に構造体1としてすのこ又はグリッド等の天井材が設置されている。この構造体1には、例えば、演出空間の奥行き方向に所定の間隔で平行して多数の昇降バトン2が複数本のワイヤ3で吊下げられている。この昇降バトン2は、構造体1の上方の天井面に設けられた図示しない滑車を通してワイヤ3が電動巻上機に巻き取られるようになっており、これによって、昇降バトン2は、上下に昇降可能となっている。
【0019】
このような演出空間の設備を前提として、昇降バトン2の任意の位置に、給電を必要とする電気機器として分岐器等を着脱可能に取付け、この分岐器に照明器具を接続して最適な照明効果を得るようにする。
【0020】
図2に示すように、構造体1の上面には、昇降バトン2と直交する方向に複数のガイドレール4が敷設されている。このガイドレール4には、1レールあたり4台のケーブル収納手段5がガイドレール4に沿って移動可能に設置されている。ケーブル収納手段5は、ボーダーケーブル6を収納するものであり、ケーブル6を巻き取るリールを備えており、このリールには、常時、ケーブル6を巻き取る方向にばね部材等によって回転力が付与されている。また、ケーブル6の先端部には、給電コネクタ61が設けられている。
【0021】
さらに、構造体1の上面であって、各ガイドレール4の近傍には、各昇降バトン2と略一致する位置に、コネクタボックス7が配設されている。このコネクタボックス7には、ガイドレール4に設置されたケーブル収納手段5から導出された接続ケーブル51が接続されるようになっており、その結果、ボーダーケーブル6がコネクタボックス7に電気的に接続される。さらにまた、構造体1の上面には、調光器21に接続された接続端子ボックス8が設けられており(図1参照)、この接続端子ボックス8にコネクタボックス7が図示しない電力ケーブルで接続されている。したがって、調光器21、接続端子ボックス8、コネクタボックス7を経由してケーブル収納手段5内のボーダーケーブル6、さらには、給電コネクタ61に給電されるようになっている。
【0022】
このように構成されたケーブル収納手段5は、図1に示すように、昇降バトン2の任意の位置に取付けられた電気機器、例えば、分岐器9に対応した位置に設置されている。分岐器9は、昇降バトン2上に着脱可能に取付けられるもので、ボーダーケーブル6の給電コネクタ61と接続される受電コネクタ91を有し、複数のコンセント92を備えている。このコンセント92には、昇降バトン2に吊り下げられるスポットライト等の照明器具が接続される。
【0023】
昇降バトン2の上方に取付けられた各分岐器9の近傍には、ケーブル係止手段10が取付けられている。図7(a)に示すように、ケーブル係止手段10は、アーム状をなし支持脚部11及び正面視、コ字状の頭部12から構成されている。そして、頭部12の両側壁間には、両側壁に亘って円柱状の係止桿13が設けられている。
【0024】
以上のような構成において、ボーダーケーブル6の接続工程を説明する。まず、図3に示すように、電気機器としての分岐器9を取付ける対象の任意の昇降バトン2が床面近くまで下げられて各分岐器9の取付け位置に対応して、ケーブル係止手段10が取付けられる。このケーブル係止手段10は、昇降バトン2に常時固定されていてもよく、任意の昇降バトン2に着脱となっていてもよい。
【0025】
この状態から、図4に示すように、昇降バトン2をすのこ状の天井材からなる構造体1近くまで上昇させる。この場合、ケーブル係止手段10の頭部12は、構造体1の上面側に突出した状態となる。次いで、ケーブル収納手段5をガイドレール4に沿ってケーブル係止手段10の近くまで移動し、ケーブル収納手段5からボーダーケーブル6の先端側、つまり、給電コネクタ61側を所定長さ引き出し、ケーブル係止手段10に係止する。この係止は、図7(b)に示すように、ケーブル6の給電コネクタ61側を係止桿13を巻回するように通し、ケーブル6の巻回部分を束ねるように留金14で挟着固定することにより行われる。続いて、ケーブル収納手段5から導出されている接続ケーブル51をコネクタボックス7に接続する。
【0026】
次に、図5に示すように、昇降バトン2を床面近くまで下降させる。このとき、ケーブル6には、ケーブル収納手段5によりケーブル6を巻き取る方向に力が付与されているが、ケーブル係止手段10によって、ケーブル6の先端側、すなわち、給電コネクタ61側から所定長さの部分が係止されているので、その力は、係止部分で受け止められ給電コネクタ61に及ぶことはない。そして、分岐器9を昇降バトン2上に取付け、ケーブル6の給電コネクタ61と分岐器9の受電コネクタ91とを接続する。図6に示すように、この接続が完了した状態で、昇降バトン2に図示しない照明器具が吊り下げられ、分岐器9のコンセント92に接続される。
【0027】
このような設置状態において、昇降バトン2は、上下に昇降操作することが可能である。この場合、ケーブル6は、昇降バトン2の昇降に伴い、ケーブル収納手段5により巻き取られ、また、巻き戻しされて収納されるようになっている。さらに、ケーブル6は、ケーブル係止手段10によって給電コネクタ61側から所定長さの部分が係止されているので、昇降バトン2の昇降動作により、給電コネクタ61と受電コネクタ91との接続部に、これらを離脱する方向の力が直接作用することはない。したがって、ケーブル係止手段10は、初期においてケーブル収納手段5に収納されたケーブル6を構造体1の上方で係止した後、床面近くまで下降させて分岐器9に接続する機能と(図5参照)、給電コネクタ61と受電コネクタ91との接続部に張力を作用させない機能とを併せ持っている。
【0028】
なお、上述の説明においては、電気機器として分岐器9を例にとり説明したが、分岐器9を経由せずに、電気機器として直接照明器具をケーブル6に接続するようにしてもよい。
【0029】
以上のように本実施形態によれば、任意の昇降バトン2に電気機器を取付けることができるので、演出内容に合わせ最適な位置から最適な照明効果を得ることが可能となり、演出性の高い照明を行うことができる。また、この場合、ケーブル6の接続、収納処理を円滑に行うことができ、さらに、ケーブル6は、ケーブル係止手段10によって係止されるので、昇降バトン2の昇降動作に伴い、給電コネクタ61と受電コネクタ91との接続部に張力が作用することを回避でき、接続部の接続状態を確実に保つことができる。
【0030】
次に、本発明の第2の実施形態に係るケーブル処理システムについて図8及び図9を参照して説明する。図8は、ケーブル処理システムを示す平面図、図2は、同概略構成図である。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し重複した説明は省略する。本実施形態では、構造体1の上面に敷設された複数のガイドレール4のうち、1つのレールに調光信号ケーブル6aを収納するケーブル収納手段5aを設置したものであり、他のケーブル収納手段5bには、電源ケーブル6bを収納したものである。したがって、ケーブル収納手段5aに対応するコンセントボックス7aには、調光制御信号が送出され、ケーブル収納手段5bに対応するコンセントボックス7bには、電源電圧が供給されるようになっている。
【0031】
図9に示すように、昇降バトン2上には、ケーブル収納手段5aに対応する位置に分岐器9a及び小形の調光器21aが取付けられている。そして、分岐器9aから信号線が調光器21aに接続されている。一方、電源が供給される分岐器9bから電源線が調光器21aに接続され、昇降バトン2に吊り下げられた照明器具Lに調光器21aから給電されるようになっている。したがって、本実施形態においては、電気機器としては、分岐器9a、9b、調光器21aが該当することとなる。なお、電気機器は、例えば、昇降バトン2に取付け可能で電源を要し、演出用に煙を発生するスモーク機器等であってもよい。さらに、調光制御信号は、無線で送信するようにしてよく、この場合は、ケーブル収納手段5aを省略することができる。
【0032】
以上のように本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果に加え、信号ケーブル6aや電源ケーブル6bのケーブル処理を円滑に行うことができる。また、電気機器としては、電源を必要とする機器であれば適用可能となる。
【0033】
本発明は、上記各実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、ケーブル係止手段10は、初期においてケーブル収納手段5に収納されたケーブル6を構造体1の上方で係止した後、床面近くまで下降させて分岐器9に接続する機能のみを有するように構成してもよい。つまり、ケーブル6を分岐器9に接続するため、昇降バトン2を構造体1近くまで上げ(図4参照)、ここで、ケーブル6をケーブル係止手段10に仮止めし、この状態で昇降バトン2を下降させてケーブル6を床面近くまで下降させ(図5参照)、分岐器9に接続し、その後は、仮止めを解き、給電コネクタ61と受電コネクタ91との接続部に張力を作用させない機能は、分岐器9側の構成で対処するようにしてもよい。特に、ケーブル収納手段5に、常時ケーブル6を巻き取る方向に力を付与させない場合には、このような構成で足りる。
【0034】
上記実施形態のような構造体1の上面にガイドレール4を敷設することが好ましいが、ガイドレール4は、当該ガイドレール4に固定的に設置された1つのケーブル収納手段5を他のケーブル収納手段5が迂回して移動可能なようにバイパスレールを付設するのがさらに好ましい。ガイドレール4は、必ずしも必要ではなく、構造体1の上側で移動可能であればよい。例えば、構造体1の上方に設けられた建築構造物の天井面にケーブル収納手段5を吊下げて、このケーブル収納手段5を天井面に沿って移動可能に構成してもよく、また、構造体1に着脱できるように配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るケーブル処理システムを示す概略構成図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同ケーブルの接続工程を示す概略構成図である。
【図4】同じく、ケーブルの接続工程を示す概略構成図である。
【図5】同じく、ケーブルの接続工程を示す概略構成図である。
【図6】同じく、ケーブルの接続工程を示す概略構成図である。
【図7】ケーブル係止手段を示す斜視図及び側断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るケーブル処理システムを示す平面図である。
【図9】同概略構成図である。
【符号の説明】
【0036】
1・・・構造体、2・・・昇降バトン、4・・・ガイドレール、
5・・・ケーブル収納手段、6・・・ケーブル、9・・・電気機器、
10・・・ケーブル係止手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
演出用空間の上部に設置された構造体から吊下げられた複数の昇降バトンと;
この昇降バトンの任意の位置に着脱可能に取付けられる電気機器と;
この電気機器に接続されるケーブルが収納され、電気機器が取付けられる昇降バトンの配設位置に対応して構造体側に設置可能なケーブル収納手段と;
前記昇降バトンに設けられ、前記ケーブル収納手段に収納されたケーブルの先端側が係止しされるケーブル係止手段と;
を具備することを特徴とするケーブル処理システム。
【請求項2】
前記ケーブル係止手段は、昇降バトンの昇降動作に際し、ケーブルと電気機器との接続部に張力が作用しないようにケーブルの先端から所定長さの部分を係止することを特徴とする請求項1に記載のケーブル処理システム。
【請求項3】
前記ケーブル収納手段は、ケーブルを巻き取るリールを備えており、当該リールは、常時ケーブルを巻き取る方向に回転力が付与されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のケーブル処理システム。
【請求項4】
演出用空間には複数の昇降バトンが所定の間隔で平行して構造体から吊下げられており、前記構造体側であって、昇降バトンの長手方向と直交する方向にケーブル収納手段が移動可能なガイドレールが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のケーブル処理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−140686(P2010−140686A)
【公開日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−313847(P2008−313847)
【出願日】平成20年12月10日(2008.12.10)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【出願人】(508364509)有限会社空間創造研究所 (1)
【Fターム(参考)】