説明

ゲートボールの練習用ゲート

【課題】交差する複数の方向にボールが通過可能で自立できる練習用ゲートを提供する。
【解決手段】載置面の上方で当該載置面に沿って延設され、それぞれが連結されて平面視にて多角形をなす3本以上の横棒12と、前記多角形の角部のそれぞれに上端部が連結され、下端部が前記載置面に載置し、それぞれの間がゲートボール用のボールが通過可能な間隔とされた3本以上の縦棒14と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲートボールの練習用ゲートに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ほぼ所定の径を有する一本の丸棒の中央部をコ字形に折り曲げて、更にその両端を、上記コ字形部分を含む平面に対して直交する平面内へ直角に折り曲げることにより床に密着する台座部を形成し、前記コ字形の立ち上がり部分における幅及び高さをゲートの所定寸法となしたゲートボールの屋内練習用ゲートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭64−974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の練習用ゲートでは、ボールを通過させる通過部分が1箇所のみであり、その通過部分に対して一方及びその反対方向へのみボールを通過させることができるようになっている。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、交差する複数の方向にボールが通過可能で自立できる練習用ゲートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、載置面の上方で当該載置面に沿って延設され、それぞれの長さ方向端部同士が連結されて平面視にて多角形をなす3本以上の横棒と、前記多角形の角部のそれぞれに上端部が連結され、下端部が前記載置面に載置し、それぞれの間がゲートボール用のボールが通過可能な間隔とされた3本以上の縦棒と、を備えるゲートボールの練習用ゲートである。
【0007】
請求項1の構成によれば、それぞれの間に間隔がある3本以上の縦棒の下端部が載置面に載置するので、競技用のゲートと異なり、縦棒の下端部を載置面に差し込むことなく、載置面上に自立させることができる。
【0008】
また、請求項1の構成によれば、3本以上の縦棒の間のそれぞれに、ゲートボール用のボールが通過可能な通過部分が構成され、その通過部分が異なる方向を向くことになるので、交差する複数の方向にボールが通過可能となる。
【0009】
請求項2の発明は、前記角部のそれぞれに設けられ、2本の前記横棒のそれぞれの長さ方向端部が取り外し可能に連結されると共に、前記縦棒の上端部が取り外し可能に連結される3つ以上の連結部材を備える請求項1に記載のゲートボールの練習用ゲートである。
【0010】
請求項2の構成によれば、横棒の長さ方向端部及び縦棒の上端部を連結部材から取り外せる。従って、練習用ゲートをばらばらにしてコンパクトにまとめられるので、持ち運びに便利となる。
【0011】
請求項3の発明は、前記3本以上の横棒及び前記3本以上の縦棒は、外径が同径とされる共に同長に構成され、互いを入れ替えて前記連結部材に対して連結可能とされている請求項2に記載のゲートボールの練習用ゲートである。
【0012】
請求項3の構成によれば、取り外した各横棒及び各縦棒を連結部材に連結する際に、3本以上の横棒及び3本以上の縦棒を互いに入れ替えて、連結部材に対して任意に連結することができるので、練習用ゲートの組立作業が容易となる。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、上記構成としたので、交差する複数の方向にボールが通過可能で自立できる練習用ゲートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】ゲートボールの練習用ゲートの構成を示す斜視図である。
【図2】連結部材の横棒用差込部及び縦棒用差込部の構成を示す側断面図である。
【図3】ゲートボールの練習用ゲートを分解した状態を示す斜視図である。
【図4】ゲートボールの練習用ゲートの使用状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係るゲートボールの練習用ゲート10の構成)
まず、本実施形態に係るゲートボールの練習用ゲート10の構成を説明する。
【0016】
本実施形態に係るゲートボールの練習用ゲート10(以下、単に、練習用ゲート10という)は、図1(A)に示すように、載置面Gの上方で当該載置面G(Z方向・−Z方向・X方向・−X方向)に沿って延設される4本の横棒12と、上下方向(Y方向・−Y方向)に沿って延設される4本の縦棒14と、横棒12及び縦棒14を取り外し可能に連結する4つの連結部材16と、を備えている。
【0017】
具体的には、4本の横棒12が、横棒12A、12B、12C、12Dで構成され、4本の縦棒14が、縦棒14A、14B、14C、14Dで構成され、4つの連結部材16が、連結部材16A、16B、16C、16Dで構成されている。
【0018】
練習用ゲート10では、横棒12Aの長さ方向(軸方向)一端部(−X方向端部)と横棒12Dの長さ方向一端部(−Z方向端部)とが連結部材16Aに連結され、横棒12Aの長さ方向他端部(X方向端部)と横棒12Bの長さ方向一端部(−Z方向端部)とが連結部材16Bに連結され、横棒12Bの長さ方向他端部(Z方向端部)と横棒12Cの長さ方向一端部(X方向端部)とが連結部材16Cに連結され、横棒12Cの長さ方向他端部(−X方向端部)と横棒12Dの長さ方向他端部(Z方向端部)とが連結部材16Dに連結されている。
【0019】
また、練習用ゲート10では、縦棒14Aの上端部が連結部材16Aに連結され、縦棒14Bの上端部が連結部材16Bに連結され、縦棒14Cの上端部が連結部材16Cに連結され、縦棒14Dの上端部が連結部材16Dに連結されている。
【0020】
各横棒12及び各縦棒14は、図1(B)に示すように、長さ方向両端部が閉鎖された円筒状(管状)に形成されている。なお、各横棒12及び各縦棒14は、長さ方向両端部が開放された円筒状であってもよく、また、中実とされた円柱状であってもよい。さらに、各横棒12及び各縦棒14は、長さ方向両端部が閉鎖又は開放された角筒状や、中実とされた角柱状であってもよく、一方へ長さを有する棒状に形成されていればよい。また、各横棒12及び各縦棒14は、長さ方向両端部における周方向に沿った角(縁)13、15(図3参照)が丸められていることが望ましい。4本の横棒12及び4本の縦棒14は、外径が同径(同じ径)とされると共に同長(同じ長さ)とされ、同一構成とされている。これにより、4本の横棒12及び4本の縦棒14は、互いに入れ替えて用いることができるようになっている。
【0021】
各連結部材16は、図1(B)に示すように、各横棒12の長さ方向一端部が差し込まれる2つの横棒用差込部18と、各縦棒14の上端部が差し込まれる縦棒用差込部19と、を備えている。各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19は、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部が差込可能な内径を有する円筒状に形成されている。具体的には、各横棒用差込部18の内径及び各縦棒用差込部19の内径は、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部の外径と同じか、当該外径よりも若干大きい径とされている。
【0022】
また、4つの連結部材16における計8つの横棒用差込部18の内径及び計4つの縦棒用差込部19の内径は、互いに同径とされている。このため、各横棒12及び各縦棒14を、計8つの縦棒用差込部19及び計4つの横棒用差込部18のいずれに対しても差し込むことができるようになっている。
【0023】
また、各連結部材16における2つの横棒用差込部18は、互いが直角方向を向いて開口しており、縦棒用差込部19は、2つの横棒用差込部18のそれぞれに対して直角方向を向いて開口している。例えば、連結部材16Aでは、一方の横棒用差込部18がX方向に開口し、他方の横棒用差込部18がZ方向に開口し、縦棒用差込部19が−Y方向へ開口している。
【0024】
さらに、各連結部材16では、図2(C)に示すように、縦棒用差込部19の周方向に沿った内周壁21の径方向外側の位置に、横棒用差込部18の内部の奥にある円形状の平面23(横棒12の横棒用差込部18に対する差込状態で当該横棒12の端面25が対向する横棒用差込部18の対向面23)がそれぞれ配置されている。これにより、縦棒14の縦棒用差込部19に対する差込状態及び横棒12の横棒用差込部18に対する差込状態において、2つの横棒12のそれぞれは、端面25が、縦棒14の外周面27に対向するようになっている。
【0025】
各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19の内周壁21には、図2に(A)示すように、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に差し込まれた各横棒12及び各縦棒14を保持する保持部としてのリブ40が設けられている。リブ40は、横棒用差込部18及び縦棒用差込部19の軸方向に沿って、横棒用差込部18及び縦棒用差込部19の内壁から径方向内側に突出しており、周方向に沿って複数配置されている。具体的には、リブ40は、横棒用差込部18及び縦棒用差込部19の内部において、周方向に沿って等間隔で3箇所配置されている。リブ40は、詳細には、横棒用差込部18及び縦棒用差込部19の奥側に向かって徐々に突出量が大きくなるように、側断面視にて傾斜している。
【0026】
これにより、外力によって、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に対して各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部が圧入されることで、図1(A)に示すように、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部がリブ40によって保持される。また、外力によって、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に差し込まれた各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部が引き抜かれることで、図1(B)及び図3に示すように、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部は、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19から取り外されるようになっている。
【0027】
以上のように、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部が各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に差し込まれることで、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部は、各連結部材16に対して取り外し可能に連結されるようになっている。
【0028】
なお、横棒用差込部18及び縦棒用差込部19の保持部としては、リブ40に限られず、例えば、図2(B)に示すように、横棒用差込部18及び縦棒用差込部19の対向面23に吸着体としての磁石42を設けると共に、被吸着体としての鉄44を横棒12の長さ方向一端部及び縦棒14の上端部に設ける構成としてもよい。この構成では、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に対して横棒12の長さ方向一端部及び縦棒14の上端部が差し込まれることで、磁石42が鉄44を吸着し、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部が保持される。その吸着力に対抗する外力によって、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に差し込まれた各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部が引き抜かれることで、各横棒12の長さ方向一端部及び各縦棒14の上端部は、各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19から取り外されるようになっている。
【0029】
以上のように、4本の横棒12の長さ方向端部同士が連結されることで、4本の横棒12は、平面視(図1における矢印−Y方向視)にて四角形をなしている。本実施形態では、当該四角形の角部17に、連結部材16が設けられるように構成されている。なお、この場合における四角形は、4本の線で囲まれた四辺形状となっていればよい。この場合の線は、直線であっても、曲線であってもよい。また、四角形の角部17は、丸みをおびていてもよい。
【0030】
また、各縦棒14が各連結部材16に連結されることにより、各縦棒14は、各連結部材16から下方へ延び、各縦棒14の下端部が載置面Gに載置するようになっている。なお、練習用ゲート10は、屋外及び屋内において使用可能であり、練習用ゲート10を屋外で使用する場合には、載置面Gは地面とされ、練習用ゲート10を屋内で使用する場合には、載置面Gは床面とされる。
【0031】
各連結部材16に連結された各縦棒14は、それぞれの間がゲートボール用のボール32が通過可能な間隔とされている。具体的には、縦棒14Aと縦棒14Bとの間隔、縦棒14Aと縦棒14Bとの間隔、縦棒14Aと縦棒14Bとの間隔及び縦棒14Aと縦棒14Bとの間隔は、それぞれ、競技用のゲートの幅(22cm)よりも狭い約21cmとされている。なお、ゲートボール用のボール32の外径は、7.5cmとされている。
【0032】
さらに、練習用ゲート10は、図1(B)に示すように、付け替え用の横棒12として、4本の横棒12よりも長さが短い2本の横棒20を備えていてもよい。なお、2本の横棒20は、長さが短い点以外は、4本の横棒12と同様に構成されている。
【0033】
(本実施形態に係る練習用ゲート10の作用)
次に、本実施形態に係る練習用ゲート10の作用を説明する。
【0034】
本実施形態に係る練習用ゲート10では、図1(A)に示すように、当該練習用ゲート10の利用者(ゲートボール競技者)Hが、4本の横棒12における長さ方向の各一端部及び各他端部を連結部材16の各横棒用差込部18に差し込むと共に、4本の縦棒14における長さ方向の各一端部を連結部材16の各縦棒用差込部19に差し込む。これにより、練習用ゲート10が組み立てられる。
【0035】
なお、4本の横棒12及び4本の縦棒14は、互いに入れ替えて用いることができるので、各横棒12及び各縦棒14を各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に差し込む際に、連結部材16の各横棒用差込部18及び各縦棒用差込部19に対して、各横棒12及び各縦棒14を任意に差し込むことができる。従って、4本の横棒12及び4本の縦棒14のうち計8本の棒のうち、どの棒が、横棒12又は縦棒14であるかを確認する必要が無く、練習用ゲートの組立作業が容易となる。
【0036】
そして、4本の縦棒14の下端部を載置面Gに接地させて、組み立てられた練習用ゲート10を載置面Gに置くことで、縦棒14の下端部を載置面Gに差し込むことなく、載置面G上に自立させることができる。
【0037】
このように、組み立てられた練習用ゲート10を載置面Gに置くことで、図4(A)に示すように、4方向(X方向・−X方向・Z方向・−Z方向)にボール32が通過可能なゲートが構成される。すなわち、縦棒14A、14Bと横棒12Aとで一つのゲートが構成され、縦棒14B、14Cと横棒12Bとで一つのゲートが構成され、縦棒14C、14Dと横棒12Cとで一つのゲートが構成され、縦棒14D、14Aと横棒12Dとで一つのゲートが構成される(図1(A)参照)。
【0038】
これにより、例えば、4方向のうちの任意の方向でゲート通しの練習をすることができ、また、4人で同時にゲート通しの練習をすることも可能となる。
【0039】
また、X方向・−X方向は、Z方向・−Z方向に対して交差する方向となり、交差する複数の方向にボール32が通過可能となる。これにより、載置面Gの起伏や傾斜によってゲート通しの方向を替えるなどすることができる。
【0040】
また、練習用ゲート10が横棒12よりも短い横棒20を備える構成の場合では、互いに対向する横棒12B、12D(又は横棒12A、12C)に替えて、横棒20(図1(B)参照)を連結部材16に差し込むことで、縦棒14Bと縦棒14Cとの間隔及び縦棒14Aと縦棒14Dとの間隔を狭くすることができる。これにより、ゲート通しの技術を磨くことができる。
【0041】
また、各連結部材16の向きを変えて、横棒用差込部18と縦棒用差込部19との位置を入れ替えることで、縦棒14の間隔を短くすることが可能である。具体的には、例えば、横棒12Bが縦棒用差込部19に差し込まれるように連結部材16Cの向きを変えると共に、横棒12Dが縦棒用差込部19に差し込まれるように連結部材16Dの向きを変えることで、縦棒14Bと縦棒14Cとの間隔及び縦棒14Aと縦棒14Dとの間隔を狭くすることができる。連結部材16C及び連結部材16Dの向きの当該変更に加えて、横棒12Bが縦棒用差込部19に差し込まれるように連結部材16Bの向きを変えると共に、横棒12Dが縦棒用差込部19に差し込まれるように連結部材16Aの向きを変えることで、縦棒14Bと縦棒14Cとの間隔及び縦棒14Aと縦棒14Dとの間隔をさらに狭くすることができる。このように、連結部材16C及び連結部材16Dの向きを変更するか、この変更に加えて連結部材16B及び連結部材16Aの向きを変更するかによって、段階的に縦棒14の間隔を調整できる。
【0042】
また、ゲート通しの練習の休憩中などにおいては、図4(B)に示すように、スティック30を4本の横棒12で囲まれた空間に差し込んで、いずれかの横棒12又は連結部材16に立てかけることができる。
【0043】
ゲート通しの練習が終了すると、練習用ゲート10の利用者(ゲートボール競技者)Hが、4本の横棒12における長さ方向の各一端部及び各他端部を連結部材16の各横棒用差込部18から引き抜くと共に、4本の縦棒14における長さ方向の各一端部を連結部材16の各縦棒用差込部19から引き抜く。これにより、図3に示すように、練習用ゲート10が分解される。
【0044】
これにより、分解された4本の横棒12、4本の縦棒14及び4つの連結部材16をコンパクトにまとめて、収納袋22に収納することができる。これにより、練習用ゲート10の持ち運びが便利となる。
【0045】
なお、本実施形態に係る練習用ゲート10では、各横棒12及び各縦棒14が、連結部材16に対して取り外し可能とされていたが、各横棒12及び各縦棒14のいずれか又は全部が、各連結部材16に対して固定され、取り外し不能とされる構成とされていてもよい。
【0046】
また、各横棒12及び各縦棒14の全部が固定される構成では、連結部材16を介さず、各横棒12及び各縦棒14が、直接的に溶接等に固定される構成であってもよい。
【0047】
本実施形態に係る練習用ゲート10では、4本の横棒12及び4本の縦棒14が、同じ長さとされていたが、これに限られず、少なくとも、4本の縦棒14と、互いに対向する横棒12A及び横棒12Cと、互いに対向する横棒12B及び横棒12Dと、がそれぞれ同じ長さであればよい。
【0048】
本実施形態に係る練習用ゲート10では、平面視にて四角形状になるように構成されていたが、これに限られず、3本の横棒12、3本の縦棒14及び3つの連結部材16によって平面視にて三角形状になるように構成されていてもよく、五角以上の角を有する多角形状になるように構成されていてもよい。
【0049】
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
【符号の説明】
【0050】
10 練習用ゲート
12 横棒
14 縦棒
16 連結部材
17 角部
20 横棒
32 ボール
G 載置面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
載置面の上方で当該載置面に沿って延設され、それぞれの長さ方向端部同士が連結されて平面視にて多角形をなす3本以上の横棒と、
前記多角形の角部のそれぞれに上端部が連結され、下端部が前記載置面に載置し、それぞれの間がゲートボール用のボールが通過可能な間隔とされた3本以上の縦棒と、
を備えるゲートボールの練習用ゲート。
【請求項2】
前記角部のそれぞれに設けられ、2本の前記横棒のそれぞれの長さ方向端部が取り外し可能に連結されると共に、前記縦棒の上端部が取り外し可能に連結される3つ以上の連結部材
を備える請求項1に記載のゲートボールの練習用ゲート。
【請求項3】
前記3本以上の横棒及び前記3本以上の縦棒は、外径が同径とされる共に同長に構成され、互いを入れ替えて前記連結部材に対して連結可能とされている請求項2に記載のゲートボールの練習用ゲート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−254115(P2012−254115A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−127470(P2011−127470)
【出願日】平成23年6月7日(2011.6.7)
【出願人】(510044419)